『笑点』降板から2年――ナイツのラジオでわかった、林家三平が一生面白くなれない理由
今年も、というか、オールタイム「ぷっつん火山」が活動期にある石原真理子大先生。ブログやYouTube、Xにて、フィールドワークである「この世の全ては私の思考・アイデアからのパクリ」説の展開と、「藤谷美和子への怨毒」の2件は継続しつつ、今年はさらに進化を遂げて、「藤谷美和子が私の首筋のラインを真似した」とまで言い出したから驚きだ。加えて「大谷翔平の活躍は『妖精大天使』である私のアドバイスの賜物」説の展開と、「小泉今日子への呪詛」など、新たなトンデモ主張も加わった。
また真理子大先生といえば、年替わり・月替わりでマイブーム的にロックオンする男性がいるのが恒例行事となっている。2014年には前世から結ばれていたハリウッド俳優のポール・ウォーカーと婚姻状態にあり、19年には萩原健一がツインソウルであると明かし、同年は(真理子大先生いわくの)元カレ・吉川晃司ともラブラブだった。もちろんこれらは全て、真理子大先生の脳内での出来事である。
そんな真理子大先生、今年の秋冬は田村正和と(真理子大先生いわくの)元カレ・郷ひろみにロックオンしていた。田村とはドラマ『熱くなるまで待って!』(1987年/フジテレビ系)で、郷とは映画『さらば愛しき人よ』(87年)で共演している。
真理子大先生はそれぞれの作品の映像を「著作権? 知るかよ」精神で勝手に編集して自身のYouTubeチャンネルにアップし続け、そのうえ「唯一無二の本物〜これは正和真理子の実話だよね」「ひろみと私がたどりついた真実の愛♡」といった電波系キャプションを気ままに付け加えていた。
真理子大先生によれば『熱くなるまで待って!』は、「正和真理子の実話」をもとに制作された(ということに脳内ではなっている)。そしてその後、田村主演の『ニューヨーク恋物語』(88年/フジテレビ系)も『古畑任三郎』シリーズ(94年〜/同)も、『熱くなるまで待って!』の意匠をパクっているのだという。
こうして、今年も四方八方に怨嗟を撒き散らし続けた真理子大先生だったが、かつて『バイキング』(同)で真理子大先生を「昭和〜平成の芸能界で3本の指に入る美女」と評価した坂上忍に対してだけ、幸福長寿を祈っていたのがジワる。