JO1とINI、SKY-HIの『D.U.N.K.』不在で出演切望の声も「ファンはそこまで関心ない」？

　AAAのラッパーでBE:FIRSTの生みの親・SKY-HI（日高光啓）が主催するライブイベント『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』』へのNissy参戦が発表になった。ソロ活動10年を迎える両者によるコラボステージがみられるとあって、AAAファンを中心に興奮の声が上がっている。

　「幾多のダンス＆ボーカルグループ（アーティスト）が垣根を越え、日本から世界に発信していくプロジェクト」である『D.U.N.K. （DANCE UNIVERSE NEVER KILLED）』は今年3月に有明アリーナ、幕張メッセで3日間にわたり『D.U.N.K. Showcase』を開催し、2回目となる今回は12月2、3日に京セラドーム大阪で開催。前回同様、事務所の垣根を超えたボーイズグループが集結することとなった。すでに明らかになっている出演者の事務所は、株式会社fearless（Nissy）、LDH（THE JET BOY BANGERZ、FANTASTICS、LIL LEAGUE）、HYBE JAPAN（&TEAM）、KQエンターテインメント（ATEEZ）、TOBE（IMP.）、BMSG（BE:FIRST、MAZZEL）。

　前回はLDHやHYBE JAPAN 、BMSGのほかスターダストプロモーション（超特急）やライジングプロダクション（DA PUMP・KENZO）、アミューズ系A-skech（Ayumu Imazu）の名も並んだ。

「言わずと知れたLDH、大手芸能事務所のスターダストとアミューズ、ライジング。そして本国韓国では巨大事務所で日本では新興となるHYBE JAPAN、滝沢秀明氏率いるTOBEと、まさに現在のダンスボーカルグループの縮図のよう。ここにいないのは旧ジャニーズ事務所とLAPONEエンタテインメントくらいでは。ジャニーズは別としてもLAPONEが前回に続いて出演しないことに違和感を覚えるほどです」（エンタメサイト編集者）

　LAPONEエンタテインメントは吉本興業と韓国のCJ ENMが19年に共同設立した新興の事務所。現在所属するのは、デビュー4年目のJO1と3年目のINI、そして今年DXTEENが新たにデビューした。

　中でもJO1は『NHK紅白歌合戦』に出場経験があり、「ジャニーズとLDH以外のボーイズグループの中では、検索数やファンの熱意が頭ひとつ抜けている」（同）という。

　それだけに『D.U.N.K. Showcase』初公演時にはネット上で次回の出演を熱望する声が上がったが、2回目の開催決定でもLAPONE勢は不在。「ラポネが『D.U.N.K.』呼ばれてないの不思議なんですが」「いつかラポネ勢も参加して」「お願いだからJO1も『D.U.N.K.』に出て欲しい〜コラボ見たい〜」「『D.U.N.K.』にJO1もINIも来てほしいよ」など出演を切望するコメントがSNSに並んでいる。

「JO1は11月1日から4都市をめぐる初のアジアツアーを控え、さらに日本でも11月下旬に京セラドーム2daysの単独公演があるため、JAM（JO1のファン）は『D.U.N.K.』にそこまで関心はない様子。INIも11月4日からアリーナツアーが始まり、『D.U.N.K.』公演日の12月2、３日は両日広島です。2グループともハードスケジュールとあって参加を見送ったと考えるのが妥当でしょう。ちなみに、INIとBE:FIRSTは同日デビューで当時は共演もあったものの、ファン同士はあまり仲良くしている雰囲気ではなかったとか。JO1とSKY-HIのつながりも薄いため、LAPONEのファンは総じて『D.U.N.K.』への情熱はそこまでなのかもしれません。むしろ他事務所のファンのほうが熱望しているという状況になっています」（同）

　そんな中、JO1のスケジュールにわずかな可能性がみられる。『D.U.N.K. Showcase』1日目の12月2日、JO1はサイン会を開催予定で、その場所が「関西」と告知されている。

「3rdアルバム『EQUINOX』の購入者特典として開催されるサイン会で、その終了後に『D.U.N.K.』へ登場する可能性も考えられます。2日が厳しくても翌日の出演も可能性としては残っているのでは」（同）

　『D.U.N.K. 』公式サイトでは出演者について「and more!」と告知中。今後、どんなアーティストの参加が発表されるのか？　JO1の出演はあるのか？　楽しみに続報を待ちたい。