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セゾン系を受け継ぐのは韓国企業? そこに見える意外な共通点とは|サイゾーウーマン
渋谷西武閉店で再び注目される「セゾン文化」 “何が残ったのか”を読み解く|サイゾーウーマン
明るく聡明だった母が──せん妄であらわになった“母の本心”と、戻れない親子関係|サイゾーウーマン
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その他
『セゾン文化は何を夢みた』刊行記念インタビュー(後編)

セゾン系を受け継ぐのは韓国企業? そこに見える意外な共通点とは

2026/03/29 18:15
香川文
西武池袋本店(写真:サイゾーウーマン)

※2010年公開の記事を再編集しています。

 渋谷西武の閉店が発表され、セゾン文化の象徴がまた一つ姿を消すことになった。本記事は、セゾン文化の現場にいた当事者・永江朗氏のインタビュー後編。企業と文化の関係、そして「その後」に何が残ったのかを語る。

▼前編はこちら
渋谷西武閉店で再び注目される「セゾン文化」 “何が残ったのか”を読み解く

セゾン文化はもう死んだ

――J文学、シブヤ系と呼ばれていたカルチャーを「セゾン系」と呼び変えたことも、興味深いです。

永江 無理矢理なところもありましたけれども。「文藝別冊」(河出書房新社)に、阿部和重とか、保坂和志、中原昌也、批評家だと佐々木敦とか……この人たちが実は、かつてセゾングループの現場にいた人たちなんだということを、J文学の一部は実はセゾン系なんじゃないかと書いたんです。すると、編集者から書籍化しませんかというお話があって、同時代史を書き残しておこうということになったのが、この本の最初の構想です。

 セゾン文化の当事者のインタビューを中心に構成することになりましたが、特に、堤さんには一連の文化事業についてどう考えていたのかをきちんと聞いておきたかったし、セゾン文化の中心を担っていた文化事業部部長の紀国憲一さんに至ってはなかなか表に出てこない方だったので、肉声を残しておきたかった。この本は、とりあえず自分のけじめとして記録しておきたかったものの集積なんです。


――たしかにセゾン文化はもう死んだ。この本については、自分なりの「遺骨収集」だ、と書かれていますね。構想から13年という長い期間もかかったと。

永江 この本について考えはじめた90年代後期、セゾングループはバブル的なものの象徴として世間からは叩かれている状態でした。でも、内部にいてある程度状況を知っている立場からすると、文化事業にうつつを抜かしていたわけでも、そこにお金を浪費しているわけでもなかったし、それなりに必然性があり、それなりに残したモノもあっただろうと。セゾンを離れた後に、いまは文化の作り手になっている人もいるように、社会に残したものもきっとあっただろう、ということです。

 ただ、セゾングループが、ああいう形で失敗してしまったことによって、あらゆる可能性を食いつぶしたわけではないものの、「もうその繰り返しはできない」という思いを、のちの時代の人たちに抱かせてしまったかもしれないなとは感じています。それに加えて、日本経済や、経営者に余裕がなくなってしまって、ムダなものはいらない、と、コストカットに走るようになってしまった部分も大いにもあると思う。しかもいまは「断捨離」みたいなものが受けているわけだし……いいじゃん、ムダなモノに囲まれていたって(笑)……それが人生というものだし、と。

80年代カルチャーが「新しいこと」をやり尽くしてしまった

――勝間和代や、そのフォロワーも、その流れですよね。


永江 60年代いっぱいビートルズが活動してから、80年代の音楽シーンにいたるまでが、大衆文化が成熟していった時期で、その後は同じことの反復になってしまっているんだろうと思います。そういう意味では、80年代カルチャーが「新しいこと」をやり尽くしてしまったといえるだろうなと。セゾン文化に限らず、時代としてそういうことだったという背景もあるでしょう。

 ……私たちが20代だった頃に「全共闘オヤジたちによって、俺たちの可能性は全部食い尽くされてしまった」と強く思っていたことと同じようなことが言えるんじゃないかと。ペンペン草も生えないような状況になってしまったわけで。

 そしてさらに、リクルート的な「あなたは本当の自分じゃない」というメッセージの求人広告に追い立てられて、それで不安になっていった人は多いと思います。

かつてのセゾン的なものを担っているもの

――現在、かつてのセゾン的なものを担っているものとして考えられるのは何でしょうか。

永江 『セゾン文化~』の中でも少しだけ触れましたが、人材を輩出していている、という点では、サントリーでしょうか。サントリーの広告を手がけていたサン・アド出身の優秀なクリエイターが多いですよね。ただ、会社としてのスタンスはやはり若干違う。


 あとは、阪急もすごいのではないか、と。宝塚劇場や、出版社の阪急コミュニケーションズ、書店のブックファーストも傘下にある。ただ「Pen」や「FIGARO」といった雑誌を、堤さんや紀国さんが言っているような「イメージ作りとのために」という意味では、積極的に使ってはいないですよね。それに東京には阪急の電車が通っていないからかもしれないけれど、文化的な事業を企業宣伝につなげられてはいないという点で、セゾンのやってきたこととはずいぶん違うだろう、ということになってしまいます。

「文化」に本気で取り組もうとすると20年近くかかる

――そこまで腹が据わって、戦略的に文化を扱っていこうという企業はもう、ないのかもしれませんね。

永江 ただサムスン電子は、ちょっと他の企業とは違うかもしれません。実は、カンカンポア(アール・ヴィヴァン渋谷店)に自分がいたときに、サムスン電子の人が定期的に店に来ていて、大量に美術書を購入して行ったんです。資料を組織的に集めていたんでしょうね。1カ月から2カ月に一回くらい来ては、領収書を「三星(サムスン)電子」宛に発行してくれと言われて。

 2004年にオープンしたサムスン美術館にはかなり行きたいなと思っているんです。古い、伝統的なものを集めた美術館と、近現代美術を展示した現代美術館と、さらにワークショップ的に未来を扱う特別展示のセクションと、三つに分かれていて。建物も現代最高の建築家によって造られているんだそうです。

 サムスンのスタッフがカンカンポアに買い物に来ていた頃から、この美術館ができるまでは20年近くたっていますから、付け焼き刃で取り組んでいるものではないはずです。「文化」に本気で取り組もうとすると、それくらいの年月はかかるものなのでしょうね。
(取材・文/香川 文)


永江朗(ながえ・あきら)
1958年5月9日生まれ、北海道出身。フリーライター。大学在籍中に西武美術館でアルバイトを始め、その後セゾングループの洋書店「アール・ヴィヴァン」に勤務。カルチャー誌の編集、ライター業を経てフリーライターとして活動を始める。著書に『「批評の事情 不良のための論壇案内』『平らな時代』(ともに原書房)、『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『アダルト系』(ちくま文庫)などがある。

『セゾン文化は何を夢みた』朝日新聞出版

二十代をセゾングループの一員として過ごしてきた永江朗氏が、堤清二会長以下、当時の関係者へのインタビューを基に「セゾン文化」が与えた影響を改めて問い直す。

最終更新:2026/03/29 18:35
その他
『セゾン文化は何を夢みた』刊行記念インタビュー(前編)

渋谷西武閉店で再び注目される「セゾン文化」 “何が残ったのか”を読み解く

2026/03/29 18:15
香川 文
渋谷西武
渋谷西武(写真AC)

※2010年公開の記事を再編集しています。

 渋谷西武の閉店が発表され、SNS上に惜しむ声が相次いでいる。かつて「セゾン文化」と呼ばれた時代を象徴するカルチャーの姿が、また一つ消えることになったが、セゾン文化の空気や価値観は、いまもさまざまなかたちで残っている。

 かつてその現場にいた当事者である永江朗氏が、2010年に刊行した著作『セゾン文化はなにを夢みた』。本記事では、そのインタビューをいま改めて振り返りる。

『セゾン文化は何を夢みた』(朝日新聞出版)
『セゾン文化は何を夢みた』(朝日新聞出版)

西武百貨店、パルコから美術館まで「セゾングループ」という企業団体

 西武百貨店、パルコから美術館まで……「セゾングループ」の名のもとに、流通を中心としたブランドイメージ戦略を仕掛けた企業グループが、かつて存在した。

 広告戦略やバブル消費の時代の象徴であったと同時に、西武百貨店の文化事業部によって実現した数々の取り組みは、企業メセナの先駆けとなり、経営者・堤清二を中心に花開いた大がかりなカルチャー・ムーブメントでもあった。

 そして、自身もセゾン系の書店「アール・ヴィヴァン」などに勤めたのち、現在はフリーライターとして多くの著書も執筆している永江朗氏によって、『セゾン文化はなに何を夢みた』(朝日新聞出版)が刊行された。


 収録されたインタビューの対象者はすべて「セゾン系」、つまり、かつてセゾンの現場に何らかのかたちで関わった人々である。彼らとその同時代に、同じセゾンの傘のもとで時代を感じた人々が、クリエイターとして、経営者として、作家として……セゾングループなき今も文化の一部を担っていることは驚きだ。

 1970年代から「セゾングループ」が演出したカルチャーを体感してきた永江氏は、現在のカルチャーをどのように感じているのか。セゾン文化が生み出したメンタリティーや風俗は受け継がれているのか――。永江氏に伺った。

「文化自体、あってもなくてもいいもの」

――いまのアラサー女子は、文化に飢えているというか、おもしろいと思えるムーブメントが身の回りにほとんどない。永江さんの『セゾン文化は何を夢みた』を読んで、80年代にはこんなカルチャーがあって、楽しい場所があって、こんな人たちがいたんだ!……と、驚きました。

永江朗(以下、永江) まぁ、いまの若い人は、セゾンのことすらも知らない人がたくさんいるからね。もう戦時中の話みたいなものでしょ(笑)。僕らの話を聞いていると、楽しいことだけしていて喰っていけた時代があったんだって感じるのかもね。あこがれの対象になり始めているのかもしれない。


――現在は、堤清二さんのように壮大な規模で文化事業を展開しようという経営者はいないように思えます。

永江 当時はまだ、60年代・70年代の左翼運動の残り火があって。堤さんも左翼運動との折り合いの付け方を引きずりながら経営していたし、僕たちだって、学生運動に挫折して、生活のために働き始めたあとも、ずっとどこか後ろめたさを感じていたんですよ。

 「西武という資本に取り込まれてしまった」という表現もしていたくらいで。文化事業って、結局、虚業でしょう。文化自体、そんなに素晴らしいものではなくて、あってもなくてもいいものじゃないですか。主食にならないスパイスみたいなものなんですよね。正しいものというより、むしろ良くない部分やムダもあるから面白いし、わくわくどきどきできる。

 でも、効き過ぎると感覚は鈍麻するし。そこでバブルに踊らされて、バランスが崩れてしまったのがセゾングループなんだなとは思います。

ギャルやヤンキーは「伝統芸能」

――いま元気なのは、ギャル文化くらいでしょうか。彼女たちの生命力には、目がくらみそうです……。


永江 あの過剰な、ムダしかない感じ(笑)。だって彼女たちは、主食というかスナック菓子だけで生きているように見えるでしょう。文化というか風俗なのかもしれないけれど、地方のヤンキーに生態としては近いかもしれない。

 シブヤのチーマーとヤンキーの一番の違いは、世代の継承性があるかどうかということと。あと、ヤンキー文化ってローカルな文化なんですよ。いまだに彼らの発想は中学校の学区に起因していて、その先輩後輩の関係が絶対。ギャル文化ってそれに近いですよね。非常にローカルで、先輩後輩みたいなことも非常に気にするし。都心のクラブカルチャーと全然違うモノだと思います。

 ギャルやヤンキーはもはや「伝統芸能」なので、それはお祭りと同じで、少しずつ形は変えつつも、継承されていくんじゃないですかね。映画『下妻物語』で、尼崎の若者たちはジャージにくるまれて生まれてきて、ジャージを着たままで死んでいく……っていうのがありましたけれども。

 ジャスコさえあればいいわけで、外には出て行かずに生きていく。彼女たちは、あきらめているのがすごい。世界を広げようとは思っていない。たとえば、高い教育を受けて、高い地位に就いて、社会的に影響を及ぼすとかっていう可能性は、最初っから排除していますよね。

 ヤンキーやギャルは、若い人たちが現実社会で折り合いを付けて生きていく一つの方法になりつつあるのだと思います。


生活雑貨的なものへの関心と無印良品の成果

――2000年代に入ってから、永江さんがおもしろそうだなと思って注目しているカルチャーは?

永江 女性でいうと、その時々に、カルチャー誌がおもしろがるものはありますよね。仏像やお寺めぐりをしたがるとか、鉄子が出てきたりとか。あと、それまでは定説として「女性はオタク化しない」って言われていたのに、新世紀に入ってからBL系の腐女子が市民権を得たのはおもしろいなと思いますね。

 それから、サイゾーウーマン的な下半身ネタの盛り上がり方も、それまでの女性週刊誌「微笑」のような、背徳感のあるタブーを犯しながらの性の告白とはまた違うじゃないですか。タブーに関しては、どきどきしたり衝撃を受けたりすることがあんまりなくなって、スポーツ化していっていますよね。

 全体で言うと、生活雑貨的なものへの関心が異常に高いのは何なんだろうなと。BBQブームにしても、かつてのアウトドアブームとは明らかに違う。あらゆるものがインドア化している。

 ……無印良品については、堤さんはいまでも非常に肯定的なんですが、現在の家の中に対する関心の高さは、ある意味で、無印良品の成果なのかもしれません。柳宗悦の民芸運動とつながっていて、もともと白樺派のユートピア思想が根っこにありますから。アノニマスなものに目を向けることで生活の質を高めることができるという。


 とはいえ、インテリアブームのもともとのきっかけは男の子なんだよね。「POPEYE」(マガジンハウス)の「オレ部屋」特集に始まったものでしょう。ただ、目黒通りのインテリアショップにも、男の子同士で仲良く連れ立って行くようになったりというのは、新世紀に入ってからのことなんじゃないかな。

――そういう男の子たちは自然にアイテムも似通ってきて、ペアルックみたいになってきますよね。

永江 草食化のひとつなんだと思いますけどね。日本って、もともとそういう文化があって、新橋で頬をすり寄せるように男同士が酒を飲んでいるとか、体育会とか、ホモソーシャルなものはもともとあったんだとは思います。

 それがカジュアルなかたちで若い子の日常に降りてきている。ゲイってことじゃなくても、大学で男の子同士がいつも二人並んで座っているような光景が見られるとか。異性ではなく同性と遊ぶことで満足してしまうんでしょう。

「自分だけはそれを知っている」選民意識

――80年代と、何が違うんでしょうか。

永江 80年代は、孤独だったよね。誰かと一緒に買い物に行くなんてあり得なかったし。自分がアール・ヴィヴァンの店頭にいる頃に見ていた人たちって、みんなひとりぼっちでしたね。すごくマイナーなものについて興味があって、たまに話が合う人がいるとものすごく盛り上がる。

 けれど、友達がいなくて、でも「ビックリハウス」(パルコ出版)は毎号買っていて、投稿もしている。そんな「ハウサー」である自分について、「クラスの他の子とは違う、自分だけはそれを知っている」みたいな選民意識のようなものがあったと思います。

 情報の送り手だったセゾンの側だけでなく、受容する側にもそういう意識があったと思う。それがセゾン時代のいやらしいところでもあったと思うんですけど。……いまはあまりにもみんな、いろんなことをほどほどに知っている「事情通」になっていて、なんとなく話が通じてしまうでしょう。音楽だって店頭に行かなくても聴くことができたり、情報が本当にフラットになってしまいましたね。
(取材・文/香川 文)

▼後編はこちら
セゾン系を受け継ぐ企業は韓国企業? 意外な文化の遺伝子とは

※「微笑」:祥伝社が1971年から96年まで発行していた週刊誌。女性向けに性を扱ったことで知られる。
※「ビックリハウス』:パルコ出版から発行されていた雑誌。「ハウサー」と呼ばれた読者の投稿で記事がつくられた。

『セゾン文化は何を夢みた』朝日新聞出版

二十代をセゾングループの一員として過ごしてきた永江朗氏が、堤清二会長以下、当時の関係者へのインタビューを基に「セゾン文化」が与えた影響を改めて問い直す。

最終更新:2026/03/29 18:15
コラム
老いゆく親と、どう向き合う?【1回】

明るく聡明だった母が──せん妄であらわになった“母の本心”と、戻れない親子関係

2026/03/26 14:00
坂口鈴香(ライター)

※本記事は2019年の記事を再編集したものです

 近年、親の老いや介護をめぐり、子ども側の“美談ではない”本音が語られるようになった。ドキュメンタリーや当事者の発信を通じて、戸惑いや葛藤が知られつつある。

  老いに伴う言動や、あらわになる感情──それは、信じてきた“親の姿”が揺るがされるほど強いものだ。「親だから理解したい」と思いながらも、受け止めきれない。出口のない感情の中で、子どもは親と向き合うことになる。

 サイゾーウーマンでは、長らくこのテーマと向き合い「老いゆく親と、どう向き合う?」シリーズとして伝えてきた。親と向き合った多くの人々の体験談の中から、2019年に公開した記事を再掲する。

病室のベッドで横たわる高齢者
(画像:写真AC)

 あえて言おう。「ピンピンコロリ」は幻想だ。シリーズを始めるにあたって、まずはこの文を読んでほしい。

【大方の高齢者は、70代までは元気であっても、晩年期の80代、90代の老いの坂を「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける「ピンピン・ヨロヨロ・ドタリ」の高齢期を生きる時代になっている】『百まで生きる覚悟』(春日キスヨ、光文社刊)


 平均寿命が延びて、人生100年時代になろうとも、人間は必ず老い衰えていく。「ピンピンコロリ」が叶うのは“少数の幸運な人だけ”(前掲書)なのだ。そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか――。

 “終活”ならぬ“終末”ライター・坂口鈴香が、さまざまな家族の姿から考えます。

明るく聡明な母を尊敬していた

 岩崎武志さん(仮名・54)は大手企業の管理職だ。東京近郊で妻、娘と暮らしている。妻の実家は歩いて5分ほどの“スープの冷めない距離“にある。妻の両親も健在で、妻や娘は頻繁に行き来しており、平日は遅くまで仕事、週末はゴルフで忙しい岩崎さんにとっては、安心できる環境だと思っている。

 北海道出身の岩崎さんは、大学入学時に実家を出て以来ずっと首都圏で暮らしてきた。父親は早くに亡くなった。80代の母親は北海道の実家で一人暮らしをしているが、今のところ足腰もしっかりしているし、社交的な性格で友人や親せきも周りにたくさんいる。


 それに、姉が実家から車で15分ほどの場所に住んでいるので何かあっても安心とばかりに、岩崎さんは年に1回帰省する程度で済ませていた。とはいえ、妻や娘も「明るく聡明なおばあちゃん」のことを慕っており、電話でよく会話もしていた。

「離れて暮らしていることもあるのでしょうが、妻は母から嫌な思いをさせられたことは一度もないと言っていて、関係は良好。私もしっかり者の母を誇りに思っていました」

 こんなエピソードもある。岩崎さんの一人娘は、高校入学後まもなく登校できなくなった。望んでいた高校ではなかったこと、親の期待に応えられなかったことなどから、家から外に出ることができなくなったのだ。

 岩崎さんも心配したが、妻の心労は人一倍だった。日頃から、孫をかわいがっていた妻の両親はオロオロするばかりで、どう対処したらよいのかわからない。腫れ物に触るような毎日を過ごしていた。

 いらぬ心配をかけまいと、岩崎さんの母には何も伝えていなかったが、その年の暮れに一人で帰省した岩崎さんは事情を打ち明けざるを得なかった。


「なるべく深刻にならないよう伝えたつもりだったんですが、母には娘のつらさや妻の憔悴がわかったんだと思います。母は『今は本人が居場所を探しているとき。自分で見つけ出すことができるまで、周りは静かに見守るしかないね』と言ってくれました」

 暗闇に光が差し込むように感じた。岩崎さんは、妻にも母の言葉を伝え、娘を信じて見守ることにしたのだ。

 そして1年ほどたつと、娘は自ら高校を中退。フリースクールに通いながら大検を受け、今は希望の大学に楽しそうに通っている。

「正直なところ、私たちが望んでいたような大学ではありませんでしたが、娘の選択を尊重することができているのは、母の言葉があったからです。改めて母を見直しました」

せん妄状態の母が発した言葉

 姉から「お母さんが入院した」という連絡が来たのは、岩崎さん一家に穏やかな日常が戻ってしばらく経ったころだった。トイレで倒れている母を姉が発見し、救急車で病院に運んだという。


「原因は不明だったものの生命にかかわる状態ではないとのことでしたし、姉が毎日病院に行ってくれているようなので、ひとまず大丈夫だろうと。ちょうど仕事も忙しい時期だったため、様子を聞きながらも姉任せにしていたんです」

 そんな岩崎さんのもとに電話が入った。姉の長女からだった。

「姪から怒られてしまいました。『おじちゃん、自分のお母さんでしょ。何やってるの?』と。『これまでも、うちのお母さんは仕事しながら、おばあちゃんの様子を頻繁に見に行っていた。それは娘だから当然だけど、今回の入院でさすがにお母さんも疲れている。おじちゃんもおばあちゃんの子どもなら、お母さんと替わってあげるくらいしたら?』って、これにはこたえました」

 姪の怒りももっともだ。慌てて金曜の夜、仕事を終えると飛行機に乗り、母親の病院に駆け付けた。

「面会時間は過ぎていましたが、事情を話して母の部屋に行きました。母は寝ているようでしたので、起こさないように座っていたのですが、ふと母が目を覚まして僕を見たんです。それで『お母さん、大変だったね。大丈夫?』と声をかけたところ、母はこれまで見たことのない厳しい表情に変わったんです」


 もう一度「お母さん」と呼んで手を握った岩崎さんに、母親は厳しい表情のまま、吐き捨てるように言ったのだ。

 「息子は、嫁の家に盗られてしまって、いないも同然」と――

「おそらく入院して環境が変わったことによる“せん妄”だったんでしょう。そうだとわかってはいても、これが母がずっと胸にしまっていた本心だと思えて仕方ないんです。めったに顔を出さない僕のことはもういないものとして、あきらめようとしていたんじゃないかと思うと、なんとも……」

 幸いなことに、その後母親は回復し、岩崎さんの毎週末の帰省は2カ月ほどで終わった。

「正直ヘトヘトでしたが、姪への意地もありし、頑張るしかありませんでした。でもこれ以上続くとこちらがダウンでしたね。遠距離介護をしている人を尊敬しますよ」

 母にはもちろん、姉にも、妻にも、せん妄時の言葉は伝えていない。

 母は再び元の穏やかな母に戻り、一人暮らしを再開した。でも、もう岩崎さんは母の入院前の自分には戻れない。

 「息子は、嫁の家に盗られてしまった」という言葉は、今もはっきり耳に残っている。

「老いゆく親と、どう向き合う?」シリーズでは、遠距離介護やきょうだい間の負担の偏りなど、家族が直面する現実と複雑な感情を取り上げてきました。

「老いゆく親と、どう向き合う?」シリーズバックンナンバー

坂口鈴香(ライター)

坂口鈴香(ライター)

終の棲家や高齢の親と家族の関係などに関する記事を中心に執筆する“終末ライター”。訪問した施設は100か所以上。 20年ほど前に親を呼び寄せ、母を見送った経験から、 人生の終末期や家族の思いなどについて探求している。

記事一覧

最終更新:2026/03/26 14:04
向き合うのは悲しいけど、逃げたくないね
カルチャー
[女性誌レビュー]「ハルメク」2026年4月号

女性誌「ハルメク」が掲げる「自分を“世界の中心”に」置く生き方とは?

2026/03/22 08:00
サイゾーウーマン編集部
「ハルメク」2026年4月号(ハルメク)(写真:サイゾーウーマン)

 発行部数トップの女性誌「ハルメク」(ハルメク)。定期購読しないと読めない雑誌のため、中身が気になっている方もいるのでは? 購読契約した筆者が、ハルメクの世界観をレビューしていきます。2026年4月号をさっそくチェックしていきましょう!

目次

「自分を“世界の中心”に」ハルメクが説く“解放”の中身
SNSでは味わえない「読者ページ」の魅力
「ひとり旅」特集がまず“気持ち”から始まる理由

「自分を“世界の中心”に」ハルメクが説く“解放”の中身

 4月号の特集は「やめてラクに楽しく暮らす新習慣」。女性誌では春の定番テーマの「新習慣」ですが、ポイントは「やめて」「ラクに」「楽しく」という欲張り3ワードでしょう。

 ハルメクは語りかけます。「これが当たり前だから」「今までそうだったから」そんな理由でがんばって続けてきたもの、60代、70代からは見直しませんか、と。そして「自分を“世界の中心”においてみたら、自由で新しい暮らし方が見えてくるかもしれません」と。

 提案するのは「家事」「人付き合い」の見直しです。実例として、74歳の「主婦・ユーチューバー」もののはずみさんが登場。YouTuberではなく“ユーチューバー”と表記するあたりも印象的です。99歳の義母、夫、息子と4人暮らしのはずみさんは、60代後半からお中元やお歳暮、年賀状をやめたらスッキリしたんだそう。

 家事に関しても、大きな掃除機をやめてコードレス掃除機にしたら快適になったとか。テレビショッピング「ジャパネットたかた」ではコードレス掃除機が定期的に登場し、「今ある掃除機がまだ使えるから、と言われる方も多いですが、買い替えると本当に便利!」とプッシュしているんですよね。正直、もう少数派かと思っていましたが、さすがジャパネットたかたです。


 ほかにも、美容やファッションの「思い込み」をやめましょう、という素敵な切り口も。「『私はこんな顔』と決めつけず、“今の私”に興味をもつこと」なんて言葉には、思わずドキリとします。

 アドバイスを寄せている美容やファッションのプロも60代以降の女性なのですが、彼女たちの現在の姿とセットで掲載された“あの頃の私”の写真が、なんとも良いのです。「諦めモードに入ってた50代」とか「40歳頃。スキがなさ過ぎてとっつきにくい(笑)」なんて言葉で振り返っていて、過去を肯定した現在の充実ぶりが伝わってきます。

 翻って、特集の端々からこの世代が昭和世代の「当たり前」に疲れていることが感じられました。親戚付き合いは当たり前、家事は苦労して当たり前、夫に3食用意して当たり前、自分は後回しで当然……。“やめてもいい”と明言されることの安心感と解放感は大きいですよね。

SNSでは味わえない「読者ページ」の魅力

 読者のお便りページ「ハルメクCafe」。このページ、雰囲気が良いです。フリーテーマのほか月ごとのテーマが設定されているらしく、今号は「思い出の絵本」「ハルメクでつながる気持ち」「音楽、始めました」の3テーマになっています。


 フリーテーマでは、念願のおせちを購入し、三が日で完食。しかし味覚障害を発症したので味がわからなかった、なんてお話が。少しさみしいエピソードなのに、筆致は明るいのです。絵本の思い出のお便りでは、『どうぶつサーカスはじまるよ』に出てくるフレーズと震災の体験を重ねたものがあり、こちらも暗さがありません。

 こうしたちょっとしたエピソードはSNSでたくさん読めるようになりましたが、人気取りやウケ狙いに走らない「ハルメク」読者のお便りはじんわり滲みます。「雑誌文化の宝だなぁ」と思わず胸がいっぱいになりました。

 なお、6月号のテーマは「『あの頃の私』に伝えたいこと」。迷いの中にいた過去の自分に声を掛けてあげられるとしたら、どんな言葉? だそうです。どうやらハルメクは「あの頃の私」も世界観のひとつに置いていそうです。

「ひとり旅」特集がまず“気持ち”から始まる理由

本誌のほか3冊の冊子がついてくる(写真:サイゾーウーマン)

 第3特集は「ひとり旅のはじめ方」。近年、ハルメク世代の女性の間で注目が集まっているんだとか。女性誌ではよく見るテーマの「ひとり旅」ですが、「ハルメク」はやっぱり違います。まず、なにから提案すると思いますか?

 正解は「計画の前に、まずは旅を想像してみる」。「旅に行きたい!」と自分の気持ちを奮起させましょうというのです。40代半ばの筆者、近頃は旅行が億劫で、腰が重くなっているなと感じていたところ。「ハルメク」は、このあたりの掬い方がうまい!


 以降の内容も、移動にお金を惜しまない、荷物は自分で持てる範囲に、スケジュールは詰め込みすぎない、と「旅に出る以前」の心の持ちようが指南されます。このポイントは、中高年の推し活遠征でも押さえておきたいですね。

 実例として、なんと81歳にして初めてひとり旅をした方のエピソードも。青森から京都という旅程で、1日目から神社をいくつも巡り、祇園にも足を運んだとのこと。移動疲れとは無縁、初日からめちゃくちゃアクティブで仰天です。

 そしてもちろん(?)、この特集はタイアップへの導線。その後に展開されるのは、クルーズ旅や京都のバスツアー、北海道ツアーなどのお知らせです。ハルメク主催イベントも挟み込まれ、実に150ページから167ページまでがタイアップ&広告となっています。

 これがまた魅力的で、筆者もうっかり5月開催の「花さんぽ」イベントに行ってしまいそうです。実によくできた特集展開でした!

  というわけで、初めての「ハルメク」は、編集部のメッセージと読者の雰囲気が心地よい体験でした。次号はもっと深く、その世界観を探っていきますよ!

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最終更新:2026/03/22 08:00
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渋谷すばる、マネジャーで元関西ジュニアの近影に「やっぱり菊岡!」『おしゃれクリップ』“バックショット登場”で再び話題に

2026/03/09 08:00
サイゾーウーマン編集部
SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)時代の渋谷すばる
SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)時代の渋谷すばる(画像:サイゾーウーマン)

 2018年末でジャニーズ事務所を退所し、現在はシンガーソングライターとして活躍中の元関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)の渋谷すばる。

 かねてより、マネジャーとして元関西ジャニーズJr.(現関西ジュニア)のとある人物の名前がファンの間で浮上していたが、過日放送された『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)をきっかけに、再び存在に注目が集まっている。 

 その人物は、6人組ユニット「Veteran」に所属していた菊岡正展。06年頃から、同じ関西ジュニアの伊藤政氏、浜中文一、室龍規らと「自称・ベテラン」を名乗り始め、後に山碕薫太、室龍太が加入して6人組ユニットとなった。 

 11年7月には『中居正広の怪しい本の集まる図書館』(テレビ朝日系)でユニットが紹介される機会もあったが、12年にメンバーの退所が続き、Veteranは実質消滅。室龍太だけが現在、STARTO ENTERTAINMENTに在籍している。 

渋谷すばるのフォトブックに「Masahiro Kikuoka」の文字

「菊岡は14年に退所疑惑がささやかれたものの、その後の消息がつかめず。多くのファンが動向を気にかけていた中、2020年7月に意外な事実が発覚しました。 

 同月リリースされた渋谷のDVD&Blu-ray『Documentary Film 「二歳と364日」』とフォトブック『Documentary Live Photo 「二歳と364日」』に、菊岡の名前が記載されていたんです。 


 『ARTIST MANAGEMENT(アーティストマネージメント)』の欄に『Masahiro Kikuoka』の表記を発見したファンから、『ありきたりな名前でもないし、菊さん本人だろうね』『DVDにも映っている気がする』といった声が上がりました」(ジャニーズに詳しい記者) 

 菊岡の消息は、Veteranメンバーの中で当時唯一不明だっただけに、マネジャー転身には驚きや喜びの声が相次いだ。以降、渋谷ファンの間で菊岡の名前は広く認知され、渋谷のファンミーティングではステージで渋谷とトークの掛け合いもしていたという。 

渋谷すばるのマネジャー、後ろ姿が「どう見ても菊岡」の声 

 そんな中、あらためて菊岡の存在がネット上で注目を集めることに。渋谷が出演した1月25日放送の『おしゃれクリップ』で、マネジャーのインタビュー映像が公開になると、後ろ姿だけにもかかわらず「やっぱり菊岡!」といった感嘆が続出した。 

「番組では菊岡の名前こそ触れなかったものの、事務所時代の後輩と紹介。渋谷のほうからマネジャーになってほしいと依頼したことが明かされました。 


 渋谷が事務所から独立した2018年当時は苦労もあったといい『(渋谷は)役員会議にも出ていたんですけど、話してる内容が専門用語で難しい内容も多々出てくるので、渋谷の顔を見るとわかったような顔してるけど、理解はしてないだろうなと』思っていたとか。今後の渋谷への期待としてDJイベントを要望するなど、マネジャーぶりが板についていました」(同前) 

 SNSでは「すばるのマネージャーって、あの菊岡くん!?」「菊岡くんがマネージャーなのか! 関西愛、なんかいいな」「菊岡くんがマネージャーしてるのは知ってたけど、しっかり映るのは初だからうれしかった」「後ろ姿がどっからどう見ても菊岡で面白い」など、かつての関西ジュニアファンを中心に反響を呼ぶことに。

 渋谷をはじめ当時の関ジャニ∞はVeteranメンバーをかわいがっていたため、変わらぬ絆に心が温まったようだ。 

 地上波番組での“思わぬ登場”となった菊岡マネジャー。心強いパートナーを持った渋谷の今後の活動にも注目だ。 

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最終更新:2026/03/09 08:00
リリース

「肉体関係がなければ大丈夫」どころか慰謝料100万円請求に──「セカンドパートナー」大きな誤解と法的リスクとは?

2026/02/25 15:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 配偶者との会話が減り、精神的な寂しさを感じていませんか? 近年、そうした既婚者の間で「セカンドパートナー」という新しい関係性が注目されています。しかし、不倫との違いは何なのか、法的なリスクはないのか、疑問に思う方も多いでしょう。セカンドパートナーの正確な定義から実態データ、作り方、そして法的リスクまで、客観的かつ包括的に解説します。 

セカンドパートナーとは?基本的な定義と意味

iPhoneと手帳
iPhoneと手帳(提供:既婚者クラブ)

 セカンドパートナーという言葉を耳にする機会が増えていますが、正確な意味を理解している人は意外と少ないのでは?セカンドパートナーの定義と、この概念がどのように生まれたのかを詳しく解説します。 

 配偶者以外の第2のパートナー|肉体関係を持たない関係 

 セカンドパートナーとは、既婚者が配偶者(ファーストパートナー)以外に持つ、プラトニックな関係の第2のパートナーのことを指します。その関係性は「友達以上、恋人未満」と表現されることが多く、肉体関係を持たない点が最大の特徴です。 

 一般的な友人関係とは異なり、セカンドパートナーとの間には恋愛に似た特別な感情が存在します。定期的に食事やお茶を楽しんだり、お互いの悩みを打ち明けたり、趣味を共有したりする中で、配偶者とは違う精神的なつながりを育んでいきます。 

 プラトニックな関係が前提となっているため、どこまでの身体的接触を許すかは人それぞれです。手をつなぐ、ハグをする程度は互いに許容するケースが多く、中にはキスまでOKとするカップルもいます。しかし、性的な関係に発展させないという点が、セカンドパートナーの建前上の定義となっています。 


上沼恵美子さんがセカンドパートナーに賛同も賛否両論 

 セカンドパートナーという言葉が日本で生まれたのは2018年とされています。当初は既婚者のコミュニティ内で使われ始めた造語でしたが、2022年以降、既婚者同士の恋愛(婚外恋愛)への関心が高まる中で徐々に注目を浴びるようになりました。 

 この概念が広く一般に知られるきっかけとなったのは、2023年11月に有名YouTuberカップル(あやなん&しばゆー)の「セカンドパートナー騒動」がテレビのワイドショーやメディアで大きく報道されたことです。関西の著名タレントである上沼恵美子さんがセカンドパートナーに賛同したことも話題となり、賛否両論を巻き起こしました。 

 セカンドパートナーという概念が生まれた社会的背景には、現代の夫婦関係が抱える課題があります。共働き世帯の増加により夫婦の会話時間が減少し、子育てや仕事に追われる中で配偶者との精神的なつながりが希薄になるケースが増えています。また、価値観の多様化により、結婚という枠組みの中だけで全ての感情的ニーズを満たすことが難しいと感じる人も増えてきました。 

 既婚者向けマッチングアプリの登場も、セカンドパートナーという関係性が広まる一因となっています。従来の「不倫」という否定的なイメージから距離を置き、より健全で精神的な関係性を求める既婚者のニーズに応える形で、この新しい概念が受け入れられつつあります。 


 ただし、世間の反応は依然として賛否両論です。「セカンドパートナー 頭おかしい」といった検索ワードがトレンド入りするなど、プラトニックな婚外関係を理解できないという人も多く、社会的にはまだまだ議論の余地がある概念と言えるでしょう。 

セカンドパートナーと不倫の決定的な違い 

 セカンドパートナーについて考える上で、最も気になるのが「不倫とどう違うのか」という点でしょう。このセクションでは、法的な定義から実態まで、両者の違いを明確に解説します。

肉体関係の有無が最大の違い 

 セカンドパートナーと不倫の建前上の最大の違いは、肉体関係の有無にあります。まず、法律上の「不倫(不貞行為)」がどのように定義されているのかを理解する必要があります。 

 民法770条1項1号では、離婚事由として「配偶者に不貞な行為があったとき」と規定されています。この「不貞行為」とは、配偶者以外の者と自由な意思に基づいて性的関係を結ぶことを指します。具体的には、性交渉やそれに類する行為が該当し、これが法的に問題となる不倫の定義です。 

 一方、セカンドパートナーは、プラトニックな関係、つまり肉体関係を持たないことが前提とされています。恋愛感情や親密な感情は持ちながらも、性的な関係には発展させない「友達以上、恋人未満」の関係性を保つことで、法的な不貞行為には該当しないという建前になっています。 


 法律上、プラトニックな関係であれば原則として不貞行為とは認定されません。つまり、食事やデート、悩み相談などを通じて精神的なつながりを深めても、肉体関係がなければ慰謝料請求の対象とはならないというのが基本的な考え方です。 

 しかし、ここには重要な注意点があります。プラトニックな関係を維持できるかどうかは、当事者の自制心次第であり、その境界線は非常に曖昧です。感情的に親密になればなるほど、肉体関係へと発展するリスクは高まります。建前と実態には大きなギャップが存在しているのです。 

実際には半数以上が「肉体関係に発展」「通常の不倫と変わらない」という実態 

 建前上はプラトニックな関係とされるセカンドパートナーですが、実態は大きく異なることを示すデータが存在します。レゾンデートル株式会社が2024年に実施した「真のセカンドパートナー実態調査」によると、セカンドパートナーがいる・いた人のうち、「セックスしたことがある」と回答したのは男性で53.5%、女性で32.2%という結果が出ています。 

 つまり、特に男性の場合、半数以上がプラトニックという建前を超えて肉体関係に発展しているという実態が明らかになっています。これは、セカンドパートナーという名目でスタートした関係であっても、実際には通常の不倫と変わらない状態になっているケースが少なくないことを示しています。 

 このような建前と実態のギャップが生まれるのは専門家の指摘によれば、感情的に親密になればなるほど、身体的な接触への欲求も自然と高まっていくためです。定期的に会い、悩みを打ち明け合い、お互いを特別な存在として意識する中で、プラトニックという一線を越えてしまうケースが多いのです。 


セカンドパートナーは多くのケースで法的な問題行為に発展 

また、婚外恋愛全般のデータを見ると、さらに実態が見えてきます。レゾンデートル株式会社の別の調査では、婚外恋愛において「体の関係がない・なかった」と回答したのは男性で14.9%、女性で26.7%にすぎませんでした。つまり、婚外恋愛の大多数は肉体関係を伴っているのが現実です。 

この実態を踏まえると、セカンドパートナーは「不倫ではない」という建前が存在するものの、実際には非常にグレーゾーンな関係性であることが分かります。

セカンドパートナーがいる人の割合と実態 

 実際にどれくらいの既婚者がセカンドパートナーを持っているのでしょうか。具体的な統計データをもとに、セカンドパートナーの広がりと実態を見ていきましょう。 

既婚者の4.5〜8%がセカンドパートナーを持つ 

 複数の調査結果から、セカンドパートナーを持つ既婚者の割合が明らかになっています。最も大規模な調査として、レゾンデートル株式会社が2024年に実施した15,000人の既婚者を対象とした調査では、「セカンドパートナーが現在いる/過去にいた」と回答したのは全体の4.5%でした。 

 また、ノマドマーケティングが2024年4月に実施した3,000人の既婚者(30〜59歳)を対象とした調査では、現在セカンドパートナーがいる人の割合は7.63%という結果が出ています。既婚者専用マッチングアプリ「既婚者クラブ」の調査でも約8%という同様の数値が報告されており、総合すると既婚者の4.5〜8%程度がセカンドパートナーを持っている、または持っていた経験があると推測されます。 


 この数字をどう捉えるべきでしょうか。単純計算すると、20人に1人から12人に1人程度の割合です。決して多数派ではありませんが、「まったく珍しい」というほどでもない割合と言えます。参考までに、レゾンデートル株式会社の別の調査では、「婚外恋愛の経験あり」と回答した既婚者は22.5%に上っています。つまり、婚外恋愛をする人の中でも、プラトニックなセカンドパートナーを持つ人は約5分の1程度で、残りは肉体関係を伴ういわゆる不倫をしているということになります。 

友人と恋愛関係が曖昧になりやすい20〜30代に多い

年齢層別に見ると、男女ともに20代・30代に多い傾向があります。レゾンデートル調査では、若い世代ほどセカンドパートナーという新しい概念を受け入れやすいことが示されています。これは、もともと20代・30代の世代では男女の分け隔てのない友人関係が一般的で、友人と恋愛関係の境界が曖昧になりやすいという背景も影響していると考えられます。 

 ただし、これらのデータには限界があることも理解しておく必要があります。セカンドパートナーという関係性は秘密にされることが多く、アンケート調査に正直に回答しない人も一定数いると推測されます。また、「プラトニックな関係」という定義の解釈も人によって異なるため、実際の数字はこれらの調査結果とは異なる可能性があります。 

 重要なのは、セカンドパートナーを持つ人は少数派であり、決して一般的な選択肢ではないという事実です。「みんなやっているから」という理由で安易に始めるべきものではなく、慎重な判断が求められる関係性であるといえます。 

セカンドパートナーを求める5つの理由 

 なぜ既婚者は配偶者がいるにもかかわらず、セカンドパートナーを求めるのでしょうか。その背景には、現代の夫婦関係が抱える様々な課題があります。ここでは、セカンドパートナーを求める主な5つの理由を詳しく解説します。 

①配偶者とのコミュニケーション不足で寂しい 

 セカンドパートナーを求める最も根本的な理由は、配偶者との日常的なコミュニケーション不足から生まれる寂しさです。結婚当初は毎日のように会話を楽しんでいた夫婦でも、共働きや子育て、家事に追われる中で、徐々に会話の時間が減っていきます。 

 朝は「おはよう」、夜は「おやすみ」だけの関係になってしまい、お互いの考えや感情を共有する機会が失われていきます。配偶者と同じ空間にいても、それぞれがスマートフォンを見ているだけで、深い対話がない生活が続くケースも少なくありません。 

 こうした状況で蓄積されていく精神的な孤独感が、配偶者以外の誰かとじっくり話したい、自分の気持ちを理解してくれる相手が欲しいという欲求につながります。セカンドパートナーは、配偶者には相談しにくい悩みや、日々の些細な出来事を共有できる存在として、この寂しさを埋める役割を果たすのです。 

②日常生活に刺激やドキドキが欲しい 

 結婚生活の安定は素晴らしいことですが、その一方で日常がマンネリ化してしまうという側面もあります。毎日同じルーティンの繰り返しで、恋愛初期のようなドキドキ感や新鮮な刺激がなくなってしまったと感じる人は少なくありません。 

 結婚記念日を忘れられる、おしゃれに気を使わなくなる、「夫」「妻」としてしか見られなくなるといった状況に寂しさを感じ、もう一度異性として見られたい、恋愛感情のような高揚感を味わいたいという欲求が生まれます。 

 セカンドパートナーとの関係には、日常生活では得られない非日常的な刺激があります。定期的なデートの約束にドキドキしたり、メッセージのやり取りで心が弾んだり、相手から異性として大切にされることで、忘れかけていた感情を取り戻すことができます。こうした刺激が、マンネリ化した日常に潤いをもたらすと感じる人がいるのです。 

③ストレスを発散できる相談相手が欲しい

 仕事や人間関係のストレスを、配偶者に話せない、または話しても理解してもらえないと感じる既婚者は多くいます。配偶者を心配させたくない、仕事の愚痴を聞かせたくない、話しても共感してもらえないという理由から、悩みを一人で抱え込んでしまうケースが少なくありません。 

 また、配偶者とは利害関係があるため、家庭や子育てに関する悩みを率直に相談しにくいという面もあります。一方、セカンドパートナーは第三者であり、利害関係のない立場から客観的なアドバイスをくれる存在です。 

 セカンドパートナーに話を聞いてもらうことで、ストレスが軽減されたり、新しい視点で問題を捉えられたりする効果があります。カウンセリングのような役割を期待して、精神的なサポートを求める心理が働くのです。ただし、この「相談関係」が感情的な依存に発展し、気づかないうちに健全な境界を越えてしまうリスクがあることも認識しておく必要があります。 

④異性として意識されたい・自信を取り戻したい 

 長年の結婚生活の中で、配偶者から異性として見られなくなったと感じる喪失感は、多くの既婚者が抱える悩みです。「夫」「妻」、あるいは「父」「母」という役割だけで認識され、一人の異性としての魅力を認めてもらえない寂しさがあります。 

 外見を褒められることがなくなった、おしゃれをしても気づいてもらえない、スキンシップが減ったといった日常の中で、自分の魅力に自信を失っていく人も少なくありません。特に年齢を重ねることへの不安がある中で、「まだ異性として魅力的か」を確認したいという欲求が生まれます。 

 セカンドパートナーから「素敵ですね」「一緒にいて楽しい」と言われることで、自己肯定感が回復し、自分にまだ魅力があることを実感できます。この承認欲求の充足が、セカンドパートナーを求める大きな動機となっているのです。 

 ただし、この承認欲求の充足には依存性があり、一度味わうとより強い承認を求めるようになるリスクがあります。健全な自己肯定感は本来、他者からの評価ではなく自分自身の内面から生まれるものであることを忘れてはいけません。 

⑤配偶者には話せない悩みを聞いてもらいたい 

 配偶者だからこそ話せない悩みというものが存在します。結婚生活そのものへの不満、配偶者の家族との関係、将来への漠然とした不安など、配偶者に直接言えば傷つけてしまう、関係が悪化してしまうという内容です。 

 また、家族や親族、共通の友人にも相談しにくい悩みもあります。相談すれば配偶者に伝わってしまう可能性があったり、夫婦の問題を外部に知られたくないという気持ちから、誰にも打ち明けられずに孤独を深めてしまうのです。 

 セカンドパートナーは、こうした「安全な距離感」を持つ相談相手として機能します。配偶者とは関係のない第三者であり、かつ既婚者同士であれば家庭の悩みにも共感してもらえるという安心感があります。秘密を共有できる特別な関係という位置づけが、精神的な支えとなるのです。 
しかし、ここには大きな危険性が潜んでいます。秘密の共有は二人の関係をより親密にし、感情的な結びつきを強めます。「あなただけに話せる」という特別感が、プラトニックな関係を維持する理性を弱めてしまう可能性があるのです。また、配偶者に話せないことを他者に話すという行為自体が、すでに夫婦関係に問題があることの表れでもあります。 

 これら5つの理由に共通しているのは、「配偶者に求めるのが難しい何か」を補完したいという心理です。しかし、本来であれば配偶者との関係改善によって解決すべき課題を、セカンドパートナーという外部の存在に頼ることで、根本的な問題から目を背けてしまっている可能性もあることを認識しておく必要があります。 

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セカンドパートナーのメリット・デメリット 

セカンドパートナーを持つことには、肯定的な側面と否定的な側面の両方が存在します。ここでは、メリットとデメリットを提示します。 

メリット|精神的な支えや癒やしを得られる 

セカンドパートナーを持つことの最大のメリットは、精神的な支えや癒やしを得られることです。レゾンデートル株式会社の調査によると、セカンドパートナーがいる・いた人の68.7%が「心が満たされる/癒やしになる」と回答しており、これが最も多い理由となっています。 

 具体的なメリットとしては、配偶者には話せない悩みを相談できる安心感が上げられます。日常生活に潤いや刺激が生まれることや、。自己肯定感の回復も重要なメリットです。また、配偶者との関係が改善されるケースもあると報告されています。セカンドパートナーとの関係で精神的に満たされることで、配偶者に対する不満が減り、心に余裕が生まれます。その結果、配偶者に優しく接することができるようになり、夫婦関係が以前より良好になったという声もあります。 

 さらに、既婚者同士がセカンドパートナーの場合、配偶者や独身の友人には分からない既婚者特有の悩みを、同じ立場の人と分かち合えることは大きな支えとなります。 
しかし、これらのメリットには大きな「代償」があることを忘れてはいけません。次に説明するデメリットやリスクは、これらのメリットを大きく上回る深刻なものです。 

デメリット|不倫とみなされ社会的信用を失うリスク 

 セカンドパートナーの最大のデメリットは、たとえプラトニックな関係であっても、配偶者や周囲から「不倫」と見なされ、社会的信用を失う可能性が非常に高いことです。 
建前上はプラトニックであっても、配偶者の立場からすれば、パートナーが異性と親密な関係を持っているという事実に変わりはありません。「肉体関係はない」と説明しても、多くの場合、配偶者は信じないでしょう。前述したように、実際に半数以上のセカンドパートナー関係が肉体関係に発展しているというデータがある以上、配偶者の疑念は当然と言えます。 
関係が配偶者にバレた場合の具体的な影響は深刻です。まず、配偶者からの信頼を完全に失い、離婚に至るケースも少なくありません。 

 親族や友人からの信用も失います。両親や義理の両親、共通の友人たちからの信頼を失い、人間関係が大きく損なわれます。子どもがいる場合は、子どもにも大きな精神的ダメージを与えてしまいます。 
離婚に至った場合は親権問題にも影響し、セカンドパートナーとの関係が「婚姻関係を破綻させた原因」と認定されれば、親権獲得で不利になる可能性があります。 

 職場での評判も大きく損なわれます。特に管理職や公務員など、社会的立場がある人の場合、不倫疑惑(実際はセカンドパートナーであっても区別されない)が職場に知られれば、昇進への影響や、最悪の場合は降格や配置転換を余儀なくされることもあります。 

 一度失った社会的信用を回復することは極めて困難です。現実の社会では、配偶者以外の異性と親密な関係を持つこと自体が「不倫」と同じように扱われるのです。 

デメリット|「肉体関係=不貞行為」 

 もう一つの重大なデメリットは、プラトニックを維持しようと思っていても、肉体関係に発展してしまうリスクが非常に高いことです。先ほど紹介したデータの通り、セカンドパートナーと「セックスしたことがある」と回答した人は男性で53.5%、女性で32.2%に上ります。 

 なぜプラトニックを維持することが難しいのでしょうか。感情的に親密になればなるほど、身体的な接触への欲求も自然と高まっていくからです。定期的に会い、悩みを打ち明け合い、お互いを特別な存在として意識する中で、手をつなぐ、ハグをする、キスをするといった身体的接触が段階的に進んでいきます。 

 そして、「ここまで親密なのに」「お互い好き合っているのに」という感情から、最後の一線を越えてしまうケースが後を絶ちません。「今日だけ」「一度だけ」と思っても、一度肉体関係を持つと、その後も継続してしまう可能性が高いのが現実です。 

 肉体関係を持った瞬間、それは法的に「不貞行為」となります。配偶者に発覚した場合、慰謝料を請求されるリスクがあり、離婚に至った場合、慰謝料の相場はおよそ100万円から300万円と言われています。不倫の期間が長い、複数回にわたる、配偶者の精神的苦痛が大きいといった要素があれば、さらに高額になる可能性もあります。 

 離婚だけでなく、財産分与にも影響します。不貞行為をした側が有責配偶者となり、財産分与の割合で不利になることがあります。また、前述したように親権問題でも不利な立場に立たされます。 

デメリット|不貞行為に加え性病や妊娠のリスク 

 さらに、性病や妊娠のリスクも無視できません。性病に感染すれば、配偶者にも感染させてしまう可能性があり、それが不倫発覚のきっかけになることもあります。特に女性の場合、妊娠してしまえば人生が大きく変わってしまいます。 

 「自分は自制できる」「プラトニックを貫ける」と考えていても、実際には多くの人がその一線を越えてしまっている現実があります。自制心の過信は極めて危険です。「そのつもりはなかった」では済まされないのが、法的にも社会的にも厳しく見られる不倫という行為なのです。 

 これらのデメリットとリスクを十分に理解した上で、セカンドパートナーという選択肢を慎重に検討する必要があります。メリットは一時的な精神的満足に過ぎませんが、デメリットは人生を大きく変えてしまう可能性のある深刻なものです。 

セカンドパートナーの作り方・探し方5選 

 実際にセカンドパートナーを探す場合、どのような方法があるのでしょうか。ここでは5つの具体的な方法を紹介しますが、それぞれにリスクが伴うことを十分に理解してください。方法を知ることと、リスクを認識することは表裏一体です。 

①既婚者マッチングアプリで探す|Cuddle・既婚者クラブなど 

 セカンドパートナーを探す方法として最も一般的なのが、既婚者専用のマッチングアプリです。代表的なアプリとしては、Healmate(ヒールメイト)、既婚者クラブ、Cuddleなどがあります。 

 既婚者専用アプリのメリットは、同じ境遇の人と出会える点です。お互いに既婚者であることを理解した上で関係を始められるため、独身者を相手にするよりもトラブルが少ないとされています。また、効率的に多くの人と知り合える点、匿名性が保たれる点も特徴です。プロフィールを見て自分の希望に合う相手を探せるため、時間をかけずに理想の相手を見つけやすいでしょう。 

 しかし、リスクも多数存在します。個人情報流出の危険性があり、登録した情報が何らかの形で外部に漏れる可能性はゼロではありません。また、投資詐欺やロマンス詐欺のような犯罪に巻き込まれるリスクもあります。相手のプロフィールが虚偽である可能性、既婚者を狙った悪意のある利用者が潜んでいる可能性も考慮しなければなりません。 

 さらに、アプリの利用履歴やメッセージのやり取りがデジタル証拠として残るため、配偶者にバレた際の言い逃れが困難になります。スマートフォンのチェックや、クレジットカードの明細から発覚するケースも少なくありません。 

>>「既婚者クラブ」口コミは? 

②徐々に親密になるパターン|職場や取引先 

 職場での出会いは、セカンドパートナー関係が発展する自然な場の一つです。毎日顔を合わせる中で、共通の話題や悩みを共有し、徐々に親密になっていくパターンです。同僚、上司と部下、取引先の担当者など、様々な立場での関係があります。 

 職場での関係のメリットは、自然な関係構築ができる点です。仕事を通じて相手の人柄や価値観を知ることができ、信頼関係を築きやすい環境があります。また、会う口実が作りやすく、定期的な接点を持ちやすいという利点もあります。 

 しかし、職場特有の深刻なリスクが存在します。職場内で関係がバレた場合、仕事に大きな支障が出ます。噂が広まり、職場での居場所がなくなる可能性があります。特に上司と部下の関係では、セクハラやパワハラと見なされるリスクもあり、懲戒処分の対象となる可能性もあります。 

 多くの企業には職場恋愛を禁止する規定や、利益相反を防ぐための行動規範があります。これらに違反すれば、降格や配置転換、最悪の場合は解雇につながる可能性もあります。キャリアへの影響は計り知れず、長年積み上げてきた実績や信頼が一瞬で崩れ去ることもあるのです。 

③昔からの知人・友人から発展するパターン 

 同窓会での再会や、SNSを通じた旧友との交流から、セカンドパートナー関係に発展するケースもあります。元恋人や学生時代の友人など、既に信頼関係がある相手との関係が再燃するパターンです。 
既存の関係からの発展には、既に相手を知っているという安心感があります。お互いの性格や価値観を理解し合っている分、初対面の相手よりも関係を築きやすいでしょう。特に元恋人との場合は、かつての感情が蘇りやすく、急速に親密になることがあります。 

 しかし、このパターンには特有のリスクがあります。共通の知人が多いため、関係がバレやすいという大きな問題があります。同窓会のメンバーや共通の友人経由で、噂が配偶者の耳に入る可能性が高いのです。また、過去の感情が再燃することで、理性的な判断ができなくなり、プラトニックな関係を維持できなくなるリスクも高まります。 

 さらに、共通の知人に関係がバレた場合、友人関係全体に悪影響を及ぼし、コミュニティから孤立する可能性もあります。 

④共通の趣味で出会うパターン|趣味のサークルやコミュニティ 

 スポーツ、音楽、アート、読書会など、共通の趣味を通じた出会いもセカンドパートナー関係の発展経路の一つです。趣味のサークル活動やコミュニティイベントで知り合い、定期的な交流の中で親密になっていきます。 

 趣味を通じた出会いのメリットは、共通の話題があるため会話が弾みやすく、自然に関係を深められる点です。定期的な活動への参加という口実があるため、配偶者に怪しまれにくい側面もあります。また、グループ活動の中での出会いであれば、最初は友人としての関係から始められます。 

 しかし、リスクも存在します。定期的な外出が続くことで、配偶者に不審に思われる可能性があります。「毎週のようにテニスサークルに行っている」「読書会が終わるのがいつも遅い」といった状況は、配偶者の疑念を招きます。また、サークル内で噂になりやすく、他のメンバーから配偶者に情報が漏れる可能性もあります。 

 趣味のコミュニティは意外と狭い世界で、「友人の友人が知り合い」というケースも多く、予想外のルートから配偶者に関係がバレることもあります。 

⑤ SNSやインターネット経由で繋がる 

 Twitter(X)、Instagram、Facebook、掲示板などのSNSやインターネット経由で知り合い、オンラインでのやり取りから関係が発展するパターンもあります。最初はオンライン上だけの交流でも、徐々に親密になり、実際に会うようになるケースです。 

 オンラインでの出会いの最大のメリットは匿名性です。本名や詳細な個人情報を明かさずに関係を始められるため、身元がバレにくいという特徴があります。また、地理的な制約がないため、遠方の人とも知り合えます。気軽にメッセージのやり取りができ、まずはオンライン上での相性を確かめられる点も利点です。 

 しかし、オンライン特有の深刻なリスクがあります。相手の素性が全く分からないという問題です。プロフィールや写真が虚偽である可能性が高く、既婚者だと偽っている独身者や、悪意を持った人物である可能性もあります。詐欺や恐喝、ストーカー被害に遭うリスクも高まります。 

 また、デジタル証拠が残りやすいという問題もあります。メッセージのやり取り、写真の送受信、位置情報など、様々なデジタル痕跡が残ります。これらは削除してもデータ復元される可能性があり、配偶者にバレた際の決定的な証拠となります。SNSのアカウントやブラウザの履歴から、関係が発覚するケースも多くあります。 

 さらに、オンラインからリアルへ移行する際には、別人だった、危険な人物だったというリスクもあります。初めて会う際の安全確保も重要な課題です。 

 どの方法を選んでも、セカンドパートナーを探す行為自体に多くのリスクが伴うことを理解してください。効率的な方法ほどリスクも高く、自然な出会いほど身近な人にバレやすいという、避けられないトレードオフが存在します。 

セカンドパートナーの法的リスクと注意点 

 セカンドパートナーを持つことの法的リスクは、多くの人が考えているよりもはるかに深刻です。「肉体関係がなければ大丈夫」という認識は、大きな誤解です。法的リスクと、実際に起こり得る事態について詳しく解説します。 

プラトニックでも慰謝料請求される可能性がある 

 多くの人が誤解していますが、プラトニックな関係であっても、慰謝料を請求される可能性があります。「肉体関係がないから法的に問題ない」というのは、必ずしも正しくありません。 

 民法上の「不貞行為」とは、配偶者以外の者と自由な意思に基づいて性的関係を結ぶことを指します。この定義に当てはまらなければ、原則として不貞行為とは認定されません。しかし、たとえ肉体関係がなくても、「婚姻関係を破綻させた」と認定されれば、慰謝料請求の対象となる可能性があるのです。 

 裁判所は、以下のような要素を総合的に判断します。 

・セカンドパートナーと会う頻度(週に何度も会っている、泊まりがけで会っているなど) 
・メッセージのやりとりの内容(恋愛感情を示す内容、親密な呼び方など) 
・金銭的支援の有無(プレゼントや食事代の支払いなど) 
・配偶者の精神的苦痛の程度(うつ病になった、家庭生活が破綻したなど) 
・夫婦関係への影響(会話がなくなった、家庭内別居になったなど) 

 これらの要素から、「実質的に配偶者との婚姻関係を破綻させた」と判断されれば、プラトニックであっても慰謝料請求が認められるケースがあります。 

 慰謝料の相場は、不貞行為が原因の場合は100万円から300万円程度ですが、プラトニックな関係の場合でも数十万円から100万円程度の慰謝料が認められた判例が存在します。「肉体関係がないから慰謝料もゼロ」というわけではないのです。 

 また、法的に肉体関係がなかったことを証明することは極めて困難です。配偶者側が「肉体関係があった」と主張し、状況証拠(ホテルに入った写真、親密なメッセージなど)を提示すれば、反証することは非常に難しくなります。「プラトニックだった」という主張を裁判所に信じてもらうことは、想像以上にハードルが高いのです。 

 弁護士などの専門家は、「プラトニックでも安全」という考えは非常に危険だと指摘しています。配偶者以外の異性と親密な関係を持つこと自体が、法的リスクを伴う行為であることを認識する必要があります。 

離婚事由となり、子どもに大きな精神的ダメージを与える 

 セカンドパートナーとの関係は、慰謝料請求だけでなく、離婚事由として認められる可能性もあります。民法770条1項では、裁判で離婚が認められる5つの事由を定めていますが、その中の第5号「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」に該当する可能性があるのです。 

 裁判所は、セカンドパートナーとの関係が以下のような状況である場合、「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当すると判断する可能性があります。 

・関係が長期間にわたって継続している(数ヶ月以上、特に1年以上) 
・頻繁に会っている(週に複数回、泊まりがけのデートなど) 
・配偶者に対して嘘をつき続けている 
・家庭を顧みなくなった(家事や育児をしない、家にいる時間が激減したなど) 
・配偶者が深刻な精神的苦痛を受けている(うつ病、不眠症などを発症) 
・夫婦の会話や性生活がなくなった 

 離婚が認められると、単に婚姻関係が終了するだけでなく、様々な影響が生じます。 

離婚による主な影響 

親権問題:セカンドパートナーとの関係が原因で離婚した場合、親権獲得で不利になる可能性があります。「子どもよりも異性を優先した」と判断され、親権を失うリスクがあります。 

財産分与:婚姻関係を破綻させた有責配偶者として、財産分与の割合で不利になることがあります。 

養育費:親権を失った場合、子どもが成人するまで養育費を支払い続ける義務が発生します。 

社会的影響:離婚の原因が「異性関係」であることが知られれば、職場や地域社会での評判が大きく損なわれます。 

 特に子どもへの影響は深刻です。親の離婚は子どもに大きな精神的ダメージを与えますが、その原因が「親のセカンドパートナー」であると知れば、子どもは親を信頼できなくなり、長期的な心の傷となる可能性があります。 

 一度崩れた配偶者との信頼関係を元に戻すことは、ほぼ不可能です。たとえ離婚に至らなくても、夫婦関係は形骸化し、冷え切った家庭生活を送ることになるでしょう。これは、セカンドパートナーを持つことで得られるメリットを、はるかに上回る大きな代償です。 

配偶者にセカンドパートナーの存在が知られれるるリスク 

 セカンドパートナーとの関係を持つ場合、配偶者に知られないための対策が必要になります。しかし、最初に明確に述べておきますが、どれほど対策をしても、バレるリスクを完全にゼロにすることは不可能です。 

 一般的に取られる対策としては、以下のようなものがあります。 

・セカンドパートナー専用の別のスマートフォンを持つ 
・専用のSNSアカウントやメールアドレスを使用する 
・会う場所を自宅や職場から離れた地域にする 
・クレジットカードの明細に残らないよう現金を使う 
・SNSでの写真投稿やチェックインを避ける 
・定期的なスケジュールを確保するための口実を作る(習い事、資格勉強など) 

 しかし、これらの対策にはすべて限界があります。 

 別のスマートフォンを持っても、その存在自体が発覚する可能性があります。配偶者が家の中を掃除している時に見つかる、カバンの中から出てくる、充電しているところを見られるなど、隠し通すことは想像以上に困難です。 

 会う場所を遠くにしても、偶然知人に目撃される可能性はゼロではありません。「友人の友人が見た」というような予想外のルートから情報が漏れることもあります。また、探偵を雇われれば、どれほど注意深く行動しても証拠を掴まれる可能性が高いです。 

 さらに、対策を続けること自体がストレスになります。常に嘘をつき、隠し事をし、バレないか不安を抱えながら生活することは、精神的に大きな負担となります。このストレスは、セカンドパートナーとの関係から得られる癒やしを相殺してしまう可能性もあります。 

 何よりも重要なのは、「絶対にバレない方法は存在しない」という事実です。どれほど完璧に対策をしても、以下のような予想外の形でバレることがあります。 

・セカンドパートナー側の配偶者から発覚し、そこから自分の配偶者に連絡が行く 
・スマートフォンの位置情報履歴から不審な行動が発覚する 
・態度や雰囲気の変化を配偶者が敏感に察知する 
・セカンドパートナーが感情的になり、関係を暴露してしまう 
・SNSの「足跡」機能や「おすすめのユーザー」から関係がバレる 

 明確に言えるのは、「バレない方法を探すよりも、そもそも持たないことが最善の対策」ということです。どれほど注意しても、長期的にはバレる可能性が非常に高く、その代償は計り知れないものとなります。 

まとめ|セカンドパートナーを探す前に、夫婦カウンセリングを 

 この記事では、セカンドパートナーという概念について、定義から実態、法的リスクまで包括的に解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。 

 セカンドパートナーの定義:配偶者以外の第2のパートナーで、建前上はプラトニックな「友達以上、恋人未満」の関係。2018年頃から日本で使われ始めた新しい概念です。 

不倫との違い:建前上は肉体関係がない点が最大の違いですが、実際には半数以上が肉体関係に発展しているというデータがあり、境界は非常に曖昧です。 

保有率:既婚者の4.5〜8%程度がセカンドパートナーを持っている、または持っていた経験があります。決して一般的ではなく、少数派の選択肢です。 

リスクの深刻さ:社会的信用の失墜、慰謝料請求、離婚、親権問題など、人生を大きく変えてしまう可能性のある深刻なリスクが伴います。プラトニックでも法的リスクは存在します。 

最善の選択:安易にセカンドパートナーを持つのではなく、まずは配偶者との関係改善を優先することが重要です。 

 配偶者との関係に悩んでいるなら、セカンドパートナーを探す前に、夫婦カウンセリングを受ける、コミュニケーション方法を見直す、夫婦でデートをする時間を作るなど、関係改善のための具体的な行動を取るべきでしょう。 

 また、法的な懸念がある場合や、すでにセカンドパートナーとの関係で問題が生じている場合は、弁護士や夫婦問題の専門家に相談することが、一問題をより深刻化させないための重要なステップです。 
セカンドパートナーという選択肢は、一時的な精神的満足をもたらすかもしれませんが、その代償は想像以上に大きいものです。 

※当記事はPRです。

最終更新:2026/03/04 09:49
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第778回】

米倉涼子の疑惑はなぜ消えない? 週刊誌が報じない捜査ミスと女優人生の行方

2026/01/27 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

米倉涼子の疑惑はなぜ消えない? 週刊誌が報じない捜査ミスと女優人生の行方の画像1
米倉涼子(写真:Getty Imagesより)

 今期ドラマの“二匹目のドジョウ”ぶりがすごい。顔チェンジ整形ものと過去のしがらみミステリーもの。『レプリカ 元妻の復讐』(テレビ東京系)、『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)が好評だったからね。その二番煎じだね。でも天下の日曜劇場までって――。びっくり。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第778回(1/22〜1/27発売号より)
1位「米倉涼子書類送検!『帰らぬ恋人』も全部想定内」(「女性セブン」2月5日号)
同「米倉涼子 書類送検で潰えた『韓国から世界進出』の悲願」(「女性自身」2月10日号)
同「米倉涼子“女優危機”報道でも『失敗しない』ワケ」(「週刊女性」2月10日号)
2位「2.8総選挙 公約の裏にある思惑を荻原博子さんが一刀両断『高市さん食品消費税ゼロと引き換えに…“戦争する国になる”ことこそ国民イジメです!』」
「赤川次郎 三毛猫ホームズが開く 明日への窓第91回」(「女性自身」2月10日号)
3位「2026年地上波番組で――復活してほしい芸能人ランキング」(「週刊女性」2月10日号)

米倉涼子、「女性セブン」が報じた驚きの内幕

 麻薬取締法違反容疑で書類送検された米倉涼子に関して、女性週刊誌がそろって取り上げている。それほど衝撃度は抜群だったというわけだが、しかし3誌を読むと特段新ネタがあるわけではない。送検された現状で、検察が起訴か否かの判断をしている段階であり、それもいたしかないが、しかし各誌ともさまざまな角度から今後の米倉を巡る “現実”を浮かび上がらせている。

 まず個人的にもびっくりな情報を掲載していたのが「女性セブン」だ。当局による捜査の過程で米倉の身に起こった驚きの内幕を、こう紹介しているから。

「捜査が進んでいる間、米倉さんは大手事務所やスポンサーに助けを求めたもののどこにも取り合ってはもらえなかったそうです」(芸能関係者のコメント)


 ご存じのように米倉は2020年に27年間所属した大手芸能事務所・オスカープロモーションから独立している。もちろん独立すれば芸能事務所の縛りから解放され、ギャラもピンハネされることがないなどのメリットの一方、今回のようなトラブルが起こると守ってもらえる“後ろ盾がない”ということになる。

 そして米倉ほどの有名女優が窮地に陥って助けを求めても、これまでのスポンサーや事務所がそれを助けない。これは大きな衝撃だ。コンプライアンスが叫ばれる昨今だが、しかし、この時点では米倉本人には薬物反応はなく、薬物が誰のものかもわかっていなかったにもかかわらずだ。あまりに非情な対応ではないか。

 そして「セブン」では、現在のところ米倉から薬物疑惑に関し明確な否定の言葉がないことにより地上波復帰までには相当時間がかかること、そして問題のアルゼンチン人恋人がSNSのプロフィール画像をドバイで撮影したとみられる写真に変更したこと、そしてこのまま日本に帰らないほうが米倉にとっては都合が良いのではと解説するのだ。

米倉の今後、悲観的な「女性自身」と楽観的な「週刊女性」

 そして3誌のなかで悲観的なのが「女性自身」だ。海外志向の強い米倉だが、ここ最近視野に入れていたのが韓国だという。代表作である『ドクターX』(テレビ朝日系)が韓国でリメイク制作され今年10月配信予定だが、この作品を足がかりに“日本の国民的女優”として海外の知名度を上げたかった。


 しかし今回の騒動でもし不起訴になったとしても、これまで通り仕事をするのは難しく、世界進出の悲願は潰えたと「自身」は断言するのだ。特にアメリカは入国に関して薬物関連には厳しいしね。また薬物捜査が行われていた前後、親しかった芸能関係者とも疎遠になり孤独な中にいるらしい。 

 一方で一番楽観的なのが「週刊女性」だ。専門家である弁護士のコメントとして「おそらく嫌疑不十分で不起訴になる可能性が高いと思われます」「不起訴になれば米倉さんは“犯罪はしていなかった”ということになり、刑事事件としては終了となります」と解説、騒動のイメージが払拭されれば本格復帰もあるのでは、としている。

米倉の疑惑が払拭されない最大の理由

 しかし各誌ともぜんぜん指摘していないが、今回の騒動で米倉の疑惑が払拭されない最大の理由は当局の捜査の失敗にあったのではないのか。なにしろ薬物疑惑の真っ只中にいたアルゼンチン恋人の国外脱出を許してしまっているのだから。

 ご存じのようにアルゼンチン恋人が日本を出国したのは、米倉の自宅に家宅捜索が入った直後のこと。それをみすみす見逃すなんてこと通常ありえなくない? しかも昨年10月上旬に戻るとされたアルゼンチン恋人だが、大きな疑惑がある以上、当然戻ってくるはずもなく日本行きはキャンセルされた。

 当局はアルゼンチン恋人を日本に戻るはずの空港で身柄を押さえるつもりだったらしいが、甘すぎる。帰ってくるわけがない。疑惑を解明できない、事件を解決できない。大失態である。


 もしアルゼンチン恋人が出国せずに捜査が進み、もし米倉が無関係だと証明されていれば、こんな中途半端な事態にはならなかったはずだ。

 そして同時に思う。やはり米倉の男運は悪かったと。今度こそは、と思ったのに結局は振り回され、窮地に陥る形となってしまった米倉。とっても、とっても残念だ。

高市政権をめぐる「女性自身」の素晴らしい記事

 「女性自身」の高市政権をめぐるコラム2本が素晴らしい。まずは経済評論家の荻原博子氏。年始早々の解散総選挙について確信を持っていたという荻原氏だが、高市首相の食品消費税ゼロの“裏の思惑”についてこう指摘する。

「元来“タカ派”の高市首相は、食品消費税ゼロで生活者に寄り添うイメージを装い、その裏で防衛増税を画策しているのかも」
「国民を戦争に巻き込むことがもっともひどい“国民イジメ”です」

 ごもっとも。そして、もうひとりが赤川次郎氏。不定期連載だが毎回素晴らしく造詣深いお言葉の数々を発する氏の連載だが、今回も素晴らしい。


 高市政権は防衛予算を天井知らずに引き上げて恥じない、またイスラエルから戦闘用ドローン購入の可能性もあり、世界からイスラエル支持と受け取られかなないと指摘、「若い世代が高市人気に面白がっている内に、日本は再び戦火に焼き尽くされるかもしれないのだ」と警告した。

 こうした言論の場が確保されることは貴重だ。世間が右傾化しマスコミやジャーナリズムの影響力低下が叫ばれる昨今、がんばれ紙媒体、そして女性週刊誌!!

復活してほしい芸能人第1位は?

 「週刊女性」ですっかり定着したアンケート企画。毎号掲載されてもぜんぜん驚かなくなった。そして今週の「週女」アンケート企画は「復活してほしい芸能人ランキング」。でもってダントツ第1位が米倉涼子!!

 その理由は「本人が事件を起こしたわけではないので」「存在感がある女優」などなどらしい。米倉、さすがです。

 ちなみに2位は松本人志、以下永野芽郁、大野智、香川照之でした。

 

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

記事一覧

最終更新:2026/02/23 11:53
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第777回】

中居正広、15年恋人と10億豪邸で優雅な生活! 充実のプライベートが報じられる裏側

2026/01/20 21:00
神林広恵(ライター)
<画像>中居正広、15年恋人と10億豪邸で優雅な生活! 充実のプライベートが報じられる裏側の画像1
プライベート動向が伝えられるようになった中居正広(写真:サイゾーウーマン)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 独立会見での中居正広(写真:サイゾー) 昨年から麻薬取締法違反容疑などで家宅捜索されたと報じられた米倉涼子が書類送検された。薬物事件での逮捕なしでの書類送検。今後は検察が起訴するか否かが焦点となるが、しかし家宅捜索同様、今回の書類送検も大きな波紋を呼びそうだ。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第777回(1/8〜1/20発売号より)
1位「独走第2弾 中居正広 鉄の掟を捨てて婚約者に捧げた『世界に一つだけ』の部屋」(「女性セブン」1月29日号)
2位「スピードワゴン小沢一敬 がんじがらめの“にがーい”現実」(「週刊女性」2月3日号)
3位「田原俊彦 30代女性と白昼びんびんデート 目撃撮」」(「女性自身」2月3日号)

中居正広、フジテレビの窮状と対照的なプライベートの充実ぶり

 年明け早々、中居正広の独占直撃インタビューに成功した「女性セブン」。しかし本欄ではその直撃の不自然を指摘、“復帰に向けた”観測気球的意味合いのインタビューではなかったのかと疑問を呈した。

 そんな「セブン」だが、今週も独走第2弾と題して中居の特集を組んでいる。そこに描かれていることは主に2つ。そのひとつはフジテレビのますますの窮状と、対して中居のプライベートの充実ぶりだ。

 まず記事ではフジテレビの雰囲気は最悪で、自由がどんどん失われ、優秀な社員は次々と去っているとの惨状が描かれている。取締役の経費の私的流用も発覚、さらに村上ファンドなどの投資家たちが不動産事業の切り離しを求めるなど、解体的危機が続いているというのだ。


 中居事件勃発から発覚当初まで、きちんと向き合わず場当たり的で他人事のような無責任的対応がこうした事態を招いたとしかいいようがないが、しかし一方「セブン」が描く中居は“余裕”らしい。昨年末、15年来の恋人Mさんとショッピングを楽しんだ中居だが、記事には2人の生活拠点は都内でも有数の高級マンションだとして、その“超高級ぶり”が羅列される。

《“堅牢なセキュリティー”“都心とは思えない緑豊かな敷地”“選ばれし者だけが手に入れる眺望と空間”“広さは300m2以上”“10億円以上の物件”》

 まるでマンションの宣伝かとみまがってしまうが、こうした部屋に対する美辞麗句を並べ、さらにパートナーのMさんの存在とからめて「セブン」記事はこう表現する。

「私生活も含めて“アイドルに徹する”と自らに鉄の掟を課していた中居さんが、アイドルのくびきが外れ、Mさんのために用意した“世界に一つだけ”の部屋なのです」(中居の知人のコメント)


 大ヒット曲に失礼だとも思うが(笑)、ともあれ中居とMさんのなんとも素敵なお話になっていくのだ。その上で中居はMさんへの感謝の心が強く、本気で将来を見据えていること、動物に興味がないといっていたが引退後はMさんの愛犬をこの自宅で飼うなど、“別人”のようになったと評するのだ。

 選ばれし者だけが住める超高級マンションに、愛犬と住む金持ちカップル。そんな2人の優雅な生活ときずなが描かれるのだ。素敵ですね、中居くん。そして、そんな素晴らしいパートナーがいるのに別の女性に性暴力を振るった中居くん、ゲスすぎますよね。

 ともあれ、前回と今回の「セブン」記事をみると、やはり今年は中居関連で何かしら大きな動きがあるとみた。どう動く、中居!!

小沢一敬、活動休止から2年のひどすぎる現状

 中居正広に松本人志。今や“性加害コンビ”とも言える2人だが、2人ともに“問題以前”はテレビでお目にかからない日がないくらい大活躍の大物芸能人だった。だから芸能活動を休止したり引退しても、多くの人はその生活を心配はしなかっただろう。大金持ちだろうしね。

 でも、この人は少し事情が違う。松本“性加害”問題で松本に“女性をアテンドした”と報道されたスピードワゴンの小沢一敬だ。松本に連座するように芸能活動を休止、さらに昨年、松本は動画サイトで復帰したが、しかし小沢の復帰はメドさえついていないという。すでに活動休止から2年もたっているのに――。


 そんな小沢の“現在”を記事にした今週の「週刊女性」によると、やはり地上波での復帰は難しく、ホリプロ系所属の小沢はライブも難しく、事務所に所属している以上SNSの発信も自身の判断だけでは不可能だという。八方塞がりだ。

 “アテンド”が真実だとしても、しかしこの状況はひどい。なによりひどいと思うのは“親分”の松本が大口を叩いて始めた裁判を途中で放棄、会見も開かずなんら釈明や説明もしなかったことだろう。だから“子分”の小沢は会見を開いたり釈明や説明ができない。そして復帰は遠のく。一方、親分は一人で復帰。ひどすぎる。

田原俊彦64歳の気になるデート相手

 田原俊彦が30代女性とデート現場を「女性自身」に目撃された。1月中旬、3,200万円の英国オープンカーに30代と思しき女性を乗せて商業施設へ。そこで女性だけが降りてお買い物。お次はそろってスタバでテイクアウト。車は雑踏に消えていったという。2人はおそろいのキャップをかぶっていたという。田原64歳、元気だ。

 田原といえば1993年にモデルの向井田彩子と結婚、10年ほど前には28歳年下の女性と不倫・同棲報道もあった。妻とは長年別居状態とも。また2024年には長女で俳優・タレントの田原可南子が俳優の高良健吾と結婚し、第一子も誕生、祖父になったのだ。それでもって2025年にラジオ番組で女性アナウンサーに下ネタハラスメントを行い、謝罪という騒動も起こしている。

 なんとも不適切で元気なトシちゃん。だが気になる。記事には、この女性が誰だか記されていないが(正体を掴んでいないのか)、10年前に報じられた28歳年下女性と同じ人? それとも別の人? まさか娘? みんな30代だから(笑)。

 

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2026/02/23 11:51
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第776回】

中居正広“独占直撃インタビュー”の不自然さ――「女性セブン」に疑問がよぎるワケ

2026/01/06 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

独立会見での中居正広(写真:サイゾー)

 あけましておめでとうございます! そして年末年始びっくり。堂本光一、波瑠、長澤まさみなど、芸能人たちが続々と結婚を発表したから。もちろん何年も前からよくあることで、その理由はマスコミや情報番組がおやすみになる時期だからというもの。しかし残念ながら現在において、情報番組や芸能マスコミは結婚したからって突撃や無茶な取材はしない。それなのに――不思議。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第776回(12/25〜1/6発売号より)
1位「独占直撃 中居正広 400日ぶり胸中告白『復帰』と『闘病』と『結婚』」(「女性セブン」1月22日号)
2位「二宮和也『受験生救いたい』嵐ラストライブの神対応」(「女性セブン」1月22日号)
同「嵐『5人でクイズ対決も!』日テレ3時間特番出演へ」 (「女性自身」1月20・27日合併号)
3位「冨永愛 第2子の父親は長渕剛の付き人だった」」(「女性セブン」1月22日号)

中居正広、独占直撃インタビューへの疑問と懸念

 2026年も「女性セブン」が元気だ。今年最初の発売号で中居正広の独占直撃インタビューに成功したからだ。「セブン」が中居を直撃したのは2025年12月下旬。都内有名百貨店で長年の恋人ダンサーMさんと正月準備の買い出しをしていた中居の姿をキャッチした「セブン」が、そのまま直撃!

 それに対し中居は逃げたり拒否したりするどころか、「セブン」のいくつもの問いに答えたのだ。400日ぶりの中居の肉声、超スクープである。買い物袋を下げた中居の写真(キャップとメガネ、マスクで完全防備変装姿ではあるが)もバッチリだ。

 「セブン」の中居に対する質問は現在の体調や結婚、SMAPとの関係、そして復帰など多岐に渡った。これに対し中居は、体調はよくゴルフの練習もしていること、結婚の予定はないこと、引退してひっそりとゆっくりしているので復帰は考えていないことなどを笑いながら答えたのだ。SMAPとの関係は口をつぐんだらしいが。


 どこのマスコミもできなかった中居直撃単独取材。快挙である。だが、しかーし、なんか不自然なんだよね、今回の独占インタビュー。まず、最初に声をかけた記者に対し「よくわかったね。すごいね!」と驚き、その後も笑いも含めてノリノリで、うれしそうに答えているように見えるから。

 「1社にだけ話しちゃうと、うちもとなっちゃうからね……」なんてエクスキューズしながら、それでも延々と質問に答えているから。そして最後にも「でも、よくわかったね。どうも〜」と言ってその場を去ったという描写も――。本当に純粋な直撃取材なのか、実は“仕込みあり”だったのではないかという疑問がどうしてもよぎる。「セブン」だし(笑)。

 そう考えると、このインタビューは中居の“復帰”のための観測気球的意味合いのインタビューではなかったのか。きちんとした取材インタビューではなく、突然の直撃の形を取る。そして世間の反応を見て、今後の対応や戦略を考えるための観測気球的インタビュー。

 実際、全体的に中居の元気ぶりが強調され、また恋人Mさんに対しても配慮された美談づくしの記事となっている。性加害についてはほとんど触れず、被害者がこれを見たらどう思うのか心配になるほどだ。


 2026年、中居の復帰に向けた動きが活発になるのかもしれない。

嵐のラストイヤーをめぐる女性週刊誌の忖度

 2026年は嵐のラストイヤーでもある。3月から15公演のラストライブをもって嵐は解散、終焉を迎える年だ。昨年は紅白出場について女性週刊誌は“出る”“出ない”という観測報道を続けて嵐関連の記事を連発、結果出場なしだったが、しかし今年もめげてはいない。今後の嵐について「女性セブン」「女性自身」がともに“絆”やら“美談”記事を掲載している。

 まずは「セブン」。3月13日からの札幌公演は北海道大学の入試と日程が重なる。そのため受験生の宿泊施設が確保されないという事態が懸念されている。このことはすでに報道され批判も起きているが、記事によると、この事態に対し神対応を行ったのが、二宮和也だという。

「関係者を通じて、航空会社に当日の便を増やすことを打診したり、政治家に掛け合ったりして、できる限りの対応を模索しているそうです」(芸能関係者のコメント)

 二宮にそんな力があったのか! と驚くが(笑)、そもそもこんな時期にライブをすることが問題なのに、しかし“神対応”と問題を美談へとそらしてしまうあたりはさすが「セブン」、あっぱれである。


 そして「女性自身」は、ライブ前の“テレビ出演”について記している。ラストイヤーのテレビ出演は、これまで嵐と最も関係が深い日本テレビが独占すること、約3時間が予定されているという日テレの特番では、過去映像だけでなく嵐5人のクイズ対決が計画されていること、などなど。

 そして2誌に共通するのが、年末「週刊文春」(2025年12月25日発売号)が報じた“あのこと”を完全スルーしていることだ。そう、ラストライブに向けメンバー間の対立が再然、特に大野智が櫻井翔に「もう表舞台に立ちたくない」と逆ギレしたという一件だ。

 特に「自身」は「文春」記事に触れてはいるものの、しかし嵐にとってネガティブな“再結集に暗雲”“対立”などといった事柄はすべてスルー、その上で、株式会社嵐の社長の「(ライブの準備が)始まるのは年明けです」とのコメントを引用して「いよいよ本格的に再始動の段取りを整えているようです」などというポジティブな事柄へと見事にチェンジさせている。

 あくまで美談、そして忖度。そんな芸能マスコミの相変わらずの姿勢は、年始早々から発動されたようだ。

冨永愛、第二子妊娠報道で驚いたこと

 年末年始の結婚ラッシュに驚いたが、でも一番驚いたのはその少し前の2025年12月20日に冨永愛が第二子妊娠を発表したことだ。第一子はすでに20歳、すごい! しかも、第二子の父親で俳優の山本一賢とは入籍はしないらしい。相変わらず、やることがかっこいい!

 さらに「女性セブン」の記事を見てびっくり。第二子の父親・山本は、かつて長渕剛の付き人だったことがあるというのだ。

 長渕といえば冨永と不倫関係が取りざたされたが、しかし実際は師弟関係とされ、冨永が長渕のオフィスと業務提携を結んだり、長渕が冨永の自伝本のプロデュースをしたり。そんな長渕の元付き人と長渕の弟子が――。ぜひ長渕のコメントを聞いてみたい。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2026/02/12 17:07
男性アイドル
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【STARTO 2025年総まとめ】嵐の活動終了発表にKAT-TUN、TOKIO解散、ジュニア再編……波乱の一年を振り返る

2025/12/31 15:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

(写真:サイゾーウーマン)

 創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受けて解体的出直しを図り、24年4月より本格始動したSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)。25年は社長の交代やデビュー組からジュニアグループの解散・活動終了発表、タレントの結婚が相次ぐなど、注目度の高いニュースが頻発した1年でもあった。前代未聞とも言えるほど波乱続きだったSTARTO関連のトピックを、振り返っていきたい。

結婚発表に元ジャニの引退……騒々しい1年の幕開け

 25年の年明け早々、1月3日にはWEST.・桐山照史が、かねてより交際していた元バレーボール選手・狩野舞子との結婚を発表した。

 その一方、20年3月いっぱいで旧ジャニーズを退所していた元SMAP・中居正広が、25年1月23日に芸能界引退を表明。元フジテレビアナウンサーの女性との間に起きたトラブルが報じられ、同局の存続を揺るがすほどの騒動に発展した。

2月、timeleszが新体制&人気ジュニアグループが解体

 Sexy Zoneから改名し、24年4月1日より「timelesz」として活動を始めた佐藤勝利、菊池風磨、松島聡。同日、新たな“仲間”を探すべく、新メンバー募集オーディションを開催すると発表した。これは、旧ジャニーズ時代を含めても初の試み。通常、同事務所ではジュニアでの下積みを経てCDデビューという流れが定番だが、合格者はいきなりデビュー組に仲間入りすることとなった。

 前例がないtimeleszの決断に、当然ながら事務所のファンからは賛否両論が噴出。オーディションの過程は24年9月13日から配信開始となった『timelesz project -AUDITION-』(Netflixで配信)にて公開され、25年2月15日の最終エピソードで結果が明らかに。一般公募から選ばれた猪俣周杜、篠塚大輝、橋本将生と、STARTOの「俳優部」に在籍していた寺西拓人、原嘉孝(4次審査から合流)がtimeleszに加入した。


 そして、そのメンバー決定の翌16日、ジュニア界に激震が走った。ここ数年、「デビュー間近」と言われていた人気のジュニア内グループ・HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍が事実上の解散となり、新グループ・ACEes、KEY TO LIT、B&ZAIの3組が誕生。HiHi Jets、美 少年(藤井直樹以外)、7 MEN 侍と、少年忍者の一部メンバーをシャッフルして再編する形で結成されるも、もともとのグループでのデビューを望んでいたファンたちは阿鼻叫喚となった。

 そして、東西併せて30名以上のジュニアが3月31日付で退所するという異常事態も発生。なお、5人組の関西ジュニア内グループ・Lil かんさいのメンバーだった當間琉巧は、1月30日に3月末での事務所退所を発表しており、以降グループは4人で活動を続けるとみられていたが、翌4月1日にはSTARTO側が彼らについて、同日より「個人での活動に専念」することになったと報告。グループは解散となった。

 さらに、7月24日付でGo!Go!kids、11月30日付で少年忍者も活動終了となり、25年は実質的に合計6組のジュニアグループが解散した。

ジュニア36名一斉退所の“異常事態”
ジュニア界の“原点回帰”と今後への期待


3月、KAT-TUN解散&亀梨和也が退所

 2月12日、STARTOはKAT-TUNが3月31日をもって解散すると発表。グループは24年4月にSTARTOと契約を交わし活動を続けてきたが、およそ1年にわたってメンバーと協議を重ねた末、「2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断」(原文ママ、以下同)したという。上田竜也と中丸雄一は事務所に残り、亀梨和也は3月31日の契約満了をもって退所することも併せて公表した。

 06年3月に6人グループとしてデビューし、16年4月より亀梨、上田、中丸の3人体制となった彼ら。26年にCDデビュー20周年の節目を迎える予定だっただけに、このタイミングでの解散には疑問や悲しみの声が続出。発表翌日、上田が公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログに「俺もまだ正直 急展開で 心の整理が全く出来ていません」と書いたこともあり、「本人たちも不本意の会社判断なのかな」と困惑が広がった。

 なお、3人は25年11月8日に再集結し、千葉・ZOZOマリンスタジアムでラストライブ『Break the KAT-TUN』を開催。解散から半年以上が経過していた中、異例の形でグループに幕を下ろした。

KAT-TUN・上田が“意味深”発言

5月、嵐が2026年春をもって活動終了を発表

 20年末より活動を休止していた嵐が、26年春ごろに開催予定のコンサートツアーをもって、グループ活動を終了すると発表。世間に大きな衝撃を与えた。1999年11月3日発売のシングル「A・RA・SHI」でCDデビューし、いつしか「国民的アイドルグループ」の代表格となった嵐。20年末の活動休止以降、大野智は芸能界を離れて生活し、相葉雅紀、櫻井翔、二宮和也、松本潤はソロ活動にシフトしていた。


 ファンの多くは嵐の再始動後の活動継続を期待していたが、彼らは25年5月6日にファンクラブ(以下、FC)サイトや、公式SNSなどを更新。ここ1年半ほど前から全員で集まり、今後について話し合いを続けた結果、26年春頃に予定しているツアーを最後に「5人での活動を終了する」ことを決めたという。

 ネット上では寂しさを訴える声のほか、「解散じゃなくて『活動終了』という言葉を選んでくれたのが嵐らしい」「最後まで5人で走り抜ける道を選択してくれてありがとう!」といった反応も見受けられた。

 なお、ラストツアーは『ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」』とのタイトルで、26年3月13日の大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)公演を皮切りに、東京、名古屋、福岡、大阪の5大ドームで全15公演行われる。

嵐・櫻井が語っていた、再始動への思い

STARTO社長交代&TOKIO・国分太一が無期限活動休止、グループも解散へ

 旧ジャニーズからタレントのマネジメント業務を引き継ぐ新会社・STARTOの社長に就任した、コンサルティング会社「スピーディ」の代表・福田淳氏。以後、グループの解散やジュニア内ユニットの解体などをめぐってSNS上で批判を受け続けていた同氏だが、25年6月27日には「本人の意向ならびに任期満了」によって、同日付で代表取締役CEOを退任することが明らかに。新たな代表取締役CEOとして、朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)の初代プロデューサーを務めた元テレビマン・鈴木克明氏の就任が発表された。


 そして同月、TOKIO・国分太一が無期限の活動休止に。発端は20日に日本テレビの福田博之社長が会見を開き、「国分太一さんにつきまして、過去に複数のコンプライアンス上、問題ある行為というのが認められました」「コンプライアンス上、問題ある行為をした出演者を起用してことについて、責任を感じています」と報告したこと。国分は同局におけるTOKIOのレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』から降板することが決まったとも話した。

 肝心の「コンプライアンス違反」の詳細は伏せられる中、株式会社TOKIO(21年4月1日に設立)とグループエージェント契約を締結しているSTARTO側は、国分の無期限活動休止を公表。株式会社TOKIOの公式サイトでも「本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限で全ての活動を休止することといたしました」と記した。そして5日後の25日、同社公式サイトにて同日付でのTOKIO解散が発表されたのだった。

国分、「コンプラ違反」で無期限活動休止の衝撃度

7月、KinKi Kidsが「DOMOTO」に改名

 24年12月31日夜、KinKi Kidsが公式YouTubeチャンネルにて生配信を実施。その場で、25年の夏頃をめどにユニット名を「DOMOTO」に改名すると発表した。97年7月21日にデビューシングル「硝子の少年」をリリースし、長らく第一線で活躍してきた堂本光一と堂本剛。2人の姓が奇跡的に同じ「堂本」であることもあり、「DOMOTO」を掲げて再スタートを切ることに。そして、25年7月22日からDOMOTOが始動。12月13~14日にわたり、埼玉・さいたまスーパーアリーナで初のファンミーティングを開催した。

8月、Hey!Say!JUMP・中島裕翔がグループ脱退

 8月28日、STARTOは公式サイトに「当社専属契約タレント中島裕翔(Hey! Say! JUMP)に関するご報告」を掲載。「Hey! Say! JUMPは今年11月でデビュー18周年を迎えますが、20周年に向けての活動の協議を重ねていく中、中島より自立して個人での活動をしていきたい旨の申し出がございました」と経緯を報告した。メンバーや会社側もその意向を尊重するという結論に至り、発表当日の28日をもってグループを離れることに。


 ただ、中島はSTARTOに所属したまま、「まずは俳優活動に専念する予定」とのこと。10月に個人FCの開設を予定しているとも記し、「これからそれぞれの道を歩むこととなる中島裕翔、Hey! Say! JUMP、引き続き応援をいただけましたら幸いでございます」と、呼びかけた。

 卒業のステージなどがなかったこともあり、JUMPファンは突然の脱退に落胆。「俳優業に力を入れたいなら、ケジメをつけてからグループを出ていってほしかった」「誰も納得できないよ……せめてFC動画で裕翔くんの話が聞きたかった」「こんな卒業の仕方はおかしい」などと、ファンとの間にわだかまりを残す脱退劇となってしまった。

中島裕翔、Hey!Say!JUMP卒業で激震

9月、Aぇ! group・佐野晶哉の“NHK朝ドラ”出演が決定

 デビュー組の若手グループ、ジュニアたちがメイン出演してきた音楽番組『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム、BS4Kほか)や、『紅白歌合戦』の出演枠拡大をはじめ、かつては蜜月関係にあったNHKと旧ジャニーズ。しかし、ジャニー氏の性加害問題が大きな騒ぎとなり、“NHK局内での性加害疑惑”が表面化した流れもあり、同局は23年9月に「被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで」は、旧ジャニーズタレントの新規起用を見送るという方針を打ち出した。

 そして、STARTOの本格始動から半年ほどが経った24年10月16日、NHKの稲葉延雄会長は定例会見で旧ジャニーズタレントの新規起用を再開すると宣言。約1年後の25年9月13日、Aぇ! group・佐野晶哉が、26年度前期の連続テレビ小説『風、薫る』に、出演することが明らかになった。

 これは女優・見上愛と上坂樹里がダブルヒロインを務める作品で、佐野は主人公・りん(見上)の良き相談相手となる島田健次郎役に抜てきされたという。起用再開後、STARTOの所属タレントが“朝ドラ”に出演するのは初めてであり、24年5月にCDデビューを果たした佐野が、記念すべき「STARTO所属第一号」となる公算大だ。

Aぇ! group・草間リチャード敬太が逮捕

 10月4日、Aぇ! groupのメンバーである草間リチャード敬太が、公然わいせつの疑いで警視庁に逮捕されたことが報じられた。逮捕容疑は、同日午前5時半ごろに東京・新宿区のビルの出入り口付近で下半身を露出させた疑い。同日配信のニュースサイト「時事ドットコム」の記事によれば、通行人の30代男性が目撃し、110番に通報。駆け付けた警視庁四谷署の署員が任意同行を求め、逮捕したという。当時、草間は酒に酔っていたとも報じられていた。

 同日、STARTOは草間の逮捕を報告した上で、「弊社としては本件の社会的影響を重く受け止め、草間の活動を休止させていただくことと致します」と説明。グループは草間を除く佐野、小島健、末澤誠也、正門良規の4人で活動を続けることになった。

 かたや、SNS上では事件時の草間の様子を捉えたと思われる写真や動画が拡散され、さまざまな臆測が飛び交う事態に発展。そして11月20日には、草間が東京簡易裁判所により略式命令(罰金10万円)を受けたことが判明した。

 STARTOは「本人と深く話し合った結果、所属するAぇ! groupから離れることとなりました。しかしながら、リチャードは、引き続き弊社契約タレントとしての活動は継続してまいります」と報告。草間自身は「一年ほど前から僕は心の病を患っており、そんな中このようなことになってしまい、このまま自分がいることでみんなの足を引っ張ってしまう、より多くの迷惑をかけてしまうという思いもあっての決断です」などと、コメントを寄せていた。

Aぇ・草間の動画&写真拡散に弁護士が警鐘

STARTO、株式会社TOKIOとのエージェント契約を終了

 前述の国分の一件をきっかけに、6月25日をもって解散したTOKIO。それに伴い、7月2日には株式会社TOKIOは所定の事務手続き、関係各所への説明などを終えた後、“廃業”すると報告した。

 そして11月30日、STARTO側は「株式会社TOKIOとのエージェント契約を2025年12月31日をもって終了することとなりました」と公式サイトにて発表。「30年以上にわたりファンの皆さまをはじめ、多くの関係者の方々に支えていただきながら、活動を続けてまいりました」として、ファンに感謝の言葉を送った。

 また、松岡昌宏個人としても、同31日をもってSTARTOとのエージェント契約を終了。26年からは自身が代表取締役を務める新会社「株式会社MMsun」で活動していくことを明かした。なお、城島茂も11月上旬に新会社「株式会社 城島ファーム」を設立したと一部メディアで報じられていることから、同様にSTARTOから離れるとみられる。

関西出身のデビュー組タレントが続々と結婚を発表

 一方で、25年は関西出身のタレントの結婚が続いた1年でもあった。1月のWEST.・桐山に続き、2月24日にはSUPER EIGHT・大倉忠義が一般女性と結婚したことと、お相手の妊娠を報告。同じく、SUPER EIGHT・村上信五が10月14日に一般女性、同24日にはWEST.・神山智洋が一般女性とそれぞれゴールイン。さらに、12月28日にはDOMOTO・堂本光一が一般女性との結婚を発表。関西出身タレントの結婚ラッシュとなった一年だった。なお、堂本のお相手は、09・10年に主演ミュージカル『Endless SHOCK』でヒロイン役を務め、23年2月に交際を報じられた元女優・佐藤めぐみとみられている。

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最終更新:2026/02/24 14:52
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【timelesz 2025年炎上事件簿】8人体制始動後からの騒動を回顧――公式サイトで謝罪文発表も

2025/12/31 12:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

『タイプロ』発起人の菊池風磨(写真:サイゾーウーマン)

 2024年4月1日に新グループ名とメンバー増員を発表し、オーディションを経て25年2月より8人組となったtimelesz。24年9月13日から配信がスタートしたtimeleszの新メンバー募集オーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netflixで配信、以下『タイプロ』)は「社会現象」とも言えるほどのヒットを遂げた。

 Netflixで全世界配信されたこともあり、これまでSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所、以下『STARTO』)のアイドルに関心がなかった層まで『タイプロ』に大ハマリ。そのため、8人体制になってからは良くも悪くも彼らの一挙手一投足に注目が集まることに。SNSでの“炎上”をはじめ、timeleszの25年のトピックを振り返っていく。

新体制早々に“原嘉孝へのイジリ”で大荒れ

 Sexy Zone(24年4月1日よりtimeleszに改名)のオリジナルメンバーである佐藤勝利、菊池風磨、松島聡が“仲間探し”をするという目的で始まった『タイプロ』。審査の結果、一般公募から参加した猪俣周杜、篠塚大輝、橋本将生と、STARTOの「俳優部」にて個人で俳優業を行っていた寺西拓人、原嘉孝(4次審査から合流)の計5人がtimeleszのメンバーに加わった。

 25年2月15日配信の最終エピソードで合格者が発表された後、timeleszは同日に『timelesz襲名式 新体制発表記者会見』や、ファンクラブ(以下、FC)会員限定の生配信を実施。そこで、菊池による“原イジリ”が物議を醸すことに。

 会見で報道陣から新メンバーに「自分が選ばれた理由はなんだと思いますか?」と質問が投げかけられると、いの一番にマイクを手にした原は「ビジュアルです」と自己申告。すると菊池は「ちょっとごめんなさい。これだけは。原さんですけど、言うまでもなくビジュアルです。めちゃくちゃカッコいいです」「一番カッコいい」と原の言葉を強調するようにアピールした。やや大げさなアシストを受け、原ですら「そこまで言われると嘘ですけどね、もう」とあきれていたのだが……。


 その後の生配信でも、菊池は新メンバー紹介の際に原の順番を飛ばそうとしていたほか、彼がオーディション中に短髪にしたことについて「(組み立てブロック玩具の)レゴみたい」「人形もあんな感じじゃない?」などとイジり続けていた。『タイプロ』効果でせっかく多くの新規ファンがついたにもかかわらず、「風磨の原ちゃんイジリがエグすぎて、見てて不快だった」とドン引きする声が続出。

 なお、2月17日放送のラジオ番組『timeleszのQrzone』(文化放送)で本人たちが明かしたところによれば、こうした原と菊池のやり取りは事前に相談して行われたものだったとか。2人はこの出来事を「ゴリ炎上」と表現していたが、timeleszは以降も何かとSTARTOファン界隈をざわつかせるグループとなった。

菊池風磨炎上でファンが今後を憂うワケ

佐藤勝利、新メンバーに代打でブログを書かせる

 公式モバイルサイト「FAMILY CLUB web」内で、個人ブログ「vic.Story」を連載している佐藤。25年2月25日の更新では、ここ数日の投稿を新メンバー・猪俣に書いてもらっていたことをぶっちゃけた。


 例えば、同18日は「歌番組終わったあと急いでシャワー入ったよ」(原文ママ、以下同)など比較的に簡素な文章になっていたのだが、佐藤は「ちょっとした悪戯心」で猪俣に代筆を任せたという。ネタバラシをした佐藤は「少ししたら止めようと思ってた」ものの、疑う声が少なかった点や好評だと感じたために1週間も続けていたとのこと。

 同サイトは月額330円の有料制とあって、「有料ブログを代筆させることがやばいことだって思わないの?」「お金取ってるのに、別人がブログ書いてたなんて詐欺なのでは……」と、ひんしゅくを買った。

佐藤勝利のなりすまし騒動「返金可能」なのか

8人での初アルバム『FAM』、収録内容に否定的な声

 8人組として走り出したtimeleszは、3月21日に初のアルバム『FAM』のリリースを発表。所属レーベル・UNIVERSAL MUSIC JAPANのサイトでは、初回限定盤BのDVD・Blu-rayに『タイプロ』最終審査のビハインド映像を「大ボリュームで収録」していると告知した。

 なお、最終審査では、一般公募から勝ち進んだ浅井乃我、浜川路己、本多大夢が脱落。アルバムの情報を知り、3人のファンたちは「まさか脱落者を使って数字を稼ごうなんてことしてないよね?」「ビハインドの映像だけ全く別物で発売とかしてくれたらいいのに、やり方がひどすぎる」と不快感をあらわに。


 そんな『FAM』は6月11日に発売され、初日だけで48万5033枚を記録(オリコン調べ)。同日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)では、インタビュアーに「8人体制になって、レコーディングに何か変化はありましたか?」と聞かれた際、佐藤が「楽になりました」とコメント。「アーティストとしてそれは言ってはいけないことじゃない?」「勝利の歌声が好きなファンに失礼だし、3人時代を否定されてるようにも捉えられる」と、辛らつな意見が上がった。

 ちなみに、『タイプロ』の映像作品は12月17日に『timelesz project -AUDITION- Special Edition「軌跡」』(DVD&Blu-ray)というタイトルで発売されている。

timeleszアルバムに浜川路己ファンらから不満の声
佐藤勝利「楽になった」発言が物議

猪俣周杜に元交際相手との“プリクラ流出疑惑”浮上

 3月下旬頃、猪俣らしき男性と、女性が写っているプリクラ画像がネット上に流出。timeleszの新メンバーとして活動を始めたばかりとあって、SNS上で大きな騒ぎとなった。

 X(旧Twitter)にて猪俣とその“元彼女”とされる2人のプリクラ画像が出回り、ファンが動揺。男女の顔はプリクラ機によって原型がわからないほど加工が施されていたのだが、男性が着ている洋服は猪俣が『タイプロ』の2次審査などで着用していたものとよく似ていたこともあり、疑惑が強まっていった。


 timeleszへの加入が決定する前に撮ったプリクラとみられるが、もしこれが猪俣本人だった場合、活動自粛などの処分を受けるのかどうか、ファンが不安視していたのだ。ただ、その後も疑惑の真偽は判明しておらず、12月末時点で女性スキャンダルの決定打となるような新たな“爆弾”は落とされていない。

timelesz・猪俣、元カノとのプリ流出疑惑浮上

新メンバー・橋本将生と篠塚大輝がドラマ初出演で「ゴリ押し」の声

 一般枠からtimeleszに入った橋本と篠塚が、4月25日深夜放送の『真夜中の社内恋愛』(日本テレビ系)で、ドラマ初出演にして初主演を務めることが明らかに。グループ加入後、わずか2カ月での抜てきに「ゴリ押し」と、批判の声が殺到した。

 同番組のコンセプトは「深夜の妄想実現バラエティー」。2人は「もしもtimeleszの橋本将生・篠塚大輝がIT企業で働く私の後輩社員だったら…」というテーマのもと、バラエティー番組の中でのドラマパートのような企画で演技に挑戦した。

 しかし、放送前に番組公式Xが「ドラマ初出演・初主演・W主演決定」と発表したため、新メンバーを快く思っていないネットユーザーらが「深夜枠とはいえ、いきなりドラマ主演?」「ドラマ枠、ジュニアに譲ってあげたら?」「演技の仕事をゴリ押しするくらいなら、歌とダンスのレッスンしなよ」と大ブーイングを浴びせる事態に発展。


 この時はバラエティーの延長線上だったものの、同年10月期の『ひと夏の共犯者』(テレビ東京)では、橋本が連続ドラマ初出演にして初主演を果たした。そして、猪俣もメンバーの松島と俳優・白洲迅がダブル主演を務める連ドラ『パパと親父のウチご飯』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。ドラマ初出演となった猪俣は劇中で金髪姿も披露し、初々しい演技を見せていた。

timelesz、批判続きでファン疲弊

菊池風磨と白石麻衣、交際継続報道

 24年3月、元乃木坂46メンバーで女優の白石麻衣との熱愛が報じられた菊池。報道後、週刊誌にツーショット写真などを撮られることはなかったが、25年5月に一部で「交際継続」が伝えられた。

 第一報は24年3月8日付の「スポーツニッポン」。記事によれば、2人は数年前にも付き合っていたものの、お互いに多忙だったために破局を選択。ところが、23年中に復縁すると、自宅でデートを重ねるなどして愛を育んでいったとか。「スポーツニッポン」は「結婚前提」での真剣交際だとスクープしていた。

 およそ1年後、25年5月15日発売の「女性セブン」(小学館)は菊池と白石が“おこもりデート”を続けていると報道。ただ、同誌にはツーショット写真や交際を裏付けるような証拠は載っていなかっただけに、「そもそも、付き合ってないでしょ」と、交際自体を疑っているファンも少なくないようだ。

菊池風磨に“おこもりデート”報道

寺西拓人、「外野」発言が物議を醸す

 ジュニアでの下積みを経験し、21年4月に俳優業専念を表明した寺西。さまざまな舞台に出演していた一方、アイドルグループでのデビューを諦めきれず、『タイプロ』を経てtimeleszメンバーに選ばれたわけだが、6月下旬より幕を開けたtimeleszのツアー『We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~』内で話した内容に疑問の声が上がることに。

 発端は、8月23日の静岡公演。ドーム公演や冠番組が続々と決まるなどのtimeleszの現状について、「外野から『早くない?』って言われることがあると思う」と切り出したという。その上で、寺西は「好きだったらよくない? と思うんですよ」「(自分たちとファンは)好きと好き同士なんだから」と、述べていたそうだ。

 寺西といえば、「国民の元カレ」というキャッチコピーがつくなど、『タイプロ』をきっかけに新たなファンを獲得。その半面、オーディションの開催を決めたtimelesz自体は、長年の事務所ファンやジュニアファンから敵視される存在に。「寺西くん、一気に人気になっちゃって浮かれてるのかな。周りが見えなくなってる感じ」と失望の声が上がったほか、Sexy Zone時代からのファンも「新体制を受け入れられないファンは外野なの?」「半年前まで外野だった人に“外野”呼ばわりされるなんて」と憤っていた。

 timelesz寺西、否定的なファンを「外野」呼びで物議

ファンミの演出や会場の規模について不満が漏れる

 timeleszは、9月15日に新体制後初となる大規模ファンミーティング『timelesz SUPER FAMeeting~また夏が終わっていくんだね。でも、今年は新しい家族と過ごした最高の時間だった。だから夏の終わりも一緒にいようよ。唯一無二のレイトサマーParty! 残暑の花火もいいんじゃない?~』(以下『ファンミ』)を、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催。6月発売のアルバム『FAM』の購入者特典(抽選)だった。

 千葉公演の後半にはSexy Zone時代やtimeleszの楽曲が流れる中、花火が打ち上がったとのこと。その最中、Sexy Zoneのオリジナルメンバー5人が共同で作詞を手掛けた楽曲「timeless」もかかっていたという。

 ファンミ終了後、松島は個人のインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)に「とある瞬間に涙腺崩壊。色々と過去を思い出したり、未来を想像したり」と、感慨深げに感想をつづった。現timeleszの8人、そしてSexy Zoneの元メンバー・中島健人、マリウス葉を思い浮かべたのか、「何よりも こんな表現あってるか分かりませんが 10人を感じた」とも書いていた。

 すると、一部ファンは「10人時代なんてないよ。都合のいい時だけ中島とマリウスの名前とか楽曲を使うのは胸糞が悪い」「10人が同じグループだったことはないのに『10人を感じた』とか言っちゃうのはおかしいと思う」などと、SNSで愚痴をこぼした。

 なお、ファンミは同23日に大阪・万博記念公園でも行われたが、こちらは会場の事情によってメンバーを目視できない、モニターすら見えない、声も聞こえないといったブロックもあったとか。

 参加したファンのレポートによると、公演中に佐藤は「後ろのほうも見えてるよ」などと後方のファンを気にかけていたというが、「ステージが遠すぎてモニターも見えないし、何をしゃべっているのかもわからない時があって、ひどすぎた」「これなら落選したほうがマシだったと思うレベル」なとど非難轟々だった。

 timelesz、ファンミの演出に賛否

篠塚大輝、『めざましテレビ』での一発ギャグが大炎上

 一橋大学に通う現役大学生・篠塚が、朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)において、11月のマンスリーエンタメプレゼンターを務めた。最後の出演日となった11月18日放送回では、エンディングで一発ギャグを披露する流れに。童謡「大きな古時計」の歌詞をアレンジして「今はもう 動かない おじいさんにトドメ~」と笑いながら歌い、殴りかかるようなポーズを見せた。

 これに対し、ネット上は「替え歌が不謹慎」「1ミリも面白くないし、不適切。自分には施設に入っている祖父がいるから、このギャグは残念だった」「FCに入っていたけど、篠塚のギャグを見て退会したいと思った」と大バッシングの嵐となった。

 ちなみに、23年4月時点でお笑い芸人・鼻矢印永井がTikTokに投稿していたネタの内容と丸かぶりしていたため、どうやら篠塚のオリジナルギャグではないよう。鼻矢印永井もXで「ギャグパクられた上にめっちゃ炎上してる!!」(25年11月18日付のポスト)と反応していた。

 その後、STARTOの公式サイトは同21日に「timeleszから皆さまへ」と題したお知らせを掲載。「この度は、番組出演時のメンバーによる不適切な言動により、多くの方々に不快な思いをさせてしまったこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後は、このようなことを起こさないよう、互いに律し合い、アイドルとしてあるべき姿とは何かを継続的に話し合いながら、日々の言動を見つめ行動してまいります」と宣言した。

 同日、個人インスタグラムのストーリーズを更新した篠塚は「この数日間、メンバーとも話し合いをし、自分自身とも向き合っておりました。これからは信頼回復に努め、日々の活動に真摯に向き合ってまいります」とのコメントを発表。メンバー1人の言動が、グループ活動に悪影響を及ぼしかねないというマイナスの事例となった。

 前述のメッセージでは「今回の件につきまして、個人の問題としてのみならず、timeleszとしてのことと捉えております」と決意を新たにしていたtimelesz。2026年はポジティブなニュースが続くことを願いたい。

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最終更新:2025/12/31 12:00
芸能

『国宝』だけじゃない! 映画ライターが選ぶ、2025年の「実写邦画」ベスト5

2025/12/31 08:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

写真ACより

 2025年の一番の話題作といえば、吉沢亮が主演を務めた『国宝』だろう。6月6日に封切られた同作は、11月24日までの公開172日間で、観客動員数1231万1553人、興行収入173億7739万4500円を突破し、実写邦画史上No.1の成績を打ち立てた(興行通信社調べ)。その後もさらに記録を伸ばし続け、12月21日までに興収181億円を超えたという。

 この記事では、年間を通し300本以上の作品を観た映画ライターの筆者が独断と偏見で選ぶ、「2025年実写邦画ベスト5」を紹介しよう。『国宝』以外にもすばらしい作品があることを知っていただけたら幸いである。

5位 北村匠海主演『愚か者の身分』(10月24日公開)

 西尾潤氏による同名小説(徳間書店)の実写版で、“闇バイト”に手を染める若者3人のリアルな日常を描きながらも、主軸となるのは「⼤⾦が忽然と消えた」事件をきっかけとした「逃走劇」だ。「3人それぞれの視点から語られる」構成になっているからこそ「事件当日に何があったのか」というミステリー性に引き込まれるし、予想外の展開も待ち受けている、画面に釘付けになるエンタメ性が抜群の内容だった。

 何よりの魅力は、登場人物に「幸せになってくれ!」と願いたくなること。危うい道に足を踏み入れる主演の北村匠海はもちろん、その兄貴分である綾野剛の心の揺れ動き、弟分を演じる林裕太の天真爛漫な愛らしさは、「この世に本当にいる人」に思えるほどの実在感があり、それぞれが見せる「表情」を忘れることはできない。


 興行的にはやや苦戦を強いられていたものの、絶賛の口コミにより満席の回も相次いでいた。PG12指定納得の痛々しいシーンもあるが、それを除けばかなり万人向けの作品だろう。なお、同じ闇バイトを題材にした映画『ヒグマ!!』は日本全国でのクマ被害を受け公開延期となったものの、新たな公開日が2026年1月23日に決定しており、こちらもスリリングな娯楽作なのでおすすめだ。

4位 杉咲花主演『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)

 金原ひとみ氏の同名小説(集英社)の実写化だが、同氏の作品の映画化は、2008年公開の『蛇にピアス』(主演・吉高由里子)以来なんと17年ぶり。ポスタービジュアルの印象ではオシャレな青春映画のように見えるが(実際にそうでもあるが)、実は杉咲花が「BLアニメのオタク」かつ「ガチ勢」の主人公を演じており、その演技が面白すぎて笑えるタイプの作品だ。劇中のアニメがグッズも含めて「本当にありそう」と思えるほどに作り込まれており、人気声優の村瀬歩や坂田将吾が参加していることもたまらない。

 物語は「寂しさを抱えている人に寄り添う優しさ」を存分に感じさせる。何しろ主人公が一緒に住むことになるのは、カジュアルに「希死念慮」を口にしてしまうキャバクラ嬢(南琴奈)であり、彼女に「死なないでほしい」「何かををしてあげたい」主人公の気持ちに共感できる人は多いはず。その先に待ち受けているのは、安易な救いを与えたりはしないが、突き放してもいない、少し心が軽くなるような、人生へのエールだった。


 主人公は27歳で「同世代のオタク仲間たちが次々と結婚や出産をしたために婚活を始める」という立場であるため、独身者はもちろん「オタ活」をしている人には少し心が痛い内容かもしれないが、その痛さを含めて楽しめるという方にこそおすすめだ。杉咲や南だけでなく、既婚ホスト役の板垣李光人、女性作家役の蒼井優、バーのマスター役の渋川清彦らも一面的ではない魅力を放っているので、それぞれのファンには是が非でも観てほしい。

3位 芳根京子主演『君の顔では泣けない』(11月14日公開)

 君嶋彼方氏の同名デビュー小説(KADOKAWA)の実写化で、尾美としのりと小林聡美が主演した『転校生』(1982年)や、新海誠監督によるアニメ映画『君の名は。』(2016年)を連想する「男女の入れ替わりもの」だ。しかし、本作はその期間が「15年」と規格外。その長さは時に2人の亀裂を生み、時に恋愛や人生そのものに大きな影響を与えていく。現実ではあり得ないファンタジーだが、現実で「もしも自分があの人だったら」「もしもあの人が自分だったら」と、「自身とは違う性別や立場の身近な人のことを想像する」ことへの意義深さも感じられる。

 何より、「15年間も違う性別を心に宿して生きていて、慣れてはいるけど2人だけで会う時に“素”の自分が出てしまう」難役を演じきった芳根京子と髙橋海人(King&Prince)が掛け値なしにすばらしい。その2人の少年少女時代役として、西川愛莉と武市尚士というルックスが主演の2人に似ていて、本当に“15歳の彼ら”に見えて、演技もすばらしい若手俳優2人をキャスティングしたことも、心から称賛したい。

 さらに、終盤には髙橋が、トランスジェンダーの方が持つであろう切実な心情を、長回しでたっぷりと独白する場面がある。センシティブであり賛否が分かれるかもしれないが、筆者個人はとても誠実な描写だと受け取った。この「男女の入れ替わり」の物語を通じるからこそ、その気持ちに「近づける」と思ったからだ。なお、坂下雄一郎監督は、本作の公開1週後に上映された岩田剛典主演『金髪』も手がけており、こちらはアラサー男性のイタい気持ちを突いてくるコメディとしておすすめだ。


2位 松たか子主演『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)

 菅田将暉と有村架純のダブル主演作『花束みたいな恋をした』(21年)や、安藤サクラ永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太の4人が主演した『怪物』(23年)の坂元裕二氏が脚本を手がけたオリジナル作品で、「事故で死んでしまった夫の運命を変えようと奮闘する」という「タイムトラベル&ループもの」だ。「リセットを繰り返して同じ時間で学んだことを次に生かしていく」過程はまるでテレビゲームのようでもあり、主人公があの手この手でひねり出す工夫やアイデアを存分に楽しめるだろう。

 本作を語る上では、メインキャストの2人の愛らしさは外せない。松たか子のあっけらかんとしたイメージが、やや猪突猛進かつ言動が素直な主人公にベストマッチ。その夫役を務めた松村北斗(SixTONES)はオタク気質でやや消極的にも思えるキャラクターだからこそ、「ここぞ」という時の感情の発露にキュンキュンする。2人に年齢差があることも重要で、主人公は「45歳の自分が29歳の夫にアプローチをすること」を気にしてしまうのだが、劇中の2人の相性が抜群に見えるため「気にすんな! グイグイ行け!」と心から応援できる。

 物語を大きくけん引しているのが、この2人が「15年後には幸せでなくなり、離婚をしてしまいそうになっている」こと。卑近な会話劇と、哲学的な思考が組み合わさってこその「人の価値観は、受け取り方や考え方で大きく変わっていく」学びも得られるだろう。なお、坂元氏は25年の映画では『片思い世界』(主演:広瀬すず、杉咲花、清原果耶)の脚本も担当しており、こちらは「ネタバレ厳禁の仕掛け」も含めて、映画ファンからの賛否がパックリと分かれた内容となっていた。

1位 嶋田鉄太主演『ふつうの子ども』(9月5日公開)


 綾野剛主演『そこのみにて光輝く』(14年)や高良健吾主演『きみはいい子』(15年)と傑作続きの呉美保監督と脚本家・高田亮氏のタッグが送り出すオリジナル作品だ。ビジュアルやタイトルからはほのぼのとした作品だと思われるかもしれないが、実際は小学生の男の子とその仲間たちが「排気ガスを減らすために車の排気口にシーツの切れ端を詰め込む」「二酸化炭素を生む牛の肉を売る精肉店にロケット花火を打ち込む」といった「エコテロリズム」に足を踏み入れてしまうという、なかなかに「攻めた」内容だ。

 特に、主人公の少年(嶋田鉄太)が恋焦がれる少女(瑠璃)が、環境活動家のグレタ・トゥーンベリの「How dare you(よくもそんなことが言えますね)!」というセリフを「受け売り」していることに、複雑な思いを抱える方は多いだろう。もちろん誰かに影響されることや、環境問題に関心を抱くことを否定しているわけでない。かと言って劇中の犯罪行為が許されるわけでもないので、劇中の風間俊介演じる先生や蒼井優扮する親たちと同様に「どうすればいいのか」と考え込んでしまうだろう。

 詳細はネタバレになるので伏せておくが、その問いかけを経てのクライマックスで、子どもたちが話す言葉に涙が止まらなかった。「子どもの考え方を甘く見積もらない」作り手の気概は、きっと伝わることだろう。柳楽優弥主演『誰も知らない』(04年)やブルックリン・プリンス主演の洋画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(17年)に通ずる「子どもの演技が演技ではなく自然体に見える」映画としても最高峰だ。現在はAmazonプライムビデオで見放題であり、上映時間が96分とコンパクトで比較的見やすい内容なので、ぜひ優先的に選んでいただきたい。

他にも優れた実写邦画はたくさん!

 その他、『室町無頼』『見える子ちゃん』『ドールハウス』『フロントライン』『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』『か「」く「」し「」ご 「」と「』『悪い夏』『岸辺露伴は動かない 懺悔室』『遠い山なみの光』『宝島』『ベートーヴェン捏造』 『盤上の向日葵』『てっぺんの向こうにあなたがいる』『平場の月』『ブルーボーイ事件』『旅と日々』『TOKYO タク シー』なども激推しできる邦画だった。

 さらに、『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』『8番出口』『秒速5センチメートル』『爆弾』と、2025年はアニメだけでなく、実写邦画でもヒット作が続々と生まれたことがとても喜ばしい。「すごい邦画は『国宝』だけ」などとは決めつけず、まずは観てみてほしい。

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最終更新:2026/03/05 15:36
コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【年末番外編】

永野芽郁、米倉涼子、大谷真美子夫人――2025年、話題になった3人の女

2025/12/30 21:00
神林広恵(ライター)

「女性週刊誌ぶった斬り!」を連載中の、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク・神林広恵が、今年世間を騒がせた女たちを斬る!

「プラダ」2025年春夏コレクションでの永野芽郁(写真:Getty Images)

 またこの季節がやってきた。年末年始企画2025年の極私的“気になった女性ベスト3”。今年はやはり“あの人”を除いては語れない。そう、日本で初の女性総理となった高市早苗首相の存在だ。

 世界を見ても女性の地位があまりに低いと評価され続けてきた日本の女性史にとっても快挙!――いや、しかし――高市首相は夫婦別姓や同性婚問題に否定的保守論者であり、女性やジェンダー平等に対する否定的姿勢を見ると、高市首相の誕生は女性にとって手放しで歓迎できるものではないのではないかとの複雑な空気が流れたからだ。

 さらに安倍晋三元首相など上位の立場にある男性との関係から「女性は男性にここまで迎合し媚びないと出世できないのか」というムードも。そんな中、台湾有事発言で中国との関係は最悪となり、加えて26年1月に召集される国会では、スパイ防止法案など“タカ派”法案などが次々と提出されることも予想されている。

 一方、女性週刊誌などは“女系天皇反対派急先鋒だった高市氏が首相になったことで逆に女性天皇誕生の可能性も”といった期待論も散見される。そんな状況下にあって高支持率を得ている高市首相。女性初の高市首相は今後どう評価されるのか。歴史的にはいかに!?  ということで“スペシャル番外”にした。

2025年の極私的“気になった女性ベスト3”

1位 永野芽郁
2位 米倉涼子
3位 大谷真美子
スペシャル番外 高市早苗


1位 永野芽郁

 かように女性初の首相が誕生した日本だが、しかし世間の、そして政治のミソジニー体質は相変わらずだったと思わせる事象は数多くあった。その代表格が群馬県前橋市長(当時)のラブホ不倫問題だ。情報番組はこれを嬉々として取り上げ“市長を辞めろ!”との大合唱。結果、25年11月27日に辞職に至った。政治家の不倫は数多くあれど、しかし国民民主党の玉木雄一郎代表のように、その多くは議員を辞めるなんてことはない。なぜ女性だけ? 

 ということで、男尊女卑がいまだまかり通る不倫の世界で25年5月、突如浮上したのが永野芽郁の不倫劇だった。これをスクープした「週刊文春」によると、永野が既婚者である田中圭と親密な関係にあり、同時に韓国人俳優キム・ムジュンとも交際という“二股不倫疑惑”が浮上。永野、田中双方の事務所はこれを「事実無根」と否定したものの、永野は契約していた10社以上のCMの契約終了や出演予定だった大河ドラマやラジオ番組を次々と降板、芸能界を事実上休業する事態に追い込まれた。一方、田中のほうは、ほとんどダメージなし。

 さらに9月になって、過去の坂口健太郎との関係も報じられ、すっかり“恋多き魔性の女”となった永野だが、やはりここでも批判の矢面に立たされたのは、坂口ではなく永野だった。不条理である。

 そんな永野だが、しかし業界やスタッフの信頼は厚く、すでに復帰主演映画『僕の狂ったフェミ彼女』が26年にNetflixで世界配信が決まった。さらに写真集も刊行されるという。二股不倫騒動の最中に公開されていた映画『かくかくしかじか』も興行収入約9億円という実績もある。これまで不倫スキャンダルで芸能活動を自粛せざるを得なかった女性たちに比べても、早い復帰といえる。


 少しずつだが、時代は変わっているのだろうか。そう期待したい。

2位 米倉涼子

 2位も、ネガティブなスキャンダルが話題となってしまった米倉涼子だ。

 10月上旬、マスコミに衝撃的な情報が流れた。それが“米倉涼子薬物逮捕説”だった。実際にはガセ情報だったが、数日後の10月11日に「文春オンライン」がスクープしたのが“米倉涼子違法薬物疑惑で家宅捜索”だった。その内容は8月20日、米倉の自宅に家宅捜査が行われ、違法薬物と使用器具が押収された。しかし、それが米倉のものなのか、それとも恋人で半同棲していたアルゼンチン人ダンサーA氏のものかが不明であり、A氏はすでにアルゼンチンに出国したため捜査も難航しているというもの。

 衝撃的報道だったが、しかし、その後の捜査進展などの報道もなく、また米倉の表立った活動もなく引退報道まで飛び出すなどこう着状態が続いた。12月に入ると再び米倉逮捕説まで飛び出したが、これもガセ。

 そんな中で沈黙を破ったのは米倉自身だった。12月26日、米倉自身が事務所のホームページにリリースを発表、「一部報道にありましたように、私の自宅に捜査機関が入りましたことは事実です」と認める一方、「これまでの協力により、一区切りついたと認識しております」と捜査終焉を匂わせたのだ。


 とはいえ家宅捜索の詳細、A氏の薬物疑惑や現在などは、いまだ藪の中。26年には芸能界への本格復帰も視野にとの情報もあるが、日本を代表する女優の一人だけに、さらなる疑惑の払拭と、活動復帰に注目したい。それ以上にA氏との交際が今後どうなるのか、A氏への捜査はどうなるのかが気になるところだが――。

3位 大谷真美子

 2025年も大活躍だった超絶スーパースター・ドジャースの大谷翔平。そんな大谷だが、特に女性週刊誌が注目したのが真美子夫人の存在だろう。25年は第一子に恵まれたことも大きな話題になり、毎号特集される皇室報道と並ぶ一大コンテンツとなりつつある。

 それにしても、この夫婦の好感度は不動のものとなりつつある。大谷はハワイの高級住宅開発プロジェクトを巡り訴訟を起こされたり、不正送金で有罪判決→収監されている元通訳の水原一平の“スキャンダルドラマ“が制作されるなど、ネガティブな事情も抱えているにもかかわらず、だ。

 感嘆するしかない超優等スーパースターぶりと、それを支える賢妻・真美子夫人。いまだ非公開の第一子の”公開“を期待しつつ、大谷家の動向は26年も大きな関心を浴び続けるに違いない。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/12/30 21:00
男性アイドル
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キンプリ、最新アルバムが初日22万超えの好調発進のウラで……狩野英孝の提供曲めぐりファンが先輩グループに不快感

2025/12/26 12:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

King&Princeの永瀬廉と高橋海人(写真:サイゾーウーマン)

 King&Prince(以下、キンプリ)のニューアルバム『STARRING』が、12月23日付の「オリコンデイリー アルバムランキング」で初登場1位を獲得。初日売り上げは、昨年12月発売のアルバムの初週記録に迫るほど、好調なスタートを切った。

キンプリ、最新アルバムは初日売り上げ22.3万枚! 好記録のワケとは?

 キンプリにとって7枚目となるアルバム『STARRING』は、「映画」をテーマに掲げ、収録曲を架空の映画の主題歌に見立ててポスターや特報のすべてを制作。前代未聞のコンセプトアルバムに仕上がったという。

 販売形態は、初回限定盤A・B、STARRING盤(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CDのみ)の4種類。発売初日の売り上げは22万2989枚を記録し、「オリコンデイリー アルバムランキング」(23日付)で堂々の首位に輝いた。昨年12月発売のアルバム『Re:ERA』は初日18万5806 枚、初週23万3485(オリコン調べ)だったため、『STARRING』は数日のうちに前作の初週記録を超えるものとみられる。

「今作は“早期予約特典”として、期間中に対象店舗で予約をすると、リリース記念プレミアイベント応募用のシリアルコードがもらえるキャンペーンを行っていました。A賞の『STARRING』プレミアナイト(12月20日)は永瀬廉と高橋海人が登壇するレッドカーペットイベントの観覧+特別映像の上映会で、B賞の『STARRING』プレミア上映会(同22日)は地域別の特別映像の上映会とのこと。応募期間は11月24日中まででした。イベント開催効果で、事前に予約をした上でアルバムを購入した人が多かったのではないでしょうか」(芸能ライター・阿部ベア氏)

キンプリ、最新アルバム収録の狩野英孝提供曲「希望の丘」が話題に

 そんな今回のアルバムをめぐっては、収録曲「希望の丘」が話題になっている。同曲は、「50TA」の名でアーティスト活動を行っているお笑い芸人・狩野英孝が作詞・作曲を担当。2009年にバラエティ『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のドッキリ企画から誕生して以降、お茶の間を楽しませてきた50TAだが、このほどキンプリ側から楽曲提供の依頼を受け、プロジェクトが実現したという。


 その過程は、12月13日放送の『ロンドンハーツSP~50TAにKing & Princeから楽曲提供依頼~』(同)にて詳細が明らかに。小中学生の頃、同番組で50TAの活躍を見ていたという永瀬は「めちゃめちゃファンやって」と、告白。50TAに楽曲制作のオファーをした理由について「劇薬が欲しいというか……」「コール&レスポンス(以下、C&R)の曲が欲しくて」と話していた。

 番組内で「希望の丘」をステージで歌唱する場面もあり、キンプリの2人が「差し上げます」と歌うと、スタジオ観覧に集まったお客さんが「頂きます」と振り付きでレスするというやり取りも。

 50TAらしい独特な世界観の楽曲に、SNS上では「『差し上げます』『頂きます』のC&Rは史上最高のフレーズだと思う。狩野英孝ならではの発想だね」「おもしろ名曲すぎる。C&Rも最高」などと、盛り上がりを見せていた。

 なお、キンプリと50TAは12月26日放送の『ミュージックステーション SUPER LIVE 2025』(テレ朝系、以下『Mステ SUPER LIVE』)で、「希望の丘」のコラボパフォーマンスを披露するという。『ロンドンハーツSP』にて情報が発表され、キンプリファンからは期待の声が高まっていた。


 なお、『Mステ SUPER LIVE』は千葉県の幕張メッセ・イベントホールからの生放送を予定しており、番組の公式サイトや、出演者のファンクラブなどで観覧を募集。観覧に参加できるラッキーなキンプリファンは、当日のC&Rを楽しみにしていることだろう。

「キンプリより先にやるのってどうなの?」――「希望の丘」C&Rめぐり先輩グループにファン不快感

 しかしそんな中、キンプリよりも先に例のC&Rをライブで披露したSTARTO ENTERTAINMENT所属の先輩が、キンプリファンから反感を買った。4人組グループ・ふぉ~ゆ~が、12月14日昼に東京・Zepp DiverCityで開催した公演『ENTA!8 4U. Zepp in de SHOW』内で、お客さんと「差し上げます」「頂きます」の流れを行ったというのだ。

 公演に参加したファンがSNS上にアップしたレポートによれば、別の楽曲のC&Rを練習していた流れから、メンバーの辰巳雄大が「『差し上げます』って言ったら『頂きます』って言ってください」とファンに持ちかけていたそう。SNSで「希望の丘」が大バズリしていた影響か、客席も「頂きます」の返答に対応していたという。

 こうして公演の内容が広まると、キンプリファンたちは「放送を見たティアラ(キンプリファンの呼称)も『Mステ』やキンプリのライブで、『希望の丘』のC&Rするのを楽しみにしてたはずなのに……なんでふぉ~ゆ~が先にやっちゃうの?」「ティアラとれんかい(永瀬&高橋)でC&Rやるのを楽しみにしてたのに……」「事務所の先輩がキンプリより先に『希望の丘』のC&Rをやるのってどうなの? 普通に引いた」「ほかのグループが先にC&Rするのはありえない」などと不快感をあらわにしていた。

 50TAとのコラボを前に、思わぬ形でミソがついてしまった「希望の丘」。『Mステ SUPER LIVE』では、こうしたファンのモヤモヤを吹き飛ばすようなパフォーマンスを見せてほしいものだ。

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最終更新:2025/12/26 13:09
芸能

【秋ドラマ最終回・個人視聴率ランキング】夏帆&竹内涼真『じゃあつく』配信も好記録! 菅田将暉『もしがく』下落のワケ

2025/12/26 08:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

写真ACより

 2025年10月期のゴールデン・プライム帯(以下『GP帯』)の連続ドラマが、それぞれ最終回を迎えた。個人視聴率のランキング結果をもとに、秋ドラマを振り返っていきたい。

妻夫木聡『ザ・ロイヤルファミリー』、最終回も首位に! SNSでは「ロス」の声も

Getty Imagesより

 GP帯のドラマの最終回で最も高い視聴率を獲得したのは、TBSの看板ともいえる「日曜劇場」枠で放送された妻夫木聡主演『ザ・ロイヤルファミリー』(日曜午後9時、以下『ロイヤルファミリー』)。最終回の平均視聴率は、個人7.0%、世帯11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。初回の個人視聴率ランキングでも1位(個人6.8%・世帯11.7%)に立っていたが、以降も大幅に数字を下げることなく、終盤へ突入。最終回でも好成績を残し、しっかり首位を堅持した。

 原作は、早見和真氏の同名小説(新潮文庫)で、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語を描いた同作は、開始当初、Snow Man・目黒蓮が物語の大きな鍵を握る「謎の男」という触れ込みでナレーションを担当。のちに馬主・山王耕造(佐藤浩市)の非嫡出子・中条耕一だと判明した。競馬の世界を舞台に、夢を追い続けた熱き大人たちの姿が感動を呼び、最終回の放送後はSNS上で「めっちゃ面白かったから続編を希望」「『ロイヤルファミリー』のない日曜が悲しすぎて絶賛ロス中」といった声が相次いでいる。

夏帆&竹内涼真『じゃあつく』最終回、見逃し配信でも好調!

Getty Imagesより

 なお、今期のドラマで“最もSNSで話題になった作品”といえば、 夏帆と竹内涼真がダブル主演を務めたTBS系『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(火曜午後10時、以下『じゃあつく』)だろう。最終回の個人視聴率では、天海祐希主演『緊急取調室』第5シーズン(テレビ朝日系、木曜午後9時)と同率2位(個人5.2%)をマークした。

 原作は、谷口菜津子氏による同名漫画(ぶんか社)。恋人のために手の込んだ料理を作り、“恋人ファースト”な彼女を演じてきたことで自分を見失ってしまった鮎美(夏帆)と、「料理は女が作って当たり前!」と決めつけている亭主関白思考な勝男(竹内)による“再生ロマンスコメディ”だ。結婚寸前だった2人は、勝男のプロポーズ直後に破局。料理をきっかけに、「当たり前」を見つめ直して成長していく過程が描かれ、Xでは『じゃあつく』の関連ワードがトレンド入りを果たすなど、大バズリした。


 初回の視聴率は個人3.4%、世帯6.3%だったものの、最終回の視聴率は個人5.2%、世帯8.7%にアップ。ニュースサイト「MANTANWEB」の記事(12月10日配信)によると、これは番組最高だった個人4.7%(第8話)、世帯8.1%(第6話)を上回る好数字だったという。

 民放公式テレビ配信サービス・TVerは同月10日に11月の月間動画再生数などを公表。ドラマ部門で『じゃあつく』がTBS歴代1位のTVer再生数を記録したと伝えた。さらに、12月16日にビデオリサーチのサイトが発表した「~12月22日は視聴率の日、2025年テレビ視聴データ総まとめ~」によれば、同作は見逃し配信再生回数ランキングの全ジャンルにおいても1位を獲得。11月18日放送の第7話が、522万420回も再生されていたそうだ(集計期間は25年1月1日~11月23日。対象の動画配信プラットフォームにおける再生数をもとにしたランキング)。

菅田将暉『すべがく』最終回、裏番組の『水ダウ』人気企画に敗北

Getty Imagesより

 また、三谷幸喜氏が25年ぶりにGP帯の民放連ドラの脚本を手がけたことで注目を集めたフジテレビ系『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(水曜午後10時、以下『もしがく』)は、個人1.6%、世帯2.9%でフィニッシュ。初回視聴率の個人3.1%、世帯5.4%から大きく下落し、15作中14位となった。

 同作は、1984年の東京・渋谷のとある劇場を舞台にした青春群像劇で、三谷氏の自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。菅田将暉が主演を務め、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波ら豪華キャストが集結するも、視聴率面では「ヒット」とは言えない結果に。


 12月17日(最終回)は、同時間帯にTBS系バラエティ『水曜日のダウンタウン』の人気企画「名探偵津田」の新作「第4話~電気じかけの罠と100年の祈り~」が放送され、視聴率は個人3.7%、世帯5.8%で『もしがく』に圧勝。同ドラマは開始以降、視聴率が低迷していた上に、最終回でも視聴者を裏番組に持っていかれるという残念な最後だった。

葵わかな&神尾楓珠『すべての恋が終わるとしても』最終回、初回同様視聴率ワーストに

Getty Imagesより

 そして最下位となったのは、葵わかなと神尾楓珠のダブル主演作『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系、日曜午後10時15分~)。原作は冬野夜空氏による同名の短編小説シリーズ(スターツ出版)で、男女8人の切ない群像ラブストーリーを描いた作品だ。

 2人のほかにメインキャストとして、なにわ男子・藤原丈一郎、本田望結、山下幸輝、白洲迅らが出演。初回の個人視聴率は1.5%でランキング最下位だったが、最終回も同じく個人1.5%で今期ワースト1位になっていた。

 なお、10月期ドラマで視聴率トップとなった『ロイヤルファミリー』が放送されていた「日曜劇場」枠は、26年1月から鈴木亮平主演の『リブート』を放送。妻殺しの罪を着せられた主人公(鈴木)が愛する家族を守るため、事件を捜査している刑事に“顔を変える=リブート(再起動)”するという物語。善良なパティシエと悪徳刑事の一人二役を演じるといい、かつてないストーリー展開とともに鈴木の熱演ぶりも見どころとなりそうだ。1月からの連ドラにも期待が高まる。

【2025年GP帯秋ドラマ“最終回”個人視聴率ランキング】

1位『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)個人7.0%、世帯11.4%


同率2位『緊急取調室』第5シーズン(テレビ朝日系)個人5.2%、世帯9.0%

同率2位『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)個人5.2%、世帯8.7%

4位『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)個人4.8%、世帯7.1%

5位『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)個人3.4%、世帯6.2%

6位『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジテレビ系)個人3.1%、世帯5.2%


7位『フェイクマミー』(TBS系)個人2.8%、世帯5.3%

同率8位『コーチ』(テレビ東京系)個人2.6%、世帯4.9%

同率8位『ぼくたちん家』(日本テレビ系)個人2.6%、世帯4.3%

10位『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』(フジテレビ系)個人2.1%、世帯4.1%

同率11位『新東京水上警察』(フジテレビ系)個人2.0%、世帯3.8%


同率11位『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系)個人2.0%、世帯3.6%

13位『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)個人1.9%、世帯3.4%

14位『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)個人1.6%、世帯2.9%

15位『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系)個人1.5%、世帯2.9%

※10月から2クール連続放送中の『相棒 season24』(テレビ朝日系、水曜午後9時)は対象外とする。

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最終更新:2025/12/26 08:48
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第775回】

福原愛の再婚・妊娠をスクープした「女性セブン」独占インタビューがウィンウィンなワケ

2025/12/23 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

2018年、TOKIOの元メンバー・山口達也氏の不祥事に関する謝罪会見(写真:サイゾー)

 ひゃーびっくり。女優の波瑠と高杉真宙が結婚を発表した。恋多き女といわれた波瑠だが、高杉とはこれまでうわさにもなっていなかったような――。ドラマ共演をきっかけに交際・結婚というのは芸能界では過去よくある話だが、オンラインゲームで親交を深めて、芸能マスコミにもキャッチされず、それぞれのSNSで結婚を発表するのはいまどきか。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第775回(12/18〜12/23発売号より)
1位「独占 福原愛『再婚と妊娠』衝撃告白120分」(「女性セブン」1月8・15日号)
2位「山口達也『俺は大丈夫』講演殺到で年収7千万円」(「女性自身」1月6・13日合併号)
3位「吉沢亮『日本一に乾杯』爆速帰宅で禁酒貫徹」(「女性自身」1月6・13日合併号)

福原愛の再婚・妊娠を因縁の「女性セブン」がスクープ

 さすがは福原愛。マスコミを熟知している。卓球の愛ちゃんこと福原愛が再婚した。しかも第三子を妊娠中だという。それをスクープしたのは「女性セブン」だ。そう、2021年に夫だった卓球五輪元台湾代表の江宏傑との不仲説が浮上する中、“知人男性A氏”との横浜不倫デートをスクープした「セブン」である。

 「セブン」と福原の因縁は深い。不倫デートスクープの後も、江との親権トラブル、泥沼の離婚劇などを度々取り上げてきた。さらに福原だけでなく“知人男性A氏”に関する情報もすごかった。

 某大手商社に勤めるエリートだとAさんの素性を報じるだけでなく、この商社の写真付きの社員名簿から突然Aさんの顔写真が消えたとか、SNSの写真もすべて消えてしまったとか、カーシェアリングでレンタルした高級車を巡るトラブルだとか、Aさんが既婚者だったとか、その元妻から「夫を奪われた」と福原が慰謝料を求め提訴されたこととか、その訴えが取り下げられたこととか、これら一連の出来事を熱心に報じてきたのが「セブン」だった。


 福原周辺に複数のディープネタ元があると推察されるスクープの数々だったが、そんな「セブン」に掲載されたのが今回の福原愛の独占“再婚・妊娠告白インタビュー”だ。

福原愛独占インタビューがウィンウィンなワケ

 このインタビューが掲載された経緯については、記事中に記されている。福原が再婚したとの情報を得た「セブン」が福原の事務所に問い合わせをした。すると福原から「自分ひとりのことではないですし、直接お会いしてお答えさせていただけますか」と返答があったということで実現したものらしい。

 さすが幼少期からマスコミに取り上げられ続け、マスコミが身近だった愛ちゃんだ。先の離婚・親権・不倫問題でもバッシング報道にさらされた愛ちゃんだ。これらの経験から、マスコミの懐に飛び込みインタビューを受けることが自分にとって“ベストな選択”だと判断したのだろう。信頼関係と主導権を得ることができるかもしれない。自分の言い分も相手にきちんと伝えることができるかもしれない。原稿もチェックできるから、都合の悪いところはカットしてもらえるかもしれない。

 一方「セブン」にとっても、おいしい告白スクープになる。週刊誌業界ではしばしば使われる手(典型例が文春砲に追撃された当事者が「週刊文春」のインタビューに応じるとか)であり、双方ウィンウィンとなる。


 実際、「セブン」インタビューでは福原の都合の悪いことについて上手に逃げている。「セブン」がスクープした横浜デートやAさんのトラブル、慰謝料訴訟についてはもちろんスルーされ、“不倫”についても福原のこんな言葉を掲載したのだ。

「Aさんとの交際が正式に始まったのは江さんとの離婚成立後、’21年末以降です」

 いやいや(笑)。「セブン」はすでに2021年3月の時点で、2人が横浜デートの後、高級ホテルにお泊まりしたことを写真付きで報じている。なのにーーと思わず突っ込みたくなる内容だ。

 また江との結婚も、異国での生活で頑張り屋の福原がもがき苦しんだこと、そして現在では2人の子どもとも関係がうまくいっていることなど、福原に都合の良い美談的内容にまとまっていた。さらに美しい妊婦姿の福原の写真も1頁そのまま使ってドドドーーンと掲載!

 マスコミの使い方も上手になったね。愛ちゃん。


国分太一問題が波紋を呼ぶTOKIO、元メンバーの動向

 国分太一問題はまだまだ波紋を呼んでいる。日本テレビが元TOKIOリーダーの城島茂に直接謝罪をしようと試み、拒否されたことを「週刊新潮」(12月25日号)が報じたからだ。ここでも日テレの姑息な態度が描かれていた。

 記事によると『ザ!鉄腕!DASH!!』のロケが予定されていた12月9日、日テレが城島に“説明と謝罪”を申し入れたが、城島から“撮影に集中したい”と断られた。にもかかわらず、当日に制作局幹部が『DASH』担当プロデューサーを従えてロケ現場に現れたというのだ。

 しかもこの日、松岡昌宏は不在。松岡は国分問題で日テレ批判発言をしてきたことから、わざわざ不在日を狙って城島懐柔に動いたと見られている。もちろん城島は再び断ったというが、日テレの対応はなんとも姑息で非常識すぎる。

 そんな国分問題だが、「女性自身」では芸能界から姿を消した元TOKIOの山口達也と長瀬智也の近況を紹介している。山口はアルコール依存症で事件を起こし芸能界を去ったが、現在はその経験を生かして年間約100本もの講演を行い、年収は7千万円にものぼるらしい。

 一方、長瀬はバイクとバンド活動に没頭、気ままな生活を謳歌しているという。そしてこう締めくくられた。


「(松岡や城島は)安定した生活を送っている元メンバーたちを心強く思っているようです」

 やはりTOKIOの絆は、これまでの解散“ジャニーズ”グループの中でも突出しているかも。

吉沢亮、『国宝』祝賀会で見せたプロ態度

 映画『国宝』が実写邦画興行収入記録を22年ぶりに更新するという快挙! その祝賀会が12月中旬都内高級ホテルで行われた。出席者はスポンサーを中心に300名近くだったという。

 そんな会場に姿を見せた主役の吉沢亮。しかし関係者に挨拶を済ませた吉沢は、20分後には会場を後にしたらしい。理由は“禁酒”。昨年12月に酒に酔った吉沢がマンション隣室に無断侵入し、そのため複数のCM契約が解除される事態となったことは記憶に新しい。そんな吉沢は以降、禁酒を貫き、外食さえ控えているとか。

 現在の芸能界には不倫、飲酒、セクハラ、パワハラ、コンプラ違反、事故など、さまざまな“つまずき因子”が存在し、これらをかいくぐった者だけが活躍し続けることが可能になる。今回、見事なプロ態度を見せた吉沢、今後も頑張れ!!

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/12/23 21:27
男性アイドル
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IMP.、最新アルバムが初日5万枚でNumber_i超え! 好セールスの背景に“初の店舗販売”

2025/12/19 19:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

IMP.の7人(写真:サイゾーウーマン)

 12月15日付の「オリコンデイリー アルバムランキング」で、TOBE所属の7人組グループ・IMP.の2ndアルバム『MAGenter』が初登場1位を獲得。事務所の先輩グループ・Number_iの記録を上回る好スタートを切った。

IMP.、2ndアルバム『MAGenter』をタワレコ全店舗で販売

 IMP.の佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我は、かつて旧ジャニーズ事務所に所属。同事務所の副社長だった滝沢秀明氏が名づけ親となり、2020年10月からジュニア(当時はジャニーズJr.)内ユニット「IMPACTors」としてグループ活動をスタートさせた。

 その後、22年秋に滝沢氏が事務所を離れ、7人も翌年5月25日付で一斉に旧ジャニーズを退所。同7月14日には滝沢氏が設立したアーティスト会社・TOBEに全員で合流し、「IMP.」(アイエムピー)というグループ名で再出発後、8月18日にデジタルシングル「CRUISIN’」で世界同時配信デビューを果たした。

 以降は配信で楽曲を出してきたほか、CDシングルは23年11月~今年6月にかけて計4枚リリースし、昨年5月に1stアルバム『DEPARTURE』を発売。これまでのCDは、いずれも「TOBE OFFICIAL STORE」のみで販売されていたが、2ndアルバム『MAGenter』は、CDショップ・タワーレコード(以下、タワレコ)の全店舗でも購入可能となった。

 なお、TOBE所属アーティストの中では、Number_iが初めてオフィシャルストア以外での流通を開始。今年9月22日から10月12日までの期間限定で2ndフルアルバム『No.Ⅱ』をタワレコ全店舗で販売した。この時は購入者へのオリジナル特典が用意されていたほか、対象店舗にて発売記念の衣装展示やパネル展を実施していた。


 そんなNumber_iに続き、今回のIMP.も一部タワレコ店舗で衣装とパネルの展示が開催され、対象商品(『MAGenter』の初回生産限定盤A・B、通常盤)を1点購入につきタワレコ特典のオリジナルポスターが1枚付くほか、全店でアルバム購入者に特別レシートを発行するキャンペーンも行われている。

IMP.、初店頭販売の2ndアルバムが初日約5万枚で“Number_i超え”達成

 こうして販路を広げたIMP.の『MAGenter』は、12月15日付の「オリコンデイリー アルバムランキング」で首位に立ち、初日だけで4万9296枚を売り上げた。どうやら、Number_i以上の好セールスだという。

「Number_iの『No.Ⅱ』は発売初日に1万2495枚を売り上げ、『オリコンデイリー アルバムランキング』(9月22日付)で初登場2位にランクイン。1位を獲得したベテランアーティスト・矢沢永吉の最新アルバム『I believe』(4万5728枚)に差をつけられ、週間ランキングでも2位(初週3万2961枚)という結果でした。これに比べ、IMP.の『MAGenter』は1日目で約5万枚も売れていますから、初日時点ですでに“Number_i超え”を達成したわけです」(芸能ライター・阿部ベア氏)

 過去、配信で楽曲をリリースした場合は「オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキング」などに入っていたが、「TOBE OFFICIAL STORE」で販売されているTOBEアーティストのCDは、基本的にオリコンのランキングには売り上げが反映されていなかった。


 今回、タワレコでの販売によって「オリコンデイリー アルバムランキング」に初めてランクインし、IMP.の公式X(旧Twitter)は12月16日に「12/15付のオリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得しました」「たくさんの応援ありがとうございます!!!!!!!」(原文ママ)とポスト。「PINKY. 」と呼ばれるIMP.のファンからは、祝福のメッセージが相次いでいる。

IMP.、2ndアルバムが好発進でファンからも感激の声続出!

 IMP.よりも先にタワレコ店頭での販売を実施したNumber_iといえば、King&Princeの元メンバー・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太からなる3人組。彼らの場合は前グループで18年5月にデビューを経験しており、当時は当然ながらCDの販売方法に特別な制限はなかった。

「しかし、IMP.の7人はTOBEに移籍してからデビューできたため、彼らの作品がCDショップで販売されるのは今回が初めて。タワレコでの発売が明らかになった後、IMP.は10月27日に公式インスタグラムでライブ配信を行い、リーダーの影山は『自分たちの楽曲(CD)をタワレコで買えるって、もう本当にうれしい』『店頭に販売されるんだもんな~』と、喜びを爆発させていました」(前出・同)

 メンバーだけでなく、IMPACTors時代から応援してきたファンたちにとって、タワレコで『MAGenter』を購入できることは感慨深かったのだろう。SNS上でも「CDの店舗販売おめでとう! あらためてデビューを実感した」「タワレコにIMP.のCDが並んでいるのを見られるなんて……」「今までいろんなグループのCDを買ってきたけど、IMP.の『MAGenter』をタワレコの店舗で直接手に取って買えることがうれしかった」などと感激の声が続出していた。

 なお、『MAGenter』の初回生産限定盤A・B、通常盤は、これまで通り「TOBE OFFICIAL STORE」でも注文ができ、「3形態まとめ買い特典」(キーチャーム付、シェイカーチャーム付、ビーズチャーム付の3パターン)もある。とはいえ、記念すべきグループ初の店頭販売とあって、多くのファンがタワレコに足を運んでCDを購入しているようだ。PINKY.の応援のおかげで、『MAGenter』は初日約5万枚という好記録を出せたのだろう。

 12月16日付の「オリコンデイリー アルバムランキング」では9位にランクダウンしたが、この日1位に輝いた女性アイドルグループ・高嶺のなでしこの『見上げるたびに、恋をする。』(17日発売)は初日2万894枚だったため、『MAGenter』がこのまま順調に売れ続ければ、週間ランキングで首位を獲得する可能性も大いにある。

 初週売り上げで良い結果を残し、次なるステップアップにつなげることはできるだろうか?

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最終更新:2025/12/19 19:00
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第774回】

松岡昌宏が問う日本テレビのコンプラ意識――ジャニーズタブーとテレビ局の無責任が生んだ代償

2025/12/16 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

2018年、TOKIOの元メンバー・山口達也氏の不祥事に関する謝罪会見(写真:サイゾー)

 12月14日、『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系)で大竹しのぶの息子・二千翔さんの結婚密着が放送された。独身を貫くと思われた二千翔さんがイケメンになっていたこと、元義父のさんまの相変わらずの面白あたたか人柄ぶりが全開だったこと、ほっこりした。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第774回(12/11〜12/16発売号より)
1位「激情の裏側 松岡昌宏 『国分太一のために』男気反論の真意」(「女性セブン」25年12月25日・26年1月1日号)
2位「綾瀬はるか 『交際順調』で禁断の“恋人共演”へ」(「女性セブン」25年12月25日・26年1月1日号)
3位「中山美穂さん 妹・忍が告白『遺骨』と『小泉今日子さん』に守られて」(「女性セブン」25年12月25日・26年1月1日号)
※「女性自身」は合併号休み

松岡昌宏の日テレへの反論に共感する「女性セブン」

 何度聞いても痺れる。松岡昌宏がメディアに語った「日本テレビさんのやり方はコンプライアンス違反にはならないのでしょうか」との訴え。人気者の著名人とはいえ、ひとりの芸能人だ。巨大企業であり“職場”でもある日本テレビに対してここまで踏み込むのは、よほどの怒りと決意が必要だったはずだ。

 そんな松岡の行動に共感するかのように、いくつかのメディアも日テレの姿勢に対して疑問を呈しているが、今週の「女性セブン」もそうだ。日テレの言い分には理がある解説をする一方、松岡のこれまでの発言を紹介した上で、日テレの姿勢について言及している。

 例えば、松岡や城島茂に対して日テレから何の説明もないこと、番組出演に関してもタレントの意思を無視するような発言を社長がしたこと、そしてTOKIOの看板番組でもあった『ザ!鉄腕!DASH!!』では過酷なロケは当たり前で、過去には小屋が全焼したり出演者がケガを追う事故が起きたことを取り上げ、「コンプライアンスが徹底されていたとは言い難い」と皮肉った。さらに、こんな指摘も。


「『鉄腕DASH』の現場で“ヤラセ”や“仕込み”が指摘されたことは一度や二度ではなく、スタッフ同士のパワハラが問題になったこともある。そのたびにTOKIOはスタッフと一致団結して番組を守ってきた経緯があるのです」(番組関係者のコメント)

 そうだよね。国分太一事件を受け、“日テレはコンプライアンス意識が高い”などと評価する報道もあったが、しかし「セブン」が指摘するように、日テレがコンプライアンス的に清廉潔白なところだとは到底思えない。

日本テレビ、身内に甘い無責任さが生んだ代償

 『鉄腕DASH』だけでなく、同局が総力をあげて取り組む『24時間テレビ』でもマラソンやらせ問題や寄付金への疑問、ギャラ問題などが毎年のように指摘されている。また2015年には同局の上重聡アナがスポンサーからの便宜供与や癒着、禁止されているはずの車通勤が問題視され番組降板になったが、しかしその後も勤務を続け、退社したのは2024年のことだ。

 また2016年に女性アナにセクハラを繰り返したとされる新谷保志アナは解雇になるどころか単なる謹慎処分で済ませ、2018年にセクハラが報じられた青山和弘も予定されていた番組キャスターを降板したが、退社したのは3年も後の2021年のこと。もちろん現在とはコンプラ意識が違うとはいえ、国分の件も“数年以上前”のことだ。国分も清廉潔白ではないが、しかし日テレの姿勢もまた大きな問題だろう。まったく公平公正ではないどころか、コンプラ的にもすごーく身内には甘いのだから。


 そもそも『鉄腕DASH』スタッフがTOKIOのメンバーのために乱交パーティーを企画していたという衝撃のスクープが「週刊現代」(講談社)で報じられたのは、はるか昔1999年のこと。当時はジャニーズタブーもありスルーされたこの一件だが、もし日テレがなんらかの対処をしていれば、今回日テレが主張するような“国分からの被害者”は存在せずに済んだかもしれない。

 ジャニーズタブー、それを作り出したテレビ局の無責任さ、そして傲慢さは時を経て大きな代償を生んでいる。

綾瀬はるか、ジェシーと『紅白』で共演!?

 昨年発覚した綾瀬はるかとSixTONES・ジェシーの熱愛だが、その交際は順調らしい。2024年7月に交際をスクープし、その2カ月後の9月には2人でジェシーさんのお父さんの故郷であるラスベガスに旅行したこともスクープ、そして今年早々にはジェシーの会食やパーティーに出席する綾瀬との順調交際を続報してきた「女性セブン」が言っているのだから本当なのだろう。なにしろ「セブン」は綾瀬はるかに強い! のだから。

 そして、にわかに注目されだしたのが2人の“共演”だ。綾瀬が司会をつとめる『第76回NHK紅白歌合戦』にSixTONESの出場が追加発表されたから。そして今回「セブン」では過去の「紅白カップル対決」を紐解いた。1984年の松田聖子&郷ひろみ、1985年の森昌子&森進一、2007年の中居正広&倖田來未――。

 その上で綾瀬とジェシーの共演について「コンプライアンスが変化し、『カップル対決』のような演出は困難になった」「ふたりのかけ合いなんてもってのほか」と論じている。


 逆に言えば、過去NHKでも“カップル対決”なんていう話題性集めのコンプラ違反な演出が平然と行われていたということだよね。不適切な時代、恐ろしい。

中山美穂を偲ぶ妹・忍が明かした小泉今日子のエピソード

 中山美穂が亡くなって1年。12月6日には追悼イベントも執り行われ、妹の忍もいくつものメディアで姉・美穂を偲んでいる。そんな中で注目されるのが、同時代のアイドル・小泉今日子の存在だ。葬儀では感動的な弔辞を読み、追悼イベントではサプライズ出演、そして「女性セブン」で姉の思い出を語った忍からもこんなコメントが。

「(小泉とは)それまで面識がなかったのですが、私がどうやって生きればいいかわからず泣くばかりだった’25年の春頃に初めてお会いすると、『じゃあ美穂の次に頼りにして』と言ってくれました」

 さすがはキョンキョン。カッコよくて素敵すぎ!

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/12/16 21:00
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第773回】

TOKIO再結集へ現実味!? 城島茂、「週刊女性」の直撃写真が示す”愛される理由”

2025/12/09 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

2018年、TOKIOの元メンバー・山口達也氏の不祥事に関する謝罪会見(写真:サイゾー)

 国分太一の会見に続き、元TOKIOの松岡昌宏が週刊誌などいくつかのメディアの取材に応じた。そこで語られたのは、やはり日本テレビへの不信感。本欄でも指摘してきたが、その対応は不可思議なものだから松岡が言うことは当然だろう。そして、これを報じる今週の女性週刊誌も――。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第773回(12/4〜12/9発売号より)
1位「高まるTOKIO再結集の機運 城島茂が打ち明けた“脱・鉄腕DASH”の思惑」(「週刊女性」12月23日号)
2位「国分太一 『ラブホ街で徘徊目撃』168日潜伏生活の全貌」(「女性セブン」12月18日号)
3位「神田うの 14歳愛娘『飴と鞭』教育で5億円のヴァイオリン演奏家に」(「女性自身」12月23・30日合併号)

松岡昌宏、週刊誌の取材に応じ、日テレに反撃

 「週刊文春」「週刊新潮」(12月4日発売号)で相次いで取材に応じた松岡昌宏。もちろんコンプライアンス違反を指摘されて活動を休止している朋友“国分太一”の問題に関してだった。そこで松岡は日テレから何も説明がないまま『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が続いていることを“奇妙”だと表現、何も説明しない日本テレビのやり方はコンプライアンス違反では、と指摘したのだ。

 確かに国分の会見をきっかけに日テレの国分に対する聴取が“だまし討ち”“誘導尋問的”だったこと、コンプラ違反について日テレ側からの具体的説明はないなど、日テレの姿勢の不可思議さが明らかになりつつある。それに加えて松岡の“反撃”だ。こうした状況からマスコミのトーンも変わりつつあるが、「週刊女性」もそうだった。

TOKIOが愛されてきた理由がわかる城島茂の「写真」

 先週も国分に対しての同情の声があることや日テレの対応不備を指摘した「週女」だが、今週も松岡の“反撃”を紹介した上で、再び日テレの対応の不備を指摘、さらにはTOKIOの再結成の機運が高まったと、かなり前向きな特集を組んでいる。


 まず記事では30年以上続く長年番組に貢献してきた国分や松岡の思いを日テレがないがしろにしているとして、その理由は日テレがフジテレビのようなスポンサー離れを恐れていること、加えて『DASH』という番組ブランドさえ残ればTOKIOメンバーは不要だと考えているのでは、と分析している。立派な日テレ批判だ。

 さらに松岡が日テレを批判したことで『DASH』降板を言い渡される可能性があるが、松岡も元リーダーの城島茂も個人事務所を設立しSTARTO社とも距離をおけば、過去にグループを脱退している山口達也、長瀬智也も含めてTOKIOの再結集が実現するのでは、と推測する。それはTOKIOにとって最善のことではないかとも。

 確かに。すべてが丸く収まるかも。そんなTOKIOの明るい未来を予測した「週女」は、城島にその胸中を聞くべく直撃取材を行っているのだが、これが面白い。

 記者に直撃された城島は、乗っていた自転車を止めて国分への思いや独立について語ったのだが、その自転車とは後ろにチャイルドシートがある電動ママチャリ。さらにマスクをずらして苦笑する城島の姿が写真に収められているのだが、これがなんともいい味を出しているのだ。


 TOKIOというグループが長年愛されてきた理由がわかった一枚だった。

国分太一・日テレ問題が秘める怖い「可能性」

 「週刊文春」と「週刊新潮」(12月4日発売号)の取材に応じた松岡昌宏だが、残念ながら「女性セブン」にはお声がからなかったらしい。同日発売号の「セブン」には松岡のインタビューではなく国分太一の“苦悩の近況”目撃談がレポートされている。だが、これはこれで興味深い記事だ。

 11月上旬、国分の姿は5億円といわれる自宅豪邸を離れて、ラブホが点在するエリアのビジネスホテルにあったという。そして近くのコンビニで大量の食料を買い込み、そのまま出てくることはなかったらしい。これだけでもかなり同情を買う情景だ。

 そして「セブン」は、国分が日テレの聴取で語った“思い当たる件”だけでもハラスメントだとした上で、しかし国分が話した“件”が日テレが問題視したコンプラ違反の“件”と同一かはわからないこと、そのため「不可解なのは、彼には自分が誰に向けて謝っているのかを理解できていないことだ」と解説する。おっしゃる通り。

 そう考えると、今回の一件は少し怖くなる。コンプラ違反だと指摘されたら、いつのどの行為かなど一切の詳細を本人が知らされないまま、社会から抹殺される可能性が今後もあることを。もちろん知らされないのだから、反論も検証も謝罪もできない。さらに誰がコンプラ違反をジャッジしたのかも不明。これは、いくらなんでも不公正だと思う。


 ハラスメントは許してはいけない。しかし、そんな事態を招いた報道機関でもある日テレの姿勢もまた問われている。

神田うの愛娘の記事にホッとしたワケ

 お金持ちセレブの神田うの。長女への教育も桁違いだった。3歳からインターナショナルスクールに入学させ、同時にヴァイオリンを習わせた。食生活もすごい。お弁当には飛騨牛やまつたけ、エスカルゴ!

 そんな長女は現在14歳。11月下旬に都内の瀟洒な音楽ホールに集まったセレブたちを前に、ヴァイオリンを披露した。そのヴァイオリンは、あのストラディバリウス! 世界一高いといわれる約5億円相当!!

 桁違いのゴージャスセレブ話だが、なんだかとっても女性週刊誌らしい芸能記事。ギスギスした情報が多い昨今、逆になんだかとってもホッとした(笑)。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/12/09 21:00
その他

BTCCとは?特徴から入出金・手数料まで、口座開設方法を徹底解説

2025/12/07 06:00
サイゾーウーマン編集部

 BTCCは2011年に設立された、世界でも有数の歴史を持つ暗号資産(仮想通貨)取引所です。現在では全世界で登録ユーザー数1,000万人を突破し、米国・カナダ・欧州などでライセンスを取得した信頼性の高いプラットフォームとして運営されています。
最大の特徴は、「高いレバレッジ」と「低い取引手数料」 の両立。レバレッジは最大225倍まで対応し、手数料はVIPプログラムにより最安0.01% まで抑えられるため、コストを意識するトレーダーからも支持されています。
取り扱い銘柄も充実しており、先物ペア400種類以上、現物ペア460種類以上と、日本国内の取引所では扱いのない銘柄も多数取り揃えています。
さらに、日本語でのカスタマーサポートや、トレード初心者でも取り組みやすいコピートレード機能、新規ユーザー向けのボーナスキャンペーンなど、使い勝手の良さにもこだわりが見られます。
また、2025年には、NBAオールスターであるジャレン・ジャクソン Jr. 氏をブランドアンバサダーに起用。より多くのユーザーに認知を広げる取り組みも進めています。

本記事では、そんなBTCCの…

・基本的な概要と強み
・気になる入出金方法と手数料
・お得なキャンペーン情報
・口座開設の手順

について、わかりやすく解説していきます。

■BTCCの信頼性とビジョン


 BTCCは「誰もが安心して仮想通貨取引を利用できる環境を作ること」をビジョンに掲げ、創業以来一度も重大なセキュリティ問題を起こしていない実績を持ちます。その堅牢なセキュリティ体制と、国際的なライセンスに裏打ちされた運営は、ユーザーからの信頼の基盤となっています。

■BTCCの特徴とメリット

・最大225倍のレバレッジとゼロカットシステム

 BTCCは業界最高水準となる最大225倍のレバレッジを提供しており、日本国内取引所の一般的な最大2倍と比べて大きな差があります。さらに、BTCC独自の「ゼロカットシステム」機能は大きなメリットで、損失額が証拠金を上回る可能性が生じた場合、自動的にポジションが決済され、追加の負債が発生しない仕組みです。これにより、高レバレッジ取引でも追証リスクを気にせず取引できます。


・0.01%まで業界最低水準の取引手数料

 BTCCの取引手数料は業界でもトップクラスの低水準です。取引手数料は標準で 0.045%(テイカー)からスタートしますが、VIPランクが上がるほど段階的に引き下げられ、最終的には 0.01% まで低減可能です。取引すればするほど仮想通貨取引がお得になるため、アクティブに取引するユーザーにとっては大きなメリットと言えるでしょう。

・400種類以上の仮想通貨に対応

 BTCCは400種類以上の仮想通貨先物ペアと460種類を超える現物ペアに対応し、日本国内取引所(約30銘柄前後)を大きく上回るラインナップを提供しています。そのため、日本国内では購入できない新興トークンや小規模プロジェクトの銘柄にも取引することができ、分散投資やアルトコイン投資のニーズに幅広く応えます。

・充実のVIPプログラムと豊富なキャンペーン特典


 BTCCは明確なランク構造を備えたVIPプログラムを採用しており、口座開設直後のユーザーでもすぐに特典を受けられます。

VIPランクが上がるほど…

◯取引手数料がさらに割引
◯手数料クーポンのカバー率が増加

などの優遇を受けられます。

また、新規ユーザー向けボーナスを含む高額報酬キャンペーンが継続的に開催されており、タスク達成で最大10,055 USDTを獲得できます。


・コピートレード機能と完全日本語対応

 海外取引所でありながら、BTCCは24時間の日本語カスタマーサポートを提供しています。また、プロトレーダーの取引をワンクリックで模倣できる「コピートレード機能」も搭載しており、経験の浅いユーザーでも取引を始めやすい環境です。さらに、MetaMaskをはじめ複数の入金方法に対応し、MetaMask連携での初回入金には追加ボーナスも付与されます。利便性とユーザー体験を重視した設計が特徴です。

【BTCCの入出金と取引手数料】

●BTCCの入金方法

 BTCCでは、以下の複数の手段で簡単に入金できます。


1. 暗号資産(仮想通貨)による入金
2. クレジットカードによる入金
3. 日本国内銀行からの振込
4. MetaMaskウォレットからの送金

特に、MetaMaskウォレットを連携して初回入金を行った新規ユーザーには、追加で20 USDTのボーナスが獲得できます。

<BTCCの口座開設はこちら>

●BTCCの取引手数料

 BTCCの大きな特徴のひとつが、段階制のVIPプログラムによる業界最安水準の手数料を提供していることです。

 VIPランクの上昇に伴い手数料が段階的に割引し、ランクは取引量と保有資産額に応じて自動的に判定されます。また、VIPユーザーは「手数料割引クーポンの適用率」も上昇し、最高ランクでは最大35%のカバー率が適用されます。

●BTCCの口座開設のやり方

BTCCの口座開設のやり方は下記の通りです。

1. 公式サイトから登録、情報入力
 BTCCの口座開設ページへ移動し、「メールアドレス(携帯電話番号)」と「パスワード(大文字・小文字・数字または記号を含む)」を入力して、「次へ」ボタンをタップします。招待コードは「D7DOWW」でそのままで問題ありません。

 

2. 認証コードの入力
画像認証が完了したら、メールまたはスマホに届いた認証コードを記入します。

3. 居住地の選択
リストからお住まいの国・地域を選択し、「次へ」をタップするとアカウント登録が完了し、そのままログインできます。

BTCCの口座開設キャンペーン【新規向け】

 新規ユーザーは、BTCCのアカウント登録後にタスクを達成することで 最大10,055 USDT を獲得できます。

1. 登録・本人確認ボーナス

口座開設完了:10 USDT(口座開設はこちら
本人確認(KYC)完了:追加20 USDT

2. 取引タスクによるボーナス

以下のタスク達成でさらにUSDT報酬を受け取れます:

◯初回入金
◯初回取引
◯累計入金額の達成
◯累計先物取引量に応じた追加ボーナス

<まとめ>

 BTCCは、世界で最も長い運営歴を持つ仮想通貨取引所のひとつとして、最大225倍のレバレッジ取引と最安0.01%までの手数料を提供し、競争力の高い取引環境を実現しています。
創業以来一度もセキュリティ事件を起こしていない安全性の高い仮想通貨取引所とも言えます。
400種類以上の仮想通貨銘柄に対応し、日本語サポート、コピートレード機能、MetaMask対応など、初心者から上級者まで活用できる多機能プラットフォームです。
現在、BTCCでは新規口座開設と本人確認(KYC)の完了で、最大10,055 USDT相当のボーナス を獲得できます。

【PR】当記事はインフォメーションです。

 

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最終更新:2025/12/07 06:00
男性アイドル
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Hey!Say!JUMP、アルバム初週20万枚で前作超え! 元メンバー・中島裕翔が漏らした“本音”とは?

2025/12/04 19:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

(画像:サイゾーウーマン)

 Hey!Say!JUMP(以下、JUMP)のニューアルバム『S say』が、12月8日付の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得。2007年のCDデビュー当時からの中心メンバーだった中島裕翔の脱退後、初のアルバムリリースとなったが、その売り上げはファンも驚くほどの好セールスだったようだ。

Hey!Say!JUMP、7人体制初のアルバムが初週20万枚超え!

 今年8月28日、STARTO ENTERTAINMENTは公式サイトにて、中島の脱退を発表。「Hey! Say! JUMPは今年11月でデビュー18周年を迎えますが、20周年に向けての活動の協議を重ねていく中、中島より自立して個人での活動をしていきたい旨の申し出がございました。その思いを、全員が尊重するという結論に至りましたので、弊社としましても、その意向を尊重することといたしました」(原文ママ、以下同)と経緯を記した。

 本人は「まずは俳優活動に専念する」とのことで、10月に個人ファンクラブの開設を予定していると告知。事前の報道や脱退を示唆する動きなどはなく突然の報告となった上に、「本日をもって卒業」という衝撃の展開に、多くのファンが悲しみに包まれた。

 その後、中島は10月4日に都内で1st写真集『Hue I am』(集英社、8月6日発売)の発売記念イベントを開催。抽選で当選したラッキーなファンと対面し、久しぶりに公の場に姿を見せていた。

 一方、7人体制となったJUMPは、8月31日に音楽イベント『a-nation 2025』に出演。中島が離れた後もグループとしての勢いは衰えることなく、ニューアルバム『S say』を引っ提げ、12月13日から年をまたぎ1月12日まで4大ドームツアー『Hey! Say! JUMP DOME TOUR 2025-2026 S say』を行う予定だ。


 7人となって初のアルバム『S say』は、初回限定盤1・2(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CDのみ)でリリース。発売初日に16万6441枚を売り上げ、11月25日付の「オリコンデイリー アルバムランキング」で首位に輝いた。昨年11月発売の『H+』は初日12万3731枚、初週16万257枚だったため、『S say』は1日目だけで前作の初週売り上げをも上回る結果となった。

 その後、11月26日付の同ランキングでは『S say』が2位に転落(1万3619枚)。前日2位だったボーイズグループ・ONE N’ ONLYの『AMAZONIA』(JUMPと同日発売)が1万3838枚を記録して1位を奪取したものの、以降は再び『S say』が1位に返り咲き、20万1051枚を記録して、12月8日付の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位に輝いた。

Hey! Say! JUMP、最新アルバムが好セールスのワケ

 こうした結果を受けて、SNS上のJUMPファンは「初週20万枚突破おめでとうございます」「JUMPファン、みんな頑張った」「勝手に売り上げが減ってるんじゃないかなと予想してたから本当にびっくり! もっとJUMPの良さが広まってほしい」「新規ファンが増えた効果かな?」と喜んでいる。

「一部のファンは中島の脱退により、売り上げが激減してしまうのではないか……と、心配していたのでしょう。結成当初はグループのセンターポジションを務め、山田涼介とともに“JUMPの顔”とも言える存在でした。端正な顔立ちでスタイルが良く、歌やダンス技術も申し分なし。人気も高いメンバーでしたから、中島が抜けたことで、相当数いるであろう彼のファンがCDを買わなくなる可能性もあるわけです。JUMPの今後の活動のためにも売り上げが下がらないよう、ファンはアルバムを複数枚購入して、応援しているのでは。また、今回は特典が充実していたことも売り上げが伸びた一因と考えられます」(芸能ライター・阿部ベア氏)


 例えば発売前の10月8日、JUMPサイドは、CDショップ・オンラインショップで『S say』を購入した人に、先着で購入特典を1つプレゼントすると告知。初回限定盤1は「Hey! Say! JUMPのぷっくりごほうびシール!~2025AW Collection~」、初回限定盤2が「帰ってきためじるしチャーム!(ぷぅのむっちり詰め合わせver.)」、通常盤は「Hey! Say! JUMPセルフィートレーディングカード~Special Starter Set~」というラインアップだ。

 なお、トレーディングカードのデザインは3種展開で、3絵柄1枚ずつの計3枚、硬質カードケースが1枚付くそうだ。「Series1」なら山田、八乙女光、薮宏太の各セルフィートレーディングカードで、特典絵柄は対象店舗ごとに異なっていた。

 さらには、アルバムリリース記念の「スペシャルウィンターキャンペーン」も実施。S賞はメンバーソロ仕様で展開する「特製S sayパーカー」(各絵柄150着、総計1,050名)で、A賞が「特製グループアクリルスタンド」(3,000名)、Y賞は「あなたのスマホを『S say』化計画!特製SSSセット」(6,000名)と、ファン垂涎のグッズが用意されている。

 パーカーとアクリルスタンドは初回限定盤1か2のいずれか1つと、通常盤に封入されているユーザーコードの計2つで一口分、「特製SSSセット」のみ通常盤のユーザーコード1つで応募可能となっている。キャンペーンの応募期間は11月25日午前11時~30日午後11時59分までとあって、景品狙いのファンは発売直後にアルバムをゲットするしかない。特典効果もあり、初日で16万台という好スタートを切れたのだろう。

元Hey!Say!JUMP・中島裕翔が雑誌で語った“本音”

 こうして、それぞれ再出発を果たした中島とJUMP。中島は写真集の発売記念イベントでも脱退に関する詳細は語っていなかったといい、JUMPのメンバーも同様に具体的な話し合いの内容などは公表していない。


 そんな中、中島は8年間レギュラーモデルを務めたファッション雑誌「MEN’S NON-NO」(集英社)を卒業。11月8日に発売された25年12月号の通常版で表紙を飾っているほか、10ページにわたる卒業企画には彼のインタビューも掲載されている。

「今後、個人で俳優業を行っていく中島は『より自由な発想で今まで未経験だった分野にも挑戦してみたい』と意気込みを述べています。また、プライベートでは『心の自由度だったり、心の健康みたいなものは意識するようになった』と本音を吐露。これまでは『何でもできる人』と思われることに対して、『必要以上に応えなきゃ』というプレッシャーを感じていたようなのですが、これからは人に『頼りたい』とも語っていました」(前出・同)

 インタビューを読んだファンからは「裕翔くんが『心の健康』を意識するようになったと話していて、ホッとした」「裕翔くんが楽しく、心の健康を意識して活動してくれたらうれしい。これからも応援する」と、温かいコメントが上がっている。

 これから先のJUMP、中島の飛躍に期待したい。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2025/12/04 19:00
コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第772回】

国分太一の記者会見に週刊誌が同情的なワケ――中居正広との違いと日テレへの疑問

2025/12/02 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

2018年、TOKIOの元メンバー・山口達也氏の不祥事に関する謝罪会見(写真:サイゾー)

 コンプライアンス違反で芸能活動休止中の国分太一がついに会見を開いた。そこで語られたのは、日本テレビ側のあまりに拙速で責任転嫁的な国分に対する対応だった。これを報じた今週の女性週刊誌は――。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第772回(11/27〜12/2発売号より)
1位「国分太一 会見忌避の中居化拒絶――『僕には娘たちがいる』」(「女性自身」12月16日号)
同「国分太一 暗中模索する活動再開の『条件』」(「週刊女性」12月16日号)
2位「中居正広 『フジ巨額訴訟に“想定外”』見えた復帰の光明」(「女性セブン」12月11日号)
3位「水谷豊 『娘趣里が帰ってきた!』溺愛じいじの孫育て」(「女性セブン」12月11日号)

国分太一の記者会見に同情的な週刊誌

 国分太一が記者会見を開いたことで、事態は進展している。日本テレビの国分に対する聴取が“だまし討ち”“誘導尋問的”に行われたこと、コンプラ違反について日テレ側からの具体的説明はなく“答え合わせ”ができず関係者に謝罪や説明責任も果たせないなど、当事者である国分の口からこれまでの経緯や窮地に陥っている現状などが語られたからだ。

 さらに「週刊文春」(12月4日号・文藝春秋)が日テレの国分に対する調査内容をスクープ、国分が日テレからの聴取で身に覚えのあるコンプラ違反(2人の女性に対するセクハラ行為)を打ち明け、それがコンプラ違反にあたったために番組降板に至ったことが判明した。

 一方日テレ側は、これまでの態度を変えないだけでなく国分が切望した“答え合わせ”に応じず、また代理人弁護士への不信をあらわにするなど猛反発状態。


国分のコンプラ違反が中居正広と違う点

 そんな状況下、マスコミの論調も変化しつつあるようだ。前述の「週刊文春」の調査内容スクープはもちろん、「週刊新潮」(新潮社)も国分の代理人弁護士のコメントを掲載、そして今週の「女性自身」「週刊女性」も比較的“同情的”な関連記事を掲載している。

 まず「週女」はタイトルリードに“憔悴会見で同情の声も”とした上で「その点では国分さんが会見を行ったことは、彼にとって意義はあったのかと思います」(テレビプロデューサー・鎮目博道氏のコメント)と評価、「彼(国分)からすれば何が悪かったのかわからないまま、これまでのキャリアを失っていますからね。やはり日テレさんは国分さんに対して何が原因かを伝えるべきだったかと思います」(同)などと日テレの対応不備を指摘している。

 一方「自身」は、日テレが民放の中でもコンプライアンスが厳しいこと、にもかかわらず国分が会見を強行したことで、さらに厳しい対応も予想されることを解説、そんな状況にもかかわらず国分が会見を行った“目的”を“娘たちの存在が大きい”と、こう指摘した。

「彼にとっては“これ以上、娘たちだけには迷惑をかけたくない”という思いが強かった」
「自分がどうなろうと“僕には娘たちがいるから”と腹をくくった」(国分の知人のコメント)


 会見を拒絶したままの中居正広とは違う、ということらしい。

 こうして見ると、確かに同情の余地はある。コンプラ違反の内容(これはあくまで国分が日テレの聴取で自己申告したセクハラ2件で、日テレが掴んでいるはずのコンプラ違反事案については、いまだ一切明らかにはなっていないが)は完全なセクハラ行為だが、中居の性加害とは違う。

 日テレ側も社長会見で明言しているが、国分のコンプラ違反は「刑事事件になるような事案ではない」。にもかかわらず具体的説明もなく一発アウトという日テレの対応は疑問符がつくものだ。中居正広事件を目の当たりにして反面教師にしようとするあまり、拙速で過剰な自己保身に走った――そう穿ってもしまう。

 とはいえ、日テレも頑な態度を崩さず、国分も2人の女性に対するセクハラがあったことも判明、今後再び膠着状態に戻ってしまうのか――。さらなる動きに注目したい。

中居正広に追い風!?

 そして中居正広周辺にも動きが。中居が恐れていたとされるフジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH)からの訴訟は“ない”可能性が高くなったというのだ。


 これを報じた「女性セブン」によると、中居問題に関連してフジテレビの港浩一元社長と大多亮元専務に対し50億円という巨額損害賠償訴訟を起こしたFMHだが、しかし現在、裁判の審理がまったく進まずに膠着状態。その理由は裁判官がフジ側の主張に対し「わかりにくい」と難色を示し、想定外の時間がかかっているかららしい。

 記事によれば「わかりにくい」のも当然らしい。フジ側が被った損害に対し元経営陣に直接の責任があるという主張は“無理筋”だし、そもそもこの裁判は世間や株主に対して断固とした姿勢を示す“アドバルーン的”なものだからだ。そして、この状況は中居にとっても追い風だという。

 そもそもFMHの損害はFMH側のガバナンスに問題ありと判断した大手企業がフジへの広告出稿を見合わせたもの、つまり中居が性加害を行ったからではなく、それを隠蔽するなど不適切な対応をしたことが問題視されたものだから。よって中居個人に責任を求めるのも無理筋。

 なるほど。それはわかるが、しかし「セブン」記事の最後の一文には賛同しかねる。

「中居にとって何らかの“復帰の場”が実現する機運が高まっている」

水谷豊、『相棒』続編への出演を決断したワケ

 娘・趣里と三山凌輝との結婚に反対したとも言われる水谷豊だが、初孫の“孫育て”に奮闘するなど大溺愛、デレデレ状態らしい。“孫育て”をじいじとばあばの水谷と伊藤蘭が手厚くサポート。

 さらに水谷が来年10月クール放送予定の『相棒』(テレビ朝日系)の続編への出演を早々に決断したのも“じいじが頑張る姿を孫に見せたい”という思いかららしい。趣里もいろいろあったが、これで一安心!?  よかった、よかった。孫はかすがい。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2025/12/02 21:00