『紅白』ディズニー企画にジャニーズ不参加報道も……Sexy Zoneは『Mステ』で「星に願いを」披露予定
創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題で世間を騒がせているジャニーズ事務所。所属タレントの仕事にも影響が出ており、今年は『第74回NHK紅白歌合戦』の“ジャニーズ枠”が、例年より減る見込みと伝えられている。そんな中、9月25日配信の「スポニチアネックス」が、『紅白』で予定されている「ディズニースペシャルメドレー」企画にジャニーズ勢が参加できない可能性を報じた。
「これまで『紅白』には多くのジャニーズグループが出場し、同事務所とNHKの癒着によって、ジャニーズ枠なる存在があることも、業界内外でささやかれてきました。しかし現在、ジャニー氏の性加害問題が取り沙汰されている影響から、今年は『紅白』のジャニーズ枠も減少するようです。『スポニチ』も、近年ジャニーズ勢は5~6組出場していたものの、今年は2~3組になると伝えています」(芸能ライター)
また、同紙によると今年の『紅白』では、東京ディズニーランドが開園40周年を迎えた記念として「ディズニースペシャルメドレー」を実施予定だというが……。
「『ディズニースペシャルメドレー』自体は以前の『紅白』でも行われていて、22年はスペシャルナビゲーターの嵐・櫻井翔やSnow Man、20年はKing&Princeが参加しました。また、『紅白』以外でもディズニーとジャニーズがコラボレーションする機会はありましたし、同事務所所属で“大のディズニー好き”を公言する風間俊介が編集協力を務める『Disney Supreme Guide 東京ディズニーランド ガイドブック with 風間俊介』(講談社、ディズニーシー版も有)も発売されています」(同)
Sexy Zoneは『Mステ』3時間SPで『ピノキオ』劇中歌を披露予定だが……
こうしたことから、ディズニーとジャニーズはこれまでに良好な関係を築いてきたとわかる。しかし、今回の「スポニチ」によれば、人権問題に厳しいウォルト・ディズニー社(アメリカ)の意向で、今年の『紅白』における「ディズニースペシャルメドレー」企画にはジャニーズの参加が認められない可能性があるという。
「一方、別番組のディズニー企画には、ジャニーズ勢が参加する予定だけに、この報道に疑問を抱く部分も。今月29日放送の音楽特番『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)は、ウォルト・ディズニー社の創立100周年を記念したメドレー企画を予告しているのですが、その中でダンサーのTAKAHIROとSexy Zoneがコラボし、映画『ピノキオ』(1952年)の劇中歌『星に願いを』をパフォーマンスすることになっているんです。これが取り止めにならないのだとすると、ディズニーはジャニーズ問題に寛容なのかもしれません。『紅白』のメドレー企画にジャニーズが不参加という話は、ディズニーよりNHK側の意向なのでは……」(テレビ局関係者)
出場枠の件も含め、今年の『紅白』の焦点はやはりジャニーズとなりそうだ。