春ドラマ「SNS熱量」ランキング! 『だが、情熱はある』が、トップ視聴率『ラストマン』超え1位
ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間6月12日~18日)。
以下、ドラマのネタバレを含みます。
1位:『だが、情熱はある』(日本テレビ系)第11話
最も視聴熱が高かったのは、6月18日に放送されたKing&Prince・高橋海人、SixTONES・森本慎太郎ダブル主演のドラマ『だが、情熱はある』第11話だ。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の実話に基いたストーリーを描き、“青春サバイバル”を謳う本作。
今回は、若林(高橋)、山里(森本)がお笑いユニット・たりないふたりを結成した後について描かれた。2010年、山里が深夜ラジオのパーソナリティなどで精力的に活動する一方、若林も雑誌でエッセイの執筆という仕事を得る。しかし、そんな矢先に、大好きな祖母・鈴代(白石加代子)が亡くなってしまう。さらにその5年後には、父の徳義(光石研)が病気で入院し、他界。その2週間後には、売れていない時代から慕っていたお笑い芸人・谷勝太(藤井隆)が急死する……という内容だった。
この中で、Twitter上の視聴者が注目したのは、鈴代の病室を若林が訪れるシーン。そこには若林の写真が載った雑誌の切り抜きなどが壁のボード一面に貼られていたが、その中に以前から若林に似ていると言われていたKinki kids・堂本光一の写真が混ざっていたのだ。「泣ける展開だったけど、光一くんの写真は笑っちゃった」「光一くんが取り上げられたのうれしい!」という声が上がっていた。
2位:『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)第9話
第2位は、視聴率では今期トップを走る福山雅治主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』の第9話(6月18日放送)。FBIで検挙率トップを誇り、“ラストマン”と呼ばれる全盲の捜査官・皆実広見(福山)が、彼のアテンドを担当する警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉)とタッグを組み、難事件を解決するこの作品。
この回は、41年前に発生した護道の実の父親・鎌田國士(津田健次郎)が、皆実の両親を殺害したとされる事件についての捜査を行うとことに。当時、皆実の父・誠(要潤)はいわゆる“地上げ屋”のような行為に手を染めており、鎌田の店に対して嫌がらせを行っていた。さらに、バックには政界のドンであり、護道の兄・京吾(上川隆也)の妻・汐里(森口瑤子)の父・弓塚敏也(石橋蓮司)がいたことが発覚。
しかし、当時を知る人物である元暴力団幹部・池上隼人(渡辺哲)にたどり着いた直後に、彼は殺され、一方、捜査に協力していた京吾の息子で警察官の泉(永瀬廉)も、この事件の捜査中に腹部を刺されて心停止に。Twitter上の視聴者からは、「泉くん、助かるよね?」「絶対に無事であってほしい」など、泉を心配する声が続出していた。
3位:『どうする家康』(NHK)第23回
第3位は、6月18日に放送された嵐・松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』第23回だった。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。
今回は、家康(松本)の妻・瀬名(有村架純)が、敵対する武田勝頼(眞栄田郷敦)の使者である千代(古川琴音)と密会していることを、家康の息子・信康(細田佳央太)の妻であり、織田信長(岡田准一)の娘である五徳(久保史緒里)が知り、信長に密告。信長は見せしめとして、家康の叔父にあたる水野信元(寺島進)が武田と内通しているという疑いをかけ、家康に処分を迫る……という内容だった。
そんな中、Twitter上の視聴者が注目したのは、瀬名の娘・亀姫(當真あみ)が長篠城城主・奥平信昌(白洲迅)に嫁ぐ前に瀬名に会いに来るシーン。この際、瀬名は別れを惜しんで涙を流す亀姫に「そなたは笑顔が似合うぞ」と語りかけたが、これは第12回で、瀬名が父・関口氏純(渡部篤郎)と今生の別れをする際に言われたセリフと同じだった。史実では、瀬名はこの後処刑されるため、「完全に死亡フラグが立ってる」「瀬名がいなくなっちゃうのは悲しい」などの声が噴出していた。
4位:『王様に捧ぐ薬指』(TBE系)第9話
そして、第4位は6月13日に放送された橋本環奈主演の『王様に捧ぐ薬指』第9話。わたなべ志穂氏による同名漫画を原作とし、新人ウェディングプランナー・羽田綾華(橋本)と、御曹司・新田東郷(山田涼介)の“超打算的”な結婚生活を描いたラブコメディ。
今回は、再び相思相愛の関係に戻った東郷と綾華が仲睦まじい生活を送る一方で、綾華の父親・金太郎(塚地武雅)が、連帯保証人となっていた友人の会社が倒産したことで1億円の借金を背負う。しかし、これは東郷の母・静(松嶋菜々子)の策略であり、さらに東郷と綾華が契約結婚であるという証拠の書類が、ネット上に拡散されてしまい……という内容だった。
2人は契約結婚であった事実を公表し、夫婦の配信チャンネルを閉鎖。当初は結婚を継続する意思を見せていたものの、東郷が突然、綾華に離婚を要求し、彼女もそれを承諾する衝撃の展開となった。Twitter上の視聴者は2人の離婚に対して「なんで離婚するの!?」「ラブラブのままでいてほしかった」と驚きの声が多数出ていた。
参考:「Yahoo!リアルタイム検索」https://search.yahoo.co.jp/realtime