サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率夏ドラマ初回視聴率ランキング 芸能 2023年7月期ドラマのランキング 『VIVANT』トップも『ハヤブサ消防団』が逆転の可能性? 『転職の魔王様』はワースト入り【夏ドラマ初回視聴率ランキング】 2023/07/21 15:13 仲宗根由紀子(エンタメライター) テレビ女性タレント男性タレント 『VIVANT』で二重人格キャラを演じる堺雅人(C)サイゾーウーマン 2023年7月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均11.5%(個人7.4%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)だった。 阿部寛や役所広司ら主役級のキャストをそろえ、2カ月半におよぶモンゴルロケを行ったりと、ネット上で「とにかくお金かかってそう!」と話題の同作。 7月11日発売の「女性自身」(光文社)によれば、同枠で前クールに放送された福山雅治主演『ラストマン-全盲の捜査官-』の制作費が1話につき約5000万円だったのに対し、『VIVANT』は1億円ほどかかっている可能性があるとか。その内訳は、“1話500万円”とうわさされる堺のギャラや、キャスト・スタッフ約250人の渡航滞在費、撮影機材の運送費……などだという。 そんなスケールの大きい同作だけに、今期の視聴率ランキング首位はTBS側も予想していただろう。ただ、『ラストマン』の初回が世帯平均視聴率14.7%で、『VIVANT』を3.2ポイントも上回っていたことを思うと、制作費が視聴率に比例するわけではない……ということもわかる。 『ハヤブサ消防団』視聴者の期待値高く『VIVANT』超えも? 2位は、中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)で、初回の世帯平均は10.5%(個人5.9%)。原作は池井戸潤氏による同名小説だが、ベテランぞろいのキャスティングや、原作本の評判がすこぶるいいこともあって、放送前から高視聴率が予想されていた。 ジャンルは、山間の集落“ハヤブサ地区”を舞台にした“戦慄ミステリー”だが、序盤の絵面ののどかさから“ほっこりヒューマンドラマ”を想像して見始めた視聴者も少なくなかった様子。 しかし、第1話の終盤、遺体が水面からザバーッと勢いよく飛び出すホラーめいたシーンが描かれたため、ネット上では「思ってたのと違う!」と驚きの声が続出した。 また、「面白い」「つまらない」とネット評が二分している『VIVANT』とは違い、『ハヤブサ消防団』は「先が気になる!」という声が多く、初回で視聴者の心をガッチリつかんだように見える。期待値の高さは今期トップとみられ、この先、視聴率で『VIVANT』を超える可能性もありそうだ。 『シッコウ』の原案本が「買えない」事態? 3位は、伊藤沙莉主演の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(同)。初回の世帯平均は9.6%(個人5.6%)だった。 同ドラマは、2001年に文芸社から刊行された執行官・小川潤平氏によるドキュメント作品『執行官物語』が原案。だが、すでに絶版しているのか、主要ネット書店を探しても購入不可能な状況だ。ドラマ化した本は「売れる」ため、版元が増刷するのが通例だが、おそらく実現できない理由があるのだろう。 ともあれ、執行官に光を当てた同ドラマは、概ね好評な様子。ただ、主演の伊藤よりも2番手の織田裕二のほうが劇中で目立っているため、ネット上では「織田裕二のほうが主演っぽい」「なぜダブル主演にしなかったのか」と疑問の声も多い。 また、放送前の番宣時から「肌が黒すぎる」と話題になっていた織田だが、8月19日に開幕する『世界陸上』ハンガリー大会前に同ドラマをクランクアップし、直ちに観戦に向かうとの報道も。ハンガリーの夏は30度を超える猛暑日もあるため、現地でさらに日焼けする可能性は高い。 次のページ 小芝風花、連ドラ続きでファンから心配も…… 123次のページ 関連記事 成田凌&小芝風花『転職の魔王様』は、あのドラマに「似てる」? 第1話視聴率は5.4%と低調『VS魂』終了の原因は「相葉雅紀の力不足」ではない――視聴率で『サザエさん』超えの冠番組は?『最高の教師』第1話、視聴率は歴代最低も……絶賛される松岡茉優と芦田愛菜の演技力 【ジャニーズ情報専用】Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン! 『VIVANT』はコケたら恥ずかしいね!