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援護射撃も時すでに遅し?
ヘンリー王子、「どう記憶したかにも真実はある」! 自叙伝に大ブーイングでゴーストライターが擁護の一方、キャサリン妃からは皮肉も
2023/01/17 20:20
モーリンガーは、「真実かは定かではない自分の記憶」のひとつであり、「パパはマミーが頭を負傷したと言っていたけど、脳障害があるのは自分かもしれない。防衛本能で記憶があやふやになってしまったのだろう」という王子の見解も紹介。
さらに、詩人メアリー・カーの回顧録『The Art of Memoir』(15年)に記されている「記憶と事実、解釈と事実の間の境界線はあいまいである」「緊張感に満ちた回顧録は感情だけを記録していることがほとんどで、詳細はぼやけているものだ」という精神科医ジョナサン・ミンク博士の言葉も投稿。事実関係に多少の誤りがあっても、回顧録としては問題ないと主張している。
しかし、この反論に納得する人は少なく、「問題ないわけはない。王族の内情をここまで暴露するのだから、きちんとファクトチェックし、事実を記すべきだった」など、ネット上の批判は増すばかりだ。
なお、10日に、ウィリアム皇太子のゴッドファーザーである前ギリシャ国王コンスタンティノス2世が死去。16日の葬儀には、皇太子夫妻が国王の代理で出席すると報じられたが、実際にはアン王女と皇太子のいとこであるレディ・ガブリエラ・ウィンザーが出席。ヘンリー王子の件で世間を騒がせており葬儀の空気を乱すこと、王子が『スペア』でタリバン兵25人の殺害を明かし、タリバン幹部やイスラム過激派らを激怒させていることから、セキュリティ面を懸念し、皇太子は欠席を決めたのではないかとうわさされている。
自叙伝発売で王室の公務にも大きな影響を与えているヘンリー王子。果たして、暴走気味の彼が行き着く先は――。
最終更新:2024/03/23 20:46