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[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター
100均の結露防止シートや「なんでもオキシ漬け」は絶対NG? 「やってはいけない掃除」18選
2023/10/14 18:00
YouTubeやインスタグラムなど、ソーシャルメディアの掃除の情報をマネるのもNG。プロの掃除系YouTuberが発信した「独自のやり方」が、短く省略されて大切な部分が抜け落ち、間違った情報として広がっていることも。中には、大袈裟な内容、ズレた解釈、化学反応が起きやすい扱い方などもあるため注意が必要です。
【やってはいけない掃除】
3位:「設備・取扱説明書」を読まない
トイレ、お風呂、洗面台、キッチンといった住宅設備の「取扱説明書」を読まずに、掃除をするのはNG。説明書には、必ず「お手入れの情報」が書いてあります。筆者宅の「お風呂の説明書」には、通常の薬局では取り扱いが少ない「油膜皮膜の洗剤」が推奨されていました。
また、シャワーヘッドの掃除は「クエン酸に漬ける」というライフハックが有名ですが、「説明書」には載っておらず「水洗い」が推奨されています。メーカーや素材によって、推奨する方法と洗剤がまったく異なるので、しっかり確認しましょう。
【やってはいけない掃除】
4位:見えないふりで「後回し」
写真は、キッチン戸棚の下(足元)です。見えにくい部分である「下や裏」の掃除は後回しにしがちですが、長く放置した結果、黒カビに変化します。板の裏までカビで腐敗することも。見えないふりをし続けたことで、修繕費が高くなります。
【やってはいけない掃除】
5位:なんでもかんでも「オキシ漬け」
金属製品に、オキシクリーンはNGです。特に、換気扇周りの部品は注意が必要。防水加工されたステンレス製品(洗濯機浴槽、風呂釜の穴や蓋)には使えますが、メーカーによって注意書きがあります。オキシクリーンはプラスチック製品の汚れに強いものの、漬ける時間や洗剤の量を守らないと、塗装やコーティング加工を落としてしまうことも……。