舘ひろしが経済学者を公開説教! 伊東四朗、はやり言葉を使う若者に「勘弁して」【大御所芸能人の怒り】
――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説!
目次
・伊東四朗、はやり言葉を使う若者に「勘弁して」
・関根勤、『世界ふしぎ発見!』“出禁”エピソード語る
・舘ひろし、遅刻に厳しい? 仲村トオルの頭を叩いた過去
伊東四朗、“ヤバい”は「犯罪者の隠語」――はやり言葉を使う若者に「勘弁して」
編集G 新入社員の早期退職に関する話題がさまざまなメディアで取り上げられているね。「退職代行サービス」もはやっているらしいけど、GACKTが5月23日、自身の公式Xで「自分で退社を伝えられないことには正直、疑問を感じる。辞めるって決意を伝えられずに、逃げていいのか」「これもまた時代の変化なんだろう」(原文ママ、以下同)とかなんとか言ってたよ。
しいちゃん 伊東四朗は、そんな現代の若者たちの言葉遣いを嘆いていたよ。三宅健の公式YouTubeチャンネルにゲスト出演した伊藤は、6月4日にアップされた動画の中で、日本語を大切にしていると話し、「気になる言葉ってのは多いね、若い人たちが使ってる言葉で」「例えば『ヤバい』です。『ヤバい』だけはちょっとやめてほしい。特に、女の子がしゃべるのはちょっと勘弁してほしいなと思う」と主張。「あれ、犯罪者の隠語だからね」と語源を説明し、「言葉も『はやりもの』だからね、あんまりうるさいことを言うのは嫌なんだけど……」と語ってた。
編集G 健くんとはかつてバラエティ番組『伊東家の食卓』(日本テレビ系)で親子という設定で共演していたんだっけね。伊東四朗ももう86歳かあ……。っていうか、「ヤバい」の語源が犯罪者からきているなら、性別問わず使わないほうがいいのでは? そこだけツッコませてほしいわ!
しいちゃん 三宅は「言葉は生きてるから、『広辞苑』だってどんどんアップデートされてる」と、はやり言葉を使うこと自体は肯定しながら、「伊東さんみたいに、正しい日本語を知っている人がいて、教えてくれるのだったら、それを知った上で今のはやり言葉を使うのか、知らないで使うのかは(意味が)違う」と持論を展開してた。伊東はそんな三宅に「こんな立派なことを言うようになった。成長したね」と感心してたよ。
編集G 健くんって年齢不詳だし、伊東四朗の気持ちもわからなくはないけど、もう44歳だもんね(苦笑)。
関根勤、“番組出禁”エピソード語る
しいちゃん 伊東四朗と同様に、YouTube動画で物申したのが関根勤。6月1日に自身のチャンネルを更新し、「テレビ・ラジオ・舞台などで『つまんね~』と思いながらお仕事をした経験がありますか?」という視聴者からの質問に対して、「『ふしぎ発見』終わったよね? じゃあもう、しゃべっていいよね?」と前置きし、20代の頃に『世界ふしぎ発見!』(TBS系)に出演した際のエピソードを振り返ってた。なんでも、放送作家が中学のバスケットボール部の先輩で「好きじゃなかった」とのこと。収録の際、「関根~」と肩を組まれて、「いいボケよろしくな」と言われてカチンときたんだって。
編集G 関根は70歳。今よりテレビ業界全体が調子に乗ってた頃のことをよく知っていると思うけど、ネタにするのが毒にも薬にもならなそうな長寿番組『世界ふしぎ発見』とは……(笑)。
しいちゃん 関根によれば、共演者の板東英二が「ヒントくれ、ヒントくれ」とうるさかったため、「もう嫌になっちゃって」しゃべらなかったそう。カンペでスタッフから「しゃべってください」と指示されても、無視したんだって。結果、クイズで優勝したものの、番組側の怒りを買い、賞品の「ステンドグラスでできたランプシェードみたいなやつ」をもらえたかったとか。「だってしゃべんないし、黒柳(徹子)さんが勝たなきゃいけないのを阻止したし、ボケないし。それから10年以上オファーがこなかった」「僕、出禁食らったと思うの。もう終わったからいいけど。そういうとんがってた時ありましたよね」と語ってた。
編集G 関根も今やいいおじいちゃんみたいになってるけど、若い頃はけっこう破天荒だったっていう話は聞いたことがある。せっかくのテレビでしゃべんないなんて、想像がつかないけど……。
しいちゃん 6月2日放送のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)では有吉が、「関根さんは『情熱大陸』(TBS系)は断るって言ってましたね」「密着系はやっぱりうそが多いんで」「『こういうものは撮らないでね』っていうのに撮っちゃったりとか」「『何かしてください、一言ください』言い始めるんで」「そういう密着系は絶対にNGです、というふうに関根さんは言ってます」と明かしてたよ。
編集G ネット上では、一部「求められた役割をこなすべき」という声もあるけど、「番組側がひどい」「テレビはヤラセが多い」「関根はむしろ好印象」と擁護する声が多いね。昔のテレビはコンプライアンスも今ほどきにしてなかっただろし、同情するところはあるかも。
舘ひろし、経済学者を公開説教? 仲村トオルの頭を叩いた過去も
しいちゃん 舘ひろしが日本テレビの『夜明け前のPLAYERS』公式YouTubeチャンネルで5月24日にアップされた動画に出演。この番組は、経済学者・成田悠輔が番組MCを務めているんだけど、成田から「『ここだけはしっかりやる』みたいなポイントってあるんですか?」と質問された舘は、「遅刻しない」と即答。成田が「遅刻か……。ほぼ毎回マイルド遅刻をしているので」と反省すると、「それはよくないですね。人が待っているとかって考えたことはないんですか?」と逆質問し、「だいぶよくなってきた」という成田に、「そういうのじゃなくて、直そうとは思わないですか?」と後悔説教してた。
編集G この日も成田が遅刻してきたのかしら。ずいぶんな詰めようだね。
しいちゃん 舘は、柴田恭兵、仲村トオルとともに、5月19日放送の『行列のできる相談所』(日本テレビ系)に出演した際も、38年前のドラマ『あぶない刑事』第1シリーズの撮影時に大遅刻した新人の仲村の頭を雑誌で叩き、「何やってんだよ!」と怒鳴ったエピソードを紹介されてた。番組では「舘の一喝でスタッフの怒りが収まった」と、仲村のための優しさだったと説明されていたけど……。
編集G 遅刻に厳しい人なんだね。そんな舘ひろしは現在74歳。伊東四朗にしても関根勤にしても、今の年齢を見ると驚くと同時に、自分も年をとったなぁってつくづく思うわ。今の若者たちだって10年後、20年後にはこっちの仲間入りだからね!