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[ジャニオタ茶飲みトーク]

ジェシーは「事務所の猛プッシュで評価を下げた」? SixTONES結成前の不憫な過去

2023/11/19 10:00
サイゾーウーマン編集部

B美 また次の機会に大放出してくれるといいね。今後の「Jジェネ」に期待だわ。ところで、ジェシーの扉カット(40~41ページ)、かなりカッコいいね。切ない表情でバラードか何かを歌っていそうな雰囲気。

C子 40ページのテキストを読むと、「どんな状況にも不退転の覚悟でぶつかっていくジェシーくん」「ソロでの展開を熱望されてもグループでの活動にこだわり、メジャーデビュー以降は事務所スタッフとメンバー間のクッション役を買って出ています」(原文ママ、以下同)って、導入からなんか不穏なんだけど。

B美 ジェシーはお父さんがアメリカ人で、ジュニア時代は国際色豊かなメンバーと同じくくりで歌ってたよね。41ページにも、ジェシーがジュニア内ユニット「Team USA」で活動をスタートさせた……とか紹介されているけど。その後、「J-international」「Hip Hop JUMP」を経て、15年からSexy Zone周りの「Sexy Family」になっていったと。

C子 ジェシーの歴史、濃いなあ。42~43ページでは、ジュニア時代に数々のユニットを渡り歩いた例として、中山優馬が引き合いに出されているのも興味深い。

B美 43ページだと、ジェシーの過去の発言として「何度かジャニーさんに(ソロデビューを)打診されても、それは断り続けてきた」という発言が紹介されてるね。今年、ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題が大きな騒動になって、旧ジャニーズは社名変更するに至ったり、新体制に移行している最中だけど……。

C子 「ジャニーズ」と名のつくものをなくそうとしている動きがある中だけに、騒動に関連した話題以外でジャニー氏の名前を見る機会がめっきり減っているから、なんだか不思議な感じ。もはやタブー化している人に触れるとは、さすが「Jジェネ」。

ジェシー、SixTONES結成前は不憫な立場だった? 

B美 ジェシーのページのテキストは、彼がユニット活動でいかに苦労したか……みたいなところに焦点を当てているから、ジャニー氏の説明は必要不可欠だったのかも。というかこの特集、ジェシー担(ファン)が書いているのでは? と思うほど詳しいよ。48ページを見ると、「SixTONE」結成のきっかけとなったのが、ジェシーたちの行動だったっていう経緯が書いてある。

C子 もともと、ストの6人(ジェシー、森本、京本、高地優吾、田中樹、松村北斗)は12年4月期放送の連続ドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演していたメンバーなんだよね。当時は“バカレア組”と呼ばれて一緒に『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)なんかで歌ったりしていたけど、一度はバラバラに。そこでジェシーをはじめとするメンバーがジャニー氏の家を訪れて「この6人、このくくりでやりたい」と直談判し、15年の再集結につながった。きょもは、ミュージカル『エリザベート』の舞台稽古のために、東京・シアタークリエでの公演『ジャニーズ銀座2015』に出ていなかったんだよね。でも、きょもが会場に来られるタイミングに合わせて、グループ名を強引に発表したって。

B美 49ページの、「そこに至るまでのジェシーくんの策士ぶりは、なかなかのものが」という一文を見ても、ライターさんの“ジェシー愛”がスゴい(笑)。54ページの「キツイ現場とファンの厳しい反応がストレスとなり、急激に『やせた』とジェシーくんは当時の状況を明かしています」とかね。

C子 14年のA.B.C-Zのコンサート『A.B.C-Z Summer Concert 2014 “Legend” 』で、バックジュニアのはずのジェシーがA.B.C-Zと一緒に歌う演出があった時、ジュニアファンからひんしゅくを買った(55ページ)とか、同年の『Sexy Zoneデビュー3周年記念イベント ハイタッチ会』に参加し、「セクゾファンが過敏に反応」(56ページ)というエピソードを読むと、ジェシーってほかのグループのファンからもいろいろ言われたり、なかなか不憫な立場だったんだなって思う。

B子 当時も一部で物議を醸していたんだろうけど、今みたいにSNSが主流の時代なら、炎上騒ぎになってたかもね。そのほか、57ページには、父親がドイツ人のSexy Zone・マリウス葉(22年12月末に退所)とセットで活動したり、パキスタン人の父親を持つジュニア・増田良(後に退所)と演歌調の曲を歌わされたり……この「Jジェネ」を読んでなかったら、ジェシーのあれやこれやを忘れていたわ。

C子 60ページにある、「事務所の猛プッシュが、逆にジェシーくんの評価を下げ、ファンにあらぬ憶測を呼び覚ますという悪循環を長らくもたらしていた」っていう一文に、ジェシー担は共感するかもね。

B美 ジェシー自身が明るいキャラクターであまり弱音を吐くような性格じゃないから、これだけの苦労人には見えないよね。テキスト読むとジェシーをより好きになるし、写真もいわゆる“事故ショット”がなくてよかった。

C子 特にジェシー担は、今回の「Jジェネ」は必見だと思う。ジェシーのページでおなかいっぱいになるぐらいの充実ぶりだわ。

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