石田純一&いしだ壱成親子の初共演映画が“匂う”――ビッグマウス&計画性のなさが際立つ怪作の予感
坂上忍とマブダチ枠という「首の皮一枚の業界人脈」で出演していた『バイキングMORE』(フジテレビ系)が今年の4月に放送終了し、東京キー局のレギュラー番組2つのうち1つを失った野々村真(残るはTBS系『日立 世界・ふしぎ発見!』のみ)。
時間に余裕ができたからなのか、昨年3月に開設した公式YouTubeチャンネル「オッサンず苦LOVE」の更新に精力的だ。バナナジュースを作るついでにトイプードルの愛犬・颯太くんにカットバナナのおやつを用意する動画や、ハンバーグを焼いてソースを焦がし、溶岩のような黒い物体を肉塊にトッピングする動画などを元気にアップしている。
所属事務所・スターダストプロ―モーションの政治力もあってか、芸能界の荒波を浮き輪につかまってパシャパシャやりながらお気楽に泳いできた野々村も、デビューして今年で40年だそうだ。それを記念して、YouTubeにて「40にまつわる40の企画」を実行すると発表。第1弾として実現したのが、350種の犬が乗っている『犬種図鑑』(メイツ出版)をマネジャーから与えられ、その中から「たった40種を覚える」という、ぬるすぎるチャレンジだ。
「ポメラニアン。子どもの頃、実家で飼ってましたね。アイちゃんって名前で可愛かった〜」「パピヨンってヨークシャテリアじゃないの? 似てる〜」「ミニチュア・シュナウザー、散歩してるとこの犬種によく会うわ〜」などと、緊張感ゼロの野々村。「風呂上がりに牛乳飲みながらスポーツ新聞読んでるおじいちゃんかよ」スタイルで、図鑑をパラパラめくりながらブツクサ言ってるシーンを延々動画に収めている。こんなコンテンツでも文句を言わずに見にくる野々村のファンは、ずいぶんと寛容なんだなと、そちらに驚く。
なお、今年の4月に「今から1年間」という期限を設けて実行宣言した「40にまつわる40の企画」だが、8月にアップされたこの「40犬種暗記チャレンジ」を最後に、更新されていない(12月30日現在)。
そしていよいよ「記憶テスト」の時間。たった40種を覚えればいいのだから、てっきり覚え始めてから1時間後とかにやるのかと思ったら、なんと、テストパートの撮影は1週間後という激甘ルール。重ねて言う。おじいちゃんかよ。ちなみに野々村いわく、「ノーフォーク・テリアは『野茂のフォーク』と覚える」など、野球関連の語呂合わせを用いると覚えやすいそうだ。興味のある方はぜひ試してみてほし…………誰が試すかーーーッ!!!!