サイゾーウーマン芸能『うたプリ』シリーズ過去最高の4位発進! 芸能 今週の映画ランキング 『うたプリ』シリーズ過去最高の4位発進! 映画興行収入ランキングトップ10(2025年5月9~11日) 2025/05/16 08:00 サイゾーウーマン編集部 映画 【サイゾーオンラインより】 (写真ACより) 最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、5月9~11日)で、アニメーション作品『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)がV4を達成した。 目次 ・『名探偵コナン 隻眼の残像』歴代映画ランキングで36位に浮上 ・4位初登場『うた☆プリ』、「ファンにうれしい試み」 ・リバイバル上映の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、6位に登場! ・8位初登場『パディントン 消えた黄金郷の秘密』、過去作よりもスロースタート ・全国映画動員ランキングトップ10(5月9~11日、興行通信社調べ) 『名探偵コナン 隻眼の残像』興収113億円! 国内の歴代映画ランキングで36位に浮上 5月12日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『名探偵コナン 隻眼の残像』は、「劇場版名探偵コナン」シリーズ最新作。上映開始から4週目の週末を迎えても、3日間で観客動員44万4000人、興行収入6億6200万円を記録した。 累計成績は動員786万人、興収113億円を突破し、国内で上映された歴代映画の興収ランキングでも36位まで浮上。現在35位の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年/116.3億円)、34位の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(24年/116.4億円)、33位の『アリス・イン・ワンダーランド』(10年/118.0億円)、32位の『風立ちぬ』(13年/120.2億円)、31位の『アラジン』(19年/121.6億円)、30位の『美女と野獣』(17年/124.0億円)を追い抜きトップ30入りする日も、この勢いからすればそう遠くないかもしれない。 一方、今回の全国週末興行成績ランキングでは、『マインクラフト/ザ・ムービー』(4月25日公開)も上映開始から3週連続となる2位をキープ。累計成績は動員205万人、興収27億円を超えている。また、同日公開の『#真相をお話しします』は今回のランキングで唯一、前回から順位を上げて3位をマークし、累計成績は動員114万人、興収15億円を突破した。 4位初登場『うた☆プリ』、「ファンにうれしい試み」とは? そんな中、今回はアニメ映画『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』と『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が4位と6位に、実写とアニメを組み合わせたコメディ映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』が8位にそれぞれ初登場(いずれも5月9日公開)。 『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』は、10年に第1作目がリリースされたゲームを原作に、11~16年に放送されたテレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪』(TOKYO MXほか)シリーズに登場するアイドルたちのライブステージを描く劇場版第3弾。 今作は4人組グループ・QUARTET NIGHT(カルテットナイト)の寿嶺二(声優:森久保祥太郎)、黒崎蘭丸(声優:鈴木達央)、美風藍(声優:蒼井翔太)、カミュ(声優:前野智昭)のライブを描き、初日から3日間で動員9万2000人、興収1億8900万円を記録し、4位スタートを切った。 シリーズに登場するアイドル3グループの合同ライブを描いた19年公開の劇場版第1弾『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』(全国126スクリーン)は6位発進、7人組グループ・ST☆RISH(スターリッシュ)のライブを描いた22年公開の第2弾『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』(全国128スクリーン)は7位発進だったことを踏まえると、全国135スクリーンで上映を開始してランキング上位に食い込んだ第3弾の滑り出しは好調といえそうだ。 今作について、映画ライターのヒナタカ氏は以下のように話す。 「135館で4位スタートは、女性ファンの多いアニメの劇場版かつ、劇場でこその体験を打ち出した“ライブエンターテインメント”の強さの証明といえます。総集編などではない完全オリジナル作品であり、早く見たいというファンも多い上に、“リピーター”の存在も大きいのでは。22年の『マジLOVEスターリッシュツアーズ』は、23.5億円を超える大ヒット作となり、ネット上にはファンから何十回も劇場に足を運んだという報告も寄せられていました。なお、今回は『全国ツアー』という触れ込みで、日本全国を4つのエリアに分け、見に行った劇場が『ツアーエリア』に含まれる場合は『ツアー会場』で、その他の劇場では『ライブビューイング』で本編を見ている感覚を味わえるというファンにはうれしい試みが行われています。内容をめぐっては否定的な感想も目立っているようですが、一方で絶賛の声も多いため、ファンの熱量がどれだけ続くかで、今後の興行の伸びは変わるでしょう」 リバイバル上映の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、6位に登場! 続いて、6位の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、漫画家・吾峠呼世晴氏の代表作『鬼滅の刃』をアニメ化し、20年秋に公開した大ヒット映画のリバイバル上映。当時の上映開始後は興収ランキングで13週連続1位を獲得するなど大ヒット、社会現象も巻き起こし、最終興収は前代未聞の404.3億円を記録(国内で上映された歴代映画の興収ランキング第1位)。今回のリバイバル上映では、全編4Kアップコンバートされている。 「4月4日より週替わりで上映されているテレビシリーズの特別編集版『鬼滅シアター -「鬼滅の刃」特別編集版 劇場上映-』は上映館がかなり限られていましたが、毎週10位以内に入ってくる人気ぶりでした。今回は370館と最大規模での上映かつ、『5週間限定』という通常の映画作品と同等といえるスパンが設けられています。日本映画の興行史上No.1作品であり、すでに見た人の絶対数は多いはずですが、それでも『劇場でまた見たい』というファンの需要に応えたからこそ好成績につながったのでは。そして、またも大記録が期待できる7月18日公開の新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章』までファンの熱を高める試みとしても有効なものでしょう。入場者特典の第1弾『煉󠄁獄杏寿郎バースデーカード』も、人気キャラクター・煉獄杏寿郎の5月10日の誕生日を祝いたいファン心理をついたものだったと思います」(前出・同) 初登場8位『パディントン 消えた黄金郷の秘密』、過去作よりもスロースタート また、全国347スクリーンで封切られ、8位スタートとなった『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、イギリスの小説家マイケル・ボンド氏の児童文学『くまのパディントン』シリーズを実写アニメーション化した劇場版の第3作。パディントン(声優:ベン・ウィショー/日本語吹き替え:松坂桃李)の故郷・ペルーを舞台に、大切な家族を探しながら大冒険を繰り広げる姿を描く。 鑑賞済みのネットユーザーからは「かわいくて面白い、ハッピーな気分になれる映画」「ほっこりして泣ける」「前作が好きだったから心配もあったけど、今作もかなりよかった」との声が寄せられている。なお、シリーズ第1作『パディントン』(16年公開)は全国268スクリーン公開で3位、第2作『パディントン2』(18年公開)は全国317スクリーン公開で4位発進だったため、今作はややスロースタートではあるものの、レビュー評価が高いことからこれからの伸びに期待だ。 そのほか、前回のランキングまで9週連続でトップ10入りしていた『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』と『ウィキッド ふたりの魔女』(いずれも3月7日公開)は今回初めてトップ10圏外となった。 全国映画動員ランキングトップ10(5月9~11日、興行通信社調べ) 1位:『名探偵コナン 隻眼の残像』 2位:『マインクラフト/ザ・ムービー』 3位:『#真相をお話しします』 4位:『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』(初) 5位:『サンダーボルツ*』 6位:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(初) 7位:『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』 8位:『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(初) 9位:『教皇選挙』 10位:『花まんま』 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2025/05/16 09:56 コナン、どこまでいくかな 関連記事 『名探偵コナン 隻眼の残像』興収100億円突破で早くもシリーズベスト3に! 映画興行収入ランキングトップ10『名探偵コナン』1位キープの中、『マイクラ』『パリピ孔明』ほか注目作続々! 映画興行収入ランキングトップ10『名探偵コナン 隻眼の残像』、シリーズ歴代ナンバーワン発進のワケ――映画興行収入ランキングトップ10『ウィキッド』『片思い世界』を超えた、スター俳優出演作とは? 映画興行収入ランキングトップ10(4月11~13日)広瀬すず、杉咲花、清原果耶主演『片思い世界』、賛否分かれるワケ――映画興行収入ランキングトップ10 次の記事 JO1、INI、BE:FIRST、Number_iメンバーで、一番良い匂いがしそうなのは誰? >