ハイヒールモモコはLINEの友達が2,500人! コミュ力が高い人の3つの共通点とは?
私たちの心のどこかを刺激する有名人たちの発言――ライター・仁科友里がその“言葉”を深掘りします。
<今回の有名人>
「LINEの友達は2,500人くらい」ハイヒールモモコ
『上田と女が吠える夜』(9月6日、日本テレビ系)
9月6日放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)のテーマは、「友達が多い女・少ない女のコンプレックス解放SP」。最近のテレビでは、「友達がいないです」というタレントは多くても、「友達が多いです」という人はあまり見かけない。「友達が多い人」はどんな人なのかと思いながら番組を見ていたところ、彼女たちの考え方には共通点があることに気づかされた。
『上田と女が吠える夜』ハイヒールモモコら「友達が多い人」3つの共通点
特徴(1)友達の条件が緩い
出演者の中で、友達が多い派は、ハイヒールモモコ、元NHKアナウンサー・久保純子、元サッカー日本代表、丸山桂里奈ら。モモコは「LINEの友達は2,500人くらい」というから、驚いてしまう。これだけ人数が多いと、相手の顔を覚えていないこともあり、そんな時は「久しぶり~」と表面上は和やかに会話しつつ、自分のそばにいる人に「この人、誰?」と腹話術で聞くらしい。
会った時に誰かわからない人を友達と呼んでいいのかについては、意見が分かれると思うが、モモコにとっては「誰かわからなくても、友達」「向こうから声をかけてくるのは、友達だから」というルールがあるのではないか。
丸山も友達認定のルールについては緩めのようだ。丸山といえば、番組の共演者にお菓子を渡すことで有名だが、彼女は「お菓子をあげた人はみんな友達」だそうだ。同番組の共演者全員にもお菓子をあげたというので、丸山理論でいうと、全員友達となる。
特徴(2)友達付き合いは「自分が楽しいかどうか」が基準
久保純子は、芸術家・草間彌生氏ファン友人のために、“草間彌生縛り”の誕生日パーティーを開催したという。その時の写真が披露されたが、久保をはじめとした参加者はそれぞれ、草間氏のように赤い髪のウィッグをかぶり、手作りの水玉の洋服を着ていた。
司会のくりぃむしちゅー・上田晋也は「めんどくせぇパーティー」「次の誕生日に『またなんかしなきゃ』ってなるじゃんね」と、久保の負担の大きさを感じたようだが、当の本人は「次何する? 何が好き? (と友人に)リサーチ(するの)も好き」と、そのプロセスも楽しんでいると明かしていた。
自分はあまり凝ったパーティーは好きではないけれど、もし、友達のためにいろいろと準備をしたというのなら、その頑張りが報われないと感じた時にガッカリしてしまうだろう。しかし、久保のようにリサーチ段階から「自分が楽しい」と思えるのなら、その時点で満足しているわけだから、あまり徒労感に襲われることはないだろう。そのため、相手との友人関係は長く続くのではないだろうか。
特徴(3)「自分の生活が充実するかどうか」が友達作りのポイント
久保は、ディズニーランドに1人で行くことは「絶対にダメ」だそうだ。「ビッグサンダーマウンテン乗ったら、『うわぁ~うわぁ~!』っていうのを共有しなきゃいけないし、写真撮られますよね。その時にみんなでこう(一緒のポーズ作りたい)」と大勢でディズニーに行くことによって、気分が盛り上がると話していた。
モモコは「あんたジュース買いに行くからな、私こっちに並んどく並んどく」と、友達と行動すると効率的に動けるというメリットがあると話していた。また「テレビ局でも、私ケータリングの子と各局仲良くなる」といい、その子の用意してくれたお菓子を褒めつつ、「でも私、コーンパンも好きやねんやんか」と自分の好みを伝えると、次回コーンパンを買ってきてくれるそうだ。
久保とモモコのエピソードからわかるのは、相手との相性の良さというより、自分がしたいことや好みがまずあって、それを叶えてくれる相手かどうかが、友達作りのポイントなのかもしれない。