サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」広末不倫で盛り上がる女性週刊誌 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第655回】 広末涼子、トリプル不倫説からキャンドル・ジュン氏の実父も登場! 再婚まで示唆する週刊誌 2023/06/20 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 「女性セブン」6月29日号(小学館)(c)サイゾーウーマン 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 思えばここ数カ月、重大芸能ネタラッシュといった状況にある。ジャニーズ事務所の性加害問題、猿之助一家心中疑惑事件、そして広末涼子の不倫大騒動に永山絢斗大麻所持で逮捕、などなど。ほかにも細かいものを含めると近年まれにみるラッシュといえる。女性週刊誌も「女性セブン」が猿之助事件に大きく関わったが、今後もどでかいスクープを期待したい。 第655回(6/15〜6/20発売号より) 1位「広末涼子 『これが最後の恋』女優引退&再婚へ」(「女性セブン」6月29日号) 同「広末涼子 強行再々婚に待ち受ける『のぼせ不倫男』の拒絶」 「広末涼子のW不倫報道で夫の注目度が再上昇! 騒動の行方は」(「週刊女性」7月4日号) 同「広末涼子 奔放不倫の代償は10億円」(「女性自身」7月4日号) 2位「独占スクープ沢尻エリカ 『また演じたい』1200日ぶり衝撃美貌撮」(「女性セブン」6月29日号) 3位「市川猿之助 偽装心中なら『殺人罪で極刑』」(「週刊女性」7月4日号) 広末涼子不倫騒動が拡大の一途を辿っている。当初「週刊文春」(6月8日発売号・文藝春秋)の不倫報道第1弾ではその事実を否定していた広末とそのお相手・鳥羽周作氏だが、「週刊文春」(6月15日発売号)が第2弾として2人の交換日記、ラブレターなどを公開することがわかるや、一転、2人そろって不倫を認めたからだ。さらに18日には広末の夫・キャンドル・ジュン氏が単独で会見、鳥羽氏に対する怒りと、広末家の赤裸々な実情を語ったことも、大きな話題となっている。 そんなキャンドル氏会見以前の情報(発売日関係で会見内容は間に合っていない)だが、女性週刊誌3誌とも広末不倫ネタを取り上げている。その“方向性”はなかなか興味深い。というのも「女性セブン」、「週刊女性」がともに広末離婚と鳥羽との再婚を示唆しているからだ。 まずは「セブン」。広末の知人の匿名コメントとして、「彼女は『芸能界を辞めてもいい』と引退も辞さない構えで、鳥羽さんとの再婚を視野にいれている」と話しているのだ。さらにこの広末知人のコメントはこう続く。 「広末さんの不倫についてジュンさんは報道以前から疑っていたようで、夫婦の信頼関係は崩壊しつつあります。広末さんは夫と離婚して鳥羽さんと再婚するつもりで、夫に慰謝料を払ってでも関係を清算しようとしています」 このコメントの内容の一部はその後行われたジュン氏の会見の内容とも合致する。会見でジュン氏は広末が時折豹変して濃いメークやハデな格好で外出、またジュン氏が広末の不倫を疑い(広末に内緒で)相手男性と接触、示談したことがあったことを明らかにしているからだ。 また、この「セブン」は、広末と鳥羽氏のラブレター報道と同じ発売日のものだが、この知人は「広末さんと鳥羽さんは熱い“ラブレター”をやりとりしていたそうです。どうもそれを家族が見てしまいショックを受けたと聞きました」とも語っており、その証言内容の信憑性は高いと思われる。 また記事には広末の知人だけでなく、鳥羽氏側の知人による“鳥羽氏も妻との離婚を望み弁護士を立てて離婚協議に入る”という証言まで掲載されているのだ。 次のページ 広末は再婚を望んでいる一方、鳥羽氏はすでに心変わり? 123次のページ 楽天 Yahoo セブンネット 特装版 ヒロスエの思考地図 しあわせのかたち NFTデジタル特典付き 関連記事 広末涼子は蜘蛛女? 不倫とは無関係な写真を掲載する「女性自身」の無理やり後追い記事市川猿之助のハラスメントは追及して、ジャニー氏の性加害には口をつぐむ女性週刊誌の二枚舌市川猿之助事件、臆測やこじつけを展開する女性週刊誌と「週刊文春」の差市川猿之助の性加害を報道した「女性セブン」、ジャニー氏の性加害は隠蔽の謎キンプリ、ジャニー氏への「デビュー直談判」を美談にする女性週刊誌――性加害問題無視の恐怖