timelesz、3人体制初リリースは初日7.4万枚! 新メンバーオーディションは通過者に批判上がる
佐藤勝利、菊池風磨、松島聡によるユニット・timelesz(旧Sexy Zone)が、改名後第1弾作品となるEP『timelesz』をリリース。6月18日付の「オリコンデイリーアルバムランキング」では7万4,111枚を売り上げ初登場1位に輝き、2位とは6万枚以上も差がついていることから、週間ランキングでの首位も確実となった。
目次
・timelesz、最新EPは初日7.4万枚!
・「特典」&「購入者抽選会」で売り上げ増なるか
・新メンバーオーディション1次審査通過者のSNSが物議醸す
timelesz、最新EPは初日7.4万枚! 直近のシングル、アルバムの売り上げ水準下回る
timeleszは、2011年9月のグループ結成時からのメンバー・中島健人が3月31日をもって卒業。4月1日よりグループ名をSexy Zoneから改名し、現在は佐藤、菊池、松島の3人で活動している。
6月19日にはグループ初のEPかつ、新体制として初の作品『timelesz』を発売。販売形態はCD+DVDのDeluxe Edition(数量限定豪華盤)、Limited Edition(初回限定盤)と、CDのみのStandard Edition(通常盤) の3種類となっている。
形態ごとにさまざまな封入特典が用意されており、例えばDeluxe EditionはA4サイズ 60Pフォトブック、フォトカレンダー(24年4月~)、B3サイズポスター(4つ折り)に加え、timelesz IDカード(メンバー別3種)、抽選でオリジナルグッズが当たるシリアルコード入りプレゼントカードなど、盛りだくさんの内容。
さらに、3形態共通してランダムトレカ1種(ソロ6種+集合2種、全8種のうち1枚)が入っている。
「EPのリード曲『Anthem』は、20年10月末まで旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に所属していた山下智久がプロデュースを担当。現役組と退所組の異例のコラボレーションが実現しただけに、リリース前から注目を集めていました」(男性アイドルに詳しい記者)
ちなみにEPは「シングル以上アルバム未満」という位置づけの作品だが、オリコンでは「アルバムランキング」に売り上げが分類され、『timelesz』は発売初日に7万4,111枚を記録し、堂々の1位スタートを切った。
2位は、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」に所属する戌亥とこ、町田ちまによる女性2人組ボーカルユニット・Nornisのアルバム『Tensegrity』で、初日売り上げは5,436枚。よほどの大逆転がない限り、週間ランキングでも『timelesz』が首位を獲得するだろう。
「EPという形態のためtimeleszの過去作品と単純比較はできないものの、前回のアルバム『Chapter II』(23年6月発売)は初日で11万5,111枚を売り上げました。シングルだと今年3月リリースの『puzzle』は21万6,056枚をマークしていただけに、10万以下の今作は一気にダウンした印象。ちなみに、アルバムで初日7万台だと、『XYZ=repainting』(18年2月発売)、『PAGES』(19年3月発売)などと同等の数字です」(同)
timelesz、ツアー会場限定の特典キャンペーンも実施
そんなtimeleszは、6月22日からライブツアー『We’re timelesz LIVE TOUR 2024 episode 0』がスタートする。北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(22日・23日)を皮切りに、8月25日の大阪・大阪城ホールまで7都市で公演を行う予定だ。
EP『timelesz』の発売直前となる17日、UNIVERSAL MUSIC JAPAN内の公式サイト(timeleszのレーベル名は「Over The Top」)では、ツアー会場限定特典と発売記念購入者抽選会が決定したと発表。前者はツアーの各会場のCD販売所にて同作を1枚買うと、先着で「缶バッジ2個セット」がもらえるキャンペーンだという。
また、後者の抽選会は、タワーレコードの対象店舗で『timelesz』を購入した人へ向けたイベントで、22・23日に各店で行われる抽選に当たると、B2サイズ告知ポスターがゲットできるとか。
こうしたプレゼント目当てで購入する人が増えれば、6月25日発表の初週売り上げはさらに伸びる可能性もあるだろう。
timelesz、新メンバー募集オーディション1次審査通過者のSNS投稿が物議醸す
一方、timeleszは目下、新メンバー募集オーディション「timelesz project」を開催中。
公式サイトでは、日本で活動可能な18~30歳までの男性を応募資格対象者とし、「芸能プロダクション等の芸能活動を行う団体に所属をしていない方」(ジュニアは応募可)「何よりもSexy Zoneのこれまでの活動にリスペクトがあり、そして、timeleszの一員として、多くの方に感謝をもって新しいエンタメを届ける気概がある方とお会いしたいと思っております」(原文ママ、以下同)などと、告知していた。
応募受付は6月2日午後11時59分をもって終了。現在、公式サイトにアクセスすると、「1次審査通過の方には、6月中に2次審査に関するお知らせを登録頂いたメールアドレスにお送りさせて頂きます」との記載がある(19日時点)。
「そんな中、6月中旬頃からはネット上に『1次審査通過のお知らせ』というスクリーンショットが出回る事態に。選考通過者がアップしたものとみられ、2次審査に関する情報が記されていた。ミュージカル『刀剣乱舞』や舞台『パリピ孔明』に出演するほか、ダンサーとしても活動している俳優・宮尾颯も、テキスト共有SNSアプリ・スレッズにて『よし』という一言とともに画像をアップしていたとか」(同)
これを受け、timeleszファンの間では「審査に通過したというメールを堂々とネットに流すのはよくない」「1次審査通過メールをSNSに載せてしまうような人がメンバーになるのは嫌」「こういう人はtimeleszに対してリスペクトがあるとは思えない」と批判の声が上がった。
「SNSで物議を醸したためか、宮尾は17日付のスレッズで『自分の軽率な発言によりtimeleszさん、ファンの皆様などに多大なるご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした』と謝罪。オーディションは辞退したといい、『ただ自分のファンの方に良いご報告ができればという思いで発信しただけです。申し訳ありませんでした』と説明しています」(同)
timeleszは残された3人の時間を大切にしながら、慎重に新メンバーの審査を進めていってほしいものだ。