ルイ王子が公務デビュー! キャサリン妃による「ルーバグ」の愛称も判明でTwitterが大盛り上がり
チャールズ国王の戴冠式であくびを連発し、“国王・女王のお披露目バルコニー”でも変顔をしまくり「ミーム・キング」だとネット上の話題をさらったルイ王子。現地時間8日、戴冠式の祝賀行ひとつとして行われたボランティア活動「ビッグ・ヘルプ・アウト」で公務デビューを果たした。
戴冠式の翌日に行われた「祝賀コンサート」は欠席したルイ王子。まだ5歳になったばかりのため、長時間にわたりボランティア活動を行う「ビッグ・ヘルプ・アウト」も不在かと思われていたが、兄のジョージ王子、姉のシャーロット王女と一緒に、キャサリン皇太子妃が共同会長を務めるスカウト協会の活動に参加。男女のスカウトが活動に使う小屋のリノベーション作業を手伝い、初の公務を果たした。
この「ビッグ・ヘルプ・アウト」で、ルイ王子は手押し車に砂を乗せて移動するという役目を与えられ、小さな手で大きなスコップを持ち、一生懸命に作業をこなした。砂を乗せた手押し車は5歳児には重すぎるようで、王子は難しい顔をして「う〜ん」と声を上げたが、キャサリン妃から「グッジョブ、ルーバグ!」と声をかけられると“やる気スイッチ”がオンに。途端に張り切り、力強く手押し車を押し、その様子を収めた動画を見たTwitterユーザーからは「かわいすぎる!」との声が続出。
今回、キャサリン妃が「ルーバグ(ルイ王子の“ルー”と、虫という意味の“バグ”を合わせたもの)」というキュートな愛称で呼んでいることが明らかになった面でもファンは大喜び。キャサリン妃は、ルイ王子がたき火で焼いた串刺しのマシュマロをペロッと食べた後も「それ(串)を火の中に投げて、ルーバグ!」と愛称で声をかけ、「王子は昆虫好きなのかな?」「虫をつかまえて遊ぶ姿が目に浮かぶよね」とTwitter上は大盛り上がりした。
なお、ルイ王子は串を火の中に投げ込んだ後に、スタッフからスモアをもらいうれしそうな表情に。キャサリン妃に「なんて言うの?」と促され、恥ずかしそうに「サンキュー」と言い、一口食べて全身で「美味しい〜とろける〜」と表現。ルイ王子の子どもらしくやんちゃでわんぱくな姿に、ネット上からは「癒やされる〜」との声が上がった。
チャールズ国王がエリザベス女王のことを「マミー」と呼んでいたことは有名だが、ルイ王子はキャサリン妃のことを「ママ」と呼んでいる様子。この日も弓矢遊びをしていた時にきょろきょろしながら「ママー」とキャサリン妃を探すシーンがあり、これまた「かわいすぎる!」と多くの人のハートをつかんでいる。
ちなみに、弓矢遊びにどこか自信なさげだったジョージ王子、ルイ王子とは対照的に、シャーロット王女はキリッとした顔で狙いを定めて弓矢を放っており、「かっこいい!」「アン王女みたくなりそう!」とネット上で期待する声が上がった。
そのほか、ルイ王子は、ウィリアム皇太子の膝の上に乗せられ、油圧ショベルを動かす作業にも参加。皇太子の表情は真剣そのもので、「ウィリーも最高!」「いいパパだよね」と大好評だった。
今回、ペンキ塗りなどいろいろな作業をしたルイ王子だが、ボランティアから「将来、塗装工になったらいかがですか?」と聞かれた際、「ノー、戦闘機パイロットになるんだ」と即答。しっかりとした考えを持っている王子に驚いたボランティアが「まぁ、お父様やおじい様のようにですね!」と感動し、これまたネット上で大きな話題に。
一生懸命に作業をこなしたルイ王子は、兄や姉と一緒に「ビッグ・ヘルプ・アウト」バッジを与えられ、ボーイスカウトのスカーフを首に巻いて、最後はご機嫌な様子だった。
チャールズ国王によってスリム化されたことにより、70歳以下の英王室シニアメンバーはたった4人になってしまい「このままでは公務が回らないのでは」と心配する声が上がっていたが、今回ルイ王子が公務デビューを果たしたことで「しっかりと成長している王子や王女たちがいるから王室は安泰」という印象を世間に与えたようだ。
王室のスーパースターとも呼ばれているルイ王子。今後公務でどんな姿を見せてくれるのか、実に楽しみだ。