『刑事7人』、視聴者が「ジャニーズはよくOKしたな」と驚いた題材とは? 初回はシリーズ最低
東山紀之が主演を務めるドラマシリーズ『刑事7人』(テレビ朝日系/水曜午後9時~)のシーズン9が6月7日にスタート。レギュラーメンバーの辞職や異動をほのめかす展開に、ネット上では「今シーズンで終わりそう」と漏らす視聴者が相次いだ。
同ドラマは、東山、田辺誠一、白洲迅、ジャニーズWEST・小瀧望らが演じる6人の刑事に、北大路欣也演じる法医学者を加えた7名を中心に描く刑事モノ。
長年7月クールで放送されてきたが、今回は異例の6月スタートであったため、ネット上では「てっきり7月開始だと思ってたから、初回見逃した!」「なんで6月開始なの?」といった声が続出している。
通常、連ドラは3カ月を1クールとしているが、今年上半期の同枠は、なぜか2カ月を1クールでカウントし、3作品を放送。この変則的なサイクルに関する告知が足りていないのか、視聴者の間で混乱が生じたようだ。
※以下、『刑事7人』第1話のネタバレを含みます。
ジャニーズWEST・小瀧望演じる坂下路敏刑事が「消える」可能性も?
そんな第1話では、何者かが警察組織の内部告発を行う暴露動画チャンネル「ポリス浄化ぁ」が問題に。片桐正敏(吉田鋼太郎)に配信の疑いがかけられていることから、野々村拓海(白洲)が片桐の監視を命じられる。
そんな中、元警察官の会社経営者が何者かに刃物で刺される殺人事件が発生。天樹悠(東山)らが捜査を進めると、10年前の「東関東連続強殺事件」とのつながりが見えてくる……。
今回は、天樹が日記に「刑事をやめようと思っている」とつづる衝撃的なシーンから始まり、その後も海老沢芳樹(田辺)が刑事を辞めて妻のファンシーショップを手伝うことを匂わせたり、坂下路敏(小瀧)の“内閣情報調査室”への出向話が浮上するなど、「シリーズ終了か?」と思わせるような展開が続いた。
そのため、ネット上では「何人も辞めたがってる! シリーズ終わっちゃうのは嫌だ」「とか言って、『やっぱり刑事続ける!』って思い直すパターンかな?」といった反応が続出。
加えて、前シーズンで、路敏の生意気な性格が視聴者の間で不評だったことから、「路敏のキャラがウザいから、異動フラグに思わず喜んでしまった」という声も散見される。
『刑事7人』第1話の題材に「ジャニーズはよくOKしたな」と視聴者驚き
また、今シーズンは暴露チャンネルの“配信者探し”が描かれるようだが、今月、ドバイから帰国した暴露系配信者・ガーシー容疑者が逮捕されたことから、「タイムリーすぎる!」と話題に。
さらに、東山や小瀧が所属するジャニーズ事務所は、現在ジャニー喜多川前社長(2019年死去)の“性加害問題”に揺れているが、その発端は、元ジャニーズJr.のアーティスト、カウアン・オカモト氏が、ガーシー容疑者とのコラボ配信で被害を告発したことだった。
そのため、視聴者の中には「ジャニーズはよくこの題材にOKを出したな」と驚いた人もいるようだ。
なお、第1話の世帯平均視聴率は10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。連ドラとしては十分好発進といえるが、同シリーズの初回視聴率としては歴代最低となった。
同枠で先週、最終回を迎えた20th Century・井ノ原快彦主演『特捜9』の明るいムードとは打って変わり、暗く重苦しい雰囲気でスタートした『刑事7人』。物語の展開とともに、視聴率の推移も見守っていきたい。
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