サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」滝川クリステルは嫌われている? コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第713回】 滝川クリステルがファーストレディに? 夫“進次郎支配”、動物愛護、過去の交際を批判する「女性セブン」 2024/09/03 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 『2015年楽天ジャパン・オープン・テニス選手権』で試合を観戦する滝川クリステル(C)GettyImages 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 東京都が18歳以下を対象にした給付金で“支払い過剰”ミスが。多く支払ってしまった対象者に返還を呼びかけているが、もし拒否したら――。コロナ禍の山口県で逮捕まで至ったあの事件を思い出した。 目次 ・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3 ・滝川クリステルが小泉進次郎を支配!? ・東出昌大の再婚報道に現れた、すごいキャラの人物とは? ・目黒蓮、体調不良の原因にびっくり! 今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3 第713回(8/28〜9/3発売号より) 1位「内幕スクープ 滝クリ『迷走のセレブ動物愛護』小泉進次郎に首輪をつけて」(「女性セブン」9月12日号) 2位「東出昌大 再婚相手の父が語った『家族のカタチ』と『潜在能力』」(「週刊女性」9月17日号) 3位「目黒蓮を壊した『真犯人』と窮地救ったSnowManメンバー」(「女性セブン」9月12日号) 同「目黒蓮『「silent」に勝てない』苛立ちから療養8日で炎天下ロケ復帰」(「女性自身」9月17日号) 滝川クリステルが小泉進次郎を支配!? 史上最多の出馬ラッシュと言われ、連日関連ニュースが報じられている自民党総裁選。そんな総裁選で“女性週刊誌的”に注目されているのが滝川クリステルだ。そう、総裁選出馬に6日出馬表明を予定している小泉進次郎の妻である。 もし小泉が自民党総裁になれば、史上最年少の総理大臣になり、そして滝川はファーストレディに! ということで、「女性セブン」では小泉ではなく滝川をクローズアップした3ページもの特集記事を掲載している。しかし改めて思った、滝川ってやっぱり嫌われているんだなーと。記事には滝川の“過去”や“進次郎支配”について、これでもかと書き連ねられていたから。 まずは10年近く半同棲をしていた小澤征悦との交際、小泉との結婚会見でのパフォーマンス、小泉の過去の女性問題に対してのアドバイスなど、滝川と小泉の経歴やこれまでの関係を皮肉たっぷりに紹介する。 なかでもクローズアップされているのが、滝川の動物愛護活動についてだ。もちろん活動についての賛美ではなく疑問。滝川は自身の名前を冠した動物愛護財団を立ち上げているのだが、そこでの寄付金などの収支を公表していない、また身銭を切らずにクラウドファンディングで資金調達していることなど、活動についての疑問を呈している。 そして夫・小泉に対して強い主導権をもつ滝川がファーストレディとなった暁には、発言力を強めてさまざまに厄介な存在になるのでは、との危惧も指摘する。極め付きは夫婦の力関係をこう表現した一文だ。 「まるで愛犬に首輪をつけて飼育するように、滝川さんは進次郎さんを自分の色に染めようとしているかにも見えました」(滝川の知人のコメント) 小泉を“犬”にたとえるすごい表現だが、加えて滝川の“進次郎支配”について「セブン」はこんなコメントも紹介するのだ。 「進次郎氏の地元・横須賀で滝川さんを見た人は皆無。彼女にとっては子供が最優先で、次が動物、進次郎氏のことは後回しにしているのが実情でしょう」(地元関係者のコメント) そこから浮かび上がるのは、あまりにトホホな自民党総裁候補・小泉進次郎と、夫を支配する滝川クリステルの姿だ。とはいえ、ここまで悪し様に滝川や小泉を扱う「セブン」の姿勢も評価したい。日本の最高権力者夫妻になる可能性のある2人だもの、当然の批判であり論評だから。 東出昌大の再婚報道に現れた、すごいキャラの人物とは? 東出昌大がデキ再婚して話題に。お相手は不倫騒動後、東出と一緒に山小屋生活をしていると報じられた3人の女性の1人・松本花林さんだという。元女優で、今は一般人なのだとか。 そんな東出の再婚に関して今週の「週刊女性」が報じているのだが、その中身はちょっと驚きなものだった。「週女」は記事の中で東出のお相手女性について紹介しているが、それがあまりに詳細で、かつ変わっているから。 まず花林さんは祖父が勲五等瑞宝章を授与され、両親はともに社長である令嬢だというが、両親の職業が興味深い。母親は“宝石にはエネルギーが秘められている”“未来イメージと言霊と宝石を使い望む身体や未来を現実にする”という考えからジュエリーサロンを経営、また父親は独自の細胞を活性化させる運動と呼吸法を組み合わせる健康法を提唱する“養生アーティスト”なのだとか。 記事には、さらに詳しい“仕事内容”が記されているが、独特すぎて読めば読むほどよくわからないので割愛する。そして圧巻なのが、“養生アーティスト”の父親が「週女」の取材に答え、“松本孝一”という実名を出した上で娘たちの結婚を祝福していることだ。 その内容はかなり独特で、過去の不倫スキャンダルを“病”にたとえ、病を治す“養生アーティスト”として東出にエールを送るといった感じ(意味がわからないかもしれないが、これ以上の説明はここでは難しい)。この父親のコメントは、かなりの分量になるので詳細は記事を読んでほしいが、“養生アーティスト”としての活動内容も含めて、熱く熱く語るのだ。 すごいキャラが出てきたものだ。「週女」といえば、東出の山小屋生活を取材するため訪れたカメラマンが東出に誘われ山小屋に泊まり、その後も奇妙な友情が芽生えて、今年3月には東出の手記が「週女」に掲載されたという“奇妙な”関係にある。その関係から今回の“興味深い”東出再婚記事ができたのだろう。そして強烈な花林パパというキャラの出現。「週女」に再び花林パパが登場する日もくるかもしれない。 目黒蓮、体調不良の原因にびっくり! 体調不良のため活動休止していた目黒蓮が復活した。めでたい。しかし、目黒の体調不良の理由について「女性セブン」と「女性自身」がともに報じているのだが、2誌ともに “同じ原因”を指摘していてびっくりした。その理由とは “ドラマスタッフのせい”というものだから、さらにびっくり。 目黒の主演ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)だが、一部のスタッフが多忙を極める目黒に不満を覚えたり、撮影の時間的逼迫でイライラしたり、思うような視聴率ではなかったことも加わり、目黒に聞こえるように愚痴を言い始めるなど、現場でその苛立ちを隠さなくなったという。そんなことが重なり、主演の目黒が限界に達したというのが体調不良の原因だと2誌ともに指摘している。 今回のドラマは、やはり目黒主演で大きな話題となった『silent』(フジテレビ系)のスタッフが再結集したことでも話題になったが、優秀なスタッフは主演にそんな態度をとるものなのか。びっくりした。 東出昌大の人たらしに「週刊女性」が取り込まれた? 唐田えりかの体当たりな”近況”にもエール 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 今朝、北朝鮮か...サイゾーウーマン2022.10.04 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2024/09/03 21:00 楽天 セブンネット 小泉進次郎「先手を取る」極意 進次郎が総裁だなんて悪夢だよ 関連記事 神田沙也加の元恋人、前山剛久が語った「週刊女性」独占インタビューの謎赤西仁、山下智久、ガーシーの複雑な関係を報じる「週刊女性」の“ジャニーズ配慮”とは?大野智、シングルマザーとの過去の恋愛を掘り返す「女性セブン」の意図とは?綾瀬はるか、SixTONES・ジェシーとの年内結婚も現実的――報道が揺るがない理由中居正広とSMAP復活の関連記事で紹介された、驚くべき2つのエピソード 次の記事 【BE:FIRST】歴代売上一覧 >