フジ『ぽかぽか』、異例の「マツコ・デラックス出ずっぱり」でも視聴率2.1%の惨事!
フジテレビ系『ポップUP!』の後継番組として、1月9日からスタートしたお昼の帯番組『ぽかぽか』。初回は世帯平均視聴率3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と厳しいスタートとなったことが話題だが、その後、さらなる惨事に見舞われている。
お笑いコンビ・ハライチとフリーアナウンサー・神田愛花がMCを務める『ぽかぽか』は、月曜から金曜の午前11時45分~午後2時45分に放送されるバラエティ番組。コンセプトは「みんなの“楽しい”が集まる場所」で、初週には豪華なゲストとのトークを繰り広げる「ぽいぽいトーク」や、フジテレビ系列のローカル番組を全国ネットで放送する「日本中に知って欲しい!FNSおすすめジモTV」などのコーナーが放送された。
また、曜日レギュラーには、伊集院光や島崎和歌子というベテランがいる一方で、同番組が芸能界デビューとなる元大相撲力士・貴乃花光司と河野景子の長女・白河れいや、民放全国ネットの出演がほぼ初めての上方噺家・桂二葉といったフレッシュな顔ぶれも。加えて、ガレッジセール・ゴリ扮する同局のコントキャラクター・ゴリエを水曜レギュラーにキャスティングするという、異例の試みも見られる。
「さらに火曜日は、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)の脱落メンバーで結成されたボーイズグループ・OWVと、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したボーイズグループ・OCTPATHのメンバーが隔週レギュラーを務めるとか。一般的にはほぼ無名の彼らですが、同番組にジャニーズタレントがキャスティングされていないことを『ジャニーズに頼ってなくて偉い』と好意的に見るネットユーザーも散見されます」(テレビ誌記者)
ネット上では、「1つのコーナーが長すぎて、間延び感がすごい」「トークはいいけど、コーナーがつまらない」などと不満の声も見られるが、「ユルさが面白い」と番組のファンになる人も目立ち、バラエティ好きな視聴者の評判は“上々”といった様子だが……。
「初回以降、視聴率はさらに厳しくなっているようで、10日放送回の世帯平均視聴率は2.1%(個人1.1%)までダウン。しかし、この日のトークゲストはマツコ・デラックスで、約1時間20分にもわたって出ずっぱりだったんです。お昼の生放送にマツコが出ることは非常に珍しく、話題性は抜群だったはずですが、前日の初回を見て見切りをつけた視聴者が多かったのかもしれません」(同)
初回のオープニングトークでは、ハライチ・岩井勇気が「フジテレビのお昼、視聴率ヤバいですからね。でも、(視聴率)上げ放題ですからね」と毒づき、相方の澤部佑が「それで下がった時(がやばい)」と自虐的に語ることでスタジオの笑いを誘っていたが、そんな事態が現実にならないことを祈るばかりだ。