「チャールズ国王が助けるべき」「自分たちで解決すべき」ヘンリー王子夫妻めぐる、米トーク番組出演者たちの見解は?
5人の女性司会者たちが論議することで人気を集めている米ABC局のトーク番組『ザ・ビュー』では、「(この王子の暴露により)家族の亀裂(ばかり)にフォーカスされてしまうのではないか」「王族との関係が悪化するのではないか」という点について意見が交わされた。
コメディエンヌのジョイ・ベハーは、「パパラッチやメディア攻撃の犠牲者である母親の子どもだから、こういうことは敬遠するんじゃないかと思っていたけど」と、ヘンリー王子が「数百万ドルと引き換えに」ドキュメンタリーを制作したこと自体が驚きだとコメント。
一方、ジャーナリストのサラ・ヘインズは、「事実とは異なることばかり報じられてきたため、自分たちの物語を語りたいと思ったのでは」「チャールズ国王が介入して、この子たちを助けるべき。親として。ダイアナなら、彼とは違う手助けをしたと思う」と意見した
また、アフリカ系、ラテン系、ユダヤ系の血を引く弁護士でジャーナリストのサニー・ホスティンは、「お金のためにドキュメンタリーを制作したのではない。ダイアナの遺産だってあるんだし」「メーガンがいじめられたのは事実。(離脱後)『殺す』と脅迫されたのに警備をつけることを拒否したのも事実。家族の話し合いに彼女が参加できないというのもどうかと思う。結婚したら夫婦2人でひとつなのに」と持論を展開。
「彼らには、家族が、(イギリスという)国が、どれほどメーガンに対して人種差別的だったのかということを語る権利がある。チャールズは事態を改善できるはずなのに、何もしないでいる」と王室とイギリス、そしてチャールズ国王を批判した。
トランプ政権時代、ホワイトハウス広報部長だったアリサ・ファラー・グリフィンは、2人に同情しつつも「彼らはプライバシーの保護を求めているように見えるけど、オプラのインタビューを受け、このドキュメンタリーも作って(中略)普通の暮らしができるのに(そうしない)」「メーガン夫人の苦しみはリアルだったけど、たくさんの人が世界中でひどい苦しみを味わっている。もっとグローバルな視点で、苦しみを語ってほしかった」、さらに「私は(反トランプ派だった)家族から絶縁されている。そのことを公表したけど、後悔している。家族間のもめごとを語りすぎた。今後、彼らも後悔すると思うわ」と自身の経験を交えつつ見解を述べた