キッチンの油汚れ掃除には○○が正解! 「安い洗剤」でもキレイに大変身
中古マンション再生! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター 22回目」は、ゴミ屋敷だった実家じまいを経て中古マンションへと住み替え、築30年分の汚れを自力で清掃、補修。カビとヤニで汚れた部屋が、明るく変わる様子をお届けします。
年末年始に向かって「大掃除の準備」が始まりますね。写真のキッチンは30年分の汚れが溜まっていますが、特別な洗剤を用意する必要はありません。頑固な汚れでも、いつもの洗剤でキレイになります。また、築年数が古い場合は、掃除より「交換」のほうが時間的なコスパが良い場合もあります。
というわけで、今回は「安い洗剤」と「交換」でキレイにしていきます!
【キッチンのBefore】見えない場所まで30年分の汚れがびっしり!
キッチンの扉を取ると、隙間まで汚れがびっしり。とはいえ、しっかりした造りのマンションで、オーダーサイズのキッチンです。丁寧に磨き上げれば復活するので、できる限り予算を抑えて30年分の汚れを落としてみましょう。
【キッチン汚れの掃除1】食器用洗剤と「マジックリン」で落とす
扉裏の「包丁差し」です。包丁差しは、新品に交換しても500円程度で済みますが、今回は傷はなく汚れだけだったので洗浄することにしました。
プラスチック製品は、静電気によって黒ずみ汚れが出ます。キッチンに使う収納ケースもこのよう汚れるので、定期的に「中性洗剤(食器用洗剤)」で落とすと衛生的です。
包丁差しを食器用洗剤で洗って漂白剤で黄ばみを抜いている間に、「化粧板の汚れ」を落とします。キッチンの油汚れは「キッチン用マジックリン」が正解。カークランドの「マイクロファイバータオル」も用意すると、広範囲を一気に拭き取ることができます。
掃除用洗剤の多くは、噴射して数分待つのが基本。スプレー液が垂れないように、スポンジで優しく泡を立てて「泡パック」を作りました。2〜3分後に、真っ黒な汚れが浮き出てきます。
化粧板まわりの汚れは、キッチン用マジックリンで楽落ち。包丁差しは、食器用洗剤で洗浄してからキッチン用漂白剤につけ置きしただけで真っ白に変わりました。