嵐・二宮和也、『ブラックペアン2』裏話披露! 手術シーンでかかるクラシックの秘密とは?
嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BAYFM)が7月28日に放送され、現在放送中の主演ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)の製作の裏話を明かす場面があった。
目次
・二宮和也、『ブラペ2』の選曲のこだわり語る
・二宮和也、ドラマ製作陣との“せめぎ合い”語る
嵐・二宮和也、クラシックと手術は「著作権のない芸術品」!
ドラマ第4話の放送直後にオンエアとなった今回のラジオ。リスナーから、ドラマの手術シーンでクラシック音楽を使っていることについて、「提案したのは二宮くんだと何かで読みました」という報告と、「選曲は誰がしているのか教えていただきたいです」という質問が届いた。
二宮は、「オペに参加していないので、今回の4話に関してはクラシックが何かかるのか知らなくて、多分、(西浦正記)監督が選んでいるんだと思うんですけど」とコメント。続けて、「1、2、3(話)と5(話)は西浦さんと決めたのと、6(話)とかまではわりと『僕はこれがイメージです』みたいな感じの曲を提出して、それで使っていただけてる」と明かした。
また、クラッシック音楽を使っている理由にも言及。そもそも前作『ブラックペアン』(2018年4月期放送)からの課題として、グロテスクな手術シーンで避けられてしまわないよう「少しでも多くの人が見られるようにしたい」との思いがあったと説明。
加えて、「『クラシック』と『手術』っていうのは、近しいところにいるものだなと思っていて……」「著作権のない芸術品であるっていうところ」が共通していると思ったという。
クラシックは「ほぼ“著作権フリー”みたいな、みんなで楽しもうみたいな」もので、「手術に関してもいろんな術式があるけれども、そこに著作権があるわけではない」ため、「わりとシンパシーを感じる」のだとか。そして、「著作権のない芸術品っていうカテゴリで、近いところにいるものなんて、絶対合うじゃんみたいな」と力説した。
嵐・二宮和也、『ブラぺ2』セリフめぐり自分を「褒めます」
なお、同作は海堂尊氏の人気小説シリーズが原作となっているが、セリフについても積極的にアイデアを出しているとか。現場の雰囲気で言葉を変更することもあるそうで、「今回、どこが台本でどこが台本じゃないかっていうのは、マジわからないと思ってる、俺は」「そこだけは褒めます、自分のことを」と自画自賛。
SNSなどで視聴者からの反響をチェックした際に、「たまに『あのセリフがよかった』とか書いてあるんですけど、『あれ?』みたいな(笑)」「『(アイデアは)俺、俺。いやあ、これはうれしいな』って思いながら(笑)」と、自身が意見したセリフが誉められているのを目にして喜んでいるとか。。
音楽を提案したり、セリフのアイデアを出したりと、演者以上の関わりをしているが、「原作の海堂先生もそうだけど、『作品が面白くエンタメとして昇華できるのだったら、みんなで頑張ってください』っていう背中の押され方なので……」と話し、制作陣と良好な関係を作れていると様子だった。
この日の放送にネット上では、「手術シーンを見やすくするための、クラシック音楽なんだ」「クラシックと手術を”著作権のない芸術品”で括って合わないわけないって考える二宮くんすごいな」「二宮くんのものの考え方、本質の捉え方が本当にすごい」「二宮くんのこの、芸術と作品への深い理解 いやもう本当にまた惚れ直す!」などのコメントが寄せられていた。