TOKIO・松岡昌宏、「まだまだだな俺」という気持ちになった唐沢寿明の言葉とは？
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』（NACK5）。7月14日の放送では、松岡が親交のある先輩俳優・唐沢寿明について語る場面があった。
目次
・松岡昌宏、唐沢寿明は「必要以上に話を盛る」
・松岡昌宏が「まだまだだな俺」と思った唐沢寿明の言葉
・松岡昌宏、仲村トオルから学んだこと明かす
TOKIO・松岡昌宏、先輩俳優・唐沢寿明は「必要以上に話を盛る」
この日、リスナーから6月23日放送のバラエティ番組『日曜日の初耳学』（TBS系）の対談企画「インタビュアー林修」に登場した唐沢に関するお便りが到着。なんでも唐沢は、「唐沢会」の話題の中で、松岡が「マグロをさばきましょうか」と言っていたことを明かし、そんな松岡は“不死身で傷つかない昭和の人間”だと評していたそう。リスナーからは「ぜひ最近の唐沢会のお話を聞かせてください」とのリクエストも寄せられた。
この報告を受け、松岡は「マグロはたぶん言ったかもしれないな」と言いつつ、「テレビだからね、多少（話を）盛るのは全然いいと思うんですけど。唐沢寿明という男は必要以上に盛りますからね（笑）。あの人大先輩ですけど、盛り盛りの男なんで」とリスナーにくぎを刺して大笑い。
唐沢とは、松岡が20代前半くらいのときからの仲だそうで、最近は唐沢会を開いていないものの、ラジオ収録日の2週間前に唐沢と2人で食事をしていたとか。また、来週にはとある演出家も交えて3人で食事する約束があるそうで、ただ共演したのはバラエティ番組のみのため、「お芝居したことない。こないだも唐沢さんと2人で飯食いながら、飲みながら『いい加減やりましょうよ』っていう話をしたんですよ」「かわいがってもらってますね、相変わらずね」と話していた。
TOKIO・松岡昌宏、「まだまだだな俺」と思った唐沢寿明の言葉とは？
さらに松岡は“唐沢に関する好きな話”として、唐沢が主演した2002年放送のNHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』に関するインタビューに言及。
唐沢はエキストラなどで大河ドラマにたくさん出演した下積み時代を経て、前田利家役で主演を務めることになったが、インタビューで意気込みを聞かれた際、「もちろん主役はうれしいけれども、俺はずっとそういう、いろんなエキストラをずっとやってきたから。あのときも俺は一所懸命現場に向かったし、今いくら主役といったって気持ちは変わらない」という趣旨の話をしたそう。
松岡はこの唐沢の言葉を受け、「『いろいろ経験して、やっと自分がこういう頂点に立てる』っていうふうに、俺だったら答えちゃう気がする」と言い、「こういう一言が、自分を奮い立たせるというか。『全然、まだまだだな俺』っていう。先輩がこんなに現役でおやりになってるのに、まだまだあぐらかけねえなっていう気持ちにさせてくれる先輩の一人であることは間違いないです」と絶賛していた。
また、松岡は唐沢について「90％、ボケてるんであの人」としながら、唐沢の「ポイントポイントで、ちょっと挟んでくださる経験談」が励みになっていると告白。唐沢のアドバイスは「上目線でいうんじゃなく『俺の時はこうだったけどな』みたいな感じ」であり、「こうしろってことは一切言わない」ため、「そこでなんか救われる部分もある」そうだ。
TOKIO・松岡昌宏、先輩からのアドバイスは“心の処方箋”！ 仲村トオルから学んだこと明かす
続けて松岡は「僕をかわいがってくれてる先輩、いろんな方いらっしゃるけど、そういう人たちのいいところを、いつも自分のとこにキープ」していると発言。「処方箋だよね、ある意味。漢方みたいな先輩たちがいっぱいいてさ」「この先輩たちのこの部分とこの部分を合わせて……“心の処方箋”かね、ちょっとカッコよく言えば。だからあの人たちは僕にとってはすごくいい薬」としみじみしていた。
そして、「『この人も言ってたけどね』っていうのはね、すごくいいんだよね」と、最近、俳優の仲村トオルと飲んだ際のエピソードも披露。
松岡がとある質問をすると、仲村は「俺はこう思うけども、〇〇さんはね……」と大俳優の名前を出しつつ、「こういうときはこうだっていうふうに言ってたな」とアドバイスをしてくれたといい、「こういう教え方もあるんだなって、仲村トオルさんから学んだ」とのこと。
最後に、実体験として「おもしろいもんだよね。後輩から質問されて答えを出すってときは、半分以上、自分に言い聞かせてるからね。『こうしたほうがいいんじゃない？ こうがいいんじゃない？』って言って『お前、それで合ってるよね？』って自分自身に確認してる」とも明かし、話をまとめたのだった。
この日のトークを受け、ネット上では「そっか、唐沢さんとはお芝居で絡んだことはない……共演実現するといいねえ」「エキストラだったときと主役と、臨む気持ちは変わらないって言えるのカッコいいね」「唐沢寿明さん、仲村トオルさんの兄貴にアドバイスをもらえるって素敵」といった声が寄せられていた。