草なぎは10月期のフジテレビ系ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』で主演を務めることが決定。昨年出演した映画『碁盤斬り』がイタリアの映画祭で最優秀長編作品賞を受賞し、今年4月より配信されたNetflix映画『新幹線大爆破』が大ヒットするなど、俳優としての評価が高まっている。また、ソロアーティストとして7月2日放送の『2025 FNS歌謡祭 夏』に約10年ぶりに出演し、7月5日放送の日本テレビ系音楽特番『THE MUSIC DAY』への出演も決まっている。
2位に選ばれたのは、BE:FIRSTのSOTA。デビュー前からダンサーとして活躍し、ダンスの世界大会で4度の優勝経験を持つほど、グループ内でも一際目を惹くダンススキルの持ち主です。そんなSOTAがメンバーとスキンシップをとる姿が、今年2月にBE:FIRST公式YouTubeで公開された、初のドームツアー『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”』の舞台裏Vlogでも随所に映し出されていました。
その様子が際立ったのは、24年8月にNHKの音楽番組に関する公式Xで公開された『NHK MUSIC EXPO 2024』のダンスチャレンジ動画です。中国の6人組ボーイズグループ・WayV(ウェイブイまたはウェイシェンブイ)のTENとNumber_iの楽曲「INZM」(24年)でコラボした神宮寺は、アイコンタクトを交わしながら楽しげにダンス。ラストには両手を広げてTENをハグし、SNS上では「スキンシップおばけ」「全開のハグが胸アツ!」といった声が相次ぎました。
最近ひっそりと爆死していたのは、累計発行部数250万部突破の人気コミックを原作とし、2023年にフジテレビ系で放送されたドラマ『パリピ孔明』の劇場版『パリピ孔明 THE MOVIE』。2025年4月25日公開の本作ではとにかく豪華キャストをそろえ、さながらフェスのように仕立てたことがPRされたが、SNS上の反応を見てもほぼ“無風”。5月末には上映終了する映画館も続出した。
「フジテレビはバブル景気の真っ只中である1980年代、『南極物語』(1983)や『私をスキーに連れてって』(1987)など、数々のヒット作を飛ばすようになりました。そうした流れで『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズが大ヒットすると、業界全体が次々とドラマの映画化をつくるようになったんです」(前田氏、以下「」内同)
もちろん、ドラマ発劇場版がすべからく爆死案件になるわけではない。たとえば2019年公開の『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』は興収26億円を超える大ヒット。前田氏は、「BLジャンルとSNSの親和性の高さが功を奏して、ドラマ版から大人気コンテンツだった。その流れで劇場版も売れた好事例です」と語る。
さらには、かつて旧ジャニーズに在籍していたベテラン、郷ひろみや近藤真彦も出演し、香取は郷の持ち歌「ハリウッド・スキャンダル」(1978年発売)、「GOLDFINGER’99」(99年発売)で本人とコラボレーション。草なぎは自身が作詞作曲を手掛けた楽曲「STAY WITH ME」をギター弾き語りで演奏し、歌唱前には、新旧『FNS歌謡祭』司会の相葉と草なぎがお互いに「お久しぶりです」とおじぎをかわし、笑顔を見せる瞬間もあった。
今年2月のジュニアグループ再編によって誕生した5人組グループ・KEY TO LIT(キテレツ)。同時期に結成が明らかになったACEes、B&ZAIはツアーやコンサートなどの“現場”が発表されていたものの、KEY TO LITはグループでの大きな仕事が少なく、ファンはやきもきしていたようだ。そんな中、ようやくツアーに向けて本格的に動き出したのではないかと、注目を集めている。
2月16日、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)はACEes、KEY TO LIT、B&ZAIという新たなジュニア内ユニットが3組できたと報告。彼らはHiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の一部メンバーをシャッフルする形で構成され、少年忍者以外の3組は事実上の解散となった。
ACEesは浮所飛貴、佐藤龍我、那須雄登(元美 少年)、作間龍斗(元HiHi Jets)、深田竜生(元少年忍者)の5人で構成され、KEY TO LITも同じく岩崎大昇(元美 少年)、井上瑞稀・猪狩蒼弥(元HiHi Jets)、佐々木大光・中村嶺亜(元7 MEN 侍)からなる5人組だ。残るB&ZAIは橋本涼(元HiHi Jets)、今野大輝、菅田琳寧、本高克樹、矢花黎(元7 MEN 侍)、稲葉通陽、鈴木悠仁、川崎星輝(元少年忍者)の8人組となっている。
「結成発表と同時に、事務所サイドは3組のコンサートが予定されていることを宣言していました。ジュニア情報局(ジュニアのファンクラブ組織)の会員サイト内で、ACEesが4月からアリーナツアーを行うほか、KEY TO LITとB&ZAIに関しては『6月以降に順次コンサートを開催予定』と説明。詳細が決定次第、あらためて案内を出すと、書かれていたんです。ACEesはこの時点でツアータイトルや日程も決まっていて、4月10日~8月5日まで東京、福岡、静岡、愛知、大阪を巡るツアーとなっていました」(芸能ライター・阿部ベア氏)
その後、4月2日にはジュニアの公式インスタグラムアカウントで、B&ZAIのメンバーがライブ配信を実施。6月25~26日に神奈川・ぴあアリーナMMで初の単独コンサート『B&ZAI LIVE 2025 First Beat』を開催すると、サプライズで告知した。
ただ、B&ZAIが2公演だった一方、先に解禁となっていたACEesのアリーナツアー『ACEes Arena Tour 2025 PROLOGUE』は5都市20公演という規模とあって、ファンの間で「B&ZAIのコンサートは1都市2公演だけ!?」「ACEesとの格差がひどい」と、嘆く声が続出した(B&ZAIはのちに26日午後1時開演の追加公演が決定)。
また、バンドスタイルでのパフォーマンスも可能なB&ZAIは、音楽フェス『OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025』 (大阪・万博記念公園、7月20日)や、『SUMMER SONIC 2025』(東京会場、8月17日)にも参加予定とのこと。そして、9~10月はB&ZAIが主演を務める舞台『ANDO』が東京、広島、大阪で上演される。
B&ZAIファンが色めき立つ最中、SNSではかねてより「KEY TO LITの現場はいつ発表されるの?」という声が上がっていた。新グループ結成後、KEY TO LITは雑誌などには登場していたものの、ジュニアが出演するYouTubeチャンネル「ジュニア CHANNEL」は今年2月中旬から休止に。5月16日から再始動し、KEY TO LITの動画は毎週日曜日に更新されているが、ACEesやB&ZAIと比べるとグループ単位での露出は少なく、先々の予定は不明のままとなっていたのだ。
「KEY TO LITの佐々木は、3月8日に東京で開幕した主演舞台『ダッドシューズ2025』の公演中に膝を痛めるアクシデントに見舞われ、『膝半月板損傷』と診断されたことから、舞台は13日以降すべての公演が中止に。加えて、岩崎は6月9日に『ラヴィット!』(TBS系)の生放送中、『ペアフリスビー対決』の企画で転倒し、右手首を骨折(全治6週間)。ファンは本人たちを責めるつもりはないでしょうが、『大光の怪我からしばらく経って、そろそろKEY TO LITも現場発表あるかな~と思ってたら、今度は大昇が怪我……』『大光も大昇も怪我したから、夏は辛抱かな』と落胆していました」(前出・同)
とはいえ、井上は6月7日~7月6日にかけて主演舞台『W3 ワンダースリー』のステージに立っているため、「瑞稀くんの舞台もあるし、KEY TO LITのコンサートは早くても夏以降になりそう」と予想の声が出ていた。
KEY TO LIT、SNSでツアー開催を“匂わせ”? “ヒント”投稿でファンが考察
多くのファンがKEY TO LITのコンサートやイベントを待ちわびる中、メンバーサイドが何らかの発表を“匂わせ”しているのではないかと、話題になっている。
例えば、「ジュニア公式」のX(旧Twitter)アカウントは6月26日に「ジュニア公式の気まぐれ投稿」(原文ママ、以下同)として、KEY TO LIT・猪狩がコンパスと古地図を持った写真をアップ。「たまにはスマホも置いて地図とコンパスで冒険に出かけてみては…!?」「おやおや?猪狩蒼弥はどこへ行くのか…?」といった意味深なメッセージを発信した。猪狩の頭上には数字が不規則に配置され、方位マークや東西南北を示すような「N」「E」「W」「S」のアルファベットも。
これらの情報をもとに、一部ファンはメンバーの投稿がKEY TO LITのコンサート日程を表しているのではないかと指摘。7月2日時点では、大阪城ホール、朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター(新潟)、ららアリーナ東京ベイ(千葉)が会場の候補に挙がっており、9月20日、27日、10月2日という具体的な公演日を割り出している人もいるほどだ。
B&ZAIなど、ジュニアのグループは生配信で公演のお知らせを発表する機会も多いだけに、「KEY TO LITは生配信でツアー発表?」「この日の配信で謎が解けるってことかな」「ついにKEY TO LITの生配信が決まったってことは、何かしら発表があるって捉えていいよね? メンバーカラー、ライブとかいろいろ期待しちゃう」と、歓喜している。
『1st Love』の売り上げが伸びた背景として、特典に生配信イベントの視聴券がついていたことや、初回限定盤のCDに関西ジャニーズJr.時代の全楽曲、DVD・Blu-rayには『なにわ男子 First Live Tour 2019-2020 ~なにわと一緒に#アオハルしよ?~』の大阪城ホール公演の映像も収録されていたことが考えられる。
そのほか今週は、2位にはブラッド・ピットが主演する『F1(R)/エフワン』、5位に綾野剛主演の『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』、8~10位にはアニメーション映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』、『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』、『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』がそれぞれ初登場(いずれも6月27日公開)。
今年2月から8人組となった新生・timeleszにとって初のアリーナツアー『We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~』が、6月28日にスタートした。Netflixで独占配信された『timelesz project -AUDITION-』(以下、『タイプロ』)を経て5人の新メンバーが加わったが、今回のコンサートでは、おおむねオリジナルメンバーのファン、新たなファンらの反応は二分しているようだ。