夏休みの早朝ラジオ体操に現れず! サボり癖のある校外委員のママ友にイライラ爆発
夏休みとなり、PTAの広報委員の活動は休止中だという薫さん。しかし、校外委員の活動は、むしろ活発だ。
「コロナ禍が明けた今年は、夏祭りの受付当番や、ラジオ体操の手伝いなどがあります。ラジオ体操は朝7時からなのですが、校外委員は準備のために6時半には会場の公園に行かなければなりません。先日、眠い目をこすりながら会場に行ったら、なんとまた晴香さんが来なかったんです。あとで『体調不良なので行けません』とLINEが来ました。それなら仕方ないけど、私だって多忙の中、頑張って早起きして手伝っているのに……」
薫さんがママ友に聞いた話によると、晴香さんはPTA委員の活動は「ちゃんとやっていた」という。
「PTAの委員活動は、先生の協力が必要となるので、手を抜いて学校側の心証を悪くしたくないと、みんな真面目にやるんですよね。でも校外委員は地域のイベントの運営や交通整理など学校外の活動なので、手を抜いてしまうんだと思うんです」
薫さんは、平日にPTA委員や校外委員の仕事が発生する場合、半休を取って対応している。
「晴香さんはパートタイムで働いているようなんです。これはママ友の意見ですが、『校外活動で働く時間が減ると手取りも減るから、サボってるんじゃない?』と……。実際、PTAも、フルタイムで働いているママさんが仕事を休んで業務をしている一方、パートや時間給で働くママは『シフトをずらせない』という理由で休むケースが多いんですよ」
共働き家庭が増えた昨今でも、PTAや校外委員の活動はなくならない。薫さんは、まだ残り半年間の任期がある中、晴香さんに「担当業務はきちんと行ってほしい」と伝えるか迷っているという。
「PTAにしても校外委員にしても、『自分がやらなくてもほかの誰かがやる』という雰囲気があるせいか、必ず業務をやらない人が出てくる。でも、旗振り当番にせよ、夏祭りにせよ、ラジオ体操にせよ、前もって日程が決まっているのだから、調整して対応すべきだと思うんです。晴香さんにも、ちゃんと業務をやってほしいのですが、関係が気まずくなるのは嫌だし、どう伝えればいいのか……」