消えた俳優・伊勢谷友介は今――私物オークション&12万円超アクセ販売で「成宮寛貴化」
3月15日に最終回を迎えた水谷豊主演のドラマ『相棒season21』(テレビ朝日系)。同1日の第19話の劇中、元俳優・成宮寛貴が演じた3代目相棒・甲斐享の名前が劇中で出たことで、成宮の近況に注目するネットユーザーが相次いだ。
第19話では、主人公の杉下右京(水谷)が遭遇した人物たちが、相次いで「かんべ」「とおる」「かぶらぎ」と歴代相棒の名前を名乗るという展開に。そのため、最終回で成宮のサプライズ登場を期待する視聴者も見られたが、結局登場したのは2代目の神戸尊(及川光博)だけであった。
成宮といえば、2016年12月に「フライデー」(講談社)で違法薬物使用疑惑が報じられたが、所属事務所がこれを完全否定。しかしその後、成宮本人は自らの意思で芸能界を去った。
「引退後の成宮は、LINEライブやインスタグラムを通じてファンに近況を報告。海外で過ごす姿や、趣味のスノーボードを楽しむ様子などをアップしています。さらに、自身がプロデュースしたアクセサリーなどのオリジナルグッズをECサイトで販売しているほか、昨年12月には都内でファンミーティングを開催。そして来月23日には、なぜか自家製味噌に関するワークショップを開催するとか」(芸能ライター)
チケット販売サイト、同ワークショップ『HIROSHIGE NARIMIYA MISO WORK SHOP』は“都内某所”で行われるそうで、チケット料金は“有機栽培の手作り味噌2kg付き”で1万6,000円。現在、SNSでは抽選チケットの“落選”報告も散見されているだけに、集客は問題なさそうだ。
そんな中、このところの活動が「成宮化している」とささやかれているのが、俳優・伊勢谷友介。伊勢谷は20年9月、都内の自宅で乾燥大麻を所持していたとして、大麻取締法違反罪(所持)で逮捕され、以降、俳優としての目立った活動は見られず、表舞台から消えた俳優といえるだろう。
「伊勢谷は逮捕後、当時代表取締役を務めていた地球環境の改善に取り組む会社『リバースプロジェクト』の活動自粛を発表。結局、事業は他社やプロジェクトメンバーに譲渡したようです。さらに同社とコラボしていた企業が商品の発売中止を決定するなど、当時は各方面に大きな影響を及ぼしました」(同)
現在の伊勢谷は、インスタグラムでサーフィンやスノーボードを楽しむ自身の姿を発信しているほか、今月17日には、自身のファンクラブサイトで“私物オークション”を開催。告知によると、「伊勢谷本人がセレクトした『私物アイテム』」が5点出品されたようだ。
加えて、自身のECサイト「Happy Sauce」では、太陽と月をモチーフにしたペンダントやピアスの受注販売を行っている模様。
「伊勢谷は12万円超えのペンダントなどを販売しており、ファンクラブに入会すれば“会員価格”で購入することもできるとか。趣味を楽しみながら、根強いファンに向けてビジネスを展開するやり方は、成宮と共通していますね」(同)
成宮と伊勢谷のインスタグラムを見る限り、2人とも表情はイキイキとしており、人生を楽しんでいるようにも見える。とはいえ、かつては映画やドラマに引っ張りだこだった2人だけに、どこか寂しさを感じてしまうのだが……。