サイゾーウーマン芸能テレビ『プライベートバンカー』初回9.0% 芸能 2025年1月期冬ドラマ定点観測 【冬ドラマ視聴率】唐沢寿明『プライベートバンカー』初回9.0%、『ザ・トラベルナース』下回る発進 2025/01/11 15:00 仲宗根由紀子(エンタメライター) 視聴率 『プライベートバンカー』では前髪が白髪の唐沢寿明(写真/Getty Images) 唐沢寿明主演の連続ドラマ『プライベートバンカー』(テレビ朝日系/木曜午後9時)が1月9日にスタート。第1話は平均世帯視聴率9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人5.3%と健闘した。 目次 ・『プライベートバンカー』第1話のあらすじ ・Number_i・平野紫耀主演『クロサギ』想起した人も 『プライベートバンカー』第1話のあらすじ テレビ朝日の看板ドラマ枠「木曜ドラマ」枠でスタートした『プライベートバンカー』は、昨年7月期の中島健人主演『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京系)の小峯裕之氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。 富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリスト「プライベートバンカー」の策動を描くマネーサスペンスで、唐沢のほかに鈴木保奈美、上杉柊平、南海キャンディーズ・山崎静代、土屋アンナ、夏木マリ、橋爪功らが出演する。 ※以下、『プライベートバンカー』第1話のネタバレを含みます 袴田吉彦や要潤らがゲスト出演した第1話は、資産7,000億を持つ外食企業の社長・天宮寺丈洋(橋爪功)から「だんご屋の窮地を救ってほしい」との依頼を受けた凄腕プライベートバンカーの庵野甲一(唐沢)が、投資詐欺で5億円の借金を負っただんご屋の社長・飯田久美子(鈴木保奈美)を救うストーリー。 冒頭では、大富豪の“真栄沢”役として実業家の前澤友作氏が出演し、同氏が所有するプライベートジェットや高級車も劇中に登場。SNS上で「いきなり前澤さんが出てきてびっくり」などと反響を呼んでいた。 Number_i・平野紫耀主演『クロサギ』想起した人も また、ネット上では「プライベートバンカー面白い! 『クロサギ』の大人版って感じで」「難しい金融の知識も面白く説明してくれるから楽しい」と好意的な声が続出。今後の展開を楽しみにしている視聴者も多そうだ。 「初回では、少々難解な金融の仕組みについて、劇中で丁寧に説明していたため、『わかりやすい』と視聴者からも概ね好評。初回はだんご屋の社長を投資詐欺に引っかけた関係者に、主人公が次々と接触していく様子が描かれたことから、2022年10月期にNumber_i・平野紫耀(当時はKing&Princeとして活動)が主演を務めたTBS系ドラマ『クロサギ』を想起した視聴者もいたようです」(テレビ誌記者) そんな初回の平均視聴率は、前出のとおり世帯9.0%、個人5.3%。同枠で前クールに放送された岡田将生主演『ザ・トラベルナース』の初回が記録した世帯11.3%、個人6.3%を下回ったものの、昨年7月期に同枠で放送された松下奈緒主演『SKYキャッスル』の初回平均世帯視聴率8.5%、個人4.8%は上回っており、良好な滑り出しともいえる。 「一話完結モノの『プライベートバンカー』は、いくらでも話を広げられそうな設定であるため、テレ朝は当然、シリーズ化を見越しているはず。これまで『THE LAST COP/ラストコップ』や『ボイス 110 緊急指令室』(共に日本テレビ系)などシリーズ化された主演作も多い唐沢ですが、『プライベートバンカー』も彼の代表作に加わりそうです」(同) なお、唐沢と鈴木は1992年1月期放送の『愛という名のもとに』(フジテレビ系)以来の地上波ドラマ共演とあって、ネット上で「この2人の並びは懐かしい」という声も飛び交っている『プライベートバンカー』。民放冬ドラマの視聴率競争において、トップを走る可能性もありそうだ。 【NHK大河ドラマ】初回視聴率、歴代ワースト10|『べらぼう』は世帯12.6%、個人7.3%で過去最低に 1月5日に放送がスタートしたNHK大河ドラマ第64作『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』(以下、『べらぼう』)。初回の平均視聴率が世帯...サイゾーウーマン2025.01.07【冬ドラマ1月スタート】「視聴率不振」が心配される3作――芳根京子主演が不安なワケとは? 今月よりGP帯で続々とスタートする2025年1月期の冬ドラマ。9日スタートの唐沢寿明主演『プライベートバンカー』(テレビ朝日系)や、19日スタートの松坂桃李主演の...サイゾーウーマン2025.01.06 仲宗根由紀子(エンタメライター) 芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。 最終更新:2025/01/11 15:00 袴田吉彦の髪型に驚いた 関連記事 【NHK大河ドラマ】初回視聴率、歴代ワースト10|『べらぼう』は世帯12.6%、個人7.3%で過去最低に【『紅白』視聴率推移】B'zで盛り上がるも……個人視聴率が1部21.1%、2部23.4%でワースト更新【冬ドラマ1月スタート】「視聴率不振」が心配される3作――芳根京子主演が不安なワケとは?【紅白歌合戦】歴代視聴率(世帯&個人)一覧|前回は1部29%、2部31.9%で過去最低【ドラマ視聴率】テレ朝『相棒』元日SP歴代視聴率一覧|活動再開の成宮寛貴、サプライズ出演は? 次の記事 東大受験と学習院、皇族の歴史 >