100均の結露防止シートや「なんでもオキシ漬け」は絶対NG? 「やってはいけない掃除」18選
掃除後に、スプレーするだけで汚れがつきにくくなる「コーティング剤(親水コート・撥水コート)」が人気です。次の掃除が簡単になるものの、効果が長く続くものではないので、こまめに塗り直す手間が増えることに。また、建具の隙間や枠(凹凸)にシリコーンが詰まり白いカスになる場合も。
【やってはいけない掃除】
16位:カビ取り剤の上からこする
カビ取り剤をつけてそのままブラシで強くこするのはNG。こすることで、カビの胞子が飛びます。また、ゴムパッキンやコーキングの上からこすると素材が傷んでしまいます。カビ汚れがひどいときは「カビ取り剤でパック」してから、約20〜30分置いて水で流せばOK。それでもカビが残る場合は、翌日、翌々日と同じ作業を繰り返します。
【やってはいけない掃除】
17位:窓やドアを開けて換気をしない
掃除機をかけたり、ほこりを落とす作業のとき「窓を開けるとほこりが舞う」ので換気はNGとされます。ただ、洗剤を使う掃除や日常のお手入れには、換気が重要。写真の玄関まわりは、閉め切っていたせいで「カビ」と「さび」で傷んでいました。
【やってはいけない掃除】
18位:説明書を読まないまま、お風呂に防カビ剤を使用
お風呂掃除の後に「防カビ剤」をする方も多いと思いましが、メーカーによっては「防カビ剤は使用しないでください (水や湿気に反応して発生するガスにより、金属の腐食、ゴムの劣化で水漏れの原因になります)」との説明があることも。お風呂全体に霧になった洗剤が付着するため、黄ばんでしまったという声もあるそう。自宅の「お風呂の説明書」と「商品の説明書」をしっかり読んで確認すると◎。
家の寿命を伸ばすなら「優しいお手入れ」
上記内容のほかにも、材質と洗剤の種類による「使用不可」はたくさんあります。お掃除をする前に、自宅の「取扱説明書」と洗剤の「使い方」をしっかり確認することで、家の寿命を延ばすことが可能。
ただ、家が新しいほど優しいお手入れで済みますが、築年数がたっていたり先住人の扱い方によっては「汚れが頑固」になるので、その時は「強めの洗剤でパック」「スチームで汚れを浮かす」などの手入れが必要になります。