国分太一の見えない今後――人権救済や株式会社TOKIO廃業が進まないワケ|サイゾーウーマン
Number_iの演出に不満噴出! BE:FIRST&HANAファンにアクシデントも……芸能ライターが振り返る『ベストヒット歌謡祭2025』|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】ガンバレ私!私ならできる!!|サイゾーウーマン
SixTONES、売り上げ低下でファン嘆くも……アリーナツアー開催が「聡明な判断」といえるワケ|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】そして引っ越し当日……|サイゾーウーマン
木村拓哉の「電撃移籍」報道がスルーされるワケ――煽りと妄想「女性セブン」の中身|サイゾーウーマン
キンプリとNumber_iの共演はどうなる? STARTO勢“復活”報道の『NHK紅白歌合戦』注目ポイント|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】中国旅行記③彼氏作って、年内にまた行く!|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】中国旅行記②万里の長城へ|サイゾーウーマン
中居正広と国分太一、問題の共通点と相違点――日テレがフジの二の舞になる可能性も?|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】中国旅行記①天安門までの行列がエグい|サイゾーウーマン
「令和の妻たちの苦しみとは?」既婚者マッチングアプリ運営女性が見た、結婚・夫婦生活のリアル|サイゾーウーマン
【プウ美ねえさんのお悩み相談】息子に縁を切りたいと言われました|サイゾーウーマン
旧ジャニーズ性加害問題、補償対応は「順調」も……企業コンサルタントが指摘するSMILE-UP.とSTARTOの“課題”|サイゾーウーマン
スクープ連発「女性セブン」、注目記事は? 吉川晃司自伝本「文藝春秋」から出版中止のウラ事情|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】北京空港を2往復して疲労困憊|サイゾーウーマン
【46歳ミドフォー婚活ルポ】ずっと行ってみたかった場所へ|サイゾーウーマン
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のヒットから見る、声優の演技評とソニー・ミュージックとの“深い関わり”|サイゾーウーマン
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松村北斗主演『秒速5センチメートル』、アニメ未見でも受け入れられる理由とは? 賛否から紐解く“改変点”|サイゾーウーマン
【JO1】歴代シングル・アルバム売上枚数データ一覧|2025年10月23日最新情報|サイゾーウーマン
カルチャー
まんが『オバサンと言われても結婚したい!』451話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】マチアプで知り合った韓国人パイロット

2025/11/19 13:30
白戸ミフル(マンガ家)

サイゾーオンラインより】

――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。引っ越しと化粧品検定の試験を終えて、やっと一息……。

451話 「マチアプで知り合った韓国人パイロット」


白戸ミフル(マンガ家)

白戸ミフル(マンガ家)

神奈川県出身。漫画家・ライター。タレント活動の後、マスコミ系の職業を渡り歩き、現在は化粧品メーカーに勤務。合コン歴20年以上、累計回数2500回以上。女性向けwebメディアほか、男性向けメディア、旅系メディア等でライターとして幅広く執筆。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』(ごきげんビジネス出版)、 『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』(キノブックス)

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【アラフォー闘病&婚活記】

最終更新:2025/11/19 13:30
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コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第770回】

国分太一の見えない今後――人権救済や株式会社TOKIO廃業が進まないワケ

2025/11/19 11:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

2018年、TOKIOの元メンバー・山口達也氏の不祥事に関する謝罪会見(写真:サイゾーウーマン)

 高市早苗内閣の支持率が69%(朝日新聞社調査)という高さだ。これまでの保守タカ派ぶりや夫婦別姓反対を主張するなど、特に女性からの支持が低いのではとされたが、ふたを開けたらそうでもないらしい。フェミニストからの批判は大きいが、しかし女性初の首相として今後どんな実績を上げてくれるのか否か、注意深く見ていきたい。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第770回(11/13〜11/18発売号より)
1位「独占キャッチ TOKIOは解散、TOKIO-BAは閉鎖も――『国分太一を見捨てない』」(「週刊女性」12月2・9日合併号)
2位「美川憲一『親友うのも面会拒絶』で不屈闘病」(「女性自身」12月2・9日合併号)
3位「アグネス・チャン語る 70歳美の秘訣は『亡き母の口癖』」(「女性自身」12月2・9日合併号)

株式会社TOKIOに関する不思議な出来事

 6月20日の日本テレビ社長会見から5カ月、さらに日本弁護士連合会に人権救済申し立てを行ってから1カ月たつが、元TOKIO・国分太一の今後が見えてこない。人権救済については結果がどうあれ時間がかかると言われる上、日テレも国分サイドが求める協議に応じる気配もないからだ。

 次なる一手を模索しているとの情報もあるが、そんな中、不思議な出来事が。

 10月31日、株式会社TOKIOの公式サイトで「TOKIO解散に伴う、各スポンサー企業との広告契約におきましては、一連の報道にあるような違約金請求に関する憶測は、事実無根であり、そのようなことは一切ございません」と国分問題で違約金が生じるとの一部報道を否定したのだ。


 株式会社TOKIOは2020年に長瀬智也が脱退表明したのと同時に作られた、ジャニーズ事務所(当時)の子会社だ。リーダーの城島茂が社長に、そして国分太一と松岡昌宏が所属したが、しかし国分コンプラ問題で、国分が活動休止したことでTOKIOも解散、事後処理などが済み次第、廃業すると公表されていた会社だ。

 しかも違約金に関しては、国分の代理人弁護人が人権救済申し立ての会見で「(違約金は)相当な金額になる。下手したら自宅を売らなきゃならない」旨発言したことがきっかけでなされた報道でもある。

 うん? ということは株式会社TOKIOと国分はすでに関係を絶ち、城島と松岡2人の意思で公式サイトに投稿をしたのか? 国分には違約金が発生する可能性があるが、TOKIOというグループにはないってこと? そして、まだ株式会社TOKIOは存続していたのか? 

国分太一、「週刊女性」の興味深い記事

 いろんなクエスチョンがよぎる事態だが、そんな中「週刊女性」に興味深い記事が。廃業するはずだった株式会社TOKIOが現在も存続し、さらに9月にはオフィスを移転までしていたという。記事には「法人として活動せず、清算処理だけならわざわざ移転の必要はない」と指摘されるが、確かに――。


 さらにさらに11月15日時点で取締役として国分が名を連ねているとも。つまり株式会社TOKIOは廃業する気配がなく、また取締役の国分が自分の弁護士会見を否定したことになる。

 不思議な事態だが、ともあれ記事では、これらのことから「言葉どおり受け止めるならTOKIOや国分さんサイドに巨額の賠償請求は行われていないということ」と結論づけている。

 だが、こうした事態や疑問、そして人権救済申し立ても、そもそも国分のコンプライアンス違反が具体的に何なのかがさっぱりわからないからに他ならない。だから事態が進まない。

 中居正広の性加害問題は被害者が存在し、プライバシー保護の問題が大きかったが、その内実は徐々に判明していった。それに比べて国分のケースは被害者がいるように日テレ社長は語っていたが、しかし彼らの告発(匿名も含め)もなければ、ぼんやりとした内容の報道さえない。他テレビ局や制作会社などからの国分コンプラ違反証言もあってよさそうなものだが、それもない。

 ここまで情報が出てこないことは、かなり珍しいことだ。国分自身も具体的事案の詳細がわからないようだし、TOKIOのリーダーだった城島も、松岡もその内容を把握していなかったし。


 やはり国分の会見が必要だ。

美川憲一、神田うのとの関係は?

 美川憲一が公式サイトでパーキンソン病を患っていることを公表して話題になっている。ペースメーカーの埋め込み手術をしたのち、パーキンソン病が発覚したという。今回、「女性自身」は美川の長年の親友として知られる神田うのとの関係をクローズアップ、2人のこんなやりとりを紹介している。

「(うのは美川と)電話で会話はしたそうですが、お見舞いは『来ちゃダメ』と断られたそうです。電話に関しても、出られないときにはたいてい折り返しがあるのに、先日かけたときにはなかったとか。そのため、美川さんの病状を十分に把握できていなかったようです」(美川の知人のコメント)

 記事ではパーキンソン病は顔の表情がなくなってきたり、より進行すると歩行が困難になるなどの運動障害が現れる、そして美川は車いすを使っている、そうした姿を見せて心配かけたくない、そんな美意識から友人との面会も拒み続けていると解説するのだ。

 でも、でも、この記事本当か? というのも10月16日、タレントのはるな愛が情報番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演し「私お見舞いにいきましたけど」とお見舞いに行ったり、電話もかかってくることなどを語っていたから。


 はるな愛も美川と仲良しだが、だったら、うのも当然お見舞いにいっているはずでは? 「自身」はうの本人にも取材していないようだし――。うの本人の反論を待ちたい。

アグネス・チャン、「女性自身」掲載の写真に驚き

 今年8月、70歳の誕生日に『70歳、ひなげしはなぜ枯れない 心と体もしなやかでいるための45のヒント』(‎ワニブックス)を上梓したアグネス・チャン。その際、「週刊女性」に掲載されたインタビュー写真を見て驚いた。すっごく若くてお美しいから。

 そして今回、「女性自身」でアグネスの美の秘訣インタビューとそのお姿写真を見て、さらに驚いた。誰だ! これは!

 すごすぎるアグネスの写真を、ぜひ「自身」誌面で見てほしい。本当にすごいんだから!

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/11/19 11:00
TOKIO問題も長引きそう……
男性アイドル
[男性アイドルファン・最近のHOT TOPIC]

Number_iの演出に不満噴出! BE:FIRST&HANAファンにアクシデントも……芸能ライターが振り返る『ベストヒット歌謡祭2025』

2025/11/18 21:00
阿部ベア(ライター)

サイゾーオンラインより】

(左から)Number_i・岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀(写真:サイゾーウーマン)

 11月13日、毎年恒例の音楽特番『ベストヒット歌謡祭2025』(日本テレビ系、以下『ベストヒット歌謡祭』)が放送された。MCは宮根誠司、ウエンツ瑛士が担当し、大阪・大阪城ホールから3時間にわたる生放送を実施。総勢25組の豪華アーティストが集結し、事務所の垣根を越えたコラボレーションなどが反響を呼んだ。この記事では、SNSが騒然となったシーンや話題を中心に振り返っていきたい。

4人で初パフォーマンスのAぇ! group、末澤誠也のヘアスタイルにファン感激のワケ

 今回、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)からはKis-My-Ft2、なにわ男子、Aぇ! groupの3組が参加。中でもSNS上のファンの注目を集めたのは、活動休止中の草間リチャード敬太を除くメンバー4人で出演したAぇ! groupだ。

 草間は10月4日、東京・新宿区のビルの出入り口付近で自身の下半身を露出させた疑いがもたれ、公然わいせつの疑いで警視庁に逮捕された。事務所サイドは同日中に草間の活動休止を報告し、本人は6日午後に釈放された。そして『ベストヒット歌謡祭』当日の11月13日、東京区検が同日付で草間を略式起訴したことが明らかに。この処分に対して、STARTOファン以外のネットユーザーからもさまざまな意見が飛び交う中、Aぇ! groupメンバーがその日の生放送歌番組に登場したわけだ。

 4人でステージに立った彼らは、1stアルバム『D.N.A』(今年2月18日発売)のリード曲「Hello」を力強く歌唱。グループ最年長の末澤誠也は伸びた髪を後ろで1つに結んでおり、その結び目のあたりには緑色を基調とした紐状の飾りのようなものが見えていた。

 これに一部ファンが注目し、過去に草間がつけていたヘアエクステンションに色や形状が「似ている」との声が上がった。草間の居場所を示すようなアイテムを、末澤が受け継いで身につけていたのではないかと考えたようだ。


 SNS上のファンたちは「“リチャードも一緒にいる”って言ってくれているみたい。こういうところが大好き」「誠也くんが髪を結んでいた紐、リチャくんのエクステに見えた。“5人だよ”って伝えてるように思えた」などと感激。

 草間の思いも背負い、“分身”と一緒にステージに立った……。これが事実ならば感動的なストーリーだが、一部ファンからは「前に使ったエクステを保管しているわけないでしょ」という冷静な指摘も。果たして、この真相が明らかになる日はやって来るだろうか。

Number_i、“メンバーの顔が見えない”演出にファンから不満の声

 また、ボーイズグループではKing&Prince(以下、キンプリ)の元メンバー・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太からなるNumber_iも出演。2ndフルアルバム『No.Ⅱ』(9月22日発売)より、「Numbers Ur Zone」をパフォーマンスした。

 3人はそれぞれヒップホップ系のファッションに身を包み、平野は黒いキャップ、岸は黒のニット帽にサングラス、神宮寺は頭にバンダナを巻いたスタイルで登場。曲の途中でダンサー6名が合流し、ステージに華を添えた。


 間奏のダンスシーンではセンターに立つ平野と、ダンサー2名が横並びになる瞬間も。フォーメーションによっては、ダンサーが舞台の前方に立つこともあり、完全なる“バックダンサー”ではない場面もあった。

 昨年1月に1stデジタルシングル「GOAT」でデビューして以降、ヒップホップを中心とした先鋭的な楽曲を次々に発表し、世間を驚かせてきたNumber_i。キンプリ時代の王道アイドルのイメージとは異なり、アーティスト路線を極めつつある彼らだが、かねてからのファンの中には、単純に「顔が見たい」という人たちも少なくないようだ。

 生放送の大型特番でパフォーマンスが見られることを喜ぶ声はもちろんのこと、「メインの3人が帽子やサングラスをしていて、ダンサーの顔のほうがしっかり見えてた。衣装もダンサーと同じような服なのはやめてほしい」「せっかくリアルタイムで番組を見れたのに、Number_iメンバーの顔は拝めないし、9人組になってる」「テレビでくらいは顔を見せて。ビジュアルも大きな魅力の1つだよ」などと不満の声も上がっていた。

 Number_iは、大みそかの『第76回NHK紅白歌合戦』への出場が決まったほか、12月は『2025 FNS 歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系、同3日放送)への出演も控えている。ファンの悲痛な叫びは届くのか――。

香取慎吾、裏配信でのSMAPを思わせる発言にMCのニューヨークも歓喜!

 一方でテレビの生放送以外では、ytv公式YouTubeチャンネル、LINE VOOMでの同時生配信企画『ニューヨークの“裏”ベストヒット歌謡祭』も進行しており、お笑いコンビ・ニューヨークがメインMCを担当。『ベストヒット歌謡祭』に出演するアーティストが特設ブースを訪れ、ニューヨークとトークを楽しんでいた。


 そんな“裏配信”では、元SMAP・香取慎吾が自由奔放な言動でニューヨークを振り回し、現場を騒然とさせた。今回、香取は『ベストヒット歌謡祭』の番組前半、3rdアルバム『Circus Funk』(5月28日発売)収録の「Circus Funk(feat. Chevon)」を披露。ダンサーを従え、骨太なパフォーマンスを見せつけた。

 香取は2023年に同番組に出演した際も裏配信に参加していたが、ニューヨーク・嶋佐和也と屋敷裕政は、彼がプライベートで「でかい箱を買った」と明かしたエピソードが印象に残っていたとか。

 屋敷から「今年、何買いました?」と質問された香取は、「(前に話したのは)人が入るぐらいの箱ね。あれ今ね、5台ある。増えた」と報告。それは大きなオブジェのような箱だそうで、「5人入れるよ」「『5人』って言ったら、グループ時代のことをちょっと思い出して……」とボソリ。下を向き、涙を拭うような仕草を見せ、現場が笑いに包まれた。

 屋敷は「ヤバ! オモロ! 絶対、俺らからは仕掛けられへんことしてくる」と反応し、嶋佐も立ち上がって拍手をしながら、「マジありがてぇわ!」と歓喜。今年1月、元SMAPメンバー・中居正広が芸能界を引退し、表舞台での5人の“再集結”が難しくなっただけに、何とも寂しさが込み上げる一幕でもあった。周囲が触れづらい話題に自ら切り込むという、ベテランならではの余裕とサービス精神はさすがといったところ。裏配信とあって、本編ではなかなかできないような発言で場を盛り上げていた。

BE:FIRST&HANA出演のBMSG、番組観覧当選者への通知が「生放送当日に届く」アクシデントも

 なお、番組や裏配信の内容自体には直接的な関係はないものの、放送外ではちょっとしたアクシデントが起こっていたようだ。生放送当日、会場の大阪城ホールには番組公式サイトや各出演アーティストがファンクラブを通して募った番組観覧に当選した観客が多数詰めかけていた。


 そんな中、ラッパー・SKY-HI(AAA・日高光啓)が代表取締役CEOを務める音楽プロダクション・BMSGからの番組観覧当選通知とチケットが、「生放送当日に届いた」といった投稿がX(旧Twitter)やテキストベースの会話アプリ・Threadsに複数上がった。

 同事務所からは、ボーイズグループ・BE:FIRSTが出演したほか、BMSG傘下の芸能事務所・B-RAVEからはラッパー・ちゃんみなのプロデュースのもと今年デビューし、一気にブレークしたガールズグループ・HANAが登場。2組のファンはそれぞれに応募したようだが、放送日の13日に当選案内と入場チケットが到着した人がいたという。SNSにアップされている写真を見る限り、書面の日付は10日になっていたが、配送状況によって到着に遅れが生じたのだろう。

 『ベストヒット歌謡祭』は13日午後7時~午後9時54分の放送にもかかわらず、当日午後に「4時30分にポストを開けたら招待状が届いていた」「こんなギリギリに届くことある?」「チケットが届いていたことにさっき気づいた……。前日は届いてなかったから、今日届いてる」とショックを受ける声が相次いだ。

 中には「仕事から帰宅したら当選の書面が来てた。今から大阪城ホールに間に合うわけがない。BE:FIRSTとHANAが見たかった……」などと愚痴をこぼしていたものの、なんとか会場に駆けつけることができたファンもいたようだ。ちなみに、大阪府内在住の当選者の書き込みによると、封書は速達ではなく普通郵便だったとのこと。

 なお、番組公式サイトで募集していた観覧枠の場合は、電子チケットアプリでの入場方式だったとのこと。今後は各アーティストのファンクラブも、郵送ではなくこうしたシステムの導入を検討すべきだろう。

 今年もさまざまな話題を振りまいた『ベストヒット歌謡祭』。来年はどんな顔ぶれが集結するのか、早くも楽しみでならない。

(文=阿部ベア)

阿部ベア(ライター)

阿部ベア(ライター)

芸能ライターとして数々のスクープを世に出す傍ら、漫画原作者としても活動。くらげバンチにて『#違法ガール』『トウ狂女子図鑑』を連載中。緻密な取材に基づいた人物描写を得意とする。

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最終更新:2025/11/18 21:00
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2025/11/16 13:30
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450話 「ガンバレ私!私ならできる!!」


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SixTONES、売り上げ低下でファン嘆くも……アリーナツアー開催が「聡明な判断」といえるワケ

2025/11/13 15:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

来年1月からベストアルバムを引っ提げたアリーナツアーを行うSixTONES(写真:サイゾーウーマン)

 11月6日、SixTONESが2026年1月に初のベストアルバム『MILESixTONES -Best Tracks-』をリリースし、全50公演ものアリーナツアー『MILESixTONES』を行うことを発表した。近年、SixTONESはドーム会場での公演が定番となっていただけに、SNS上では驚きの声やその理由を詮索する声が続出している。

SixTONES、2026年1月にベストアルバム発売&アリーナツアー開催へ

 SixTONESは、20年1月22日にSnow Manとの合同シングル「Imitation Rain/D.D.」(SixTONESがメイン)、「D.D. / Imitation Rain」(Snow Manがメイン)をリリースし、CDデビュー。今年で5周年の節目を迎えた。

 STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストは、旧ジャニーズ事務所時代から5年刻みで周年を祝い、ベストアルバムの発売や記念のコンサートツアー開催など、ファンに“恩返し”するパターンが恒例となっている。

 同時デビューしたSnow Manの場合は、今年に入りデビュー記念日の1月22日にベストアルバム『THE BEST 2020 – 2025』をリリース。さらに、4月に東京・国立競技場で、6月には神奈川県・日産スタジアムにて初のスタジアムライブ『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』を開催し、5周年イヤーを盛り上げていた。

 かたや、6人組でグループ名に「Six」が入っていることもあり、「6」という数字を大事にしてきたSixTONESは、今年1月22日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ内で、メンバーの松村北斗が「グループ名にかけて5周年はパスして6周年を大切な年にすることにした」(原文ママ)と宣言。実際、Snow Manがベストアルバムを発売してスタジアムライブを行った一方で、SixTONESはデビュー5周年を押し出したイベントは実施していなかったのだ。


 そんな中、ようやくSixTONESが来たる26年1月21日にベストアルバム『MILESixTONES -Best Tracks-』をリリースし、全11都市をめぐるツアー『MILESixTONES』のスケジュールを公表。ツアーは1月7日に福岡・マリンメッセ福岡A館で開幕し、6月14日の沖縄・沖縄サントリーアリーナまで全50公演を予定しているという。

SixTONES、CD&ライブ円盤の売上低下……最新作『YOUNG OLD』は自己最低を更新

 なお、SixTONESといえば、23年のツアー『慣声の法則』で6都市をめぐったあと、4月に京セラドーム大阪と東京・東京ドームで、グループとして初の単独ドーム公演を開いている。昨年のツアー『VVS』は4大ドーム(大阪・福岡・愛知・東京)、今年1~4月の『YOUNG OLD』は5大ドーム(東京・福岡・大阪・北海道・愛知)にスケールアップしており、このところドームクラスでの単独公演が続いていた。

 それだけに、今回のツアーの発表を受けて、STARTO ENTERTAINMENTの一部ファンからは、デビュー当時のライバルだったSnow Manとの“差”を指摘する声が上がっている。というのも、Snow Manの場合はデビュー以降もシングルやアルバムの売り上げが伸び続けており、近年はミリオン(100万枚)に届くことも。昨年2月発売のシングル「LOVE TRIGGER / We’ll go together」は初週119.3万枚(オリコン調べ、以下同)を記録。自身初の初週ミリオンを達成した。その人気ゆえに、コンサートも23年からドームツアーが主流となっている。

 一方、SixTONESは初の単独シングルとなった「NAVIGATOR」(20年7月発売)こそ初週62.2万枚のヒットとなったが、以降は初週30~50万台を行き来している。さらに、今年9月発売のシングル「Stargaze」の初週記録は33.0万枚で、過去最低をマークしてしまったのだ。


 加えて、映像作品の売り上げも如実に低下しており、昨年10月発売のDVD&Blu-ray『VVS』はDVDが初週7万7483枚、Blu-rayは16万3682枚で、合計24万1165枚という歴代最低記録となった。

 そして、今年1~4月に行ったドームツアーの模様を収めた映像作品『YOUNG OLD』(10月29日発売)の売り上げは、DVDが6万5951枚、Blu-rayは14万3599枚で、合計は20万9550枚にダウン。前作『VVS』を下回り、自己最低を更新した。

 こうした状況もあり、一部ではSixTONESの人気低下によって、ドーム規模の公演ができなくなったのではないか……と見る向きもあるようだ。

 しかし、SixTONESファンの多くは「ファンのことを思って、できるだけ全国を回ってアリーナで50公演やって、近い距離で会おうとしてくれるSixTONES、愛しかない」「SixTONESファンの9割以上はアリーナツアーを待ち望んでいたんだよ。外野のファンにとやかく言われる筋合いはない」「ドーム公演が定番になった頃にアリーナツアーをやってくれるのは本当にありがたい。さすがにチケットは当たらないかなと思ったけど、公演数を多くしてくれて神すぎる」と、今回のアリーナツアー開催を前向きに捉えているようだ。

「パワーダウンなどではまったくない」――SixTONESのアリーナツアー開催は「聡明な判断」といえるワケ

 書籍『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)、『夢物語は終わらない ~影と光の“ジャニーズ”論~』(文藝春秋)の著者・霜田明寛氏は、SixTONESのツアー規模を踏まえて、以下のように語ってくれた。


「この件を聞いて思い出したのは、関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)でした。彼らもグループ名にちなんで8周年をアニバーサリーイヤーとしていましたし、07年に初のドームコンサート『関ジャニ∞ えイトっ!ホンマ!?ビックリ!! ドームコンサート in OSAKA』(大阪・京セラドーム大阪)を行ったあとに、47都道府県を巡るツアー『全国47都道府県 完全制覇!!関ジャニ∞ えっ!ホンマ!?ビックリ!! TOUR 2007』を実施しています。このツアーは、アリーナはおろかホールクラスまでが対象会場となりましたが、距離感が近く感じられたことで、彼らの人気の土台を盤石なものにした印象があります。近年ではファンがアーティストを『ドームに連れていきたい』といった空気になり、大きい会場でライブをやることがよしとされがちですが、会場が小さくなることで感じられるよさもあります」

 前述の通り、SixTONESは単独でのドームツアーを経験しているが、霜田氏は「あえてアリーナツアーをするのは、パワーダウンなどではまったくなく、ファンへの感謝の気持ちの表明なのでは」とも指摘する。

「確かに『YOUNG OLD』の映像作品の売り上げは最低記録となってしまったようですが、一方で今年は5月17日から楽曲のストリーミング配信も解禁されましたし、4月より初の民放冠レギュラー番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)も始まって認知も広まるなど、新規のファンも増えやすいタイミング。全国11都市でのツアーは参加ハードルも下がりますし、初めて彼らのコンサートに行きたい層からすれば絶好の機会にもなりますので、総じて聡明な判断と言えるのではないでしょうか」

 アリーナツアーに期待が高まる中、ファンの間ではドーム公演の追加発表を願う声も寄せられている。26年は、SixTONESとファンにとって特別な1年になりそうだ。

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最終更新:2025/11/13 15:00
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まんが『オバサンと言われても結婚したい!』448話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】そして引っ越し当日……

2025/11/12 13:30
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 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。長年の夢だった、万里の長城に上って中国旅行を満喫している。

449話 「引っ越し当日、何とかなると思っていたが……」


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最終更新:2025/11/12 13:30
次の引っ越しまで開封しない段ボールあるよね
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コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第769回】

木村拓哉の「電撃移籍」報道がスルーされるワケ――煽りと妄想「女性セブン」の中身

2025/11/12 10:30
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

木村拓哉(写真:Getty Imagesより)

 「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が名誉毀損の疑いで逮捕・送検された。「発言した事実について争うつもりはない」と供述しているらしいが、政治的目的でフェイクや根拠なきデマ、誹謗中傷を意図的に流し、かつ人々を扇動するという立花党首の行為は今後どう裁かれるのか。世論の動向とともに司法の判断を注視したい。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第769回(11/6〜11/11発売号より)
1位「木村拓哉 電撃移籍へ SMAP解散から10年重大決意」(「女性セブン」11月27日号)
2位「嵐紅白に松潤難色『大野智が間に合わない』」(「女性自身」11月25日号)
参照「嵐 1768日ぶり生配信『何も言えなかった』理由」(「女性セブン」11月27日号)
参照「嵐の“暗黙ルール“『リーダーを守れ!』」(「週刊女性」11月25日号)
3位「中居正広“解禁”へ『W主演ドラマ』配信計画」(「女性セブン」11月27日号)

“木村拓哉電撃移籍”という「女性セブン」の煽り記事の中身

 驚きの大スクープかと思った。「女性セブン」に踊った“木村拓哉電撃移籍”の文字。木村拓哉が所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT」からついに独立!? これで旧ジャニーズからSMAPが完全消滅!? 本当なら大スクープ! しかし他メディアは沈黙したままだ。何があったのか! と思ったら「セブン」記事は“東スポ”だった――。

 タイトルだけ見たら誰しも思うよね。キムタクがスタエンから独立するって。でも全然違いました。レコード会社をチェンジするんだってさ。これまでのレコード会社ビクターエンタテインメントから移籍する計画が持ち上がっているらしい。

 確かにアーティストが長年お世話になったレコード会社から移籍するのは、ある種のニュースにはなる。しかもビクターといえば、SMAPがデビューしてからずっとお世話になってきたレコード会社だ。SMAP解散後は、木村のソロ活動を支えてきた会社でもある。


 しかし動画サイトや配信サービスが一般化して、レコード会社という巨大組織でなくても個人でさまざまな発信もできるようになった。またSMAP独立騒動をきっかけに芸能事務所移籍が以前より安易になったのと同様、レコード会社移籍も以前よりは難易度が下がっている。

 でも。だからといって、「セブン」のタイトルはないよね(笑)。だからなのか、このネタはメディアからもスルーされ、現時点では「NEWSポストセブン」にも掲載されていない(笑)。

願望と妄想が入り混じった“SMAP再集結”説

 しかし「セブン」はすごかった。タイトルの“東スポ化”だけでは物足らず、キムタクのレコード会社移籍説(現時点ではまだ移籍さえしていないから)をきっかけにして、“SMAP再集結”説までぶち上げているのだから。

「芸能界に大きな影響力を持つ木村の独立か移籍が実現すれば、これまでにない大きなチャンスとなり、SMAPの再結集も現実味を帯びてくる」
「極論をいえば、草彅さんや香取さんたちの『新しい地図』と共演することも可能なわけですからね」(レコード会社関係者のコメント)


 木村のレコード会社移籍とSMAP再結集――かなり飛躍していると思うが、「セブン」はそうは思わないらしい。そしてこの再結集論には、キムタク移籍以外にもこんな“根拠”を示すのだ。

「一縷の望みは、このタイミングで中居さんが関係者を通じて木村さんとの対話を求めているという話があること。ツートップが再会すれば、それだけでも事態が大きく動くため。ファンや関係者は固唾をのんで見守っています」(芸能リポーターのコメント)

 木村と中居の邂逅――木村が中居と対話するなんて、現在の状況を考えれば、そんなハイリスクなことを賢明な木村がするとは到底思えない。煽りタイトルに願望と妄想が入り混じった特集記事だった。

嵐、『紅白』出場情報の裏側

 11月3日、嵐が1768日ぶりに生配信! 待ちに待った5人そろっての表舞台登場にもちろん女性週刊誌3誌ともに特集を組んでいる。3誌ともそろって中心にしたのがリーダーの大野智だ。精神のリハビリ中で体力づくりなどはまだこれからなこと、しかし10キロのダイエットをしたことなど、大野の現状を紹介しているが、注目すべきは「女性自身」だ。

 生配信での大野の“体力づくりなどは行っておらず、コンサートに向けた体力づくりはこれから”という旨の発言をクローズアップ、『NHK紅白歌合戦』でのパフォーマンスを披露できるような状況に至っていないとして、こんな衝撃情報を。


「メンバーの松本潤さん(42)が難色を示しているというのです」
「松本さんとしては、不完全な状態での嵐をファンに見せたくない。だからこそ紅白出場にあたって、大野さんの体力・メンタル面での調整が『(大みそかまでに)間に合わない』と危惧しているようです」

 しかも大野本人は紅白出場にOKを出しているというから、穏やかではない。そして「自身」といえば、2週前の11月11・18日合併号で「嵐紅白出場へ」という記事を掲載していたばかり。嵐の紅白出場はまだ何も決まっていないし、マスコミも掴みきれていないということだけは確かのようだ。

中居正広、松本人志と共演のドラマが配信!?

 松本人志の復帰の有料配信サービス『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』がスタートした。しかし当初出演予定だと報じられていた相方の浜田雅功は“不在”であり、しかも“松本復帰礼賛“のニュースサイトなどは、そのことをなぜかスルーしている。

 そんな中、『DOWNTOWN+』で“盟友”の中居正広がゲスト出演するうわさがあると「女性セブン」が報じている。それだけでも驚きだが、松本と中居が共演した2000年のドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)の配信の可能性もあるのだとか。さらにさらに、その背景には日テレの思惑があると「セブン」はこう解説している。

「日テレは大晦日のキラーコンテンツ『笑ってはいけないシリーズ』の完結編を制作したいともくろんでいるのです」(テレビ局関係者のコメント)

 国分太一“人権救済問題”を抱える日テレが、“性加害問題”を放置したままの松本の地上波復帰に協力する――。さあ、どうなるでしょう。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/11/12 10:34
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キンプリとNumber_iの共演はどうなる? STARTO勢“復活”報道の『NHK紅白歌合戦』注目ポイント

2025/11/09 21:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

昨年『紅白』に初出場したNumber_iの3人(写真:サイゾーウーマン)

 12月31日午後7時20分~11時45分にかけて放送される年末の風物詩『第76回NHK紅白歌合戦』(以下『紅白』)。例年通りであれば、11月中旬頃に出場歌手が発表される見込みであり、一部スポーツ紙や週刊誌では、すでに初出場組や目玉となるアーティストなどを報じている状況だ。

『NHK紅白歌合戦』STARTO勢が2年連続不出場の中、新規起用再開で音楽番組に出演

 今年の『紅白』は、放送100年を締めくくる節目の回。番組のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」に決定し、司会は女優・綾瀬はるか、今田美桜、お笑い芸人・有吉弘行、NHK・鈴木奈穂子アナウンサーの4名が務める。

 出場歌手の公表が迫る中、今年はSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所/以下、STARTO)のアーティストが“復活”するのかどうか、業界内外から注目が集まっている。2023年に事務所創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題が大騒動に発展したことを受け、旧ジャニーズ勢は23年、24年と連続で『紅白』に出ていないからだ。

 なお、その前の22年に遡ると、白組22組中、ジャニーズ(当時)からはSixTONES、なにわ男子、Snow Man、King&Prince(以下、キンプリ)、関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)、KinKi Kids(現DOMOTO)の6組が出場。さらに、嵐・櫻井翔が「スペシャルナビゲーター」という役割で進行に参加したほか、ゲスト審査員として、翌年の大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める嵐・松本潤も出演した。

 しかし、旧ジャニーズとNHKをめぐっては“局内での性加害疑惑”が浮上した影響もあり、これまでのような蜜月関係ではなくなっていった。23年9月にNHK・稲葉延雄会長が定例記者会見を行い、「被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで」は旧ジャニーズタレントの新規起用を見送るという方針を明らかに。その後、11月に『紅白』出場歌手を発表した際も「NHKの全体方針に沿って進めた結果」としていたのだ。


 その後、24年4月に旧ジャニーズタレントの受け皿となる会社・STARTOが本格始動。NHKは同年10月16日に開いた定例会見の中で、STARTO所属タレントの新規起用を再開すると宣言し、今年2月25日放送の音楽番組『うたコン』(NHK)にAぇ! groupが出演したことを皮切りに、同局の音楽番組『Venue101』などにもSTARTOのアーティストが登場するようになった。

『NHK紅白歌合戦』STARTO勢の“復活”報道――各誌の出場者予想まとめ

 こうしてNHKとSTARTOが“雪解け”状態になり、いよいよ『紅白』にSTARTO勢が戻って来るのではないかと、一部メディアが伝えている。例えば、10月20日配信の「日刊スポーツ」のウェブ版記事では「NHK紅白にスタート社所属アーティスト3年ぶり復活で調整 複数グループ出場か」(原文ママ、以下同)と報道。

 同16日に行った定例会見の中で、NHKの山名啓雄メディア総局長は『紅白』出場アーティストの基準について、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画テーマにふさわしいか」の3つを提示。STARTOに関しては「アーティストの皆さんがそこにはまれば、もちろんそこも含めて検討しているということだと思います」とコメントしていた点を報じていた。

 一方、同21日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によれば、今年の『紅白』の総合プロデューサーは、『うたコン』のプロデューサーが務めるとのこと。記事内で、芸能プロ関係者は「2月にオーディション番組から新メンバーが加入した『timelesz』や『King & Prince』などの名前が挙がっているようです」と話している。


 また、来年春頃に開催のコンサートツアーをもって活動を終了すると発表している嵐には、「なんとしてでも出場してもらいたいようです」とも話しており、彼らが“STARTO枠”の命運を握っていると指摘していた。

 同23日発売の「フライデー」(講談社)も、同じく『うたコン』の制作統括が『紅白』のプロデューサーを担当すると伝えているほか、NHK関係者が「今年は3年ぶりに旧ジャニのアーティストを解禁する予定です」と証言。Snow Manとtimeleszにオファーをかけているというが、司会の綾瀬とSixTONES・ジェシーの熱愛報道の影響により、SixTONESの出演については「難しいでしょうね……」と漏らしていた。

 そして、NHK関係者は嵐に関して「すでに大トリでオファーをかけているといいます。しかし、リーダーの大野智(44)が難色を示しているようで、交渉はギリギリまで続きそう」と語っている。

 このほか、同28日発売の「女性自身」(光文社)では、音楽関係者が「NHKとしては嵐を目玉に据え、デビュー曲や人気曲のスペシャルメドレーを想定しているといいます」と述べていた。

 ちなみに、STARTO以外のボーイズグループだと、前出の「週刊女性」がLAPONEエンタテインメント所属の11人組グローバルボーイズグループ・INI、スターダストプロモーションに所属する5人組ダンスボーカルグループ・M!LKを出場歌手の候補に挙げていた。


今年の『NHK紅白歌合戦』、芸能ライターが注目する2組とは?

 今回の『紅白』について、芸能ライター・阿部ベア氏は以下のように注目ポイントを語った。

「個人的には、キンプリ・永瀬廉と高橋海人、そして元キンプリメンバー・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太からなるNumber_iが『紅白』で共演を果たすのかどうかが気になるところです。周知の通り、NHKとSTARTOはここ1~2年で関係が悪化していたものの、今年に入って元に戻りつつあります。『週刊女性』は、STARTOからtimeleszとキンプリの2組が『紅白』に出る可能性を伝えていましたが、キンプリは9月9日に放送された『うたコン』に出演していますし、10月18日には『Venue101』の特別企画として、『Venue101 Presents King & Prince LIVE SPECIAL』なる番組も放送されました」(芸能ライター・阿部ベア氏)

 23年5月22日にキンプリを脱退し、その後Number_iを結成して24年元日に鮮烈なデビューを飾った平野、岸、神宮寺の3人は昨年、新グループとしては初めて『紅白』に出場。今年も引き続きNHKとの接点を持っており、音楽番組『SONGS』(4月10日放送)、『Venue101』(5月24日放送)に登場したほか、11月1日には同じく『Venue101』の派生版『Venue101 Presents Number_i THE LiVE』がオンエアされたばかりだ。また、同3日に東京ドームで開催され、Number_iが大トリを務めたライブイベント『MUSIC EXPO LIVE 2025』の模様は、NHK総合(12月12日)などで放送が予定されている。

「他局の音楽番組にも登場しているNumber_iですが、キンプリの2人とガッツリ共演する機会はいまだにありません。『ミュージックステーション SUPER LIVE 2024』(テレビ朝日系、12月27日放送)など、同じ大型特番に出るタイミングこそあったものの、出演時間が分かれるなどし、すれ違いで終わっていました。そんなキンプリとNumber_iが、ともに『紅白』に出場するとなれば、話題性は抜群。毎年、『紅白』サイドは視聴者の興味を引きつけるような企画を用意したがりますから、キンプリとNumber_iの共演も当然、視野に入れているはず。もし実現した際は、SNS上が大騒ぎになるでしょうね」(同)

 例年と同じならば、11月中旬頃には初出場組の発表会見があり、同時に出場アーティストも判明するだろう。ボーイズグループはどんな顔ぶれが集まるのか、注目が集まる。

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オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン]

最終更新:2025/11/09 21:00
カルチャー
まんが『オバサンと言われても結婚したい!』448話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】中国旅行記③彼氏作って、年内にまた行く!

2025/11/09 13:30
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――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。長年の夢だった、万里の長城を目的に中国へ。3日目にしてようやく目的に到着した。

448話 「中国旅行記③彼氏作って、年内にまた行く!」


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神奈川県出身。漫画家・ライター。タレント活動の後、マスコミ系の職業を渡り歩き、現在は化粧品メーカーに勤務。合コン歴20年以上、累計回数2500回以上。女性向けwebメディアほか、男性向けメディア、旅系メディア等でライターとして幅広く執筆。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』(ごきげんビジネス出版)、 『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』(キノブックス)

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【アラフォー闘病&婚活記】

最終更新:2025/11/09 13:30
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カルチャー
まんが『オバサンと言われても結婚したい!』447話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】中国旅行記②万里の長城へ

2025/11/05 13:30
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【前回まで】

 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。長年の夢だった、万里の長城を目的に中国へ。英語が通じないことで四苦八苦することに。

447話 「中国旅行記②万里の長城へ」

 


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最終更新:2025/11/05 13:30
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コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第768回】

中居正広と国分太一、問題の共通点と相違点――日テレがフジの二の舞になる可能性も?

2025/11/05 09:30
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

独立会見での中居正広(写真:サイゾー)
独立会見での中居正広(写真:サイゾー)

 またしても心配だ。SNSなどで話題になっている歌手・華原朋美の激やせ情報、Xの写真で激やせが話題となっているから。これまで痩せたり太ったりが私生活スキャンダルと連動するように話題になってきた華原。近年も結婚出産をめぐり、夫のDV疑惑や“親友”高嶋ちさ子騒動もあったが、今回も何かあるのか? 心配だ。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第768回(10/30〜11/4発売号より)
1位「目撃撮 中居正広 国分太一と連携『人権を取り戻す!』」(「女性セブン」11月13・20日合併号)
2位「永野芽郁『おそろいパンツで』“元パートナー”とライブ参戦」(「女性セブン」11月13・20日合併号)
3位「米倉涼子 それでも帰らない恋人と迫る『巨額違約金』」(「女性セブン」11月13・20日合併号)
※「女性自身」「週刊女性」は合併号休み

国分太一の人権救済申し立てで日本テレビが危ういワケ

 こちらも心配だ。合併号を乱発する女性週刊誌だ。部数減で経費削減がその陰にあるからね。ということで今週は「女性セブン」のランキング!

 コンプライアンス違反で芸能活動を休止している国分太一が日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた一件について、「セブン」が中居正広と関連付けた特集を組んでいる。今回の国分の行動に触発された中居が同じく人権救済を申し立て、国分と連携するかもしれないというのだ。

 確かに同じく旧ジャニーズだし、知り合いだし、性暴力、セクハラ、パワハラ、コンプライアンスと類似は多々あるから2人を結びつけたくなる気持ちはわかる。しかし国分と中居は、その性質が違うと思う。


 今回、人権救済を訴えた国分の申立書や、それを報じるマスコミ報道をベースにすれば、国分のコンプライアンス違反を断じ、番組降板を即決した日本テレビの危うさがある。

 国分サイドによれば、国分は日テレから別の理由で呼び出され、コンプラ担当と弁護士から突然事情聴取された。しかもコンプライアンス違反について、どんな行為や言動がコンプライアンス違反なのか、具体的説明は一切なく、かなり誘導的なものだったという。いくつか身に覚えのあった国分は混乱しながらもそれを肯定したため、その場で番組降板を言い渡された。

 そして大きなポイントがここだ。“被害関係者の特定につながるような言動はNG”と言われ、対外的に説明することも封じられたことだ。国分は会見を開き、説明責任を果たした上で謝罪をしたいと考えていたというが、それが封じられてしまったのだ。広い意味で言論弾圧とも言える。

 しかも日テレの説明によれば、国分の行為は刑事責任を問えるようなものではないらしい。さらに今回、人権救済を訴えてその経緯を説明する会見を開いた国分の弁護士だが、会見前には日テレサイド(代理人弁護士)から“恫喝的”な会見中止の要請があったという。そして日テレは国分の対応に不快感を表し、現時点で対話に応じないとの姿勢を崩していない。


中居正広のケースが国分の一件と違う点

 一方、中居ケースはどうだったかというと、性加害という犯罪行為にあたる可能性が高い行為であり、当初フジテレビは中居と共犯的にその事実を矮小化し隠蔽しようとした。そして中居は、ことが発覚するや説明責任を放棄する形で早々に芸能界を引退してしまった。

 こう列挙すると、2人ともテレビ局という巨大組織に“切り捨てられた”のは同じだが、その構造は随分とちがう。そして今回の日テレがもっとも恐れたのは中居・フジ問題の二の舞いであり、その恐怖のあまりに対応が拙速すぎるものとなってしまったのではないか。

テレビ局の無責任、メディアの問題

 そして浮かび上がってくるのがテレビ局の無責任、無反省ぶりだ。ジャニー喜多川氏の性加害問題に端を発し、その後の松本人志、中居正広の問題でもスルーしたり責任転嫁したり、反省しているとは到底思えない。

 また芸能事務所とのズブズブの関係にしてもしかり。今年9月には公正取引委員会がタレントと芸能事務所との契約内容を適正化するための指針を発表したが、そこに大きく関わるメデイアの問題は放置されたままだ。その上、これらの問題に関してメディアもきちんと説明し、改善しようとはしない。

 そして国分の状況に関して「セブン」はこう解説している。


「時間はかかりそうですが、潮目が変わる可能性は充分ある」(テレビ局関係者のコメント)

 今後の日テレの対応次第では、本当にフジの二の舞いになる可能性は充分ある――。

永野芽郁、新しい恋(!?)報道

  田中圭との不倫騒動で、すっかり肉食系と認知された永野芽郁。過去の男(坂口健太郎とか)の問題も蒸し返されたりしたが、今回もやってくれました!

 「女性セブン」によると、代々木体育館で行われた平井大のライブに現れた永野だが、隣には元マネジャーのA氏が。A氏はももいろクローバーZ・百田夏菜子の実弟(つまり堂本剛の義弟)で、永野のマネジャーでもあったが、しかし不倫騒動の責任を取って今年6月事務所を退社した人物だという。

 2人はライブ後も一緒にディナーをふざけあいながら取っていたらしい。記事によると、2人は“旧知の盟友”という間柄と紹介されているが――。


 信じがたい。記事に描かれている2人の服装を見るだけでも、どうしてもそうは思えない。永野はプラダのデニムパンツにセリーヌのカチューシャ、A氏は永野とおそろいのデニムパンツにセリーヌのトレーナー。おそろいのおしゃれコーデ。なぜ「セブン」が2人を恋人でないかのように断定したかは不明だが、永野の新しい恋、よいではないか!

 もう“清純派”なんて古臭い。そんな既成のイメージなんてクソ食らえ! 振り切って、ますます素敵な女優さんになってほしい。そんな永野の熱愛記事だった。

米倉涼子の心配な状況

 こちらもかなり心配な状況だ。麻薬取締部から自宅の家宅捜索を行われたと報じられた米倉涼子だが、来年2月に配信が予定されていた『エンジェルフライト THE MOVIE』の公開が危機に陥っているという。

 米倉サイドから公開を延期または中止したいとの申し出があったらしい。確かに、普通に考えても今は身動きができる状況にはないだろう。恋人と半同棲の自宅に薬物疑惑で家宅捜索が入り、どちらが使っていたのか所有者なのか、それとも双方なのかなどわからず、しかし恋人は祖国・アルゼンチンに帰ってしまったまま。

 捜査当局も動きが取れないとの報道もあるが、一方の米倉も身動きが取れない。そんな膠着状況が続き、今後の展開では違約金の問題も――。

 心配だ。早くケリがついで表舞台に姿を表してほしい。日本が誇る名女優の一人なのだから。心配だ。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/11/05 09:30
盛者必衰、日テレも?
カルチャー
まんが『オバサンと言われても結婚したい!』446話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】中国旅行記①天安門までの行列がエグい

2025/11/02 13:30
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――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。長年の夢だった、万里の長城を目的に中国へ。英語が通じないことで四苦八苦することに。

446話 「中国旅行記①天安門までの行列がエグい」


白戸ミフル(マンガ家)

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神奈川県出身。漫画家・ライター。タレント活動の後、マスコミ系の職業を渡り歩き、現在は化粧品メーカーに勤務。合コン歴20年以上、累計回数2500回以上。女性向けwebメディアほか、男性向けメディア、旅系メディア等でライターとして幅広く執筆。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』(ごきげんビジネス出版)、 『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』(キノブックス)

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【アラフォー闘病&婚活記】

最終更新:2025/11/03 09:24
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「令和の妻たちの苦しみとは?」既婚者マッチングアプリ運営女性が見た、結婚・夫婦生活のリアル

2025/10/31 21:00
サイゾーウーマン編集部
レゾンデートル株式会社代表・磯野妙子さん(撮影:石川真魚)

 2023年、24年と離婚率が上昇しているという。人口1000人当たりの離婚件数は24年で1.55、夫婦の4組に1組が離婚すると報じるメディアもある。離婚がありふれたものになり、婚姻スタイルも別居婚やオープンマリッジといった言葉が誕生している。 

 さまざまな結婚生活があふれている令和の現代において、「妻」という女性は何に悩み、苦しんでいるのか? 専業主婦から既婚者マッチングアプリ「Healmate(ヒールメイト)」を立ち上げたレゾンデートル株式会社代表・磯野妙子さんに、現代女性の夫婦関係の悩みや結婚生活の困難さを聞いた。 

目次

自分の足で歩いて自由を得たい 
既婚者マッチングアプリを使うことで幻滅し傷つく
小学校受験でかなりギスギス。夫はモラハラめいてきた 
モラハラ、DVは多い――アプリで可視化された女性の悩み 
想定外! 女性同士が励まし合うアプリになった 
人生が好転するわけではないけど、自分の足で進む手助けになりたい 

自分の足で歩いて自由を得たい 

――当時は2人の子育てをする専業主婦だったにもかかわらず「自分で会社を立ち上げてアプリを作ろう」と動いたそうですが、何がその原動力になったのですか?  

磯野妙子氏(以下、磯野) 当時は少しパートをしながら専業主婦として生活していたのですが、夫婦関係のほうがなかなかうまくいっていませんでした。「このまま一生を終えるのは耐えられない」との思いが募っていき、離婚したいと伝えていたのですが、「子どもが成人するまでしない」と言われていました。

 それで、離婚を見据えて、第2の人生のパートナーと出会う機会が欲しいと思い、既婚者マッチングアプリに登録したのですが、真剣なお付き合いを求める男性と出会うのは難しいことがわかり、「それなら、自分で理想のアプリを作ろう」と思った次第です。 


――そこから実際に起業するとは驚きます。 

磯野 当時はパソコンのスキルもろくにない状態でしたが、本当に思いの強さとやる気だけで実行しました。父や兄弟が実業家で、いろいろ起業したり、欲しいサービスを自分で作ったりしていくのを目の当たりにしていたので、起業にはそれほど抵抗がなかったのだと思います。 

 ただ、一番の原動力は「何にも縛られないで、自分の足で人生を歩く自由を得たい」という願いだったと思います。 

――専業主婦の前は、どのような仕事をされていのですか? 


磯野 31歳で結婚するまでの約10年、看護師として手術室で働いていました。すごく仕事は楽しかったですし、生きがいも感じ、「これは天職だ」みたいに思っていたところもありました。 

 ただ、「自分がミスしたら患者さんの身に危険が及ぶ」という寿命が縮まる思いをたくさんするわけです。全力で向き合えない限りは働けない現場でした。経済的な自由のためだけなら、子育て後、復職すればかなったかもしれませんが、若いときのように動けるかという不安がありました。

 実は、大正生まれの父に小さい頃から、「女性は家族を守ってくれる頼りがいのある人と結婚し、家庭生活をうまく切り盛りすることが、一番の幸せだ」とずっと言われてきました。働き出してからも、「なんで仕事なんかしてるのか」と言われ続けてきた。その考えが私の中にも多少残っていて、第二の人生を考えたときにも、女ひとりだけで生きていく道は思い浮かびませんでした。 

既婚者マッチングアプリを使うことで幻滅し傷つく

実際にいくつか使用することで男性像が見えたという(撮影:石川真魚)

――夫との離婚が進まない中、どのような思いがありましたか? 

磯野 離婚を口にしても、このまま1人で生きていくのは難しいとわかっていましたし、女性としてこのまま終わるのは、すごくつらかった部分もあります。子どもが育ったら、あとは自分ひとりの人生となりますし、そこにパートナーがいたらいいなという思いがありました。 


 ただ、マッチングアプリで出会う男性の多くは、束の間の“刹那的な関係”を求めていました。少しやりとりしただけで、そうした話になっていく。 

 ここでは真剣に相手と向き合おうとする女性ほど、「こんなはずじゃない」と幻滅したり、傷ついていくんだろうと感じました。家庭でもきっと何かしらつらい抱えていたり、我慢しているのに、癒やしを求めて利用したアプリで、また傷つけられる。 「それはおかしい」と、本当に真剣に心の通う出会いを求めてる人たちのための“場”を作りたいと考えました。 

小学校受験でかなりギスギス。夫はモラハラめいてきた

――実際、磯野さんご自身は、結婚生活を送る中でどんな悩みに苦しんでいたのでしょうか?

磯野 私は独身時代、結婚したくて仕方なかったんです。結婚している人がすごく羨ましかったし、子どもがいる人はもっと羨ましかった。しかしいざ自分が結婚してみると、なかなかうまくいかないものでした。

 もちろん、最初は普通にうまくいっていました。子どもが2人生まれて、小学生になるまでは。小学校受験をしたんですけども、そこでやりすぎたんですよね。 


 今まで全力を捧げてきた仕事を辞めたことで、それが子育てに代わったんです。仕事は天職だと思っていましたが、私の代わりはいくらでもいます。ただ、子育てって自分しかいない。「私しかできないことをしてるんだ」っていう自負もあって、「この子たちの幸せのために」と盲目的にやっていた。 

 多分、夫は「そこまでやらなくていいでしょう」と感じていたんでしょう。受験に向かって進み始めてからは、かなりギスギスした感じになっていきました。 

――夫との関係が一番の苦悩だったんですね。 

磯野 夫は一回り上なので、年下の女に意見されるのが嫌だった面もあるかもしれません。私にマウントを取ってくるようになり、それがだんだんモラハラめいてきて、次第にお互いがぶつかり合うような関係になりました。 

 また、夫の性格もあって、話し合って何かを解決していける夫婦関係ではなかったのも大きいですね。子育てに関しても、夫婦関係にしても、これからの将来にしても、1対1で話す機会が少ないので、問題がどんどん山積していく一方でした。 


 私としては夫婦カウンセリングを受けて、関係を再構築したかったんですが、行ってもらえなかった。私の中で、“再構築のきっかけ”と考えていたカウンセリングに行ってもらえなかったことで、心のシャッターが閉じてしまいましたね。それから気持ちは離婚へと向かいました。

 ちょうどそのころ、詳しくは言いませんが、不信感を抱かせるような行動が夫に見られるようになったため、「自由にやってください。お互いに干渉するのはやめましょう」ということを私から明言したという形です。

モラハラ、DVは多い――アプリで可視化された女性の悩み 

――それで既婚者マッチングアプリを利用することになったのですね。磯野さんの手掛けるアプリ「ヒールメイト」の女性ユーザーはどんな方が中心ですか? 

磯野 男女比でいうと女性が4割です。世代比率では40代が半分弱程度です。続いて30代が30%で、50代が続きますね。最近は20代の方も増えてきました。 

――結婚生活に悩める方が利用されているとも言えると思うのですが、どんな苦悩が多いと感じていますか? 

磯野 いろいろですね。アプリを作って初めてわかったことなんですが、パートナーとは仲が良くて悩みを持っていない方も利用されています。なかなか衝撃的な事実でした。 

 もちろん夫婦関係に悩みがある方はとても多く、例えば先ほどお話したように、夫からモラハラを受けているとか、DVされているという方も多くいらっしゃいますし、夫からずっと家政婦扱いをされてきて、「誰かに大切にされたい」「癒やされたい」と思われて登録された方も多いです。

 あとは、夫から関係を拒否されてセックスレスになり、女性として扱ってもらえないまま人生を終えたくないという方もいます。また、夫が単なる家族になってしまって、男の人として見られないと悩む女性もいますね。 

――一方、男性はどのような背景を持った方がいるのでしょうか? 

磯野 一番多いのは、おそらくレスの方だと思います。そのような意見がヒールメイトのサイト内にある掲示板では目立ちます。うちの掲示板はとても活発で、毎日何千ものコメントが投稿されるので、男性の本音もわかりやすいです。  

 あとは、夫婦仲が良くない方ですね。自分としては奥さんに歩み寄っていると思うのに、奥さんが冷たい、自分を認めてくれない、といった声を聞きます。もちろん、第二の人生を歩みたいという真剣な方もいらっしゃいます。 

想定外! 女性同士が励まし合うアプリになった 

女性同士の交流は想定外ながらうれしい出来事だったとか(撮影:石川真魚)

――利用者は専業主婦と働いている方でどのような割合ですか? 

磯野 専業主婦は15%くらいです。会社員の方は40%で、あとはパートの方が30%、フリーランスの方が10%くらいになります。 女性は社会で働いていようが、家庭では主婦として、母としての役割をすごく求められます。そこに、男女のアンバランスさがある。特に働いている女性はすごく不満があるのではないか、と感じます。 

 専業主婦の方も、私がそうだったように子育てが少し一段落すると、パートを始める人が多い。外に出たい、社会とつながりを持ちたいという動機のほかに、経済的な面で自由を求めたいという心理が働くのだと思います。

 ヒールメイトの掲示板はキーワード検索ができるので、「離婚」と調べてみると、「本当は離婚したい」「子どももある程度大きくなったし別れたい」といった声が本当に多いんです。こんなに多くの女性が求めているのに、離婚に踏み出せない一番の理由は、「経済的」な事情なんだと思います。 

――リアルイベントを開催したところ、多くの女性ユーザーは女性同士の出会いを望んでいたそうですね。 

磯野 想定していなかった反応で、とても驚きました。アンケートによると、参加された女性の半数以上の方が、女性同士の出会いを求めていました。同じ悩みをわかり合えるような仲間を探しているんですね。 

 女性はやはり、結婚や子どもが価値観において大きな要素を占めてしまうんだと思います。専業主婦同士でも、子どもがいない人といる人とではわかり合えない部分があるだろうし、子どもが1人の人と2人の人も違う。夫婦関係も家庭の状況もさまざまなので、対等に話をできる仲間を見つけることが難しいと感じています。 

 それに、女性は男性よりも役割のなかで生きることを求められる部分が大きいと思うんです。周囲からも役割に応じた行動を期待されますし、男性社会よりも噂がすぐ回るので窮屈です。そんな役割から離れて“素の自分”に戻れる仲間、男女関係も気兼ねなく話せる友だちを見つけたいという方が多いのかもしれません。  

――掲示板で同志に出会えるのは心の支えになりますね。 

磯野 掲示板では女性同士、皆さんが助け合っている姿が見えます。悩みに関して「私もそうだった」「そんなふうに大変だった」とか、「でも今、こうなった。諦めなくてよかったと思っている」とか、「大丈夫。明るい未来はある」と励まし合っている。たくさんのスレッドが上がるので、それだけでも作ってよかったなと本当に思いますね。 

(画像:ヒールメイト提供)

人生が好転するわけではないけど、自分の足で進む手助けになりたい 

――現在は、ヒールメイトをどのような気持ちで運営されていますか?

磯野 家庭で悶々としていたり、悩みを抱えてつらい思いをされている女性はたくさんいらっしゃると思います。そういう方たちが、自分の人生をもう少し豊かにしてほしい。 

 ヒールメイトを利用したからといって、それだけで人生が好転するわけではありません。もちろん、本当に救われたという声はとてもたくさんいただくんですけれど、「離婚したい」という方が簡単に第二の人生を手にできるものではないでしょう。 自分の足でなんとか進んでいくしかない。ただ、そこに至る手助けになるようなことをヒールメイトがしていけたらなと願っています。 

――当時の磯野さんのように、自由を求めて悩んでいる女性に伝えたいメッセージはありますか? 

磯野 このまま一生を諦めるのか、新たな道に進むかという分岐点で必要なのは、“思いの強さ”だと思っています。折り合いをつけて、それで良いとするのであれば、悩んでいる全員が踏み出しなさいとは思っていません。 

 ただ、「このままの人生で、死ぬ時に後悔しないかな?」と考えときに、悔やまない生き方をしてほしいです。 その1歩を踏み出したいなと思っている人は、ぜひ勇気を持っていってほしいと思います。 

※【PR】当原稿はインフォメーションです。 

(画像:ヒールメイト提供)

 Healmate(ヒールメイト)は、既婚者専用のマッチングアプリ。男女の真面目な出会いやセカンドパートナー探し、異性・同性の友達づくり、仲間づくりなど、さまざまな用途で利用できます。掲示板やグループチャット、イベント(オフ会)などの機能もあり、既婚者コミュニティとしても活用されています。 
 
 女性は完全無料、男性は登録無料でマッチング女性とのメッセージ以上は有料です。登録は簡単。一度サイトをのぞいてみてください。 
 

サービス概要

名称:Healmate(ヒールメイト) 
サービスURL:https://healmate.jp/ 

累計会員数:40万人 
男女比:男性 54%、女性 46% 
会員年齢層:20~50代 

料金:女性 無料 
   男性 スタンダードプラン ¥9,800/月 
      プレミアムプラン  ¥11,800/月 

※割引料金が適用されるお得な3カ月プラン・6カ月プラン・12カ月プラン有(例:6カ月プランなら1カ月あたり¥5,800) 

支払い方法:クレジットカード各種、あと払いPaidy、銀行振込 
インターネット異性紹介事業届出済 受理番号(30220008-000) 
 

本件に関する報道関係者からのお問合せ先

会社名:レゾンデートル株式会社 
設立:2021年12月7日 
代表者:磯野妙子 
会社HP:https://raisondetre-inc.co.jp/ 
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 16階 
電話:03-5324-2880 
MAIL:info@raisondetre-inc.co.jp 
 

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最終更新:2025/10/31 21:00
コラム
プウ美ねえさんのエプロンメモ

【プウ美ねえさんのお悩み相談】息子に縁を切りたいと言われました

2025/10/31 17:15
熊田プウ助(マンガ家)

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

目次

今回のお悩み:「息子に縁を切りたいと言われました」
プウ美ねえさんの回答
今月のエプロンメモ

<今回のお悩み>
「息子に縁を切りたいと言われました」

(C)熊田プウ助

 若い頃夫の借金(ギャンブル由来)でどちゃくそ苦労をしました。夫が好きだったので、まじめな夫のやらかしは、子どもが生まれてプレッシャーをかけすぎた自分の責任でもあると、結婚を反対した親を悲しませたくなかったので(知られたら別れさせられるので)実家にも相談せず、がんばってワンオペで家事も育児もしながら寝ずに働いて借金を返しました。

 夫の借金が発覚した時、息子は1歳でした。それから18年、なんとか借金も住宅ローンも返し終えましたが、息子は子どもの頃から貧乏で辛かった、親なのに子どものことを全く考えていなかったと責められました。

 生活に必死で、息子が良い子で親に気を使って、友達と遊ぶお金ややりたいことがあっても我慢していたことに気づかなかったのです。テニス部のガット代をわたしが「高いね」と言ったから部活をやめたとか、全然知りませんでした。正直、そのくらいのお金はありました。本当に申し訳なかったです。

 我慢させたこともですし、たしかにわたしは息子にかかるお金を、お金があるにもかかわらず出したくないと思っていたからです。息子が小さな頃から夫婦喧嘩もたくさんしたし、不機嫌な態度をとったり、勉強しないと叱りすぎました。


 浪人生の息子は、たまに真夜中にわたしに過去の辛かった気持ちを何時間も話します。昨夜は「大学に受かったら一人暮らしをする。もう大学の4年間の学費と仕送りと海外旅行のお金と運転免許をとるお金だけ出してくれたら後は縁を切る、遺産はもらう」と言われました。

 まあ彼がそうしたいなら、それでいいと思う自分がいます。かわいそうだなと思います。借金を返した後も、息子の大学の学費を貯めるためにかなり苦しい生活でした。

 今はなんとか余裕ができたので「好きなことをしていいよ」と言っても「いまさら遅い」と言います。お金がなくても愛情を伝えることはできたのに、それをしなかったし、息子がわたしに求めるほどの愛情がなかったのかもしれません。人間として未熟でした。わたしなりに、がんばったつもりだったのですが……

 息子がわたしのことを「死んでほしいと思っていた」と言いますが、わたしも学校で問題を起こしてばかりの息子を疎ましく思い、彼の気持ちを考えていませんでした。


 息子はわたしに「親なのに自分のことしか考えていない」と言いますが、わたしとしては、息子が自分の気持ちを犠牲にして母親の気持ちを慮るほどにはわたしの息子の気持ち最優先ではなかった、言ってくれなきゃわかんないじゃん、でもわたしが聞いてあげられなかったんだねごめん、くらいに思っています。

 過去は変えられないし、今は、お金のことはまあなんとかなるから息子が金を出せと言うなら出すつもりです。息子はある日親に気を使うのをやめたらしく、金を出せとしか言わない強盗みたいな存在です。

 今は息子の気持ちもわかりますが、ずっと、自分から奪うだけで感謝の気持ちもない子で早く出て行けばいいのにと思っていました。

 息子がわたしに言う苦情は「家が貧乏だった」がメインですが、実質的には「親が自分を(自分が求めるほどには)愛してくれなかった」だと思います。申し訳ないですし、かわいそうに思いますが、「足りなかった」のなら仕方ないと思います。学費も塾代も、予備校代も出したしお弁当も毎日作りました。

 そんなのは、息子にとっては「当たり前のこと」だそうです。わたしも自分が親になる前は親がしてくれることは当たり前だと思っていたので、まあ息子が健康で幸せになってくれたら良いです。


 息子の苦情の中にはわたしの髪型や若気の至りで(出産前に)入れたタトゥーのことなども含まれ、「え、別にタトゥー全開で学校に行ったりしてないし、授業参観にはウィッグつけて行ったじゃん」と言ったら「そんなのは当たり前だ、子どもの気持ちを考えろ」と言われました。

 髪型については息子(当時小学生)にしていいか聞いたら「ママのお好きに」と言われたのですが、「そんなのイヤだって言えるわけないでしょ!」と。

 いや、言えよ、と思いますが、言えなかったんですね。イヤだと言ってもしたかもしれません。わたしにはわたしの事情があり、息子は親なら子どもに与える影響を一番に考えるべきだと言うのですが、正直、髪型に関しては影響を認めていません。

 息子は「自分の彼女がしたらイヤだと思う」と。じゃあ、息子の長髪をわたしがイヤだと言ったら大きなお世話だと思わない?とわたしが聞くと、「思うよ、でも(あなたは)親でしょ?」と言われました。

 お金のことなどで息子に辛い思いをさせたことは謝りますが、わたしがわたしであることは仕方なく、彼女であれ親であれ、他人に自分の理想を押し付けても辛いだけだよ……と心の中で思いました。


 過去は変えられないので、引き続き、自分の健康に留意し、働きながら、息子の幸せを願って見守りたいと思います。子どものため、と思って無理をしていた若い頃のわたしは不機嫌でした。自分のことを考えるのが子どもにとってもいいと思っています。

 また息子が話したい時はこれからも聞きます。自分の意見は言わない方がいいですよね。プウ美姉さんのご意見ご感想をいただきだければ嬉しいです。

 猛暑ですが、ご自愛ください。わたしは50代になり体力も落ち痛いところだらけ、仕事と掃除と自分が生きるのに精一杯で、片付けをいつするのだと息子に責められています。がんばります。(ルカリオ・50代)

プウ美ねえさんの回答

 まずは借金・住宅ローンご完済おめでとうございます。しかもご子息の進学費用まで用意済みとは。スーパー親御様ですね。すばらしいです。

 縁切り発言はショッキング。でも落ち着いてください。ご子息は不安と焦りでイッパイの浪人生で、”あまり構ってもらえない”少年時代をすごしたと思っている若者です。いろんな鬱憤もたまっているでしょう。しかもまだ社会で揉まれていないから、言葉遣いや気遣いは未熟。だれかに強い言葉をぶつけてみたいし、それで人との距離を測っているのです。愚痴を言うことで親と対等な気分を味わっているとしたら、なんだか愛おしく思えませんか。


 子供は、小さなことで傷つきます。今はまだお母様の髪型やタトゥー、テニス部断念のショックが癒えていません。「その時言え」は大人の考え。むしろ若いうちに「あれはイヤだった」と言えるなんて、かなり理性的です。社会にでれば、部活どころか進学を諦めた人や、自分で働きながら学費を払った人にも会うでしょう。そのとき自分が愛されていたことに気づきます。親に感謝できるようになるには、もう少し時間がかかるかもしれません。

 「もっと愛情示せた/叱る必要なかった」は、全員が思うことなので気にしなくてよろしい。それよりも、身の回りの世話をして、進学の応援をして、夜中に会話していることを、ぜひ、うんと満喫してください。今が最高の甘えられどき、愛情与えどきです。そして最後かもしれないのです。「いろいろ辛かったね、あなたは今がんばってるね」と口先だけで寄り添いながら、「や~ん息子に文句言われてる~」と心の中でウットリするのがよいと思います。

今月のエプロンメモ

勇ましい啖呵をきりつつ「学費と仕送りと海外旅行と自動車免許のお金を…」なんて、他人からみたら、申し訳ないけれどキュートすぎます。きっとこれから先も、いろいろ頼ってくれそうです。そのとき「あれ~? 縁を切ったんじゃなかったっけ~?」などとニヤニヤしてはいけませんよ。楽しみですね。

 

※今回で「プウ美ねえさんのエプロンメモ」は最終回となります。長年にわたりご愛読をいただきありがとうございました。また、どこかでお会いできますように(編集部一同より)

熊田プウ助(マンガ家)

熊田プウ助(マンガ家)

1969年生まれ、ゲイ漫画家。『ホモ漫画家、ストリッパーになる』(実業之日本社)、『世界一周ホモのたび 狂』(ぶんか社)など著書多数。

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最終更新:2025/10/31 17:15
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旧ジャニーズ性加害問題、補償対応は「順調」も……企業コンサルタントが指摘するSMILE-UP.とSTARTOの“課題”

2025/10/30 19:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

23年9月7日の会見での東山紀之氏(左)とジュリー氏(右)(写真:サイゾーウーマン)

 旧ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受けて、23年10月17日付で社名を変更した「SMILE-UP.」。“ジャニーズ”の看板を下ろしてから2年が経過したが、そんな中で被害者への補償は着実に進んでいるようだ。

旧ジャニーズ性加害問題、SMILE-UP.の補償対応に企業コンサルタントは「比較的順調」

 過去には元所属タレントが“暴露本”を出版するなど、長きにわたって疑惑が浮上していたジャニー氏の性加害疑惑。元ジャニーズJr.(現ジュニア)の岡本カウアンが、22年11月にYouTubeの動画内でジャニー氏による性加害を告発し、翌年3月にはBBC(英国放送協会)がドキュメンタリー番組『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル(原題:Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』を放送したことで、長年蓋をされてきた暗部が明るみとなった。

 こうして大きな社会問題へと発展した中、事務所側は23年9月7日に記者会見を開き、同5日付で社長を引責辞任した藤島ジュリー景子氏が叔父であるジャニー氏の性加害を認めた上で被害者に謝罪。会見には、新社長に就任した少年隊・東山紀之も同席し、“法”を超えた救済や補償が必要になると述べ、業界内外から具体的にどう対応するのかが注目された。

 そんな中、同社は10月2日に2回目の会見を行い、同17日付で「SMILE-UP.」(以下、SU)に生まれ変わり、被害者への補償業務に専念すると説明。マネジメント業務撤退に伴い、タレントの受け皿となる新会社・STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)が設立され、24年4月10日に本格始動したことは周知の通りだ。

 なお、SU社は補償の進捗状況を公式サイトに逐一アップしており、今年10月15日には「現時点までの被害補償の状況(2025/10/15)とお願い」(原文ママ、以下同)を公開。被害補償の受付開始後、被害者救済委員会のもとには同日時点までに「合計1033名」から補償申告が寄せられたというが、「そのうち234名の方は、複数回のご連絡を試みてもご返信がない状態」だといい、「これらの方を除いた799名のうち797名の方(約99%)について、被害者救済委員会から補償内容を通知(573名)、または、弊社より補償を行わない旨をご連絡(224名)しました」と伝えている。


 その224名は、提出した資料の検証と代理人によるヒアリングの結果、「在籍および被害のいずれの事実も確認できなかった方」だったといい、「被害者救済委員会から補償内容を通知した方(573名)のうち、566名(約99%)の方から補償内容にご同意いただき、うち564名(約98%)の方に補償金をお支払いしました」とも報告。15日の段階で、2名とは在籍実績の確認や、被害者救済委員会によるヒアリングなどの手続中であることなども記していた。

 こうした補償対応のスピード感について、All About「組織マネジメント」ガイドである大関暁夫氏に話を聞いた。

「私は法律の専門家ではありませんが、23年10月に『被害者救済委員会』を設立してから丸2年以上が経った今、約98%の方への補償金の支払いが完了したということで、補償対象者の人数から考えて比較的順調に進んできていると思います」

SMILE-UP.、問題の“総括”で「会見を行うことが望ましい」ワケ

 なお、SU社の補償対応については、「朝日新聞」が9月24日、「旧ジャニーズ問題 スマイル社CCOが語った補償と救済の現在地」という記事をウェブ版に掲載。その中で、SU社で人権尊重や法令順守に取り組むチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)を担当する山田将之弁護士は、プライバシーに配慮しながら、被害認定された人たちが被害を受けた年代、内容を公表するかどうかインタビュアーから問われると、「何らかの総括をする可能性はあると思っていますが、それがどういう形になるのかについては、今の段階では具体的に考えていません。ただこれだけのことがあったわけですから、それが最終的にどうなったのかについては、ご説明する必要があると思います」との考えを明かしている。


 前出の大関氏も、同様に「社会的にも大きな問題になったということから考えると、やはり何らかの総括はする必要はある」と話す。

「当然、被害者のプライバシーを守らなければならないことは大前提の話で、例えば『補償金の平均額がいくらだったか』『被害者との交渉から示談に至るまでの平均期間』など、“平均”や“中央値”といった表現を使った上で何らかの数字を公表していくことは、どの程度の問題があったのかを説明する意味でも必要であることは間違いないでしょう。原則論で申し上げると、事の大きさからいえば、『すべて解決いたしました』という段階で、ある程度の質疑に答えることが求められると思います。そういった意味では、代表者が会見を行うことが望ましいはず。もちろん『やらなくてはならない』ということではありませんが、質問を受けるという姿勢を見せることが必要なのではないかとは思います」(同)

被害者への補償問題、「1年以内、長くても2年以内には決着を」

 23年10月2日の会見で、SU社は補償業務完了後に廃業する方針であることが明かされている。今年3月14日時点で同社は、補償をめぐり原告または被告となっている民事裁判・民事調停を9件抱えていると発表しており、業務完了の見通しははっきりしていない。

「この先5年、10年かかってしまうと、ますます問題が風化してしまい、被害者はもちろん世間からも『いまさら』という印象を抱かれかねません。訴訟の先が見えない段階で『解決しました』というのは当然、訴えに巻き込まれている方々の立場を考えると好ましくないためになんとも言えませんが、金銭を払う・払わない、お互い納得をするということも大事なことである一方、企業としては前向きに歩み寄りながら極力『早期解決』に向かう姿勢が求められます。それを心掛けながら、できればこの先1年以内、長くても2年以内には決着を目指してもらいたいです」(同)

 なお、SU社の代表取締役社長就任により、23年末で現役を引退した東山紀之氏に対しては、廃業後のタレント復帰を期待する声も上がっているが……。


「いち個人の意見としては、この問題に責任者として向き合ったということを次に生かしていただきたいと思います。STARTO社の経営陣に加わるのか、タレントとして復帰するのか、今後の進退についてはわかりかねますが、ご本人のキャリアアップの中でも今回の経験を次の新しい時代に向けたエンタメ事務所運営に役立てていただきたいですね」

旧ジャニーズ事務所代表・ジュリー氏のインタビュー本発売は「好ましいものとは言いにくい」

 一方、「代表取締役」の肩書でSU社に残っているジュリー氏は、7月に刊行したインタビュー本『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)の中で、叔父であるジャニー氏による性加害について「知らなかった」と発言。ほかにも、母・メリー氏との確執やSMAPの解散騒動、King&Princeメンバーの脱退や滝沢秀明氏の退社なども語っており、また、被害者への補償も完了していないことから、世間からは本の出版自体に批判の声が多く上がっていた。

「経営者が会社を再建していく中でマスコミの取材に応えるということは、新聞や雑誌などのメディアであればよくあることですが、書物として世に出るということはあまり前例がありません。もし書籍という形で自らの言葉を残したかったのなら、ジャニー氏の性加害について『知らなかった/知っていた』ということ以上に何が悪かったのか、経営者の立場であれば問題点を検証しながら調べる手立てはあったはずですから、やはり『反省』を大前提として、まずは性加害問題を軸とした再発防止を誓うような内容にするべきだったのではないかと思います。

 例えば、1989年に発覚した『リクルート事件』で逮捕された創業者の故・江副浩正氏は、その後、ご自身の立場から事件を検証する書籍を出されています。その中身は我々が読んでも『なるほど』と新たな気づきや反省が感じられる部分が多くありました。リクルート社や旧ジャニーズなど、やはり“オーナー系”の企業はどうしても力が一点に集中してしまう弊害が出やすいため、“中の人間”の立場から不祥事が起きた背景や原因を洗い直したものを外に公表していく流れはあって然るべきと思います。ただ、今回のジュリー氏のインタビュー本は、言い訳とも受け取れる内容や出版のタイミングも含め、あまり好ましい形で出されたものとは言いにくいでしょう」(同)

STARTO社は「組織風土、組織文化をもう一度しっかり洗い出すべき」

 こうした現状を踏まえ、大関氏はこれからの “課題”を以下のように指摘する。


「STARTO社は、旧ジャニーズ問題を受けて新設された会社ですが、その反省をどう生かしていくのか、教訓としてどう反映されているのか、その部分の見え方が非常に希薄であるなと感じます。ここ最近で問題になっている中居正広氏の一件や、国分太一氏の問題でいえば、どこまで事実かという点を含めて明確になっていないところもあるものの、個人的な感覚で言えば、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントといった悪しき文化が旧ジャニーズ時代から引き継がれたまま、その時代に育ってきたベテランタレントの中に残ってしまっているのではないかと言わざるを得ません。

 ジャニー氏との接点がなかったタレント、社名変更後に入所したタレントも含め、組織の風土や文化は、作った本人がいなくなったとしても脈々と残るものです。もし、ハラスメント行為などが肯定されていたような企業風土が厳然として存在したとするなら、社名が変わっただけ、別の法人になっただけで消え去るものではないため、反省材料としてしっかり汲んでいかなければなりませんし、自社の問題点としてしっかり捉え直す必要があると思います」(同)

 また、「どちらかというと、私はSU社の対応以上に、STARTO社が『もううちは関係ありません』『事務所を辞めた人間については、もううちは一切関わりを持っていません』というスタンスでいることに疑問を感じる」とのこと。

「自社に長く居たタレントが起こした問題であれば、組織風土、組織文化をもう一度しっかり洗い出した上で、社員に対する再教育であるとか、コンプライアンスを徹底すべきでしょう(同)

 ちなみに、SU社は公式サイトの「被害補償の状況」をお知らせするページにて、まだ申告が済んでいない人へ向けて「以下のフォームより、お早めにご連絡をいただけますようお願い申し上げます」と呼びかけつつ、「弊社は、引き続き、被害にあわれた方々のお気持ちに寄り添い、迅速かつ適切な被害救済に弊社一丸となって全力を尽くして取り組んでまいります」と宣言している。

 少しでも早く補償が完了し被害を受けた方々の精神的負担が軽減すること、また、再発防止の徹底を願いたいところだ。

取材協力:大関暁夫(おおぜき・あけお)
All About「組織マネジメント」ガイド。東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。

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最終更新:2025/10/31 11:47
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第767回】

スクープ連発「女性セブン」、注目記事は? 吉川晃司自伝本「文藝春秋」から出版中止のウラ事情

2025/10/29 14:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

女性遍歴に注目の亀ちゃん(写真:サイゾーウーマン)

 アメリカ・トランプ大統領が再来日し、高市早苗新総理と日米首脳会談を行った10月28日、奇しくも安倍晋三元首相を襲撃し死亡させた山上徹也被告の初公判が開かれた。旧統一教会と政界とのズブズブの関係、その上でのカリスマ政治家の襲撃の真相が明らかになるのか。注目すべき裁判がスタートした。

目次

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
亀梨和也と破局した田中みな実に期待
吉川晃司、自伝本出版中止の裏側
安達祐実、新恋人とも前夫とも良好な関係
勝村政信、不倫とわいせつ事件の複雑な展開
国分太一、“反撃”騒動が長引きそうなワケ
嵐、『紅白』出場は?

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第767回(10/23〜10/28発売号より)
1位 ネタが満載! 「女性セブン」(「女性セブン」11月6日号)
・ 「亀梨和也 田中みな実『限界超えた』破局の本音」
・ 「吉川晃司 出版中止の真相『敏腕マネが消えていた!』」
・ 「安達祐実 新恋人と同棲中!『前夫と“デート”』の両立生活」
・ 「勝村政信 不倫相手が告白『わいせつ事件』沈黙の一部始終」
2位「国分太一 日本テレビに異議 自宅売却覚悟で復帰はフジテレビ 驚執念」(「女性自身」11月11/18合併日号)
同「国分太一 背水の“反撃会見”で狙うテレビ復帰」(「週刊女性」11月11・18日合併号)
3位「嵐紅白出場へ 生放送恐怖症 大野智を猛特訓」(「女性自身」11月11・18日合併号)
同「松潤と二宮『嵐の新曲を“300万人動員ツアー”極秘プラン』」(「女性セブン」11月6日号)

亀梨和也と破局した田中みな実に期待

 近年、女性週刊誌の中でもスクープや話題の記事を数多く輩出しているのが「女性セブン」だ。世を震撼させた中居正広の性加害問題も同誌記事が発端となったが、今回も注目記事が満載だったので雑誌自体を1位にした。

 まずは亀梨和也と田中みな実の破局スクープだ。2024年元旦に熱愛が発覚し、その後交際も順調で一部では結婚説も取りざたされた2人だが、「セブン」によると今年夏に破局していたらしい。


 そして原因は田中の“束縛”。交友関係の広い亀梨は飲み歩く機会も多く、一人飲みも大好き。しかし田中は次第に亀梨の行動を束縛するようになったという。さらに俳優業や私生活にも“アドバイス”という口出しをするように。そんなことが積み重なり、亀梨は限界を迎えてしまった――。

 アナウンサー時代は、“あざといぶりっ子キャラ”として世間から冷ややかな目を向けられていたが一転、現在では“美のカリスマ”“女優”として着々と評価を上げている。

 今回、亀梨に少々過剰な束縛をしてしまったようだが、でもこの破局も、きっと田中にとっては今後の“糧”になるのではないか。田中のさらなる“進化”に期待したい。

吉川晃司、自伝本出版中止の裏側

 次は吉川晃司。11月中旬に予定していた自伝本が突如出版中止に。吉川はその理由を、公式サイトで「自分で己の人生を解説してはいないかという疑問が湧きそれを払拭できず断念」と説明したが、しかしすでに校了作業も終わり書影もリリースされていただけに、異例の中止劇だった。


 しかも版元は天下の文藝春秋。出版業界でも、このドタキャンの裏に何かあったに違いないと話題になっていたが、「セブン」は吉川の個人事務所の“異変”に注目している。

 記事によると、暴走しがちでやんちゃな吉川を20年以上支えてきた敏腕マネジャーが突如、吉川の個人事務所を辞めたという。これまでも吉川を上手にコントロールし、数々のプロジェクトを成功させてきたマネジャーは、今回の出版にも当然関わっていた。だがマネジャーが吉川のもとを去ったことで、吉川のコントロールを誰もできなくなった――。

 「週刊文春」(文藝春秋)でもっと深堀りしてほしい(笑)。

安達祐実、新恋人とも前夫とも良好な関係

 さらに安達祐実の新恋人スクープも! お相手はNHKの局員だって。でもって、2人はすでに同棲中で堂々とデートを楽しんでいる様子。記事には2人が手をつないでランチデートに出かける写真もバッチリだ。

 しかも記事は、それだけで終わらない。安達は2番目の夫で長男の父親でもあるカメラマンの桑島智輝氏とも良好な関係で、“デート”する姿も写真にパチリ。44歳、大人になった安達の素敵な私生活だ。


勝村政信、不倫とわいせつ事件の複雑な展開

 でもって最後は一転、かなり不穏な記事。名バイプレーヤーとして知られる勝村政信に不倫とわいせつ事件勃発! で、不倫相手が告発って、このご時世にかなり深刻な言葉が並ぶ。しかし記事を読むと、ちょっと予想外の展開と複雑さが存在した。

 30年ほど連れ添った妻と、すでに結婚した一人娘がいる勝村だが、昨年12月に“妻とは15年以上別居状態”だと口説かれ不倫関係になったA子さん。交際がスタートし半同棲状態となっていたが、事件は起こった。

 今年4月中旬、勝村の親しい友人との飲み会に呼び出されたA子さんだが、そこで勝村の後輩の俳優にお尻を強くわし掴みにされた。それも「肛門に指が入るほどの力で」だ。その後、後輩俳優からの謝罪がなかったこともあり、A子さんは弁護士に相談し、警察に被害届も出した。

 だが当初協力的な姿勢を見せていた勝村が態度を翻して、弁護士を通し“今後一切連絡してくれるな”との通達をしてきたという。しかも、この弁護士は加害者である後輩俳優の弁護士だった。

 性加害問題について厳しい態度で臨むようになった昨今の芸能界。こうしたトラブルは一発アウト、致命傷になりかねない。そんな中、勝村は「セブン」の取材に対し文書で回答している。


 そこで勝村は、A子さんとの関係を“将来は結婚も考えていた”と認め、トラブルについて飲み会にいた全員に連絡するなど協力し、それをA子さんサイドに伝えたが「態度が投げやり」と言われてしまったこと、またA子さんや彼女の弁護士から勝村に対し直接連絡があり、その状況を危惧した後輩俳優の弁護士から提案されて、代理人の選定に至ったこと、そしてA子さんへの謝罪も記されていた。

 その対応は、今のところ誠意と好感が感じられ、“まずは成功”というところだろう。現在警察の捜査も進んでいるというから、「セブン」にはその後の進捗状況を追ってレポートを是非期待したい。

 ということで「セブン」充実のラインナップだった!

国分太一、“反撃”騒動が長引きそうなワケ

 国分太一に驚きの展開が。コンプライアンス違反で芸能活動を休止している国分だが、番組降板を決めた日本テレビに手続き上の問題・瑕疵があったとして、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた一件だ。なんだか中居正広“性加害問題”を彷彿させる“反撃展開”だが、これについて「女性自身」と「週刊女性」がその“内幕”をレポートしている。

 両誌に共通しているが、人権救済を申し立てた国分の狙いは“活動復帰”だ。このままでは莫大な違約金発生が予想され、自宅までも売却しなくてはならない状況で、それを打開するためには芸能活動復帰しかない。そのための手段のひとつが人権救済というわけだが、そしてさらに注目点が。


 国分の代理人・菰田優弁護士が「自身」「週女」の取材に応じているのだが、今回の記事や代理人の会見から浮かび上がって来るのが日テレ側の危うさだ。国分のコンプライアンス違反の詳細を国分本人にさえ伝えず、説明責任を果たしたい、会見で説明や謝罪をしたい、という国分の意志を日テレが拒否したというのだから。

 日テレには“中居・フジテレビ”騒動が念頭にあったに違いない。ゴテゴテに回り大騒動に発展したフジと同じ轍は踏むまい。そんな思惑があったが、しかし逆に性急すぎた感は否めない。そして国分の反撃を招いてしまった。この騒動、まだまだ長引きそうだ。

嵐、『紅白』出場は?

 活動休止まで1年を切った嵐。そんな嵐に関し、注目されてきたトピックスのひとつが今年25年の『紅白歌合戦』に出場するか否かだ。今回、「女性自身」は“紅白出場へ”と銘打ち、こんな具体的な解説をしている。

「特別に気合が入っているのは『紅白』。NHKとしては嵐を目玉に据え、デビュー曲や人気曲のメドレーを想定しているといいます」「(嵐も)オファーを受ける可能性は決して低くなさそうです」(音楽関係者のコメント)

 一方「女性セブン」はというと。

「現状、その出場の可能性は低いでしょう」「(ラストライブに向け)正直、紅白どころではない。それにひとつの歌番組に出演すると、彼らの性格的に“ほかの局の番組にも出なくては”と考えてしまいます。そのため、一律で音楽番組への出演は控える方針だとか」(テレビ局関係者のコメント)

 どちらが“正しい報道”となるのか。答えはもうすぐだ。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/10/29 14:00
セブンの士気が高いのはなぜ?
カルチャー
まんが『オバサンと言われても結婚したい!』445話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】北京空港を2往復して疲労困憊

2025/10/29 13:30
白戸ミフル(マンガ家)

サイゾーオンラインより】

――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。長年の夢だった、万里の長城を目的に中国へ。しかしタクシー配車で問題が発生。

445話 「北京空港を2往復して疲労困憊」


白戸ミフル(マンガ家)

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神奈川県出身。漫画家・ライター。タレント活動の後、マスコミ系の職業を渡り歩き、現在は化粧品メーカーに勤務。合コン歴20年以上、累計回数2500回以上。女性向けwebメディアほか、男性向けメディア、旅系メディア等でライターとして幅広く執筆。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』(ごきげんビジネス出版)、 『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』(キノブックス)

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まんが『オバサンと言われても結婚したい!』444話

【46歳ミドフォー婚活ルポ】ずっと行ってみたかった場所へ

2025/10/26 13:30
白戸ミフル(マンガ家)

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――合コン歴20年以上、累計回数2,500回以上、30代なかばに乳がんで闘病するも、現在は絶賛婚活中のライター・漫画家の白戸ミフルが「アラフォー婚活」の実体験をほぼリアルタイムでお届けします! アラフォー中の結婚は成就するのか……!? 

【前回まで】

 ナンパしてきた中年男性から「オバサン」呼ばわりされた経験をバネにして「婚活の鬼」になった私、46歳。友人と恒例の韓国旅行へやってきた。子持ちの友人に刺激を受けて、自分の仕事を頑張ることを決意した。

444話 「ずっと行ってみたかった場所へ」


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神奈川県出身。漫画家・ライター。タレント活動の後、マスコミ系の職業を渡り歩き、現在は化粧品メーカーに勤務。合コン歴20年以上、累計回数2500回以上。女性向けwebメディアほか、男性向けメディア、旅系メディア等でライターとして幅広く執筆。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』(ごきげんビジネス出版)、 『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』(キノブックス)

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芸能

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のヒットから見る、声優の演技評とソニー・ミュージックとの“深い関わり”

2025/10/25 19:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

写真ACより

 9月19日に公開され、現在大ヒット中の劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』。出演声優たちの演技の魅力について、業界関係者たちに話を聞いた。

劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』、興行収入65億円を突破

 『チェンソーマン』は、藤本タツキ氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で第1部を連載し、現在はマンガアプリ「少年ジャンプ+」で第2部が好評連載中のダークファンタジー。「悪魔」と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界を舞台に、借金取りに陥れられて命を落とし、チェンソーの悪魔・ポチタ(声:井澤詩織)と契約した主人公・デンジ(声:戸谷菊之介)が、悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」として蘇り、公安対魔特異4課所属のデビルハンターとして悪魔や魔人と戦う様子が描かれている。

 2025年10月現在でコミックスの累計部数は3100万部を突破しており、23年10月には舞台『「チェンソーマン」ザ・ステージ』が東京と京都の2都市で上演されるなど、人気作だ。

 今回の劇場版は、22年10月期にテレビ東京系で放送されたテレビアニメの最終回に続く物語で、憧れの上司・マキマ(声:楠木ともり)とのデートの帰り道に雨宿りをしていたデンジが、カフェで働く謎の少女・レゼ(声:上田麗奈)と出会い、翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む内容となっている。

「映画は全国422館で封切られ、初日から3日間で観客動員数80万7000人、興行収入12億5100万円を記録し、9月22日発表の国内映画ランキングで初登場1位にランクイン(興行通信社調べ、以下同)しました。その後も首位をキープし、10月20日発表の最新ランキングでV5を達成。累計成績は動員426万人、興収65億円を突破しています」(声優ライター・勅使河原みなみ)


戸谷菊之介は「着実に上達」――『チェンソーマン』メイン声優たちの演技評

 ネット上を見ると、実際に映画を観賞した人からは「原作の忠実さとテンポ感がしっかりしていて色々見やすかった。シンプルに100点満点の映画」「原作未履修だけど、アニメ版の続きとして違和感なく見られた」「アクションもコメディもロマンスも満載でめっちゃ面白かった」「映像も音楽もストーリーも全部よかった」と概ね好評だ。

 また、「デンジの声優さんうまくなったよね」「上田麗奈さんの誘惑の演技がもう本当に本当に素晴らしすぎて完全に魅了された」「声優さんの演技がすごくよくて、マキマの得体のしれなさが際立っていて良かった」と、声優陣の演技を評価する声も多い。

 主演の戸谷は17年10月にソニー・ミュージックアーティスツが主催するオーディション『アニストテレス vol.6』で特別賞を受賞し、20年にモバイルゲーム『我的起源』で声優デビュー。『チェンソーマン』で初めて主人公役を射止めた。

「当初の演技は可もなく不可もなくといった印象でしたが、作品を重ねるごとに着実に上達しています。現場で学んだことをしっかり吸収していくタイプで、監督や共演者からの指導を素直に受け入れる柔軟さもあり、今後、経験を積むことでより厚みのある芝居を見せてくれるでしょう」(音響会社関係者)


 そんな戸谷が演じるデンジが好意を寄せるマキマ役の楠木も、戸谷の前年に『アニストテレス』で特別賞を受賞。17年4月期放送のテレビアニメ『エロマンガ先生』(TOKYO MXほか)で声優デビューし、20年8月に1st EP「ハミダシモノ」でソロ歌手としてもデビューを果たしている。

「楠木は自然体な芝居が持ち味で、優しく落ち着いた性格でミステリアスな魅力を放つマキマ役にも非常にマッチしていました。表現の幅が広く、静と動の切り替えがうまい点が彼女の持ち味です。作品全体のトーンに合わせた芝居を的確に行えるだけに、現場でも高く評価されています」(同)

 そして、今作のヒロインともいえるレゼ役の上田は、「戸谷、楠木よりも明らかに声優としての経験値が高く、芝居の完成度も安定している」とのこと。

「11年に所属事務所・81プロデュースのオーディションで準グランプリを受賞し、翌年に同事務所に入所しています。81プロは養成所ビジネスを早くから展開しており、声優としての教育・訓練体制が整っていることから、デビュー前から基礎演技、発声、マイクワークなどの訓練をしっかり受けてきた印象。感情表現の繊細さ、間の取り方、表現力など、いずれもプロとしての成熟度を感じさせます」(同)

『チェンソーマン』とソニーミュージックの“関わり”とは?

 なお、前出の勅使河原氏によると、『チェンソーマン』のアニメ化にあたり、「各事務所から候補者を募る形でオーディションが行われた」というが、結果的にメインキャスト2人がソニーミュージック所属の声優で固められたことから、当初は「『出来レースではないか』と囁かれることもあった」そう。

 とあるアニメ制作会社関係者も、「実際のところ、ソニーミュージックはアニメ事業への出資や主題歌のタイアップなど作品との関わりが深く、キャスティングにも一定の影響力を持っているとみられ、戸谷と楠木の後ろ盾となったとみられるのは、ある意味当然かと思います」と話す。

「テレビアニメのオープニングテーマや『レゼ篇』の主題歌を担当したのは、ソニー・ミュージックレーベルズに所属している米津玄師ですし、レーベル間の関係性や制作委員会の構成など“大人の事情”がキャスティングに影響した可能性は否定できません。なお、ソニーミュージックは音楽メインの事務所であり、声優専門の育成システムはまだ発展途上。音楽、俳優、声優の垣根を越えてマネジメントを行う一方で、声優としての教育はやや不十分な部分もあります。戸谷と楠木は、『チェンソーマン』をきっかけに実力を磨き、次の作品で結果を出せるかどうかが真価を問われるところです。彼らが今後、声優として長く第一線で活躍するために必要なのは、所属事務所の影響力よりも、芝居を深めるための本人の努力とその成果次第でしょう」(同)

 映画のヒットにより、盛り上がりを見せている『チェンソーマン』。テレビアニメ第2期の制作など、今後の展開はもちろん、出演声優たちの今後の活躍ぶりにも注目だ。

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最終更新:2025/10/25 19:00
芸能

【秋ドラマ初回・個人視聴率ランキング】トップは妻夫木聡『ザ・ロイヤルファミリー』、最下位はあの“死に枠”作品

2025/10/24 15:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

23年8月、韓国で行われた主演映画『ある男』の試写会に出席した妻夫木聡(Getty Images)

 2025年10月期のGP帯連続ドラマが続々とスタートし、初回の平均個人視聴率が出そろった。民放5局で放送中の作品を対象に、ランキング形式で紹介する。

1位『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)、人気の理由は「競馬の描き方」にアリ!

 GP帯連続ドラマの視聴率トップは、TBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」で放送中の『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)で、初回の平均視聴率は個人6.8%、世帯11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 早見和真氏による同名小説(新潮文庫)を原作とする同作は、競馬の世界を舞台に、夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。妻夫木聡が、馬主・山王耕造(佐藤浩市)との出会いにより、耕造が社長を務める会社の競馬事業部の専任秘書になる税理士・栗須栄治役で主演している。

 10月19日放送の2話も、視聴率は個人6.0%、世帯10.4%と2桁台をキープしており、ネット上の視聴者からは、「競馬のことも馬のことも全然知識ないけど、おもしろい!」「ナレーションで補足説明してくれてありがたい」「人の繋がりのドラマに感動し、お仕事ドラマとして競馬のいろんな面を学べる」「さすがの日曜劇場クオリティ」などと概ね好意的な意見が寄せられている。

 ドラマライターの北村有氏は、同作が支持されている理由を以下のように分析する。


「王道の日曜劇場枠でありながら『競馬』というニッチな題材を“ギャンブル”ではなく“ビジネスと血統のドラマ”として描き直した点に、人気の理由があるように思います。競馬は実況者が状況を伝えてくれるため初心者でも臨場感を共有しやすく、レースの勝敗がそのまま企業の命運に直結する構図は、ドラマとしての緊張度を極限まで高めていると感じました。さらに、馬個体の生き方を尊重する調教師と勝利至上主義の馬主という対立構造が、『何をもって“成功”とするのか』という普遍的テーマを浮かび上がらせています。妻夫木をはじめ、佐藤浩市、沢村一樹ら信頼度の高い俳優陣と、BGM・演出の巧みさが重層的な感情の波を生み、視聴者を毎話“クライマックスへ向かう高揚感”で包み込む点も人気の大きな要因ではないでしょうか」

 なお、前回同枠で妻夫木が主演した、23年1月期放送の『Get Ready!』は、初回に個人6.1%、世帯10.2%でスタートを切るも4話以降は1桁台に沈み、最終話は『2023 ワールド・ベースボール・クラシック』の1次ラウンド「日本対オーストラリア」戦の中継(43.2%)と“裏被り”していた影響もあり、個人3.7%、世帯6.4%まで下落。全10話の平均も、個人5.7%、世帯9.4%と、2桁台を連発している「日曜劇場」作品としてはパッとしない結果に終わった。

 前期の同枠ドラマ『19番目のカルテ』(嵐・松本潤主演)は、全8話の平均は個人6.06%、世帯10.18%となったが、『ザ・ロイヤルファミリー』はこのままの勢いをキープし、有終の美を飾ることができるのか――物語の展開とともに注目だ。

ワースト3位『ぼくたちん家』、NEWS・手越祐也の「視聴者を構えさせない」演技に注目!

 一方で、最下位となったのは、葵わかなと神尾楓珠のダブル主演作『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系、日曜午後10時15分~)で、個人視聴率は1.5%にとどまった。


 放送されている「日10」枠は、裏で情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)、バラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)など、各局で人気番組が放送されていることから、もともと視聴率が取りづらい“死に枠”として知られ、前クールで放送された『こんばんは、朝山家です。』の初回は、個人1.8%、世帯3.5%だった。

 『すべての恋が終わるとしても』は、冬野夜空氏の同名小説シリーズ(スターツ出版)を原作とする切ない群像ラブストーリーで、同枠ドラマ初となる非オリジナル作品だが、例にも漏れず低調スタートとなった。

 同じく低空飛行が続く日本テレビの「日曜ドラマ」枠(日曜午後10時30分~)で放送中の及川光博主演『ぼくたちん家』(日曜午後10時30分~)も、個人2.8、世帯5.1%で今回も苦戦。フジテレビの「木曜劇場」枠(木曜午後10時~)でスタートした北村有起哉の地上波GP帯ドラマ初主演作『小さい頃は、神様がいて』(木曜午後10時~)と同率のワースト3位という結果に。

 『ぼくたちん家』は、心優しきゲイのおじさん・波多野玄一(及川)と、クールなゲイの中学教師・作田索(手越祐也)、大金を抱えた訳アリ女子中学生が(白鳥玉季)が奇妙な共同生活を始めるホーム&ラブコメディで、及川の恋の相手を手越が演じるということで大きな注目を集めていた。

 なお、手越にとっては、18年7月期放送の『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系/第5、6、7話に出演)以来となるドラマ出演とあって、注目を集めていた。


 前出の北村氏によれば、今作での手越の演技は「バラエティ番組でよく見ていたような、いわゆる“チャラ男”イメージが一切感じられず、“等身大の人間”として存在する自然さが際立っている」とのこと。

「彼が本作で演じている作田は、恋にも人生にも冷めたクールなゲイ教師という難役ですが、その飄々とした佇まいに無理がなく、良い意味で視聴者を構えさせない。アイドルとしての色やクセが抜けていたことで、キャラクターの内面や孤独、優しさが素直に伝わってくるのが最大の魅力だと思います。華やかな過去を持つ人物が、飾らない演技で“ただの一人の人間”として画面に立つ。そのギャップに、手越祐也の俳優としての新たな可能性が宿っているように感じました」

 ドラマは始まったばかりだけに、ストーリー展開はもちろん、役者陣の演技によってもまだまだ巻き返しは可能だろう。今後どうようにランキングが推移していくか見守りたい。

2025年GP帯秋ドラマ“初回”個人視聴率トップ10

1位 『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)個人6.8%、世帯11.7%

同率2位 『緊急取調室』第5シーズン(テレビ朝日系)個人6.1%、世帯10.8%


同率2位 『相棒 season24』(テレビ朝日系)個人6.1%、世帯10.4%

4位 『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)個人4.8%、世帯8.5%

5位 『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)個人3.7%、世帯6.2%

6位 『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジテレビ系)個人3.6%、世帯6.5%

7位 『コーチ』(テレビ東京系)個人3.5%、世帯6.3%


同率8位 『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)個人3.4%、世帯6.3%、

同率8位 『フェイクマミー』(TBS系)個人3.4%、世帯6.2%

同率10位 『新東京水上警察』(フジテレビ系)個人3.1%、世帯6.0%

同率10位 『終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―』(フジテレビ系)個人3.1%、世帯5.9%

同率10位 『もしもこの世が舞台なら、 楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)個人3.1%、世帯5.4%

同率13位 『ぼくたちん家』(日本テレビ系)個人2.8、世帯5.1%

同率13位 『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系)個人2.8%、世帯5.0%

15位 『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)個人2.5%、世帯4.7%

16位 『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系)個人1.5%、世帯3.0%

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最終更新:2025/10/24 15:00
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松村北斗主演『秒速5センチメートル』、アニメ未見でも受け入れられる理由とは? 賛否から紐解く“改変点”

2025/10/23 22:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

25年9月に行われた『第30回釜山国際映画祭』に参加した松村北斗(Getty Imagesより)

 2007年に公開された新海誠監督による同名アニメ映画を実写化したSixTONES・松浦北斗主演『秒速5センチメートル』が劇場公開中だ。10日間で興行収入10億円を突破するヒットとなっており、映画情報サイト「映画.co https://admin.cyzo.jp/cyzowoman/post_397148/ ‎m」では4.0点、「Filmarks」では4.1点(10月23日正午時点)と評価も高い。既存ファンが多く、「どうしたって文句が出てくる」リメイク作品としては、大成功と言っていい結果だろう。

 それでも、アニメ版からの「改変」のいくつかが、熱心なファンにとっての注目ポイントであると同時に、賛否を呼んでいるのも事実。そのことを記しつつ、さらに「アニメ版を未見でも意外と受け入れられた」作品になった理由もまとめていこう。

 なお、10月24日深夜24時25分から、フジテレビ系にてアニメ版『秒速5センチメートル』が放送される。実写版を見た人もそうでない人も、この記事を読んだ上で放送をチェックすれば、作品への理解がより深まるだろう。

※以下、『秒速5センチメートル』アニメ版と実写版のそれぞれの内容を含みますのでご注意ください。

ファンからの賛否1:構成の変更

 アニメ版からの最も大きな変更点は、「短編3作のオムニバス」だったのに対して、実写版では「現在(1991年)の物語が回想と並行して描かれる」ことだろう。その構成は、一本の映画としてのダイナミズムを感じやすく、「過去に囚われている」ような主人公・貴樹(松村)の心理をより汲み取りやすい効果を生んでいるといえる。


 一方で、アニメ版のように時系列に沿って物語を描くほうが、「過去にはもう戻れない」という時間の不可逆性が強調されている印象を持つ。どちらも「苦さ込みでの思い出を持ちつつも、人生を肯定する」作品の主題にマッチした構成といえるが、好みは人によってはっきり分かれるだろう。

ファンからの賛否2:山崎まさよしの挿入歌の使い方

 さらに、原作ファンから激しい賛否を呼んでいる具体的なポイントには、山崎まさよしの挿入歌「One more time,One more chance」(1997年)が流れるタイミングの大胆な変更がある。同楽曲は実写版の劇中でDVDとして登場する山崎の初主演映画『月とキャベツ』(96年)の主題歌でもあり、『秒速5センチメートル』という作品の「顔」と言っていいほど歌詞が物語にシンクロしている楽曲なだけに、「そこは変えないでほしかった」と思ったファンも多いだろう。

 ただ、筆者個人は「これまでの思い出が集積していく」貴樹の心理は共通しているし、アニメ版ではやや唐突に感じられた“ミュージックビデオ的な使われ方”に対し、実写版では“具体的な貴樹の行動にリンクする形”で使われるというのは、なかなか理にかなった変更であると思えた。

ファンからの賛否3:「ヒロインに寄り添う物語ではない」印象

 さらに、高校生時代のエピソードは、アニメ版ではヒロインの1人である花苗(森七菜)のモノローグが多く、「主人公が花苗へと切り替わった」ような印象があった。一方で、実写版では貴樹の描写が付け加わり、物語全体の主人公が貴樹のままで、「花苗に寄り添う物語ではなくなった」ように感じられた。これにより、「花苗にとって望んだ通りにはならなかった」切なさをさらに際立たせる効果を生んでいるといえるが、アニメ版の花苗が好きだった人にとっては、不満が出るのも致し方ないだろう。


 総じて、アニメ版のファンにとっての実写版『秒速5センチメートル』は、「原作の切ない物語をリスペクトし、かつそのままトレースするだけでなく、実写映画にうまく落とし込んでいる」と感じるか、また「原作に忠実にして欲しかった」と思うかで、好みが分かれると言っていい。

アニメ版未見でも受け入れられる理由は「モノローグ」のカットにもある?

 一方で、アニメ版を未見で今回の実写版を見た人からは、「劇的な物語ではないことに驚いた」「純粋すぎて眩しい」といった、多少の「戸惑い」や「気恥ずかしさ」込みで称賛している意見が多く上がっている印象だ。その理由は、原作で多用された「モノローグ」の多くがカットされたことも大きいのではないだろうか。

 それらのモノローグは登場人物の心情をポエティックに綴る、もちろんアニメ版の大きな魅力であった一方、それぞれが自身の切ない感情に「耽溺」している印象も強い。ある種の抽象化された表現のアニメではない実写映画で、これらのモノローグを安易に再現してしまうと、「自己陶酔しているような気持ち悪さ」や「過剰な説明」のように感じてしまう可能性もあっただろう。

 しかし、今回の実写版では、91年の大人になった貴樹の描写がとても多く、「誰かとの関わりの中で自分の思いを口にする」場面も付け加えている。これは、今作を手がけた奥山由之監督の作品『アット・ザ・ベンチ』(24年)とも共通している「会話からその人の世界や価値観が広がる」面白さであるし、その切実な心情の吐露は共感しやすい。

 さらに、現在の貴樹が「30歳を目前にしている」という設定も強調されており、それは年齢の「節目」に何かを考えてしまう多くの人が共感しやすくなる効果を生んでいる。アニメ版を知らなくても、「アラサー世代」にもピンポイントで「ささる」内容になったと言っていい。


新海誠監督の「作家としての成熟」にもリンクした変更かもしれない

  アニメ版では、登場人物たちの「自己完結」ともいえる物語が、今回の実写版で「誰かとの関わり合いで変わる」というベクトルへと変化していることは、アニメ版を手がけた新海監督の「作家としての成熟」ともリンクしているといえる。例えば、『新海誠の世界 時空を超えて響きあう魂のゆくえ』(著:榎本正樹、KADOKAWA)では、新海監督による以下の言葉が記されているのだ。

「いつまでも今のままの自分でいたいと思っている人って、多くはない気がします。自分はこう変わりたい、こういう人生を送りたいという気持ちを、皆切実に抱えていると思うんです。それらを叶えてくれるものは、他者との出会い以外にありえないのではないでしょうか。自分1人で内発的に人生を変えていくことは難しいと思います」

 実際に新海監督による後年の『すずめの戸締まり』(22年)などではモノローグがほとんどなくなり、物語としても登場人物が「他者との出会いで変わっていく」ことがはっきりと感じられる。作り手が明確に意図したことではないかもしれないが、今回の実写版『秒速5センチメートル』で見られたアニメ版からの数々の改変は、新海監督という作家へ、やはり多大なリスペクトを捧げた結果にも思えるのだ。

松村北斗がほぼ満場一致で称賛される理由

 そんなわけで、全体的には好評寄りでありつつも否定的な声にも納得できる実写版『秒速5センチメートル』であるが、満場一致とさえいえるレベルで称賛されていることがある。それは何しろ主演の松村だ。

 全体的には「どこか冷めている」「表向きには平気そうに思える」ような印象がありながらも、どこか影を感じさせる。そして、実写版オリジナルとなる「誠実で切実」な心情を言葉を探しながら少しずつ語る場面での松村の表情が忘れられない。アニメ版の貴樹という主人公の「その先の物語」を見届けたような感慨もある。今回の実写版が成功したのは、彼の存在感と演技力によるところがあまりに大きい。

 また、今作で演じた貴樹は、松村が近年主演した作品のキャラクターとシンクロする部分も多い。上白石萌音とダブル主演した『夜明けのすべて』(24年)は、「他者との距離」を感じさせる山添という役柄と「プラネタリウム」という要素が共通している。また、松たか子とのダブル主演作『ファーストキス 1ST KISS』(25年)では、クールで朴訥とした印象の駈役を好演し、思い人への切実な心情を吐露するなど、貴樹と重なる部分があるだけに、『秒速5センチメートル』で松村が気になった人は、これらの過去作も併せてご覧になってほしい。

(文=ヒナタカ)

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最終更新:2025/10/23 22:08
男性アイドル
[ボーイズグループ別売り上げデータ]

【JO1】歴代シングル・アルバム売上枚数データ一覧|2025年10月23日最新情報

2025/10/23 19:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

K-POP音楽授賞式『2022 MAMA AWARDS』のレッドカーペットに登場したJO1(Getty Imagesより)

――オリコンリサーチ株式会社が毎週月曜からの7日間を集計期間として、CD・DVD・書籍等の売り上げを発表する「オリコンランキング」。販売データとしての側面はもちろん、結果からはその時々の流行がわかるほか、アーティストにとっては人気の“指標”にもなるため、業界関係者のみならず、ファンたちも日々公開される売り上げランキングの動向を注視していることだろう。

 サイゾーウーマンでは、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!で配信、TBS系で放送)から誕生したグローバルボーイズグループ・JO1のシングル、アルバムの売り上げ枚数の推移を、表やグラフで一挙に紹介! 

目次

歴代シングル売り上げ【2025年10月23日更新】
歴代アルバム売り上げ【2025年4月10日更新】 

JO1 歴代シングル売り上げまとめ【2025年10月23日更新】

※数字はすべてオリコン調べ(千枚未満は四捨五入) 

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 大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨の11人からなるJO1。2020年3月4日に「PROTOSTAR」でデビューを果たし、初日21.5万枚、初週は32.7万枚を売り上げた。

 以降、4枚目シングル「STRANGER」(21年8月18日発売)までは売り上げが減少傾向にあったが、5枚目の「WANDERING」(21年12月15日)から数字が伸び始め、6枚目のMIDNIGHT SUN」(22年10月12日)では、初日セールスで初の30万枚を突破。

 その後、7枚目の「TROPICAL NIGHT」(23年4月5日)で再び数字を落とすが、5月29日発売の最新シングル「HITCHHIKER」では、約20万枚の大幅アップ。初週50.6万枚で過去最高を記録した。

 なお、同作では、購入者を対象にした応募抽選特典として、JO1メンバーが乗る車内の助手席に座ってトークができる「個別助手席トーク会」(当選者は220名)を実施。こうしたユニークなリアルイベントが行われることも、売り上げを伸ばした理由のひとつと考えられる。


 24年10月2日発売の最新シングル「WHERE DO WE GO」は、初日45.1万枚と過去最高の滑り出しとなり、初週は54.3万枚でハーフミリオンを達成。8枚目の「HITCHHIKER」から2作連続で好成績を収めた。

JO1 歴代アルバム売り上げまとめ【2025年4月10日更新】 

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 20年11月25日に発売した1stアルバム『The STAR』は、初日11.5万枚、初週15.8万枚を記録。同年8月26日発売の2ndシングル「STARGAZER」が初日18.9万枚、初週には28.3万枚を売り上げたことを考えると、やや物足りない結果となった。
 
 その後、22年5月25日の2ndアルバム『KIZUNA』は、初日と初週どちらも約10枚数字を伸ばしたが、23年9月20日3rdアルバム『EQUINOX』では、初日は3万枚、初週は3.5万枚ほどダウンしている。
 しかし、今年4月2日に発売したベストアルバム『BE CLASSIC』は初日23.9万枚と、『KIZUNA』の初週26.1万枚まで約2.2万枚に迫るスタートダッシュを切り、初週は29.0万枚で自己最高を更新。1年6カ月以上ぶりのアルバムリリースであることはもちろん、3月にデビュー5周年を迎えた彼らにとって初のベスト盤であるだけに、大事な節目を数字面でも盛り上げようと“複数枚買い”したファンも多いことだろう。
 なお、彼らは2月から3月にかけて、台北、バンコク、ロサンゼルス、ニューヨーク、北京、ソウルの全6都市を巡る初のワールドツアー『JO1 WORLD TOUR JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’』を行い、大成功を収めている。デビュー6年目に突入し、着々とステップアップしているようだ。
 

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最終更新:2025/10/23 19:00