テレ朝『科捜研の女』、沢口靖子の卒業報道にファン阿鼻叫喚! 一方で“新主人公予想”で名前の挙がる俳優は?
現在放送中の連続ドラマ『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系)で、実に22シーズン目となる『科捜研の女』シリーズ。主人公・榊マリコ役の沢口靖子に関して、「今シーズンでの卒業が既定路線」であることが、12月14日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に報じられ、一部ネット上が阿鼻叫喚の様相となっている。
12月20日放送の第9話で最終回を迎える『科捜研の女 2022』。「週刊女性」によると、現場の制作陣はすでに“沢口卒業”の方向で調整しているとか。ただし、『科捜研の女』シリーズ自体は、今後も続く可能性があるという。
同シリーズは、長年「木曜ミステリー」枠で放送されていたが、同枠の廃止に伴い、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠に移動。それにともない、これまでの人間味あふれるコミカルなテイストが排除され、スタイリッシュでミステリアスな作風にリニューアルされた。
「『週刊女性』も伝えているように、今シーズンのシリアス路線へのリニューアルは、沢口の“後継者”となる俳優への“橋渡し”なのかもしれません。となると、沢口の後釜は、スタイリッシュな雰囲気になじみやすい俳優を予定しているのでは?」(芸能記者)
今回の週刊誌報道を受け、ネット上では「マリコさん以外考えられない」「沢口さんを卒業させるなら、マリコさんが主役のうちにキレイにシリーズを終わらせてほしい」と反発の声が相次いでいる。
なお、主人公の“テコ入れ”に関する報道は、今回が初めてではない。昨年10月21日発売の「女性セブン」(小学館)は、テレビ朝日が沢口と若手出演者を組み合わせた『NEO科捜研の女』の制作を検討していると伝えていた。
「この報道当時、沢口と組む“若手出演者”に関して、『戸田恵梨香か長澤まさみがいい』『永野芽郁あたりか?』などと、予想合戦が巻き起こりました。確かに、戸田や長澤あたりの人気俳優が主演となれば、大きな反響がありそう。しかし、唯一無二のキャラクターといえるマリコには多くのファンがついており、視聴者を納得させるのは至難のわざでしょう」(同)
主人公の変更といえば、2006~17年に放送された同局『警視庁捜査一課9係』が思い出される。主演の渡瀬恒彦さんの病死により、2番手だった井ノ原快彦が「season12」第2話から主演に昇格。翌18年以降は、ほぼ同じ世界観のまま、井ノ原が主演を務める『特捜9』として生まれ変わった。
「渡瀬の他界という致し方ない理由があった同作のリニューアルでさえ、一部ファンは『なぜタイトルを変えるのか』『イノッチ主演では、ただのジャニーズドラマになってしまう』などと難色を示していました。もし、『科捜研の女』シリーズが沢口を卒業させ、別の女優が主演を引き継げば、『特捜9』以上に疑問視されるでしょうね」(同)
最終回目前に不穏な情報が報じられ、ファンをヤキモキさせている『科捜研の女』。1999年から出演している沢口は、次回放送を最後にバトンを渡してしまうのだろうか。