【サイゾーウーマン世論調査】

令和放送のNHK朝ドラで一番好きな主題歌ランキング発表! トップは伊藤沙莉主演『虎に翼』のあの曲に

2025/09/20 08:00
サイゾーウーマン編集部
画像:サイゾーウーマン

 1961年の放送開始以来、幅広い世代に親しまれてきたNHKの朝ドラ。近年ではリアルタイム視聴だけでなく、配信や再放送で楽しむスタイルもすっかり定着しました。

 作品ごとに異なる時代設定はもちろん、物語を彩る主題歌も朝ドラの大きな魅力のひとつです。トップアーティストが手がける楽曲は放送開始と同時に注目を集め、ドラマの印象を左右するほど。メロディを耳にするたび、作品の名場面がよみがえるという人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、「令和のNHK朝ドラで一番好きな主題歌は?」をアンケート調査しました。

 回答の選択肢は下記の13曲。これらから1曲を選び、回答してもらいました。(実施期間:2025年8月22日~31日、回答数:198)

・スピッツ「優しいあの子」(2019年度前期『なつぞら』)
・Superfly「フレア」(2019年度後期『スカーレット』)
・GReeeeN「星影のエール」(2020年度前期『エール』)
・秦基博「泣き笑いのエピソード」(2020年度後期『おちょやん』)
・BUMP OF CHICKEN「なないろ」(2021年度前期『おかえりモネ』)
・AI「アルデバラン」(2021年度後期『カムカムエヴリバディ』)
・三浦大知「燦燦(さんさん)」(2022年度前期『ちむどんどん』)
・Back number「アイラブユー」(2022年度後期『舞いあがれ!』)
・あいみょん「愛の花」(2023年度前期『らんまん』)
・中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」(2023年度後期『ブギウギ』)
・米津玄師「さよーならまたいつか!」(2024年度前期『虎に翼』)
・B’z「イルミネーション」(2024年度後期『おむすび』)
・RADWIMPS「賜物」(2025年度前期『あんぱん』)

1位:米津玄師「さよーならまたいつか!」(2024年度前期『虎に翼』) 70%

『虎に翼』で主演した伊藤沙莉(写真:Getty Imagesより)

 7割以上の票を集め、堂々の1位に輝いたのは米津玄師の「さよーならまたいつか!」(24年)です。24年前期に放送された『虎に翼』の主題歌として書き下ろされたこの楽曲は、配信開始からわずか20週でストリーミング累計1億回再生を突破。朝ドラ主題歌としては異例の大ヒットを記録し、音楽チャートでも軒並み上位にランクインしました。

 戦後の法曹界を舞台にした『虎に翼』は、伊藤沙莉演じるヒロイン・猪爪寅子が司法の世界に飛び込んでいく物語。楽曲の軽やかなメロディと前向きな歌詞が寅子の奮闘と重なり、視聴者の心に深く響きました。また、大みそかには『第75回NHK紅白歌合戦』で同曲を披露するスペシャルコラボも実現。米津は楽曲発表にあたり、「寅子の生き様に思いを馳せ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ『毎朝聴けるものを』と意気込み作りました」と語っており、作品への深い理解と真摯な姿勢が伝わってきます。

 今回のアンケートでは、「物語にぴったり」「曲を聴くと勇気がもらえる」といった声が多数寄せられました。『虎に翼』は一部で映画化が進行しているという情報もあるだけに、「米津が引き続き主題歌を担当するのでは」と期待の声も。今後の展開にも目が離せません。

2位:BUMP OF CHICKEN「なないろ」(2021年度前期『おかえりモネ』) 5%

『おかえりモネ』で主演を務めた清原果耶(写真:サイゾーウーマン)

 続いて2位にランクインしたのは、21年前期放送の『おかえりモネ』の主題歌「なないろ」。BUMP OF CHICKENによるこの楽曲は、やさしく伸びやかなメロディとボーカル・藤原基央の透き通る歌声がドラマの世界観と絶妙にマッチ。放送直後からSNS上では「バンプの曲めっちゃいい」「バンプ流れただけでエモすぎて泣けた」といった声が相次ぎました。

 清原果耶がヒロインを務めた同作は、震災の記憶を抱えながら、現代社会で自分の役割を模索する若者たちの姿を描いた物語です。「なないろ」は、登場人物たちの迷いや葛藤に寄り添い、物語全体をやさしく包み込む存在になりました。その響きに自分自身を重ねる視聴者も少なくなかったようです。

 同作の制作統括を務めたNHKの吉永証氏も、主題歌について「何よりも曲の世界観がドラマで描こうとしていることを、いみじくも表現していてびっくり」とコメント。アンケートでは「毎日聴いても飽きない」との声も寄せられており、朝ドラ主題歌としての完成度の高さがうかがえます。

3位:RADWIMPS「賜物」(2025年度前期『あんぱん』) 4%

『あんぱん』で主演を務めた今田美桜(写真:サイゾーウーマン)

 25年前期放送の『あんぱん』の主題歌「賜物」が3位にランクイン。今年メジャーデビュー20周年を迎えるRADWIMPSが手がけており、放送当初は「意外すぎる」との声もありましたが、回を重ねるごとに作品との親和性が評価され、じわじわと支持を集めました。

 作詞・作曲を担当した野田洋次郎は、リリースに際し自身のインスタグラムに「物語の中で描かれるのぶと嵩の人生を鼓舞し、震わせ、時に優しく包み込める曲にしたいと思いました」と投稿。ドラマの空気感に寄り添いながらも、RADらしい芯のあるメッセージが込められた楽曲は、多くの視聴者の心にじんわりと届いています。

 なお、8月7日にはNHKで『あんぱん×RADWIMPSスペシャル』が放送され、同曲がテレビ初のフルサイズで披露されたほか、ドラマの名場面や制作秘話を語るトークも展開。ネット上では「歌詞があまりにも『あんぱん』過ぎる」「こんなに作品に寄り添って曲を作ってくれるんだ」といった反響が広がり、視聴者に勇気と希望を届ける主題歌として高く評価されています。

【それぞれの投票コメント】

1位:米津玄師「さよーならまたいつか!」(2024年度前期『虎に翼』) 70%
◎毎日軽やかに聴けて、聴けば聴くほど歌詞が寅子にぴったりでした。

◎この曲を聴くと元気になります!!

◎歌詞メロディ米津玄師の声 全てが完璧な主題歌

◎軽快で毎日聴いていても飽きない。ハッとさせられる歌詞、歌声も素晴らしい。

◎曲が物語や雰囲気や画面の絵とすべて合っていた

2位:BUMP OF CHICKEN「なないろ」(2021年度前期『おかえりモネ』) 5%
◎毎朝聴いても飽きることがなかった。良い1日の始まりになりそうな軽やかで明るい曲調なのが良かったから。

3位:RADWIMPS「賜物」(2025年度前期『あんぱん』) 4%
◎色々言われていますが、70歳を越えてから字幕ありの状態でTVを見る機会が増えました。歌詞の内容もそうですがドラマとマッチして大好きになりました。

4位以下のランキングと、コメント全文はこちら!

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最終更新:2025/11/04 12:04