ヘンリー王子&メーガン夫人、ロバート・F・ケネディ人権賞受賞で掘り起こされた、過去の差別発言
確かに「王室の構造的な人種差別」は問題だが、2人が告発していることには証拠がない。逆に王室のメンバーで人種差別で問題になったのはヘンリー王子しかいないという声も多く、2005年に仮装パーティにナチス・ドイツの制服で出席し、白人至上主義団体KKKの仮装をする友人と盛り上がっている写真が流出したこと、09年には士官学校の士官候補生だった06年当時、パキスタン人への蔑称である「パキ」、アラブ人に対する差別用語である「ラグヘッド」など、人種差別用語を使っていたことをネット上で再び掘り起こされている。
ヘンリー王子は自身の人種差別行為について謝罪しており、王室も謝罪声明を発表しているが、王族がとんでもない人種差別をしていると当時は大問題となった。
プライバシー確保のために王室を離脱したのに、王室批判をし「いかに自分が被害者だったか」ばかりをアピールしていると批判されているヘンリー王子夫妻。今回司会を務めていたアレック・ボールドウィンも、自分は主演映画撮影現場で死傷者が出た銃暴発事故の被害者だとアピールし続けていると指摘し、「被害者ヅラする人たちだけのガラ」だと厳しい意見も上がっている。
また、ガラでは王子夫妻と一緒のテーブルで式典とディナーを楽しめる特典が100万ドル(約1億3,000万円)で販売されていたことから「こんなことを了承するなんて下品」だと叩かれている。11月29日にメーガン夫人がゲストとして出席した「パワー・オブ・ウーマン」のチャリティイベントでも、販売されていた席は5,000ドル(約68万円)だったことから「ロイヤルだから自分たちには価値があるとか思ってそう」と眉をひそめている人も。
自分たちが苦しんだつらいストーリーをシェアすることで、人々を癒やし勇気づけたいと思い活動している2人だが、ネット上では、「クリスマスどころか、日々の食事にも困っている庶民のストーリーも聞いてほしい」「電気代が高くて、それどこじゃない。1465万ドル(約19億9,000万円)の大豪邸に住んでいる上級セレブの悩みなんて、聞いてる余裕はない」といった声が続出していた。
8日に配信された『ハリー&メ―ガン』の前半3話も賛否両論を呼んでいるヘンリー王子夫妻。世間の怒りは増すばかりで、「怒りをエネルギーに変えられたら電気代がタダになりそう」と皮肉る声まで上がっている。15日に配信される残りの3話で、アンチを黙らせることができるだろうか……。