100均の結露防止シートや「なんでもオキシ漬け」は絶対NG? 「やってはいけない掃除」18選
夏が終わり、秋から冬にかけて気になりだすのが、窓の結露。100均の「結露シート」を貼って対策している方も多いでしょうが、整理収納アドバイザー1級を持つ伊藤まきさんによると、「結露シート」には看過できない欠点があるとのこと。ほかにも、「オキシ漬け」や「メラミンスポンジ」を使う際にも、注意しなくてはならない点が。良かれと思ってやった掃除や対策が、実はモノを傷める原因になっているなんて事態は防ぎたいものです。そこで今回は、伊藤さんに「やってはいけない掃除」ベスト18を写真付きでわかりやすく説明してもらいます。
※2022年12月6日掲載の記事に追記
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汚家をまるごと片付けます! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」クライアントは、筆者(伊藤まき)の「実家」です。前回までにゴミ屋敷化した一軒家を処分して、中古マンションへと引っ越しました。ただ、築30年のマンションはカビだらけ……。30年分の汚れを、見えにくい裏側まで一掃していく様子をお伝えします。年末の大掃除にも使えますよ!
「やってはいけない掃除」ベスト18
写真は住み替え予定の築30年・中古マンション。30年分の汚れがひどいです。プロの部分リフォームと自分でできる大掃除で変えていきましょう。
今回は、掃除前に知っておきたい「やってはいけない掃除」ベスト18をご紹介します!
【やってはいけない掃除】
1位:100均の「結露シート」でカビ対策
気温が下がってくると、結露が気になりますよね。結露はこまめな手入れを怠ると、高い修繕費用がかかることも……。100均の結露シートを使う方も多いと思いますが、この中古マンションの場合、結露シート、ロールカーテン共にカビだらけで、湿ったシートのせいで窓枠の内部まで腐っていました。「結露シートのつけっぱなし」でカビが増えたとのこと。思わぬ修繕費がかかりました。
結露対策は、そもそもの原因解決とこまめなお手入れ
結露がひどい場合、最も良い解決法は「結露シート」ではなく、窓のリフォームで「二重窓」にすること。対策はいろいろありますが、以下4つの手入れでカビ対策をすることにしました。
1:吸水タオルでこまめに水を拭く
2:こまめに換気をする
3:サーキュレーターをかける
4:除湿器をかける