“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第630回】

中居正広、復帰は来年の春ごろ? 病状の深刻さをうかがわせる「女性自身」の根拠のない楽観論

2022/12/13 21:00
神林広恵(ライター)

信憑性が増す「女性セブン」と根拠のない楽観論を唱える「女性自身」

 「病名は絶対に言えない」「箝口令が敷かれている」――いやいや、逆にこんなコメントを記者にするくらいなのだから、この“幹部”は中居の病状をある程度知っていて、記者にも中居の病状をある程度話したのではないか。そう勘ぐられてもおかしくない。そうならば「セブン」による中居の病状記事の信憑性は増すというもので、さらに心配にもなる。

 そして「女性自身」でも、中居の病状に関し「詳しいことは上層部のごくわずかな人しか知りません」との制作関係者のコメントもある。もっとも「自身」のほうは「セブン」ほどのディープスロートはいないのだろう。病状に関する具体的記述はなく、にもかかわらず“復帰不能”と報じた「セブン」を「そんなわけありません」と否定するのだ。しかも否定するだけでなく、中居復帰に関しても「来年の春ごろ」と具体的にぶち上げた。

 しかし不思議なのは、この “復帰コメント”をしているのが「(中居の病状は)上層部のごくわずかな人しか知りません」と証言していた同じ制作関係者だということ。つまり中居の病状など知らないはずの制作関係者が、中居復帰の有無だけでなく時期までも断言(推測?)しているのだ。摩訶不思議なコメントであり、案の定、復帰の根拠も何も示されないのだが、こうした「自身」記事のちぐはぐさ、楽観論は逆に怖くなる。根拠もなく、なぜ無理やりのように楽観論を唱えている? 願望? それほど中居の病状は深刻?

 祈りたい。

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