【ネイリスト直伝】初心者でも失敗しない「フットネイル」のやり方! ダイソー商品でも仕上がり激変
厳しい残暑が続く中、まだまだサンダルが活躍しそうですよね。サンダルを履く時に気になるのは足の爪! フットネイルはしたいけど、暑い季節にサロンで足を触られるのはちょっと……と躊躇している方も多いのでは。私の知人は、人に足を触られるのが苦手なので自宅でセルフフットネイルを楽しんでいるようです。
そこで今回は、ネイリストの筆者が、知人のAさんにアドバイスをする形で、どうすれば失敗せずにフットネイルができるのかを解説していきます。レクチャーを受ける前と後で、フットネイルの仕上がりはどう変わるのか? ビフォーアフター写真も大公開しますよ!
ネイリストが、セルフフットネイル初心者の施術をチェック!
サンダルを履くから素の爪のままでいるのは物足りない、でもフットネイルはハンドネイルほど他人の目には入らないから、とりあえず塗れていればOK――そんなふうに思っている方はいませんか?
知人のAさんも、「足の爪に色がついていればいい」くらいの感覚で、100均のジェルでフットネイルをしています。今は100均でも、さまざまなカラージェルが販売されているので、季節を問わずフットネイルが楽しめますよね。
それでは、「塗れていればいい」と思っているAさんは、どのようにフットネイルをしているのでしょうか。実際に片足をいつも通り施術してもらいました!
Aさんが自宅から持ってきてくれたジェルネイル一式はこちら。
ダイソーで購入した
◎ベースジェル
◎カラージェル
◎トップコート
◎UV/LEDライト
です。
今回は秋を先取りし、カラージェルはブルーグレーを選択。青みがかったグレーで今の季節にぴったりです。
足の指の間に挟んで、爪同士がぶつからないようにするセパレーターは、普段ティッシュで代用しているとのこと。今回は私が使用しているものを貸しました。
セパレーターをはめて準備ができたところで、まずは油分と水分を除去するために、エタノールで爪の表面の拭き取りから行います。
次に、ベースジェルを塗布。Aさんは自分で足に触れるのもくすぐったいようで、片手でさっと塗っています。
5本塗れたらライトの電源を長押しし、1分間硬化。一応全ての爪がライトに当たっているようには見えます。
ライトが止まったら、次はカラージェルを塗布。カラージェルもベースジェル同様、ムラなども気にせず片手でスピーディーに塗っています。皮膚についても気にしていない様子でした。
5本の爪が塗れたら先ほど同様、1分間硬化。硬化後、もう一度カラージェルを塗ります。
2度目のカラージェルも硬化したら、次はトップコート。
トップコートもベースジェル、カラージェル同様に片手でさっと塗っています。
トップコートも1分間硬化したら、これにて片足のフットネイルが完成です。
初心者のセルフフットネイル、プロが気になったポイントは?
Aさんのセルフフットネイルの仕上がりを見ていきましょう。
片手でさっと塗っていたため、特に根本の皮膚にジェルが付いています。このままではジェルアレルギーの原因にもなりかねないので心配。また、小指や親指はまだ完全に硬化できていないので、しっかり爪がライトに当たっていなかったのだと思います。
以下に、気になる箇所をまとめてみました。
(1)爪の長さを整える以外、甘皮処理などをしていない
(2)はみ出したり、皮膚についたジェルがそのままになっている
(3)ライトがしっかり当たっていない(硬化できていない)
油分と水分は除去できていたので、上記のポイントを改善できるようにレクチャーしていきます!