北川景子の月9『女神の教室』や妻夫木聡『Get Ready!』を抑えた第1位は? ワーストは竜星涼主演作【1月期連ドラ初回視聴率ランキング】
3位は、妻夫木聡主演の日曜劇場『Get Ready!』(TBS系)で、初回は10.2%を記録。第3話まで2ケタをキープしており、この調子が続けば同枠前クールの山崎賢人主演『アトムの童』を上回りそうだ。
『TRICK』シリーズ(テレビ朝日系)などの堤幸彦氏が演出を手掛ける同作は、法外な治療費と引き換えに患者の命を救う「仮面ドクターズ」と呼ばれる闇医者チームを描いた1話完結の医療ドラマ。
第2話までは、藤原竜也演じる交渉人が患者に営業をかけた後、妻夫木演じる天才執刀医が、患者の人柄から“生かすか否か”をジャッジするという展開が続いており、ネット上では「闇医者側から営業かけといて、助けるかどうかはわからないって意味不明」「手術が失敗してもリスクないし、緊迫感がまるでない」と不満の声が続出。
一方、「ファンタジーとして割り切って見れば、面白い」と賛辞も見られる。「命の価値」という重いテーマだけに、今後も何かと物議を醸しそうだ。
竜星涼『スタンドUPスタート』、初回4.1%で枠史上最低更新
残念ながらワースト1となったのは、竜星涼主演『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)で、初回4.1%。昨年4月に新設された「水曜10時」枠において、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演『親愛なる僕へ殺意をこめて』の初回4.5%を下回り、同枠最低を記録してしまった。
福田秀氏の同題漫画(集英社)を原作とした同ドラマは、「人間投資家」を名乗る主人公・三星大陽(竜星)が、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”に投資していくビジネスストーリー。第1話では、メガバンクから左遷された林田利光(小手伸也)が大陽と出会い、「起業家と銀行のマッチメーカー」としての起業に踏み出す姿が描かれた。
初回視聴率はパッとしなかったものの、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で不評を買っていた「ニーニー」こと比嘉賢秀役のイメージが定着した竜星にとって、『スタンドUPスタート』のスタイリッシュな役柄は、“脱ニーニー”にはうってつけといえるかもしれない。
なお、裏番組である門脇麦『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)との“水10対決”も注目されているが、初回6.8%を記録した『リバーサルオーケストラ』に軍配が上がることに。同作はワースト3位にランクインしている。