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Number_i、新曲「INZM」に賛否も……初日1.7万DLでBE:FIRSTを上回る

2024/08/21 10:00

サイゾーウーマン編集部

　King＆Prince（以下、キンプリ）の元メンバー・平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるユニット・Number_iが、8月19日に新曲「INZM」（イナズマ）を配信リリース。同曲はネット上で賛否両論を巻き起こしたが、「オリコンデイリーデジタルシングル（単曲）ランキング」では初登場1位を獲得した。

Number_i、新曲「INZM」に賛否もMVの再生回数は2日足らずで1,000万回突破

　メンバーの神宮寺勇太がプロデュースした「INZM」は、9月23日発売の1stアルバム『No.I』（TOBE OFFICIAL STOREにて販売）のリードトラック。1990年代～2000年代に流行したミクスチャーロックや、Number_iの楽曲の特徴でもあるHIPHOPを掛け合わせた1曲で、サビの「ズマ」を連呼するパートなど、キャッチーな歌詞も印象的だ。

　8月16日放送の音楽番組『ミュージックステーション』（テレビ朝日系、以下『Mステ』）にて同曲をテレビ初披露すると、X（旧Twitter）では「ズマ」の部分がフィーチャーされ、歌唱シーンの切り抜き動画が広まった。

「すると、一部ネットユーザーからは『信じられないほどダサい』『元キンプリが「ズマズマ」言ってるの面白すぎる。こんなのがやりたくて辞めたの？』などとネガティブな声が噴出。さらに、『「シンデレラガール」のほうが良かったでしょ』と、王道のアイドルソングだったキンプリのデビューシングル（18年5月発売）と比較するコメントも出ていたほどです」（男性アイドルに詳しい記者）

　そんな中、19日午前0時の楽曲配信開始と同時に、グループの公式YouTubeチャンネルでミュージックビデオ（以下、MV）が公開に。同日午後6時30分からは『CDTVライブ！ライブ！夏フェスSP』（TBS系）に出演し、「INZM」をフルサイズでパフォーマンス。した。

　こうした音楽番組の出演やSNSの切り抜き動画で同曲に興味を持った人は多いようで、MVのコメント欄には、「Xのポストを見てビックリしたけど、気付けば口ずさむようになってた。中毒性がヤバすぎ！」「ネットで話題になっててMVを見に来たら、想像の100倍くらい良かった！　本人たちのやりたいことをやってほしい。応援してる！」となどと好意的な意見が寄せられている。

　なお、MVは20日午後10時台に1,000万回再生を突破。好ペースを記録したのは、賛否を呼び、良くも悪くも注目を集めた結果といえそうだ。

Number_i、新曲「INZM」が初日1.7万DLでBE:FIRSTの記録を上回る

　そんな「INZM」は、8月19日付の「オリコンデイリーデジタルシングル（単曲）ランキング」で1位を獲得し、ダウンロード（以下、DL）数は1万7,085DLを記録した。

　なお、過去作を振り返ると、1stデジタルシングル「GOAT」（1月1日リリース）の初日DL数は3万1,433DL（初週6万5,891DL）。5月27日発売のミニアルバム『No.O -ring-』（TOBE OFFICIAL STOREで販売）のリードトラックで、平野がプロデュースを担当した「BON」は初日1万7,377DL（初週6万120DL）という結果だった。

「2ndデジタルシングル『Blow Your Cover』は4月12日に配信リリースされました。ただ、3月6日に配信されたミニアルバム『GOAT』に収録されていたため、すでにDLしている人が多かったのか、『Blow Your Cover』のDL数はさほど伸びなかったようです」（同）

　ちなみに、ボーイズグループでは、直近だとBE:FIRSTが8月12日に2ndアルバム『2:BE』（同28日発売）のリードトラック「Blissful」を配信リリースしたばかり。「オリコンデイリーデジタルシングル（単曲）ランキング」で首位を獲得し、1万3,017DLを記録している。

　Number_iの「INZM」はMVの再生回数も好調だけに、週間ランキング発表までにDL数も伸びていくかもしれない。