サイゾーウーマン海外Netflix『ハリー&メーガン』大転落 海外 ヘンリー王子夫妻のNetflix『ハリー&メーガン』大転落! 1位『ベッカム』と大差 2024/06/08 12:00 堀川樹里(ライター) ヘンリー王子メーガン夫人英王室 2024年5月、ナイジェリアでのメーガン夫人とヘンリー王子(C)GettyImages ヘンリー王子とメーガン夫人の唯一のヒット作『ハリー& メーガン』が、Netflixのグローバルチャート221位まで転落していることが明らかになった。来年末で終わるNetflixの契約は更新されず、2人は表舞台から消えることになるだろうとうわさされている。 目次 ・Netflixドキュメンタリー1位は『ベッカム』、ヘンリー王子夫妻は211位 ・『ハリー&メーガン』配信開始から4日間で8,160万ビュー ・王子のライフワーク番組、視聴者数わずか30万人の大コケ ・Netflixとの契約は来年いっぱい Netflixドキュメンタリー1位は『ベッカム』、ヘンリー王子夫妻は211位 英紙「デイリー・メール」によると、Netflixで2023年7月から12月までに最も視聴されたドキュメンタリーは、同年10月にリリースされた『ベッカム』で、4,390万人。 22年12月にリリースされた『ハリー&メーガン』は、昨年1年間に視聴した人は1,260万で、ランキングは211位にまで落ちたと報じられた。 英王室から電撃離脱した20年に、Netflixと破格の1億ドル(約150億円)で5年間のコンテンツ契約を結んだと報じられているヘンリー王子とメーガン夫人。 ダイアナ元妃の息子と元人気テレビ女優という話題性の高い2人だから、きっと次々とヒット作を飛ばすだろうと期待されたものの、1年たっても動きはなし。 エリザベス女王の死去から3カ月後の22年12月に、やっとリリースした作品が『ハリー&メーガン』だった。 『ハリー&メーガン』配信開始から4日間で8160万ビュー 21年3月のオプラ・ウィンフリー独占インタビューで、メーガン夫人が「王室は人種差別的」「キャサリン妃に泣かされた」と爆弾を投下。その1カ月後にフィリップ殿下が亡くなり、エリザベス女王も22年9月に崩御されたことから、英王室に興味を持つ人は多く、2人のドキュメンタリーは世界中で話題に。 配信開始から4日間で8,160万ビュー、公開第1週目の視聴者数は、Netflix史上最多の2,800万人超えを記録し「これからも堅実に視聴者数を稼ぐだろう」とファンは喜んだ。 しかしそうはいかなかった。反論をしないモットーの王室を一方的に批判し続ける王子夫妻を非難する声が急増。「人間性を疑う」「金のために王室を売った」と大炎上し、視聴者は急激に離れていったのだ。 ドキュメンタリーに続き、23年1月にリリースされた王子の自伝本も「三流セレブの暴露本」だと笑われ、夫妻はアメリカの国民的風刺アニメでもネタにされるように。 Spotifyの契約も、夫人のポッドキャスト番組1本で打ち切りに。アーチウェル財団の寄付金も思うように集められず、頼みの綱はNetflixという状態になってしまった。 王子のライフワーク番組は視聴者数わずか30万人の大コケ ヘンリー王子夫妻は、Netflixでこれまでに3作のドキュメンタリーを出しているが、『ハリー&メーガン』以外は大コケ。 そのうちの1作、22年12月末にリリースした、ネルソン・マンデラにインスパイアされたという『世界を導くリーダーたち: 信念は社会を変えた!』は、出演したニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相から、「ヘンリー王子夫妻が関わる前に承諾したのだ」「彼らとやりとりはしていない」と暴露され、「2人は何もしてないの?」と炎上。 23年8月リリースの『ハート・オブ・インビクタスー負傷不祥戦士と不屈の魂』は、ヘンリー王子のライフワークであるインビクタスゲームの紹介番組だが、視聴者数はわずか30万人。「王子のせいでインビクタスのイメージが悪くなっている」と言われてしまった。 昨年、Netflixはメーガン夫人が知名度を上げることになったテレビドラマ『SUITS/スーツ』を一挙配信して大ヒット。これを受けて『ハリー&メーガン』も再浮上するとファンは期待していたが、今回発表された数字を見る限り、それはなかったようだ。 Netflixとの契約は来年いっぱい 一方、努力の人として知られるベッカムのドキュメンタリーは「思っていた以上に素晴らしい作品」だと高評価され、03年の不倫騒動について赤裸々に回想したヴィクトリアも「正直に語っている」と好感度を上げた。 ちなみにNetlifxとの契約金は2,000万ポンド(約40億円)程度ではないかと推測されている。 王子夫妻とベッカム夫妻は友人関係にあったが、「自分たちの情報をマスコミにリークしたのでは」という疑いを抱いた王子夫妻に絶縁されたと伝えられている。 絶好調のベッカム夫妻に対抗してか、メーガン夫人は昨年末に「ワクワクする作品を準備中」と発言したものの、世間は「やるやる詐欺だよね」と失笑。今年4月には、Netflixが夫人の「料理やガーデニング、友情、おもてなし」をテーマにした作品、王子が好きなポロをテーマにした作品を制作中だと発表したが、ネット上では 「もううんざり」といった反応が大多数だ。 Netflixとの契約は来年いっぱいだが、このままだと契約更新はないだろうとみられており、「Netflixとの契約が切れたら、表舞台から消えそう」「話題にもならなくなりそう」とうわさされている。 Netflix大ヒット『ハリー&メーガン』が大炎上! メーガン夫人に「賞を金で買い取った」批判も Netflixのドキュメンタリー部門で過去最大のヒット作となった『ハリー&メーガン』が、米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞「ドキュメンタリー/ノンフィクション・...サイゾーウーマン2023.07.14Netflixドキュメンタリー『ハリー&メーガン』が映し出すメーガンの葛藤と傲慢 「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます! 今回はいつものインタビュー形式から少々趣...サイゾーウーマン2023.02.11メーガンは本当に“多様性のシンボル”なのか?Netflix『ハリー&メーガン』にモヤつく理由 「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます! 今回はいつものインタビュー形式から少々趣...サイゾーウーマン2023.01.28 堀川樹里(ライター) 6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。 記事一覧 最終更新:2024/06/08 12:00 メーガンはこんなんで終わるタマじゃないよ! 関連記事 Netflix大ヒット『ハリー&メーガン』が大炎上! メーガン夫人に「賞を金で買い取った」批判もNetflixドキュメンタリー『ハリー&メーガン』が映し出すメーガンの葛藤と傲慢メーガンは本当に“多様性のシンボル”なのか?Netflix『ハリー&メーガン』にモヤつく理由メーガン夫人、「ゴールデン・グローブ賞」授章式を辞退! 『SUITS/スーツ』キャストで一人だけ欠席「ハリウッド最大のルーザー」認定されたメーガン夫人とヘンリー王子、各国メディアがこぞって批判 次の記事 【半田屋】閉店相次ぐ定食チェーン >