夏最強の「だし塩」はコレ! 調味料ソムリエが教える、夏バテ解消かんたん野菜レシピ3品
――調味料ソムリエ/野菜ソムリエでカレーマイスターのMICHIKOさんが、ダイエットに適した食材を調味料でおいしくアレンジするレシピを紹介します。今回は、塩の活用法です!
夏の暑さで、どうしても食欲が落ちがち……。そんな時、いつもと同じように、濃い味の調味料や、タレ、ドレッシングなどで食材を食べるよりも、サッと塩だけで味付けすることでさっぱりと食べられるだけでなく、野菜や肉、魚の素材そのものの味を担当でき「味覚美人」になりますよ。特に、塩オンリーの味つけにすれば、カロリーを減らすこともできて一石二鳥です。
世界には海塩や岩塩、湖塩などいろいろな種類の塩がありますが、今回は日本人が最初に食べた塩、「藻塩」の活用術をご紹介します。
藻塩の歴史は縄文時代にまでさかのぼります。干した海藻に海水をかけて、土器で煮詰めて作られていました。塩づくりが盛んであった淡路島には数多くの土器が出土しています。
藻塩の特徴といえば、海水に海藻を加えることで塩だけでは味わえない海藻という「だし=グルタミン酸」の旨みと香り。淡いベージュ色は海藻エキスの証しです!
そのまろやかな味わいは、どんな食材とも相性ピッタリで、おいしさをグッとUP。塩味だけではない「だし塩」として、楽しむことができます。
「PREMIUM 美味 淡路島の藻塩」がおすすめ
「PREMIUM 美味 淡路島の藻塩」は、日本で最も古い製塩法「藻塩焼き」をヒントに作られています。鳴門海峡(淡路島側)の海水と淡路島産の天日干しした海藻を、塩職人が丁寧に炊き上げ。なんと、完成まで丸4日間かかります。
旬のカラフルでジューシーな夏野菜には、食欲促進、夏のダメージを回復する力があると言われており、藻塩と夏野菜を組み合わせれば最強レシピに。
なお、夏は大量の発汗などで体内の塩分濃度が薄くなりすぎると、熱中症の危険も潜んでいるので、適宜、塩分を摂ることが重要。真夏の太陽が照り付ける季節、おいしい藻塩で夏バテ知らずの体を目指しましょう!