全店閉店から15年【シナボン】が再ブームの兆し! 食べて納得、店舗数増の理由とは?
かつて大ブームになったスイーツ、シナボンが、いま再び盛り上がりを見せています。ブーム再来となるか? 実際に食べてきました。
目次
・【シナボン】とは?
・【シナボン】店内の雰囲気
・【シナボン】商品をチェック
・【シナボン】実食
※価格はすべて税込
※価格やメニューは2024年4月10日時点の情報です
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください
※店舗によって取り扱いメニューが異なります
【シナボン】とは?
1985年アメリカ・シアトルで誕生し、世界56か国約1,800店舗展開するシナモンロール専門店です。日本には1999年に上陸、またたく間に大ブームとなりました。連日、シナボンに行列ができる光景が報じられたのを覚えている方もいるのでは?
しかし、ブームには終焉が訪れ、2009年にはシナボンが日本撤退で全店閉店。それから15年がたち、今再び日本で店舗数を伸ばしています。
なお、前回の上陸時はスガキコシステムズが運営、今回はシアトルズベストコーヒーを運営するブランドパートナーズ社が展開。シアトルズベストコーヒーとのコラボ店舖もあり、シアトルズベストコーヒーのメニューも販売されるとのこと。
一度は完全に消えたブームが、新たな店舗展開と共に、再び盛り上がりを見せている現在。今回は、シアトルズベストコーヒーとのコラボ店を訪れ、実際にその味と雰囲気を体験してきました。
【シナボン】店内の雰囲気
ルクア大阪のB1F、一歩足を踏み入れると、店内に広がるシナモンの甘い香りが訪れる人を魅了します。
店内は明るく開放的な雰囲気。海外のお客様や女性客が目立ち、国際的な雰囲気も楽しめます。特に平日は混雑も少なく、落ち着いた空間でじっくりと味わいを堪能できます。
スタッフの方々は帽子を被り、アメリカの野球チームを彷彿とさせるイメージで、店内のスタイリッシュな広い空間とマッチしていて素敵でした。
シナボンではこうした細部にまでこだわりを感じることができます。紐で作成された、壁一面に広がる可愛いデザインがとても印象的でした!
【シナボン】商品をチェック!
シナボンの店頭に並ぶ数々の商品は、見た目がとにかくかわいいです!
なお、看板メニューのシナボンは、この商品のためなら特別に栽培された、香り高いシナモンをたっぷり使用。ロールした生地を発酵し、オーブンで焼きあげ、クリームチーズフロスティングで仕上げたシナモンロールとのこと。
シナモンロールのほか、モカチーノボン、チョコボンなどもレギュラー商品として展開。期間限定商品も扱っています。
特に目を引くのは、フロスティングがぜい沢に施された「シナボン・クラシック」と期間限定商品「いちごミニボン」などいちごのコンフィチュールが鮮やかなシナボン。視覚的にも楽しませてくれます。
前回と今回の上陸でもっとも大きく違うのは、レギュラーサイズの3分の2サイズの「ミニボン」を主力商品としていることだそう。
【シナボン】実食!
今回は、期間限定のいちごミニチョコボンにドリンクをつけたセット(740円)を頼みました。
イチゴとチョコレート、甘くて酸っぱい絶妙な味です。
一見、甘すぎるのではないかと思いましたが、実際に口に運ぶと、イチゴソースの爽やかな酸味がチョコレートの濃厚な甘さを引き立て、驚くほど食べやすい! そしていちごチョコボンは、シナモンを使用していないとのことで、シナモンが苦手な方にもオススメです。
もうひとつ、ミニモカチーノボンとドリンクのセット (720円)も実食。
深みのあるモカの香りが特徴です。
コーヒーの苦味とシナモンロールの甘さが絶妙に絡み合い、まるで本格的なモカチーノを味わっているかのよう。
シナモンロールの外はサクサク、中はふわっとした食感と、シナモンとフロスティングの完璧なバランスが絶妙です。後味もさっぱりしていてコーヒーとの相性も抜群です!
【シナボン】おやつ以上の「小さなぜい沢」
実食して感じたのは、シナボンが提供するのはただのおやつ以上の「小さなぜい沢」だということ。一度食べると間違いなく心を奪われることでしょう。また、特にいちごのロールは写真にも映えるので、SNSでも話題になりやすそうです。
期間限定商品やミニサイズといった、心をつかむメニューが豊富なので、また買いたいと思わせられます。今回の再上陸にあたって、一口サイズのシナボンや、ミニサイズを用意したそうですが、これがぴったりハマっていると感じました。
前回のブーム時にはなかった、再ブームの兆しをバシバシ感じるシナボンでした。