管理栄養士が選ぶ「丸亀製麺」「はなまるうどん」「なか卯」で食べるべきうどんメニューとは?
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
体を温めるのに「うどん」が最適な理由
2月になってもまだまだ寒さが続く今日この頃。こんな季節にもってこいなのが、あったかいおうどん。特にうどんチェーン店はどこもコスパが良く、あたたかいメニューも充実しているので一石二鳥です。今回はおいしいうどんが食べられる「丸亀製麺」「はなまるうどん」「なか卯」の有名チェーン店の中から、猪坂先生におすすめ“温メニュー”を教えていただきます。
――オフィスにいてもなんだか肌寒くて、あったかいランチが恋しい季節です。
猪坂みなみ先生(以下、猪坂) ランチタイムは時間も短いので、さくっと温まるにはうどんチェーン店が最適ですよ。
うどんの温かいつゆは、体を内側から温めてくれて、気持ちの面でもリラックスさせてくれます。また、定番の薬味であるねぎや生姜も体を温めるのに役立つため、その点も冷えが気になる人にはうれしいポイントでしょう。
さらにうどんは、食物繊維を多く含む蕎麦などのほかの麺と比較すると、消化が良いという特徴があります。そのため、お正月から新年会、恵方巻、バレンタイン……と、イベントごとが続いて胃の負担が蓄積している今の時期にピッタリだと思います。
うどんチェーン店おすすめ温メニュー(1)丸亀製麺
――2月はうどんの季節ということですね! ではさっそく、「ここのうどんは、生きている。」のキャッチコピーでもおなじみの「丸亀製麺」から、“温メニュー”のおすすめを選んでください。
猪坂 丸亀製麺でおすすめのメニューはずばり、冬限定の「鴨ねぎうどん」(並 740円/大870円/得 1,000円 以下すべて税込)です!
鴨肉には、たんぱく質はもちろんのこと、ビタミンAやビタミンB1、ビタミンB2、鉄などの栄養が多く含まれています。特にビタミンAは粘膜の免疫力低下防止に役立つので、風邪などが流行しやすいこの季節には積極的に摂りたい成分ですね。
また、トッピングされているねぎに含まれる「アリシン」という香り成分は、ビタミンB1の吸収率を高め、血行促進に役立ちます。冬は特に冷えやすいという人にもおすすめの組み合わせです。