コラム
どうする? ママ友トラブル

娘が「すみっコぐらし」のグッズを友達にあげてしまった! お礼は折り紙と手紙だけって許せる?

2023/09/10 16:00
池守りぜね(ライター)

 物の貸し借りや、もらったりあげたりをめぐり、子ども同士、また親同士がトラブルになるケースはよくある話。最近は、おもちゃや文房具も高額化しているが、「親の知らぬところで、子どもが友達に貸したり、あげたりしてしまう」ことは、ママたちの悩みの種になっているようだ。実際、筆者も、気づかぬうちに子どもが自分の文房具を友達にあげていたことがあった。

 小学校中学年くらいまでの子どもは、物の価格や価値はわからないだけに、キャラクターものなど、周りの友達が欲しがるグッズは、できるだけ学校や学童には持っていかせず、家の中だけで使うのが得策といえる。しかし、愛理ちゃんと三奈ちゃんは自宅で遊ぶ仲だけに、それでは防ぎきれない。

 となると、やはり「もともと付き合いがあり、コミュニケーションが取れるママの子どもしか家に招かない」ようにするしかない。たとえ親しいママ友同士でも、おもちゃがなくなったことを伝えたり、子どもがあげたつもりのものを返してほしいとお願いするのは、気が引けるものだし、あまり知らない相手であった場合、それはなおのこと難しいだろう。

 三奈ちゃんのママは、実際のところ手紙を読んでいないかもしれないが、子ども同士のトラブルに介入するのを嫌がるタイプの可能性もある。しかし、お互いに「物の貸し借りは、親に確認してからじゃないとしない」「持ち物を勝手にあげたりしない」というルールを明確に共有できているママではない場合は、自分の目が届く場所で、子どもたちを大勢かつ公園で遊ばせるなど、個人同士だけの付き合いにならない工夫をする必要があるかもしれない。

 そうこうしているうちに、子どもも成長し、物の価格や価値を理解できるようになって、こうしたトラブルはなくなっていくはずだ。



池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2023/09/10 16:00
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