鎧塚パティシエの洋菓子店買収で騒然、【ロピア】スイーツの味は? 5品食べてみた!

2024/10/25 13:00
サイゾーウーマン編集部
ロピアの看板(写真:サイゾーウーマン)

 食品スーパー「食生活♡♡ロピア」(読み:しょくせいかつラブラブロピア)を運営するOICグループ。10月24日、有名パティシエの鎧塚俊彦氏が代表を務める洋菓子製造・販売会社「サンセリーテ」を買収しました。サイゾーウーマンでこれまでに紹介したロピアのスイーツを紹介します。

目次

【ロピア】有名パティシエの鎧塚俊彦氏の洋菓子店を買収
「フォンダンショコラ」540円
「くちどけわらび餅」839.16円
「飲むコーヒーゼリー」216円
「国産焼き芋スイートポテト」324円
「焼きパンプリン」430.92円

【ロピア】有名パティシエの鎧塚俊彦氏の洋菓子店を買収

 「食のテーマパーク」を謳うロピアは、首都圏を中心に全国で約100店舗を展開。最近は関西や東北への出店にも注力しており、テレビ番組で紹介されることも多いため知名度がぐんぐん高まっています。

 また、運営母体であるOICグループの売上高は、ロピアの店舗数増加と比例するように右肩上がりで急上昇。「スーパー売上高ランキング」(日経MJ小売業調査より)によれば、2018年に43位だったロピアは、わずか5年後の23年に24位まで駆け上がったそうです。

 そんななか、10月23日にパティシエの鎧塚俊彦氏が代表をつとめるサンセリーテ(東京都中央区)を買収したとOICグループが発表。各種ニュースサイトが報じると、ネット上は騒然となりました。ロピアに鎧塚氏が手掛けるスイーツが並ぶことを期待する声も上がっています。


【ロピア】「フォンダンショコラ」(540円)

※2024年9月26日公開時点の情報です。

新商品発見!(写真:サイゾーウーマン)

 今回紹介するのは、フランスから直輸入しているという「フォンダンショコラ」(540円)。1パック2個入りなので1個あたり270円で、「くちどけわらび餅」と同じ「GOCHI」シリーズの商品です。

 ロピア藤井寺店公式SNSの投稿によれば、「ロピアだけのフランスからの直輸入」「上質なヨーロッパ産のチョコレートを使用」とのこと。店舗やタイミングによっては4個入りも売られているようです。

賞味期限は5日後(写真:サイゾーウーマン)

 食べる前に「電子レンジ500Wで1分温めてください」とのこと。

 筆者は2個あたりの時間かと勘違いしてしまい、自己判断で1個を500Wで40秒温めてしまいましたが、あとで調べたら4個入りにも「電子レンジ500Wで1分温めてください」と書かれていました。


 筆者のようなミスをする人はいないかもしれませんが、「1個あたり1分」なので皆さまもお気をつけください。

間違えて40秒チンしたフォンダンショコラ(写真:サイゾーウーマン)

 直径は約6.5センチ、高さは約3センチで、ずっしり感があります。表面がつやつやで、テンションが上がる!

ナイフでカットしました(写真:サイゾーウーマン)

 ナイフを入れると、中からトロトロのチョコが流れ出しました。これぞフォンダンショコラ!

流れ出したチョコをすくってみると、もったりとしています(写真:サイゾーウーマン)
流れたチョコを絡めていただきます(写真:サイゾーウーマン)

 口に入れると、とにかく濃厚! 温かい分、チョコの風味が口いっぱいに広がります。

 「子どもに与えるにはもったいない!」と思ってしまうほど上品な味わいで、甘すぎるスイーツが苦手な筆者もコーヒー片手にバクバクいっちゃいました。これは幸せだ~。

 ただ、食べていて脳裏をよぎったのですが、「コストコ」の冷凍食品売り場で3月頃から並んでいるtraiteur de paris社の「フォンダンショコラ」(10個入り、1,498円 ※3月時点の価格)に見た目も味も似ているような……。

 こちらは1個あたり150円ほどで、発売以来「コストコ」ファンの間で「安いのにうますぎ」とかなり話題になっていました。

 どちらも同じくフランス産で、100gあたりの栄養成分表示を見比べてもほぼ同じ。「同じ商品か?」と一瞬脳裏をよぎりましたが、「ロピアだけのフランスからの直輸入」を謳っているので別物なはず……? まあ、最高においしかったので、どっちでもいいんですけどね。

【ロピア】「くちどけわらび餅」839.16円

※2024年8月29日公開時点の情報です。

「GOCHI」シリーズの新商品(写真:サイゾーウーマン)

 こちらが惣菜売り場の冷凍コーナーで出会った「くちどけわらび餅」。冷凍ピザの隣で売られていました。

 パックの直径は20センチほど。持ってみると、見た目以上にずっしり感があります。

 ロピアの一部惣菜には「肉の十八番」「GOCHISOU marche」などのシリーズ名がつけられていますが、こちらはボリューミーな惣菜が多い「GOCHI(ゴチ)」シリーズの商品。

原材料と解凍方法。冷蔵庫で8時間かけて解凍する(写真:サイゾーウーマン)

 スーパーでよくみかけるわらび餅といえば、さつまいもやタピオカのでん粉を混ぜた「わらび餅粉」から作られた商品が安価で売られています。

 しかし、こちらは原材料名の筆頭に中国産の「本わらび粉」が記載されており、本格的なわらび餅であることがわかります。

 高級和菓子店で売られている本わらび粉を使用したわらび餅は「自宅用には高くて買えない……」と尻込みしてしまう筆者ですが、この大容量で839.16円とは驚きです。

【ロピア】「くちどけわらび餅」の味は……

解凍後のわらび餅(写真:サイゾーウーマン)

 こちらは冷蔵庫で一晩置き、しっかり解凍したわらび餅です。フタを開けると、たっぷりと入ったきな粉の袋が出てきました。

好きなサイズにカット(写真:サイゾーウーマン)

 とても柔らかいので、ステーキナイフでも簡単にカットできました。子どもと一緒に、好きな形に“型抜き”しても楽しそう!

 色は茶色っぽく、本わらび粉ならではの独特な風合いがあります。きな粉はかなりたっぷり入っているので、多めにかけても余りそうです。いただきます(写真:サイゾーウーマン) 口に入れると、上品な甘さがたちまち広がり高貴な気分に! 食感は商品名に「くちどけ」とあるとおり、ほどなくして口からスッとなくなります。これは緑茶と食べたい!

 あくまでも「くちどけ」を押し出しているので、餅というよりゼリーに近い印象。口内にまとわりつくようなスライム状のわらび餅を期待してしまうと、「思ったよりプルプルしてないな」と感じるかもしれません。

 ただ、筆者はこのさっぱりとした甘さがクセになり、何度もおかわりしてしまいました。

【ロピア】「飲むコーヒーゼリー」216円

※2022年1月27日公開時点の情報です。

 スイーツコーナーでひときわ目立っていたこちら、「飲むコーヒーゼリー」からいただきます! 棚のすぐ下の段には「飲む杏仁豆腐」もありましたが、コーヒー好きなのでこちらにしました。

飲むコーヒーゼリー 

 特徴はなんといっても、モリモリ大容量の生クリーム! 自転車の振動でちょっとだけクリームの背が低くなってしまいましたが、それでもこのインパクトです。

 クリーム部分の高さを測ってみたら、5cmありました。タピオカ用の太いストローが付いています。

生クリームおおめ
「飲むコーヒーゼリー」216円

 まずは混ぜずにクリーム、コーヒーゼリー単体を飲んでみます。生クリームは思っていたよりくどくなく、単体でもおいしいです。コーヒーゼリーはしっかり苦みがあり濃い目!

 太いストローで吸ってみるとジュレ状になって出てきました。それほど思い切り吸わなくても大丈夫そうです。

コーヒーゼリーはジュレ状になって飲みやすい
均一に混ざりませんが、おいしい!(C)サイゾーウーマン

 思い切ってぐるぐる混ぜてみました。クリームがボリューミーなので、ゼリーとのバランスが心配でしたが、飲んでみるとちょうど良い感じに! 

 コーヒーの苦みとクリームの甘みが合わさって本格的な味わいで、とってもおいしいです。たっぷりあるのに、これは余裕で1杯いけちゃいます……。

 ストローでは均一に混ざらず層になるのが、むしろ味わいに変化をもたらしてくれているようです。

 フローズン系のコーヒーはコンビニなどでも気軽に手に入りますが、溶ける前に飲みきらないといけないのがたまにストレスになることも。その点、飲むコーヒーゼリーならゆっくり味わうことができます。

 この量で216円はコスパも良し!

 ぜひ夏の暑い日に飲みたいところですが、自転車で持って帰るまでにこのクリームを溶かさずに保てるかが課題になりそう。

コスパ度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆
リピートしたい度:★★★★☆

【ロピア】「国産焼き芋スイートポテト」324円

※2022年1月27日公開時点の情報です。

次はインパクト大のこちら、「国産焼き芋スイートポテト」をいただきます。

国産焼き芋スイートポテト
この容器ってお寿司とかに使われるのでは……?(C)サイゾーウーマン

 スイートポテトの形はさまざまありますが、”無骨”という言葉が思い浮かぶ風情です。いわゆる”映え”とは無縁です。紅茶よりたっぷりのほうじ茶が似合います。

 プレーンなタイプと、黒糖風味の2種類ありました。今回はベーシックなプレーンをご紹介。

 実は、こちらはすでに何度もリピートしている大好きな一品です。

 材料は、さつまいも・砂糖・クリーム・バター・鶏卵と至ってシンプル。子どものおやつにもぴったりです。

2個入り商品
アイスディッシャーでドン!と 成形したような気軽さ(C)サイゾーウーマン

 重さを測ってみたら、一つあたり130gありました。スイートポテトとは思えないずっしりさ、大容量です。

 サイズ感は大きめの大福くらいはあります。

1つあたり130gと大きい
みっちり詰まってます(C)サイゾーウーマン

 甘さは控えめ、しっかりとお芋の風味を感じることができます。角切りのお芋がほどよく残っているので、焼き芋のようなホクホクとした食感。とはいえ、バターの香りもするのでちゃんとスイートポテトらしい味わいです。

 延々食べていたい……という欲求を満たしてくれる十分な大きさといい、イモ好きにとっては最高のスイーツです。

 ひとつ150円(税抜き)は妥当なライン。イモ好きに捧げたい一品でした。

コスパ度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★★
リピートしたい度:★★★★★

【ロピア】「焼きパンプリン」430円

※2022年1月27日公開時点の情報です。

 最後にご紹介するのは、「焼きパンプリン」。

焼きパンプリン
初めて見るビジュアル(C)サイゾーウーマン

 これまたインパクト大のビジュアル。パンプリンって、馴染みがないスイーツですよね。フレンチトースト+プリンのような感じでしょうか? 

 パンの食感は……? ちょっとした冒険感のあるスイーツです。

 店内のポップには「人気のパンプリン」とあり、今回のプレーンのほかにショコラも。また「使ってるのは卵・牛乳・砂糖そしてパンだけ」と説明されてます。

パンの厚みは1cmくらいあります
焦げ目がおいしそう!(C)サイゾーウーマン

 厚みが1cmくらいある丸いパンが1.5枚分、プリンのなかに埋もれています。

320gと重量多め
深さもたっぷり(C)サイゾーウーマン

 ずっしりとしているので、重さを測ったら320gもありました! やっぱり大容量!

スプーンがすっと入る柔らかさ
想像よりずっと柔らか!(C)サイゾーウーマン

 パンの部分は、スプーンがすっと入る柔らかさです。パンの下にはプルプルのプリンがたっぷり。

フルフルとした食感
上部のパンもフルフル食感(C)サイゾーウーマン

 食べてみると口のなかいっぱいに卵のやさしい香りが広がります。パン部分もフルフルとした食感で、素朴でやさしい味わい。パンが入っているということで、フレンチトーストを想像していましたが、思っていたよりしっかりプリンです。

 何しろ量が多いので、ずっと食べるのは少々飽きてしまうかも……? 何日かに分けるか、複数人でシェアして食べるのがよさそうです。

コスパ度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆
リピートしたい度:★★★☆☆

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最終更新:2024/10/25 13:00
ロピアの惣菜売り場の雰囲気って独特!