『特捜9』スノ・向井康二続投も……キャスト一覧から消えたジャニーズとは?
テレビ朝日は3月1日、20th Century・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』の「season6」を4月5日より放送すると発表。これを受け、ネット上ではジャニーズの7人組グループ・Travis Japanのファンがヤキモキする事態となっているようだ。
同作は『警視庁捜査一課9係』を前身としたシリーズで、17年3月に主演の渡瀬恒彦さんが病死したため、同4月期の「season12」第2話から2番手だった井ノ原が主演に昇格。その後、18年4月期にメインキャストをほぼ引き継いだまま、『特捜9』として再始動した。
今月3日現在、「season6」の公式サイトに掲載されているレギュラー出演者は、井ノ原、羽田美智子、吹越満ら11人で、その中には前シーズンからレギュラー入りしたSnow Man・向井康二と元乃木坂46・深川麻衣、前シーズンの第4話以降、出番が激減した山田裕貴、「season4」までレギュラーだったものの「season5」ではなぜかゲスト扱いだった津田寛治の名前も含まれている。
なお、新藤亮巡査役の山田は「season1」からレギュラー出演していたが、新藤は「season5」の第3話で闇カジノの摘発時に連行され、“謹慎”という展開に。以降、最終回までまとまった出演がなく、同作ファンから「山田くんを毎週出してほしい」「早く謹慎を解いて」といった声が相次いでいた。
そのため、現在ネット上では「え!? 公式サイトに山田くんの名前があるんだけど!」「レギュラー復活かな? うれしすぎる」と喜ぶ山田ファンが続出。
さらに、向井ファンの間でも「康二くん、続投おめでとう!」「またジーコとイノッチのワチャワチャが見られる!」と歓喜の声が飛び交っている。
そんな中、不穏な空気が漂っているのが、Travis Japan・宮近海斗のファン界隈だ。宮近は「season1」から「season4」まで鑑識員・佐久間朗役でレギュラー出演していたが、昨年3月よりTravis Japanが武者修行と称してアメリカ留学をスタートさせたことから「season5」の撮影に参加できず、劇中の佐久間も「海外研修中」という現実とリンクする設定となっていた。
しかし、Travis Japanは昨年10月に晴れてデビューを果たし、現在は日本に戻ってきていることから、撮影への参加は可能と思われる。にもかかわらず、公式サイトのキャストに名前がないことから、「えー! 宮近いないじゃん」「『特捜9』さん、宮近帰ってきてますよ……」とファンが落胆しているのだ。
当然、ジャニーズ事務所としては、デビューしたばかりのTravis Japanメンバーの顔を、人気ドラマ『特捜9』で売っておきたいところだろう。
ただ、前シーズンで津田がレギュラーから外れ、入れ替わるように向井が加わった時点で、ネット上では「ジャニーズドラマ化してしまって、がっかり」「『警視庁捜査一課9係』から出ていた津田さんを降ろしてまで、ジャニーズを入れるなんて」とブーイングが起きていたため、これ以上、ジャニーズタレントをレギュラーメンバーに加えるのは難しい状況ともいえそうだ。
加えて、「season6」は、井ノ原がジャニーズアイランド代表取締役社長に就任後、初めての放送となる。言い換えると“ジャニーズ幹部主演ドラマ”であるわけだが、このタイミングで『特捜9』がさらにジャニーズドラマ化した場合、「私物化するな」と視聴者から反感を買う可能性も否めない。
『警視庁捜査一課9係』時代からの根強いファンが多いからか、キャストをめぐってたびたび苦言が噴出する『特捜9』。宮近演じる佐久間が、「season6」で海外研修から戻ってくる場面は描かれるのだろうか……。
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