【芸能界の不思議】中村芝翫の不倫に寛容な歌舞伎界、バラエティ志望の女子アナに憤慨する高橋真麻
――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説!
目次
・ふかわりょう、二世タレントの“ウザさ”は「テレビに必要」
・高橋真麻、バラエティ志望の女子アナに憤慨
・金子恵美、中村芝翫の不倫で三田寛子に理解示す
ふかわりょう、二世タレントの“ウザさ”は「テレビの中に必要なんですよ」
編集G 新年度を迎え、KinKi Kids・堂本剛、キンタロー。、KREVA、黒木華、佐々木蔵之介、佐藤隆太、田中哲司、多部未華子ら、事務所から独立する芸能人が続出したね。芸能界も時代に合わせてだんだん変わっていくのかしら。
しいちゃん お笑いコンビ・Aマッソの加納は、3月31日放送のバラエティ番組『チャンスの時間』(ABEMA)に出演した際、「芸能界にいる9割の二世タレントがウザいじゃないですか。基本的に淘汰されていくべきだなあと思っている」などと発言したみたい。対して、ふかわりょうは4月2日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、「加納さんは(番組を)盛り上げるという意味もあったんでしょうが。“ウザい”というワードチョイスは加納さんらしい」とした上で、「私からすると、その“ウザさ”ってテレビの中に必要なんですよ」と反論してたよ。
編集G 「そのウザさが必要」って、出演者側の意見だよね。“ウザい”の定義もよくわからないけど。
しいちゃん ふかわいわく、二世タレントは「独特のものをまとってる」とのことで、「あれって、どうやっても我々には手に入らないもの」とも主張してた。ネット上では、二世タレントについて「二世には二世なりの苦悩もある」という意見や、「テレビに必要かどうかは本人の才能次第」「ウザさが必要とは思わない」などと、さまざまな声が上がってるよ。
編集G 確かに、二世タレントには一般常識からかけ離れた価値観を持ったり、天然な人も多い印象。トーク番組なんかではよくネタにされているけど、ほかの人がまねしたくてもできない天性の魅力ともいえるよね。ふかわが言いたいこともわかるんだけど、面白くもなく、「ウザい」と思う人は、二世に限らず見たくないわ。
高橋真麻、バラエティ志望の女子アナに「何なんだ」と憤慨
しいちゃん 二世といえば、高橋英樹の娘・真麻が、3月27日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演。「最近諦めたこと」に関するトークで、ニュースが読みたくてアナウンサーになったものの、いろんな事情で番組から外され、「ニュースが読めないんだったら局のアナウンサーでいる必要はないなと思って、辞めるきっかけの1つになった」「いわゆるストレートニュースはもう10年読んでないので、諦めました」と語ってた。
編集G 局アナ時代の高橋は、「ニュースを読むのが意外とうまい」とも言われていたよね。まあ、バラエティタレント並にとんねるずにイジられてた印象のほうが強いけど(笑)、二世でサービス精神も旺盛だから、バラエティ番組に起用しやすいんだろうなぁ。
しいちゃん 番組で高橋は、「『バラエティやりたい』って言ってくる女子アナ、何なんだって思ってますから」と憤慨。「アナウンサーはニュースを読み伝えたり、リポートしたり、バラエティでアシスタントをするという役割なので。自分がプレーヤーになりたい、みたいな感じの子はちょっとどうなんだ」ともコメントし、野生爆弾・くっきー!から「誰が言うとんねんって話。完全プレーヤーやがな」とツッコまれてた。
編集G そもそも、特にフジテレビは昔から女子アナをタレントのように扱ってきたじゃん。真麻もその一人でしょ。バラエティ志望の人が出てくるのも仕方ない気がするけどなぁ。物申すべきは局側だと思うけど、そうすると自分を否定することになっちゃうか(笑)。
歌舞伎界は相変わらず不倫には寛容
しいちゃん 元衆院議員の金子恵美は、4月2日放送の『バラいろダンディ』で、歌舞伎役者・中村芝翫の2年ぶり4度目の不倫を報じた記事について「ファンの方々は芝翫さんに『出るな』とか言ってるのかどうか。そこがすべてじゃないか」と語ってた。
編集G 「○年ぶり○度目」っていう不倫の報じ方、もうおなかいっぱい。
しいちゃん 金子は、中村の妻・三田寛子が「夫が自分自身を見つめ直し、歌舞伎俳優として、3人の父親として、しっかり考えて行動をしてもらいたいと願っています」とコメントしたことについては、「ある意味、そこは目をつぶるというような部分があるんじゃないかと私なんかは思ってしまう」と理解を示してたよ。
編集G 歌舞伎界は相変わらず不倫には寛容だねー。芸能界ではなかなか復帰できないタレントがいる一方、不思議な世界だなぁ。時代とともに変化してるとはいえ、一般人からすると謎だらけだよ!