仕上がりがまったく違う!

【ネイリスト直伝】初心者でも失敗しない「フットネイル」のやり方! ダイソー商品でも仕上がり激変

2023/08/30 13:15
maity(元ネイリスト)

ネイリストが教える、上手にセルフフットネイルをするポイントその2
「塗り方を工夫する」

 爪表面の甘皮処理ができたら、エタノールなどを使用して先ほど同様、油分と水分を除去します。特にお風呂上がりにネイルをする場合は、水分を多く含んでいるので、もちを良くするためにも、しっかり水分を除去するとよいでしょう。

爪の油分・水分をエタノールで除去する画像
油分・水分をエタノールで除去(C)サイゾーウーマン

 油分と水分が除去できたらベースジェルから塗っていきます。ここで2つめのポイント、それは「塗り方を工夫する」ことです!

 フットネイルはハンドネイルと異なり、「利き手ではない手で塗る時、やりにくい」ということはないのですが、足だからこその塗りづらさがあります。特に根本は見えづらいため、はみ出して皮膚についたりすることも多いと思います。Aさんも根本にジェルがたくさんついていました。

Aさんが普段通りのやり方でジェルを塗った片足の画像
Aさんが普段通りのやり方でジェルを塗った片足。根本にジェルがついてしまっている(C)サイゾーウーマン

 このような場合、塗る箇所によって筆を使い分けるとよいでしょう。まずベースジェルを塗る前に、しっかりと筆をジェルボトルのふちでしごき、量を調整します。

筆についたジェルの量を調整する画像
筆についたジェルの量を調整(C)サイゾーウーマン

 ジェルが多く筆についていると皮膚に流れやすくなるので、一度に塗りやすい量を取るようにします。ジェルが適量取れたら、爪の3分の2あたりから爪先までを先に塗布。


爪の3分の2あたりからジェルを塗布する画像
爪の3分の2あたりから塗布(C)サイゾーウーマン

 爪先まで綺麗に塗れたら、ベースジェルをアルミホイルやパレットに出し、細い筆にジェルをつけて根本を塗ります。こうした工夫により、皮膚の近くの根本も、はみ出しづらく綺麗に塗ることができますよ。

細い筆で塗りづらい爪の根本を塗る画像
塗りづらい根本は細い筆でジェルを塗る(C)サイゾーウーマン

 最後に爪の断面も皮膚を抑えながら塗っておきましょう。このひと手間が、爪先からのジェルの浮きを防ぎます。

浮きを防ぐため、爪の断面にもジェルを塗る画像
爪の断面にもジェルを塗ると浮きを防げる(C)サイゾーウーマン

 万が一、ジェルが爪からはみ出た際はウッドスティックで硬化をする前に取り除きましょう。

はみ出したジェルをウッドスティックで硬化前に除去する画像
はみ出したジェルはウッドスティックで硬化前に除去(C)サイゾーウーマン

 小指までベースジェルが綺麗に塗れたら、ライトへ入れ1分間硬化。

 ベースジェルが硬化できれば、同じようにカラージェルを塗ります。この時も筆はふちでしごいて、ジェルの量を調整し、根本は細い筆を使うと塗りやすいでしょう。


筆のジェル量を調整する画像
カラージェルも筆のジェル量を調整(C)サイゾーウーマン
筆の片側にだけジェルをつけるている画像
筆の片側にだけジェルをつけると塗りやすい(C)サイゾーウーマン
爪の3分の2あたりからカラージェルを塗布する画像
カラージェルも爪の3分の2あたりから塗布(C)サイゾーウーマン
はみ出したジェルをウッドスティックで除去する画像
はみ出したらウッドスティックで除去(C)サイゾーウーマン

 カラージェルは二度塗りするとムラになりにくく、均一に塗れます。一回一回硬化し、綺麗に塗り終えたらトップコートを同じように塗って、硬化してください。

トップコートの量を調整する画像
トップコートもジェルの量をまずは調整(C)サイゾーウーマン
トップコートを爪の3分の2程度から塗る画像
爪の3分の2程度からトップコートを塗ります(C)サイゾーウーマン

 それではトップコート硬化後を見てみましょう。

ポイント解説後のフットネイル仕上がり
レクチャー後のフットネイル仕上がり(C)サイゾーウーマン

 いかがでしょう。根本を細い筆で塗り、はみ出した箇所は硬化前に取り除いたことで、皮膚にジェルがつくとなく仕上がりました。

レクチャーを受ける前(左)、受けた後(右)の仕上がりを比較した画像
レクチャーを受ける前(左)、受けた後(右)。仕上がりが激変!(C)サイゾーウーマン