コラム
仁科友里「女のための有名人深読み週報」
ジャガー横田の夫と息子は、SNSの魔力に取り憑かれている――ファミリーチャンネル閉鎖で彼らが身を持って知るべきこと
2023/01/05 21:00
無事に高校生となっても、「寮母のメシがマズイ」など、炎上発言を繰り返す大維志くん。ジャガーはSNSで世間サマに謝罪するも、息子に対してきちんと言い含めた形跡はなく、一方の木下氏は息子の発言に対し、「(寮母さんが)見てるかもわからんだろ」とどこかズレた諫め方をしている。
常識に基づき、世間に謝罪するけれど、息子に対して影響力がない「母親」と、屁理屈をこねて絶対に謝らない「父親」、母親を無視して父親に従う「息子」――SNSはこの家族のいびつな一面をさらけだしたようにも思える。
昨年末、大維志くんは足の手術のために入院したものの、なぜか病名を「肝硬変」とSNSで報告。おそらく注目を集めたいがゆえの冗談だったのだろうが、健康体に見えた彼が大病を患っていると信じてしまった人もいて、大炎上した。
例によってジャガーは、SNSで「紛らわしく『肝硬変』だなんて!ジョークにもならない笑えないジョークは止めなさい!と注意しているんですが…本当に失礼いたしました」と謝罪。
一方の木下氏はSNSの生配信で「肝硬変と言っていい気分はしないですよ。だけど、どうしても言いたくない事情があったんですよ。記者の人にお願いしたいんですけど、記事にするときはいろいろ考えて記事にしていただけないでしょうか」と、これまた恒例の「謝らない」かつ、記事化したほうに問題があるような責任転嫁的な言い方をしている。