【ジャニーズJr.チャンネル便り】

ジャニーズJr.・美 少年の浮所飛貴、表情一変! 佐藤龍我&金指一世をYouTube撮影中に注意したワケ 

2023/09/19 20:00
中村チズ子(ライター)

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group(火曜)、少年忍者(水曜)、Lil かんさい(木曜)、7 MEN 侍(金曜)、美 少年(土曜)、HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月7~13日公開の動画を注目度順にチェックします!

Lil かんさい・嶋崎斗亜、福岡ロケで「アイス食べたい」と甘える

 9月7日配信の動画は「Lil かんさい【福岡フォトバトル】歩いてバス乗って…写真撮るでぇ~」(再生回数は19日時点で112台)。今回は「福岡ライブ会場フォト選手権」と題し、福岡県にある3つのライブ会場(福岡PayPayドーム、キャナルシティ劇場、マリンメッセ福岡)を写真に収めるチームバトルを行っている。

 制限時間90分以内に、自分たちも写り込みながら会場の写真を撮り、集合場所に戻って来るというルールで、移動手段は基本的に徒歩とバスのみだが、一度だけタクシーに乗車できる。チーム分けは、この夏のスケジュールに合わせて、舞台組(岡崎彪太郎、大西風雅、西村拓哉)とライブ組(嶋崎斗亜、當間琉巧)に決まった。

 スタッフが用意した大まかな地図を手にし、大濠公園を出発した2組。早速、當間は「とりあえずバス停見て、たぶん『ドーム前駅』とかさ『マリンメッセ前』とか『キャナルシティ博多前』とかあるから。そっち方面に乗り込めばいいよ。それで右回りか左回りか決めよう」とチームメイトの嶋崎に提案。公園内に掲示されていた地図を見ながら最初の目的地を決めると、當間は「あのチームの3人、頭良くないから(地図の)北とか合わせへん」と、サラリと毒を吐いたのだった。


 かたや、舞台組はベンチに座り込み、しっかり作戦会議をした上で出発。前方に嶋崎&當間ペアが歩いていることを確認すると、西村は「同じことしたくないから、あの人たちが(行こうとする道と)違う方向目指そうか」とライバル心をのぞかせた。

 こうして、各々がバスに乗車し、1組は順調に2箇所もクリア。勝負の結果は、次回の動画に持ち越しとなった。ちなみに筆者のお気に入りシーンは15分16秒頃、嶋崎が休憩がてら「アイス食べたい」と発言したところで、衝撃的なかわいさだった。當間は、嶋崎の体調を気遣う優しさを見せており、「アイス食べたいなあ。アイス食べるか、どっかで」と乗っかってあげるあたりも含めて、なんとも微笑ましいやりとりだった。

7 MEN 侍メンバー、Sexy Zone・菊池風磨を大絶賛「助けてもらった」「愛を感じた」

 9月8日にアップされたのは「7 MEN 侍【リアルな打ち上げを大公開】サマパラの裏側…全部語ります!」(再生回数は19日時点で14万台)。7月23日~8月8日まで、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催された単独ライブ『Summer Paradise 2023「Make 侍 Noise」』の打ち上げの模様を大公開。動画はなんと27分超えの長尺となっている。

 撮影場所は「牛牛 西麻布 総本店」。公演最終日に撮影しており、「乗り切ったね」(中村嶺亜)と、達成感に満ちあふれるメンバーたち。また、7、8月に大阪と東京で計4日間、東西Jr.勢ぞろいのコンサート『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』も行われたためか、本高克樹は「公演はもちろんだけど、いろんなリハ(リハーサル)が重なってたり。スゴい本当にみんな頑張って乗り切ったよね」と、しみじみ振り返った。


 なお、彼らはトークをしつつ、サラダをはじめユッケ、特上タン塩、上ハラミを次々に注文。カメラ越しでも、お肉の質が明らかに良いことがわかるため、かなりの飯テロ動画となっている。味わいながらも店員さんにお辞儀をする本高(7分44秒)、矢花黎が落としたご飯をすかさず拾って口に入れる菅田琳寧(8分12秒頃)、「人の焼くの好きなんですよ」(8分25秒頃)と“焼肉奉行”ぶりを発揮する今野大輝……など、メンバーの素が垣間見える場面も多々あった。

 9分以降は、ジャニーズ事務所の先輩に関するエピソードに言及。佐々木大光が「そういえば今日朝さ、風磨くん(Sexy Zone・菊池風磨)が連絡くれたじゃん」と切り出し、中村も「めっちゃ早起きだったね。4時だよ」「(忙しい)スケジュールの中で来てくれたのマジでありがたいよね」とコメント。どうやら菊池は忙しい合間を縫って、前日夜の7 MEN 侍の公演を見学したのだろう。「7 MENのライブ行かないで、普通寝たいよね」(菅田)と、菊池の振る舞いに感動したようだった。

 そんな菊池は、新曲「Hot Night」の楽曲と衣装をプロデュースしているが、ほかにも協力した部分があったそうで、「本当に風磨くんとかに助けてもらった」(佐々木)「スケジュール取れない中でリモートとかで会議に参加してくれた」(中村)とか。

 また、見学に来た際は、スタッフもいる「PA卓」と呼ばれる機材席で立ち見していたといい、「本当に裏方として見てくれてたっていうのは、なんか愛を感じたよね」(佐々木)と、一同は感心しきりだった。このほか、会場に足を運んでくれた先輩の20th Century・坂本昌行、TOKIO・国分太一の話も。

 6人はその後も終始自由にトークを展開し、終盤で中村が「本当に俺らのいつもっていうか、“みんなで行くメシってこんな感じだよ”ってところを(見せられた)」「今回、ライブに来てくれた人とか、来れなかったけどいつも応援してくれる皆さんと、一緒に打ち上げしてるような気分になれる動画」と総括。「こういうのたまに上げない? 今後も」「今回は打ち上げって形だけど、7 MENとご飯食いながら見てくれたら、そういう気分になれる(はず)」と提案していたのだった。