『ポケモンメザスタ』のエグい課金に衝撃! ドハマりしたママ友からの誘いをどう断ればいい?
とはいえ、当初は「息子がハマっているのであれば、やらせてあげたい」と思っていた奈津子さん。しかし、『メザスタ』のシステムを知り、「やっぱりやらせたくない」と感じたそうだ。
「とにかくお金がかかりすぎるんです。ほしいタグが出るまでバトルを続けると、その分課金しなければならず、どんどん100円玉がゲーム機に吸い込まれていくというエグいシステムで……息子の教育にもよくないと思ってしまいます」
奈津子さんは息子に「1回500円まで」と伝えているが、「それだとすぐゲームが終わってしまうので、息子がだだをこねる」そうだ。
「一方で小春さんは、こと『メザスタ』には、お金に糸目をつけない。バトルになるとどんどん課金させ、結果的に、タグが増えていっているんです。息子はそれを見て、さらに『僕ももっとやりたい!』と騒ぎだすので困ってしまいますよ。子どもって、ほかの子が遊んでいるのを“見ているだけ”ってできないんです」
奈津子さんは、『メザスタ』にハマりすぎた小春さんについていけなくなったという。
「小春さんは、レアなタグを手に入れるために、課金が止まらない様子。この前なんて、『みんなでフードコートに行ってご飯を食べよう』と言っていたのに、『メザスタ』に課金しすぎてしまったためか、突然『やっぱり今日は、自宅でご飯にしよう』と言いだし、その日はそのまま解散になったんです」
小春さんがここまで『メザスタ』に課金しているのは、SNSの影響があるのではないかと奈津子さん。
「小春さんのSNSを見ると、『メザスタ』のタグをいくつもアップしているんです。最初は重複したタグをほかの人に譲ったり、交換するためだったようですが、レアなタグを手に入れたと投稿すると、SNSで反響があるんだとか。それで、止まらなくなっていったのだと思います」
奈津子さんは、小春さんとの付き合いは続けたいものの、息子を一緒に『メザスタ』で遊ばせるのはやめたいと考えている。
「小春さんと一緒におしゃべりをするのは楽しいです。でも、これ以上小春さん親子と『メザスタ』をやるのは遠慮したいですね。1回のゲームに500円以上も払うなら、もっと別のことに使いたい。でも、私のほうから『今日は家で遊ばない?』と聞いてみても、すぐ『「メザスタ」しに行こうよ、子どもたちもやりたいみたいだし』と誘ってくるんです。息子も行きたがるから断りづらいし、そもそも子ども同士が先に約束をしてきてしまうので、後から『行けなくなった』と言うのも気が引ける。ゲームに対する価値観がまったく違うので、どう伝えるべきか困っています」