サイゾーウーマン芸能男性タレント『ONE PIECE』枠移動は「正しい選択」といえるワケ 芸能 『ONE PIECE』に竹中直人が16年ぶり出演! 日曜朝から深夜への枠移動は「正しい選択」といえるワケ 2025/06/02 08:00 サイゾーウーマン編集部 芸能ウラ情報男性タレント 【サイゾーオンラインより】 (Getty Imagesより) 5月25日放送のテレビアニメ『ONE PIECE』第1130話(フジテレビ系)に、俳優・竹中直人が特別出演し、ネット上の視聴者の間で大きな話題を呼んだ。 目次 ・竹中直人の『ONE PIECE』出演にアニメファン感激 ・『ONE PIECE』4月期改変で深夜帯移動は「正しい選択」 竹中直人、16年ぶりに『ONE PIECE』出演でアニメファン感激 尾田栄一郎氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社、以下「ジャンプ」)で連載中の同名人気漫画を原作とする『ONE PIECE』は、1999年10月よりフジテレビ系にてテレビアニメ化。昨年10月に25周年を迎えたが、同20日からはアニメのクオリティをこれまで以上に向上させるための「充電期間」に入り、それまで放送していた「エッグヘッド編」のオンエアを一時休止して「魚人島編」の特別編集版「SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』 魚人島編」を放送していた。 そうして今年4月から放送枠を毎週日曜午前9時30分から午後11時15分へと移し、「エッグヘッド編」の放送を再開。5月25日放送回からは、政府によって人型兵器に改造されたバーソロミュー・くまの壮絶な半生を描く過去編が始まり、その中で、竹中演じる大海賊・シキが属する伝説のロックス海賊団が登場した。 「竹中は、2009年公開の劇場版『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』でシキ役を担当しており、今回16年ぶりに同じ役で声優を務めました。原作のエピソードでも登場シーンは多くなかったため、『竹中さんが演じてくれるとは』と驚く声のほか、『竹中さんが演じてくださって感動』『劇場版公開当時を思い出した』などと感激の声が上がっていました」(声優ライター・勅使河原みなみ) 今回の竹中の続投について、制作会社関係者は以下のように語る。 「そもそもテレビアニメ声優に竹中さんを起用するというのは、すばらしいことだと思います。テレビ版と劇場版で同じ声優が続投することは“当たり前”のように思えますが、声優と俳優では出演料が桁違いなんです。予算の都合を考えると、ギャラが高い竹中さんの起用を避けるために代役を立てる、あるいはセリフや出演シーン自体をカットするなどの対応が考えられますが、制作会社の東映は原作の世界観を尊重し、かつアニメのクオリティを保つため、あえて竹中さんを起用したのでしょう。製作陣が作品を大事にしているということの表れだと思います」 『ONE PIECE』4月期改変で深夜帯移動は「正しい選択」――視聴率も「若干上向き」に 一方で、4月より放送枠が深夜帯に移ったことから、一部ネット上では竹中の出演は「話題づくり」の一環ではないかと穿った見方をする人もいるようだ。なお、公式サイドは、「アニメを観たら、すぐジャンプ!」として、枠移動は放送終了後日付が変わって月曜発売となる「ジャンプ」で最新話を読む流れを推奨することを理由に挙げていたが……。 「フジの日曜午後11時15分は、『鬼滅の刃』シリーズなどの人気アニメも放送されていましたし、アニメファンには定着している枠のため、基本的に視聴者層に大きな変化はないと思います。ちなみに、現在放送されている『ONE PIECE』エッグヘッド編のエピソードは、非常に残酷な描写を含んでいます。そのため、子どもたちへの影響を考慮し、4月の改編期に合わせて深夜帯へ移動したのでは? ある程度長編となるこのストーリーを深夜帯で放送することで、視聴者に“日曜の夜は『ONE PIECE』を見る”という習慣を根付かせる狙いも少なからずあると思います。実際、現在の視聴率は、朝に放送されていた当時よりも若干上向きになっているようですので、この改編は概ね正しい選択だったのではないでしょうか」(前出・同) なお、原作者の尾田氏は、2020年8月放送の『嵐ツボ』(同)に出演した際、あと4~5年で物語を締めくくる構想があると明かし、22年7月には、「ジャンプ」での連載が最終章に突入。アニメは本誌と約40話分の“差”があるものの、着々とゴールへと向かっている。 「メインの『麦わらの一味』をはじめ、他のキャラクターのキャスト陣も淡々とアフレコをこなしていますよ。『ONE PIECE』に限らず、9割近くの現場がそうですが、もともと昔からスケジュールがパツパツで、アフレコ時にアニメが完成しておらず、線画に声を当てる形で収録を行ったり、苦肉の策として原作を何カットにも分けて放送していました。とはいえ、年齢を重ね、アフレコの技術が落ちてくる声優もいます。『ONE PIECE』の場合は26年も放送が続いていますから、どうしても声に衰えが表れたり、絵を見て演技を合わせる洞察力や瞬発力なども鈍くなりがち。現場でNGを多く出す高齢の声優も少なくありません。ファンのためにも、なるべくキャストを変えず、全員でゴールテープを切れると良いですが……」(同) このままいけば、アニメ版も数年のうちに完結を迎えることになるであろう『ONE PIECE』。今回の竹中直人の出演のように、うれしいサプライズでファンを喜ばせていってほしいところだ。 『ONE PIECE』フランキー役・矢尾一樹に周囲が抱いていた“違和感”――後任・木村昴には高評価も 12月22日に千葉・幕張メッセで開催されたイベント『ジャンプフェスタ2025』のステージで、2025年4月から、テレビアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)...サイゾーウーマン2025.01.01 『ONE PIECE』古谷徹の後任・入野自由に絶賛続出! キャスティングの背景は? 人気テレビアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第1116話「取りに行こうぜ!バギーの大宣言」が8月18日に放送され、声優・古谷徹の後任、入野自由が演じる...サイゾーウーマン2024.08.23 声優・古谷徹、『名探偵コナン』『ONE PIECE』降板めぐる事務所の対応に櫻井孝宏と“大きな差” 6月22日、声優事務所・青二プロダクションが公式サイトにて、所属タレント・古谷徹がアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)、『ONE PIECE』(フジテレビ)を降...サイゾーウーマン2024.07.04 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2025/06/02 09:27 今後に期待! 関連記事 『ONE PIECE』フランキー役・矢尾一樹に周囲が抱いていた“違和感”――後任・木村昴には高評価も『ONE PIECE』古谷徹の後任・入野自由に絶賛続出! キャスティングの背景は?声優・古谷徹、『名探偵コナン』『ONE PIECE』降板めぐる事務所の対応に櫻井孝宏と“大きな差”劇場版『ONE PIECE』歴代興行収入ランキング! 尾田栄一郎氏が携わると大ヒット、一方で最下位は?ハリウッド実写版『ONE PIECE』、アニメ声優による日本語吹き替えは「良い判断」のワケ 次の記事 男性アイドル生写真売り上げ5月ベスト5 >