サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」ryuchellは昭和のお父さん? コラム 仁科友里「女のための有名人深読み週報」 ryuchellはまるで「昭和のお父さん」――pecoとの離婚後、失望する人が多い理由 2023/01/27 09:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 ryuchellは家族を「チーム」と捉えていた――しかし、離婚後は元妻と子どもへの関心が薄れた? また、新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められていた20年4月、記者から「自宅での過ごし方」を問われた際には、「やっぱり子どもを第一に考えることが大事なので、子どもがストレスのないように、子どもの個性に合わせて遊びを用意してあげることを大切にしています」と、やはり良きパパぶりが伝わるコメントをしていた。 さらに昨年4月、ウェブサイト「VERY Web」で連載していた「RYUCHELL のパパの子育て悩み相談室」でも、良き夫・良きパパぶりを発揮。“子育てを妻まかせにしてきたため、娘との接し方がわからない。異性ということもあって、より難しい”というお悩みに対して、「娘の心を摑まなきゃとあれこれ頑張るよりも まず夫婦の雰囲気を作って」「夫婦でちゃんと時間を作って仲良くする意識も持って、家族の雰囲気を作る」とアドバイスしていた。 ryuchellのこうした発言は、家族をチームと考えていることの表れといえるのではないか。家族間で役割を固定せず、上下関係もなく、同じチームと考え、メンバー同士でいたわり合い、助け合うことでチームをよりよくする――この考え方は、ジェンダーフリーの時代にぴったりで、ryuchellは夫婦や子育てを語れるタレントとしての地位を確立していったのだ。 しかし、インスタグラムの画像だけで判断するに、離婚後のryuchellは変わってしまったように見える。女性らしいメイクやファッションの画像が頻繁にアップされるのと反比例するかのように、今のryuchellは自分のことばかりで、離婚してもパートナーであるはずのpecoと、お子さんへの関心が薄れていると感じるのだ。 次のページ ryuchellは、子育てを元妻にまかせ自由を謳歌する“いいとこどり”に見える 前のページ123次のページ 楽天 こんな世の中で生きていくしかないなら 関連記事 フワちゃん、KARAを3時間待たせた“遅刻癖”こそ、仕事が途切れない理由である西山茉希、皇治との再婚は慎重に――「子どもよりオトコを選んだ」イメージが今の時代に致命的なワケジャガー横田の夫と息子は、SNSの魔力に取り憑かれている――ファミリーチャンネル閉鎖で彼らが身を持って知るべきこと大久保佳代子、バービー、イワクラ……今をときめく“女芸人”たちの気になるところ『あちこちオードリー』若林正恭、「人を傷つけない」ための過剰な気遣いが生んだ“嫌なシニカル”