KinKi Kids・堂本光一、『SHOCK』閉幕は「正解」――博多座公演で観客に謝罪
今年4月からスタートした舞台『Endless SHOCK』で主演を務めているKinKi Kids・堂本光一。9月1日からは福岡県・博多座で公演がスタートしたものの、ネット上では「喉の不調」についてファンから心配の声が寄せられ、本人がステージ上でお詫びする一幕があったという。
目次
・『SHOCK』シリーズ、25年の歴史に幕
・堂本光一、『SHOCK』の「幕を下ろすのは正解」
・“喉の不調”はコロナの後遺症か
堂本光一主演『SHOCK』シリーズ、25年の歴史に幕
2000年の初演以降、毎年のように上演され、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の伝統的作品として、これまで多くのファンに愛されてきた『SHOCK』シリーズ。
堂本は、1月に行われた今年の『Endless SHOCK』製作会見で、シリーズの終幕を発表。現在45歳のため、「物語上の設定」と自身の年齢が離れてきた点を理由に挙げたほか、東京公演の会場としておなじみの帝国劇場が建て替えのため、来年2月に休館することも決断の背景にあると明かしていた。
ラストイヤーの今年はキャストを入れ替えながら、帝国劇場(4・5月)、大阪府・梅田芸術劇場 メインホール(7・8月)、博多座(9月)を経て、再び11月に帝国劇場に戻り、25年の歴史に幕を下ろす。
堂本光一、『SHOCK』の「幕を下ろすのは正解」と吐露
9月1日には『Endless SHOCK』博多座公演が開幕したものの、ネット上では2日頃から、舞台を鑑賞した人たちによって堂本の“声の不調”に関するレポートが寄せられるように。
X(旧Twitter)上には、「高音を出しにくそうにしてて気になった」「歌っている途中で声がガラガラになっちゃうし、高音パートが歌えないくらいつらそう」「大阪公演辺りからずっとしんどそうにしてる気がするから、早くよくなりますように……」「5日が休演日だから、少しでもゆっくりできますように……」といった心配の声が上がった。
芝居パートに加えて歌やダンス、激しい殺陣などを盛り込んだエンタテインメント作品だけあって、喉を酷使する場面もあるのだろう。
「堂本本人も3日の夜公演のあいさつで、喉の状態について触れていたそうです。25年目に入った『SHOCK』シリーズの中で、『ここまでひどい声になったのは初めて』『申し訳ない気持ちでいっぱいです』と観客に謝罪したとか。さらに、4日の公演でも『連続公演が耐えられない体になってしまった』『幕を下ろすのは正解』だった……などと本音を吐露していたとのこと。公演後は大好きな博多の街にも繰り出せず、大事を取ってホテルで過ごしていたようです」(男性アイドルに詳しい記者)
公演スケジュールを見ると、定期的に休演日が設けられているものの、福岡公演は9月29日まで続くだけに、ファンが体調面を不安視するのは当然かもしれない。
堂本光一、稽古で「ダメかも」……“喉の不調”はコロナの後遺症か
なお、堂本は7月下旬に大阪公演のゲネプロが行われた際、新型コロナウイルスに初めて感染していたことを告白している。
同26日付の「サンケイスポーツ」ウェブ版記事によると、囲み取材で「今は全然後遺症も感じてない。稽古はちょっと中止になったけど、制作サイドの対応も早くて“これは大丈夫だぁ”って自信をもって大阪に乗り込んできました」(原文ママ、以下同)と語っていたという。
また、9月4日発売の『日経エンタテインメント!』24年10月号(日経BP)の連載『エンタテイナーの条件』内では、コロナ感染後の裏側も明かした。
「当時は稽古中にキャスト、スタッフから数名のコロナ感染者が出たそう。発熱以外の症状はなかったという堂本は、5日間にわたる自宅療養を経て復帰した際の稽古で、演出のみに徹していたといいます。その後、いざ復帰し声を出してみると『「あ、これ、喉がダメかも」という感じで。呼吸もすぐ浅くなるし、何かが違う』状態だったとか。『大阪公演の最初の数日間までは、結構苦しめられました』とも振り返っていました」(同)
コロナ後遺症が尾を引いているのかは不明ながら、ロングラン公演だけあって、いずれにせよ疲労が溜まっていることは間違いないだろう。ひとまずは福岡公演をなんとか無事に乗り切ってほしいところだ。